2006 CLASH BOWL

出場チーム紹介  慶應義塾大学



慶應義塾大学
 1935年に塾アメリカンフットボール部として結成された。立教・早稲田・明治・法政・日大と並ぶルーツ校である。愛称はユニコーンズ。
1947年に慶應義塾体育会に正式加入した。その年に行われた第1回甲子園ボウル、翌48年大会を制覇し、続く第3回大会では準優勝を成し遂げている。
1988年から90年にかけて3年連続でパルサーボウルに出場するが、何れも当時全盛期であった日大の前に敗退している。93年を最後にパルサーボウルには出場していない。
その後、1999年には創部史上初となる2部リーグへ降格。しかし部員、コーチ、OBが一体となって奮起し、翌2000年に1部リーグへ復帰した。
今年度、2年連続のクラッシュボウル進出を果たし、昨年味わった雪辱を晴らすべくリベンジに燃える。

沢柳 利也 ヘッドコーチ
 従兄のフットボール姿に憧れ、駒場学園高等学校のフットボール部に入部。一年次に日本一を経験。三年次に関東大会決勝で慶應義塾高等学校を逆転で破る。その後、日本体育大学へ入学し、一年次よりSFとしてスターターとなり、三年次で副将、四年次で主将を務める。卒業後は社会人チーム富士通フロンティアーズでプレーを行い、母校駒場学園高等学校のコーチを経て、1999年に慶應義塾大学のヘッドコーチに就任する。
 「Aブロック代表チームとしてこの一戦に挑む。常にチームを支えて頂いている関係各位の思いも心に刻み、チーム一丸となり、挑戦者として全力で戦い、チーム目標である関東制覇を達成したいと思っております。」

<今季の戦い>
 実力伯仲のAブロックを制した慶大。今季1120ヤードを走ったRB#25岩田のランを中心に第3節までは順調な勝ち上がりを見せたが、第4節の一橋戦で苦戦を強いられ不穏な空気が漂う。これを断ち切ったのが司令塔QB#13青木。多彩な攻撃で一橋守備陣を翻弄し、自らTDを決めた。さらにK#19山中のFGで追加点を挙げ2点差で勝利。続く日体戦も苦しい戦いとなった。ここでも山中のキックが冴え、僅差で勝ち星を手にした。そして迎えた最終節。クラッシュボウルをかけた明大との直接対決は、岩田のランで同点に追いつき、山中へのスペシャルプレーで逆転。慶大はリーグ戦全勝優勝の称号を手に、クラッシュボウルへの切符を掴んだ。

<中心選手>
RB#34
小澤 潤一
チームの精神的支柱である闘将。パワー溢れるプレーが身上
WR#80
植松 義雄
スピードを生かし、ここ一番でのビッグプレーに期待
RB#25
岩田 信二
1000ヤードラッシャーとなった頼れるエースランナー
TE#89
多田 修司
ブロック・キャッチ力共に優れる
LB#48
鎌迫 俊大
今季一番安定感が出たプレーヤー。ディフェンスキャプテンを務める
DL#94
冨岡 健治
アグレッシブなプレーでDLを引っ張る。インターセプトも記録
FS#4
神山 俊介
未経験ながらスターターを務め、最後尾を守るDB中心選手


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