チーム一丸(2005.9.25)

 今日のアミノバイタルフィールドでは、台風17号の影響による強風の中でV部の試合が3試合行われました。
 選手数が少ないチームには攻守兼任で出場する選手も多くいましたが、チームの総力を結集して戦う姿が印象的でした。

第1試合 3部B 宇都宮大学34−7電気通信大学
 第2Qに宇都宮が立て続けに3TDを奪いリードする。後半に入り宇都宮は大型RB#36浅野を随所で走らせ、ダウン更新を繰り返す。電通大はギャンブルで状況を打破しようとするも失敗に終わる。宇都宮が終始ペースを握ったまま試合終了となった。

第2試合 3部B 首都大学東京53−0東京国際大学
 主将#34外崎のTDランで先制した首都大。RB#19小澤との活躍で危なげなく試合を運び、前半だけで25点を奪った。その後も順調に追加点を挙げたが、後半両チーム合わせて6回のターンオーバーという課題の残る展開に。東国大も#22清野・#45大村のRBコンビが奮闘するも、一矢報いることは出来なかった。

第3試合 3部B 山梨学院大学0−20獨協大学
 前半は一進一退の攻防が続く。しかし前半残り4分の場面で山学大がパントスナップをオーバーさせてしまう。このチャンスに獨協大がTB#14田中からWR#20勝本へのフリーフリッカーで先制。第3Qにはまたも#14田中がファンブルリカバリーからTDにつなげリードを広げる。山学大もQB#11佐野のキープなどで反撃するもドライブが続かない。結局終盤にFGを決めた獨協大が勝利を収めた。



今日も雨です(2005.9.24)

 今日は雨が降りしきる中の試合となりました。第1節に続く悪コンディションでしたが、その不利をものともしない好プレーが随所に見られました。この序盤戦をどう切り抜けていくかが、これからの戦いに大きく影響しそうです。

第1試合 1部B 東海大学21−21横浜国立大学
 東海大の攻撃第1シリーズで、横国大DL#50山下がQBサック。パントに追い込み、横国大が敵陣46ヤードから攻撃のチャンスを得た後、ランによるゲインを重ねTDを決める。しかしすぐに東海大QB#5尾形が36ヤードのパスを成功させTDを奪い同点に。その後両チーム1TDずつを追加し前半終了。第3Q、東海大は最初の攻撃でTDを返し逆転後に膠着状態が続いたが、第4Q残り約3分で横国大が執念で同点に追いついた。

第2試合 1部B 専修大学14−3筑波大学
 第1Q、専修大#27三上が66ヤードを走り切り先制TDにつなげる。対する筑波大は#9中野へのロングパスがヒットし、30ヤードFGを成功させ勢いに乗ろうとするが、第1Q終了直前にインターセプトを喫してしまう。専修大はこのチャンスを逃さず、追加点をあげた。その後はお互い攻めきれないまま前半を終える。後半、筑波大は度々敵陣深くまで攻め込むも押し切ることができず。両校共に追加点をあげることなく試合が終了した。

第3試合 1部B 法政大学34−0慶應義塾大学
 第1Q終盤に41ヤードのFGが決まり法政大が先手を取り、続くシリーズでRB#29丸田のTDランで法政大がリードして前半を終える。第3Q最初のシリーズで法政大がTDをあげると、以降は危なげない展開に。慶応大は3度にわたるインターセプトで攻撃の目を摘み取られ、法政大が反則ゼロで快勝した。



土壇場の集中力(2005.9.23)

 本日は1部リーグ3試合が行われるとともに、小・中学生向けのキッズスタジアムというイベントが開催されました。これは一人でも多くの子供たちにもっとアメフトというスポーツを知ってもらうための企画です。
 また、コイントス(山ア蕗ちゃん、山本貴裕くん)や給水係(吉田元気くん)のお手伝い、そして第3試合のハーフタイムには立教オールラッシャーズの皆さんが会場を盛り上げてくれ、子供達が大活躍の一日でした。
 未来のアメフト界を担うであろう子供たちに期待したいと思います。


