2005 CLASH BOWL

チーム紹介  慶應義塾大学



慶應義塾大学
 1935年(昭和10年)に塾アメリカンフットボール部として結成された。愛称はユニコーンズ。
 1947年に慶應義塾体育会に正式加入した。その年に行われた第1回甲子園ボウル、翌48年大会を制覇し、続く第3回大会では準優勝を成し遂げている。1988年から90年にかけて3年連続でパルサーボウルに出場するが、何れも当時全盛期であった日大の前に敗退している。93年を最後にパルサーボウルには出場していない。その後、1999年には創部史上初となる2部リーグへ降格。しかし部員、コーチ、OBらが一体となって奮起し、翌2000年に1部リーグへ復帰した。
 今年度はチーム初となるプロの外国人コーチを招聘し、クラッシュボウルへの出場を果たした。

國分 正道 監督
 アメリカンフットボールをやりたいが為に慶應義塾高校に入学。はじめはオフェンスガードとして活躍するが2年生よりQBに転向。大学入学後も牛の様なQBとして1年よりレギュラーを務める。卒業後コーチ等を経て1995年に高校の監督に就任した。当時出ると負けチームであった高校チームを神奈川決勝常連校へと導く。1999年に綿引前監督の後を受け大学の監督に就任し、高校との兼任となる。高校は2003年のシーズンをもって退いたがその後も高校副部長、皆吉先生との連携のもと慶應義塾アメリカンフットボール全体の繁栄に務める。
 「2部で1年間過ごした5年前。その時の4年生の悔しさを糧とし、クラッシュボウル出場を目標に掲げチーム作りに専念し悲願を達成した。諸先輩・卒業生の塾魂・ユニコーンズ魂を背負いこの一戦に全てをかける。<先ず獣身を成して而して後に人心を養う>(福沢 諭吉)」

<今季の戦い>
 昨季は勝ち星に恵まれず入替戦出場となった慶大だが、今季は大勝こそなかったものの自慢のランプレーに加え、勝負所でパスを通したことで攻撃に幅が生まれ着実に勝ち星を重ねていった。走ってはRB#2小川が中にも外にも強く、投げればWR#80植松が魅せる。ランプレーを軸にバランス良く攻撃を組み立てシンデレラチームへと生まれ変わった。また、闘将DL#9藤井率いる守備陣も要所で勝負強さを発揮した。スピードスターDB#19山中やハードヒッターLB#45銅冶ら若い力が勢いよくプレーに絡んでいく姿が印象的であった。第6節で法大が日大に勝利したことにより、直接対決で日大を下している慶大は最終節を待たずに初のクラッシュボウル出場が確定した。

<中心選手>
RB#2
小川 太平
小柄だがタックルに強い、頼れるエースランナー。
DE#9
藤井 尊徳
スピード・センスを兼ね備えたDE。今季主将。
QB#13
青木 洋
2年生ながらエースQBに成長。パンター兼任。
CB#19
山中 大介
チームNo.1の快足でマンツーマンに自信を持つ。キッカー兼任。
WR#80
植松 義雄
ビッグプレーを生み出す期待のプレーヤー。
DT#93
栗原 雄介
パワー溢れるプレーでDLを引っ張る。


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