◎息詰まる熱戦(2006.10.29)


 朝までの雨が嘘のように良いお天気になった本日のアミノバイタルフィールドでは、今シーズン最後のキッズスタジアムやFM放送のプレゼントなどのイベントが行われました。
 試合は昨日と同様の2部Bブロックの1試合と1部Bブロック2試合が行われましたが、特に第3試合は全勝対決の注目カードということもあり本当に大勢のお客様にご来場いただきました。
 3試合いずれも手に汗握る展開で、観客席からは1プレーごとに大歓声が沸き起こっていました。今日はフットボールの面白さが凝縮されたような一日でした。



★第1試合 2部Bブロック △武蔵工業大学13−13青山学院大学△
 武蔵工は第1Q、29ヤードのFGを決め先制。直後のシリーズで青学大はRB#2荒木が1ヤードを押し込んでTD。第2Qにも#2荒木がTD(TFP失敗)し追加点を奪った青学大だが、武蔵工も前半終了間際にFGを決め、前半を折り返す。後半はターンオーバーやFG失敗で得点できない両チーム。迎えた第4Q、残り3分を切ったところで武蔵工がギャンブルを失敗し、チャンスが費えたかに見えた。しかし次の攻撃で青学大がファンブル、敵陣30ヤードからの攻撃権を得た武蔵工はこのチャンスでRB#29伊藤へのパスが成功、キックも成功し同点に追いつく。試合はこのまま終了し、無敗同士の対決は決着を見ないままとなった。

★第2試合 1部Bブロック ○法政大学34−11専修大学●
 専修大は試合開始のキックオフでオンサイドキック、DB#27戸川がキャッチして攻撃を開始するがパントに追い込まれる。対する法政大はRB#29丸田が先制のTDラン(TFP失敗)。前半終了11秒前、第4ダウンギャンブルのパスがTE#89東へヒット、13−0で後半へ。後半最初のシリーズで専修大はLB#7青木の18ヤードFGで3点を返すも、直後の攻撃で法政大が得点し、じりじりと点差が開いていく。第4Q、専修大RB#4磯邉が44ヤードを走り、法政大から今季初のTDを奪うが追撃及ばず。法政大が無敗を守った。

★第3試合 1部Bブロック ○早稲田大学28−20日本大学●
 日本大は最初の攻撃で、WR#25小嶋へのパス等で敵陣まで攻め込むもパント。しかし、早稲田のパントミスから掴んだチャンスをFGに繋げて日本大が先取点を挙げる。早稲田も次の攻撃ですぐさま反撃、TDを決める。その後RB#21前橋が2つのTDを挙げ、21−3と早稲田がリードするが、日本大がここから反撃。RB#21金がランで2TD、2ポイントコンバージョンも成功させて3点差に迫る。しかし同点を狙ったFGは左にそれ失敗。ピンチを脱した早稲田は逆にTDを奪ったが、粘る日本大もパスを繋いで敵陣5ヤードまで攻め込むが得点を奪えず。しかし早稲田のミスでセーフティ、8点差に追い上げ、再び敵陣まで攻め込むが第4ダウンでDL#3稲葉がQBサック。残り8秒で得た最後の攻撃もエンドゾーンでパスが弾かれ、試合終了。早稲田が全勝をキープした。




◎差し上げます(2006.10.28)

 今日のアミノバイタルフィールドはこの時季にしては暖かく、風もほとんどなく、さらに夜の冷え込みが少ない、まさにフットボール日和。お天気に恵まれている今シーズンを象徴するかのような一日でした。
 今シーズンはアミノバイタルフィールドでの1部リーグの全試合でFM放送を行っていますが、今週末に限り、FM放送受付ブースにてFMラジオをご呈示くださったお客様に、通常のお土産に加え大好評の『特製フットボールまんじゅう』を2個ずつ差し上げています(プレゼント分がなくなり次第終了とさせていただきます)。
 明日ご来場予定のお客様は、是非FMラジオ(FM受信機能つき携帯電話でも可。イヤホンをお忘れなく)をご持参ください。