第1試合 1部A 明治大学33−10関東学院大学
 明治大の第1プレー、RB#29米山がフィールドを縦に切り裂き50ヤードのTD。関院大も自陣40ヤードから4回ダウンを更新し、迎えた第4ダウンゴール前2ヤード。RB#10柴原が押し込み逆転。第2Qに入り、明治大がロングパスを足がかりに追加点を挙げると、すかさず関院大もFGで食らいつく。後半に入り勝負の第4Q、明治大が2度のギャンブルを成功させゴール前に迫る。ここで米山がまたもTDをあげ突き放す。関院大も追いすがるが、2度のインターセプトで断ち切られ万事休す。明治大が今季初勝利を挙げた。

第2試合 1部A 早稲田大学21−7一橋大学
 序盤は早大の立ち上がりの良さで前半2TD。一橋大は強力なOL陣に任せてじわじわと攻め込んでいった。後半に入り、一橋大が79ヤードに7分25秒をかけ第4ダウンギャンブルを成功させ、QB#16西村が持ち込んでTD。続いてオンサイドキックで攻撃権を獲得したが、集中力に勝る早大が得点を許さず。早大が第4Qにも1TDを加え地力の差を見せつけた。

第3試合 1部A 中央大学24−25立教大学
 第1Qに立大がQB#13馬道からWR#7上野へのホットラインで2TDを奪う。しかし中大も負けじとRB#3宮幸を走らせ2TDを返し、14−13で前半を折り返す。後半は1TDずづ奪い一進一退となる。中大リードで迎えた残り4分6秒から立大が怒涛の攻撃を展開し、再々逆転に成功。最後まで手に汗握るゲームとなった。



長き戦い(2005.9.19)

 昨日に引き続きU部リーグの試合が行われました。今年はリーグ再編移行年でU部ブロック優勝校はT部に自動昇格になるため、一戦一戦強い意気込みが感じられます。
 また、試合前にはフラッグフットボールの練習で地元の小学生チームが練習していました。今後の成長が楽しみであります。


第1試合 2部B 上智大学3−40青山学院大学
 前半、最初に均衡を崩したのは上智大。第2Q開始直後に先制のFGを成功させる。しかし直後のシリーズ、青学大がスピードあるプレーを見せTD。同Q終盤にも青学大RB#1伊東・#2荒木のランで次々とゲインを重ね、TDを決める。上智大は第3Q、RB#44吉岡の20ヤードランでエンドゾーン前まで進むが、手痛いインターセプトを喫する。その後も上智大は青学大の勢いを止めることができず、4TDを奪われ試合終了となった。

第2試合 2部B 帝京大学34−18東京工業大学
前半、帝京大はシリーズ全てがTDにつながる攻撃を見せた。QB#10大津のラン・パス、RB#44佐藤のランが冴え渡る。東工大も意地を見せ、RB#7前田を中央に走らせじわじわと2TD1FGを返す。しかし2度のインターセプトでチャンスを逃し帝京大に軍配。
 

第3試合 2部B 神奈川大学93−6千葉商科大学
 ゲームは終始神大ペース。RB#1市村の80ヤードTDランを皮切りに、DB#24宮根のファンブルリカバーTDなど、合計49点を獲得。後半に入り、最初のシリーズで千葉商TB#8鈴木がキックオフリターンTDで6点を返す。しかし神大はペースを崩すことなく、その後も6TD・1FG・2インターセプトを奪い快勝した。



足元を掬え!(2005.9.18)

 今日もアップセットがありました。今年のU部リーグは混戦が予想されそうです。上位校だからといって、全く気の抜けない試合が展開されていました。最終スコアだけでは語れない試合が今日も会場を沸かせていました。

第1試合 2部A 桜美林大学24−3防衛大学校
 序盤から桜美林攻撃が好調。ランでロングゲインを連発し、最後は1ヤードを押し込みTD。防衛大も反則に乗じ、終了間際に36ヤードFGを成功させる。後半、桜美林は次々に得点を重ねた。4Q終盤に防衛大RB#35谷川がドローから一気に敵陣深くまで前進するも、痛恨のインターセプトを浴び、そのまま桜美林が逃げ切った。

第2試合 2部A 新潟大学0−31武蔵大学
 第1Q、武蔵大SS#45清水のインターセプトから始まったシリーズ。フルハウス隊型からQB#5野崎がハンドオフフェイクし、自らの脚でTD。武蔵大が先制した。後半に入り、新潟大もゴール前まで攻め込むも、敵陣ゴール前でインターセプトを喫し攻守交替。自陣13ヤードから始まった武蔵大の攻撃は、87ヤードに7分4秒を使うロングドライブ。最後はRB#2山田がTD。その後も追加点を重ね、完封勝ちで武蔵大がアップセットを演じた。

