2010 CLASH BOWL

出場チーム紹介  法政大学



法政大学 トマホークス

 1934年同好会として発足。翌35年連盟加盟。立教・明治・早稲田・慶應・日大とともに戦前に創部した関東古参6校のうちの1校。
 72年には甲子園ボウル初出場、初優勝を果たすが、80年代は低迷。91年QB今手を擁しフリーズオプションを導入、春季ながら当時日本選手権3連覇中の日大を破り話題を呼んだ。92年20年ぶりの関東制覇、以降90年代の「法政時代」は周知のところ。94〜01年の関東リーグ8連覇は日大(77〜84年)と並んでタイ記録。
 甲子園ボウルでは、97年関学と引き分け同点優勝。2000年はその関学を破り90年の日大以来となる関東の単独優勝。2006年度には甲子園初連覇を成し遂げ、計5度の学生日本一に。
 出場回数は16回。


青木 均 監督
 大学時代は2年生からオールジャパンのLB。甲子園初優勝はコーチとして手腕を振るいエネルギッシュな活動と高度な分析力で難関を乗り越えてきた。母校再建に乗り出した昭和61年度からは、企業人としての経験からチームのシステム造りに取り組み、効率の良さのみならず選手の心理把握まで奥の深い運営を実現、全英知を注いでいる。
【監督から一言】
「クラッシュボウルでは、常に挑戦者としての気持ちを持ち、チーム一丸となって、最後の最後まで全力で悔いの無いゲームにしたいと思っております」


<今季の戦い>
 今シーズンの最終節は会場を横浜スタジアムに移し、リーグ戦最終試合の緊張感と多くの観衆の見守る中で行われた。
 開幕から圧倒的な強さで全勝を守った法大と日大の試合は前半息詰まるディフェンス戦が展開され、第2Qに均衡を破って先制点を挙げたのは法大エースのRB#29堀であった。さらに堀は第3QにもTDを決め、今季9本のFG成功で歴代リーグタイ記録になったK#97丸田も2本のFGを成功させて勝利に大きく貢献。
 名将青木監督率いる法大のバランスのとれたゲームマネージメントは大一番にも揺るぐ事は無く、全勝で7年連続のブロック優勝を決めた。
 法大は、昨年から大きく成長したQB#18島が的確なパスとランを巧みに操り#29堀を中心としたRB陣とWR#7宮本等が圧倒的なオフェンス力で得点を重ねた。
 ディフェンス陣はキャプテンDT#13澤を中心に1ゲーム平均喪失ヤードを207.1yに抑え鉄壁の守備で全勝の要になった。


<中心選手>
DL#13 澤 幸平 キャプテン。熱い心でチームを勝利へ導く
RB#29 堀 大介 ついに姿を現した次世代エース。伝統#29を引き継ぎ走りきる
WR#7  宮本 康弘 チームが全幅の信頼を寄せるエースWR。Up to usの信念で勝利を呼び込む
LB#54 佐藤 裕亮 今期のDFリーダー。プレイヤーとしても更なる成長を見せ、活躍必至
DB#2  野島 大幹 冷静な判断力を持ちながらチームを盛り上げるムードメーカー
OL#71 海津 裕太 温厚な性格からは想像のつかない激しいプレーに注目
QB#18 島 岳彦 アメフトにかける情熱と確かな思考力で今期大活躍
QB#4  山口 圭司 上級生となり更なる成長を遂げた天才司令塔。多彩な攻撃に期待大



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