★第1試合 2部Bブロック ●学習院大学31−35国士舘大学○
 試合開始直後、国士舘は学習院のファンブルで得たチャンスをものにして、先制点を挙げる。学習院も第1Qの終わりにRB#44川嵜のTDで同点に追いつくが、続くキックオフで国士舘がファンブルし、再び攻撃権が回ってきた学習院が逆転のTD。しかし、直後のシリーズで国士舘に追加点を許し同点となる。両者一歩も引かないまま後半に入ると、RB#3前川の46ヤードTDランで国士舘がリード。学習院のパントをブロックし勢いをつけた国士舘は、さらなる追加点で突き放す。学習院も1TD1FGを返して必死に喰らいつくが逆転ならず、2敗目を喫した。

★第2試合 1部Bブロック ○中央大学27−8神奈川大学●
 第1Q中央大のギャンブルを失敗に追い込んだ神奈川は、続くシリーズでパント隊形からDB#31小林へのパスを成功させダウンを更新。しかしFGは失敗に終わり、得点ならず。第2Qに入り神奈川のパントミスで敵陣20ヤードからの攻撃を得た中大は、RB#3宮幸のランで先制点を挙げる。後半、WR#7池上へのパスなどでリードを広げた中央大。試合時間が残り4分を切ったところで、神奈川がWR#13小堀川へのTDパスを決め追い上げを見せるが、反撃もここまでで試合終了となった。

★第3試合 1部Bブロック ○横浜国立大学9−7帝京大学●
 前半2回目の攻撃で、横国大はRB#29横川がエンドゾーンに飛び込み先取点を取る(TFP失敗)。第2Q、帝京大はQB#7大津のパスでダウン更新を重ねてゴール前に迫り、RB#31伊藤が2ヤードを押し込んで逆転。直後の攻撃で横国大はWR#8松本がパントフェイクのランでファーストダウン獲得。DB#19千島のFGに繋げて再逆転に成功する。後半は一進一退の攻防が続くが、両チーム得点のチャンスを作れず。そのまま逃げ切った横国大が、今季初勝利を挙げた。




◎冷たい雨(2006.10.22)

 ここのところずっとお天気に恵まれていましたが、今日の第3試合途中で冷たい霧雨が降り始め、日中の暖かさから一気に晩秋を感じさせるお天気となりました。
 急な雨でしたので雨具もなく観戦されていたお客様も随分いらっしゃいました。このあと体調を崩されませんよう、くれぐれもご注意ください。



★第1試合 医科歯科1部リーグBブロック △松本歯科大学14−14鶴見大学歯学部△
 松本歯は2回目のシリーズでRB/DB#25渡辺が次々とダウンを更新し、最後はRB/DB#11星野が1ヤードを押し込んでTD。鶴見歯も第2QにQB/DB#12黒川がオプションキープで一度左へ行った後右へ方向転換、ディフェンスを振り切りTDを奪い返す。試合はこのまま第4Qへ突入。鶴見歯がFGをフェイクしたWR/DB#22石川へのTDパスをヒットさせ、勝ち越しに成功。しかし松本歯がゴール前でファンブルを押さえて攻撃権を得ると、#18末石が同点のTD。その後は両チームとも得点ならず、引き分けで試合終了となった。

★第2試合 3部リーグCブロック ○埼玉大学21−6成城大学●
 成城大の最初の攻撃をパントに抑えた埼玉大は、WR/LB#15高橋のパントリターンTDで先制する。続く攻撃でRB/CB#80小松がピッチを受けると右サイドラインを駆け上がり追加点を挙げる。成城大は前半終了間際、QB/DB#18西川がエンドゾーンに投げ込んだパスを、WR/DB#8関根が競り合いながらキャッチしてTDを返す。しかし後半、成城大はFGの失敗やインターセプトで得点を奪えず。埼玉大が堅守で2勝目を挙げた。