第3試合 2部A 東京大学19−0東京農業大学
 まず#34江川へのパスがヒットし東大が先制し、次のドライブもTDにつなげた。しかし東大にミスが出て、東農がゴール前まで迫る。ここはギャンブル失敗で得点ならず。するとわずか20秒たらずで東大がTDを奪った。後半は一進一退でお互い無得点。東農はブロッカーを極端に増やしたタイトな体型からQB#19渡来のキープなどトリッキーなプレーを見せるも得点に結びつけることはできなかった。




勝負は最後までわからない(2005.9.17)

 今日はU部AB1試合ずつが行われました。最後まで気の抜けない試合展開に会場全体が盛り上がりました。開幕から続く暑さに負けないくらいの気迫がプレーにこもっていました。

第1試合 2部A 東京学芸大学7−13武蔵工業大学
 第1Q、武工RB#1光武がオープンを突き先制のTD。第2Q終盤に学芸のファンブルロストをFGにつなげ追加点を挙げる。後半、学芸がインターセプトからTE#89諸星へのパスをヒットさせた。しかし直後にFGを返され、そのまま試合終了となった。

第2試合 2部B 学習院大学28−28国士舘大学
 学習院がパントブロックからTDにつなげ先制。しかし国士舘もOL#58熊谷を中心としたランプレーが好ゲインを生み3TDを奪う。ここから学習院が粘りを見せる。QB#20堤が2TDを返し、終了15秒前にはついに同点に追いつき、引き分けとなった。




今日もアップセット(2005.9.11)

 午前中から真夏と間違えてしまいそうな気温でしたが、午後から雨が降り始め、第3試合では豪雨と言って良いくらいの天候になってしまいました。
 そんな中、各大学の選手達は第1戦からクラッシュボウルを目指し白熱した試合を見せてくれました。昨季の実績も今季では参考にしかなりそうにありません。第2節もドキドキな試合を見せくれることは間違いなさそうです。

第1試合 1部B 日本大学67−6横浜国立大学
 第1Qより、終始日大がペースを握る。まずはRB#31金が先制のTD。その後もQB#11木村が次々とパスをヒットさせ前半を27−0で終える。横国大もRB#16西野がTDを決めるも、日大は3人のQBを登場させ快勝。

第2試合 1部B 専修大学3−12慶應義塾大学
 序盤から拮抗したゲーム展開となった。強風でパス、パントが伸びずにランゲームとなった。先制は慶大#19山中のFG。後半より慶大はQB#7遠藤を投入し、得意のQBランでペースを掴みTDを奪う。専大も50ヤードのFGを決め、追いすがるも更に、2度のインターセプトと1FGを奪われ時間切れに。慶應大はリーグ戦での対専修では94年以来11年ぶりの勝利。

第3試合 1部B 法政大学49−8筑波大学
 筑波大は中央のランプレー・ロングパスに光るものが見られた。しかし試合は法政大が主導権を握る。法政RB#29丸田が4TDを奪い、法政大が勝利を納めた。下剋上を狙う筑波大、次節の専修大戦はどのようなプレーを見せてくれるか楽しみだ。




◎T
部リーグ開幕(2005.9.10)

 2005年度リーグ戦のT部リーグが開幕しました。大勢のお客様にお越しいただき、会場も賑やかでした。
 第1試合の前にキックオフセレモニーが行われ、鞄結档Xタジアムの戸井社長にもご参加いただきました。また、調布市在住のお子さんにコイントスをしていただきました。

第1試合 1部A 日本体育大学9−14関東学院大学
 試合が動いたのは第2Q。QB#4道田のキープで押し込んで関院大が先制。日体大も関院大のミスからK#11西村が3本のFGを成功させ逆転するが、試合残り3分でTDを奪われ、関院大の逆転。関院大はリーグ戦での対日体大初勝利をものにした。

第2試合 1部A 早稲田大学35−28立教大学
 第1QよりTDの応酬。早大はQB#5新田、立大はRB#22松下が走り、前半を21−21で折り返す。後半に入り、早大WR#20斉藤、RB#28古川の2TDで突き放した。立大も#2鈴木のランで1本返すが、痛恨のファンブルロストで時間切れ。