★第3試合 3部リーグCブロック ○明治学院大学30−16杏林大学●
 開始直後のキックリターンで敵陣からの攻撃を開始した杏林大はFGを決め先取点。明学大もFGで追いつくと、直後のキックで攻撃権を確保。WR#8小澤へのパスで一気に逆転するが、TFP失敗。杏林大もすぐさま攻守兼任したLB#10猪山へのパスで得点し、1点のリードを保って後半へ突入する。再び試合が動いたのは第4Q。QB#18黒崎から小澤へ2度のTDパスがヒット、明学大が突き放す。杏林大もRB/K#34川久保がドローでTDを奪うも反撃及ばず。終盤にも得点を加えた明学大が、今季初勝利を決めた。




◎新ヒット商品(2006.10.21)

 秋らしく過ごしやすい気候の本日のアミノバイタルフィールドでは、3部リーグの1試合と1部リーグの2試合が行われました。
 実は、今年のリーグ戦会場には新しいヒット商品があります。関東学生連盟オリジナルの「フットボールまんじゅう」(製造元:石川県山中温泉の山海堂)で、ヘルメットの焼印が押されている酒蒸饅頭です。添加物や保存料を一切使用していないため週末ごとの売り切りで販売していますが、大変ご好評いただき毎日完売しています。
 6個入り850円で、1部リーグの試合が行われている会場でのみ販売しております。お早めにお買い求めいただくことをお勧めします。



★第1試合 3部リーグBブロック ○産業能率大学14−0電気通信大学●
 前半第2シリーズ、電通大は産能大のギャンブルをWR#7野口のファンブルリカバーで阻止し先制を食い止める。その後しばらく膠着状態が続くが、第2Q終盤、産能大はRB#5田中の43ヤードパスキャッチで一気にゴール前まで進み、RB#22杉村が押し込んでTDを奪う。第3Qに入り、産能大は再び得点を追加。電通大は第4Q、WR/DB#20竹内のインターセプトにより得点のチャンスを得るものの、逆に産能大DB#4伊関にインターセプトを奪われ万事休す。産能大が勝利を収めた。

★第2試合 1部リーグAブロック ○明治大学42−14立教大学●
 第1シリーズ、明治大はランプレーのみで攻撃を組み立て、#33喜代吉がTDを決める。一方、立教大も次のシリーズでRB#20後藤がタックラーに捕まりかけながらもそれを振りほどき、66ヤードを走り抜いてTDを返す。立教大は前半終了間際にWR#81石井のパスキャッチなどでゴール前まで近づくが、明治大DL#98野田のロスタックルに阻まれTDまで1ヤード届かずに攻撃を終える。後半も立教大はターンオーバーで攻撃のリズムが作れず。逆に明治大は終始ペースを崩さず、ラン・パスを合わせて526ヤードを獲得し勝ち星を挙げた。

★第3試合 1部リーグAブロック ●筑波大学10−23東京大学○
 第1Qは両校ともに得点できず。第2Q、東京大はTE#80三品が敵陣までボールを運び、最後はQB#8長尾がTD。筑波大もDB#18山本のFGトライで、蹴ったボールがゴールポストに当たりながらもなんとか成功させる。後半第3Q、筑波大はじっくりと攻め続け、16プレイ目にQB#8佐々木のキープでTDを決める。しかし東京大は後半勢いを増し、攻撃では2TD・1FG、守備では2インターセプトを奪う。そのまま東京大が勝利、前節に引き続きアップセットを演じ2勝目を飾った。




◎今シーズンの行方(2006.10.15)

 本日は有料試合が3会場で行われためにスタッフが各会場に分散しましたが、先週に引き続き好天に恵まれ、週末を無事に終えることができました。
 この週末で今シーズンのリーグ戦はほぼ半分を消化し、折り返しとなります。アミノバイタルフィールドでのゲームはもちろん、どのチームもプレーオフ出場を賭けてしのぎを削っているのが各会場からの連絡で手に取るようにわかります。
 2006シーズン後半、ますます目が離せなくなりそうです。今後の展開にご注目ください。