第3試合 1部A 中央大学14−10一橋大学
 前半終了間際にFGが決まり、一橋大が一歩リード。後半に入り中大が1TDを返すが、4Qにファンブルをリカバーした一橋大がRB#2井口へのTDパスで逆転する。その後6分59秒を使ってじわじわと中大が攻め込み、4th Down ギャンブルで再逆転のTDパスをRB#21西山にヒットさせ、そのまま逃げ切った。




◎U
部リーグ嵐の予感(2005.9.4)

 2部Bブロックが開幕しました。昨日同様酷暑といってもいいくらいの暑さで始まりましたが、第2試合から降り始めた激しい雨とともに一筋縄ではいかないゲームが展開されました。選手にとっては調整のしにくい天候となってしまいましたが、そんな不安を吹き飛ばすようなプレーが随所に見られました。

第1試合 2部B 上智大学 6−10 国士舘大学
 試合が動いたのは第2Q。上智がじりじりと国士陣内に攻め入り、RB#44吉岡が押し込みタッチダウン(PAT失敗)。国士の反撃は第3Q。WR#81山田へのロングパスが決まり逆転に成功。第4Q終盤には上智が2度ゴール前まで攻め込むも無得点。逆に国士がFGを決め逃げきった。

第2試合 2部B 帝京大学 83−0 千葉商科大学
 序盤から帝京オフェンスが爆発。QB#10大津はラン・パスともに好調で、千商ディフェンスを圧倒。千商も#4岩上・#8鈴木が好ゲインを生むも、チャンスをなかなか作らせてもらえない。後半も勢いの衰えない帝京が12TDを奪い大勝した。

第3試合 2部B 神奈川大学 3−0 東京工業大学
 互いに守備を攻略できず、掴んだチャンスを攻撃が活かしきれない。我慢の展開で迎えた第4Q、東工のファンブルで得た敵陣からの攻撃、残り時間は1分30秒あまり。このドライブは残り5秒、神大K#81笠原のFGで結実。豪雨の中、神大が接戦をものにした。





2005年度リーグ戦開幕(2005.9.3)

 本日、アミノバイタルフィールドで2005年度リーグ戦が開幕しました!
 日差しも気温も厳しく、選手だけでなく運営スタッフも熱中症になりそうなくらいの暑さでしたが、フィールドでプレーする選手達の気迫と日々の練習や合宿の成果が伝わってきた一日でした。

 今年こそはT部に昇格しようと意気込むチーム、今年度からU部に上がったチーム、因縁(?)の相手には負けたくない!と活気溢れるチーム等様々でしたが、一様に活き活きとした表情で一つ一つのプレーに取り組んでいました。
 真夏に鍛えた強い心身と、厳しい残暑に負けないくらいの熱い想いと気合が垣間見えた一日でした。

第1試合 2部A 桜美林大学 16−7 武蔵工業大学
 両チームともに決め手を欠き、無得点のまま前半を終えた。第3Qに武工が均衡を崩し、RB#39河野へのパスでタッチダウン。しかしその直後、桜美のDB#8楢島がインターセプトリターンタッチダウンを決め同点に。その後、桜美が1FG・1TDを決め、武工を突き放した。

第2試合 2部A 新潟大学 7−17 東京農業大学
 東農最初の攻撃でRB#29松尾が先制のタッチダウン。直後のキックで新潟のファンブルをリカバーした。そのままFGを成功させ、前半を10−0で折り返した。後半新潟がRB#40延本のランでタッチダウンし追いすがるも、東農が第4Qにダメ押しのタッチダウンでアップセットを決めた。
アップセット下位校が上位校を倒すこと

第3試合 2部A 東京大学 42−7 武蔵大学
 東大が第1Qでパスとランを織り交ぜ、21点を奪う猛攻をみせる。武蔵も前半終了間際にチャンスを掴むが、FG失敗で得点できず。第4Qまで動きは無かったが、武蔵WR#80桑原へのパスで一矢報いるもののそのまま時間切れ。東大が幸先のよいスタートを切った。




2006年秋季リーグ戦


2006年度春季オープン戦


2005年11月・12月


2005年10月