★第1試合 エリアAブロック ○白鴎大学14−13高崎経済大学●
 第1Q、RB/DB#1伊藤のランで先制した白鴎大。これで勢いに乗り、第2Qにも追加点を挙げる。一方の高経大はロングパスを狙うが安定せず、流れを作り出すことができない。そんな高経大は後半、白鴎大のファンブルをOL/DL#79安田がリカバーし、そのままTD。そして白鴎大の罰退で得た同点のチャンスで、TE/DL#86荒瀬が得点を決めた。しかし逆転をかけた2ポイントのプレイは成功せず。最後までねばり強く、自陣深くまで攻め込むが得点につながらないまま、高経大は黒星を喫した。

★第2試合 2部Bブロック ○青山学院大学16−6宇都宮大学●
 前半は両者とも膠着状態であった。青学大はパスもランも手詰まりで、宇都宮の守備を抜けられない。宇都宮はFGを2回もはずすなど、先制点を挙げることができなかった。後半、宇都宮RB/LB#33吉永がエンドゾーンに飛び込み、均衡を破る。しかしその後のFGでまたしても得点を決めることができない宇都宮は、逆に青学大QB#12蜂谷に60ヤードの独走TDを許してしまう。更に青学大RB#28武居に逆転され、試合終了。宇都宮は初白星を逃した。

★第3試合 2部Bブロック ○国士舘大学52−7拓殖大学●
 得点は序盤から動いた。まず国士舘RB#39志知がランで難なくTDを決める。対する拓殖大もSB(登録はWR)#8寺岡が70ヤードを走りきって得点を奪う。中盤でも、国士舘は勢い衰えることなく、RB#3前川を中心にロングゲインを繰り返し、順調に追加点を加える。拓殖大もランとパスのバランスアタック、パスのテンポを変えるなど多様な攻撃を見せるが、国士舘守備を攻略することができない。国士舘のペースのなか、終盤の国士舘のギャンブルを拓殖大RB/LB#36久保が止めて最後に一矢を報いた。拓殖大はこれで4連敗となり、後がなくなった。




◎いつでも熱戦(2006.10.14)

 爽やかな晴天で始まった今週のリーグ戦ですが、第3試合になると「先週よりも随分と冷えるなぁ」と週を追うごとに感じるようになりました。
 今日のアミノバイタルフィールドでは2部Bブロックの2試合と1部Bブロックの1試合が行われました。今後の対戦やプレーオフを見据えてか、一般のお客様だけでなく加盟校関係者の観戦が目立つようになってきました。
 ひんやりとした秋の空気の中、今日もスタンドのお客様の熱気に満ち溢れた応援が会場に響いていました。



★第1試合 2部Bブロック ●学習院大学7−33武蔵大学○
 先制点を挙げた武蔵大は第2Qでもゴール前まで攻め込むが、学習院LB#41小又に2回のロスタックルを浴びせられ、FGに抑えられる。前半終了間際に今度は学習院がゴール前に攻め込むが、WR#80桑原のインターセプトで得点ならず。後半も武蔵大は次々と得点を重ねリードを広げていく。学習院は試合終了間際に1TDを返すに留まった。

★第2試合 2部Bブロック ○武蔵工業大学17−9上智大学●
 武蔵工はRB#29伊藤のTDで波に乗ると思われたが、第2Qでパントのスナップミスからゴール前の攻撃を強いられ、上智大QB#5服部に同点とされる。続く武蔵工の攻撃ではエンドゾーン深くまで攻め入るも、TDまでの残り3ヤードを上智大守備陣に守りきられ攻守交替となり前半を折り返す。後半は武蔵工DB#25岡野のインターセプトで得た攻撃チャンスを追加点へと結び付けるが、再びスナップミスでセーフティーとなり得点を与えてしまう。武蔵工が試合終了間際にFGを成功させ、逃げ切った。

★第3試合 1部Bブロック ○早稲田大学28−10横浜国立大学●
 早稲田は最初の攻撃でRB#21前橋がハンドオフを受けると左エンドゾーンまで一直線に駆け抜けTD。その後パスでもTDを奪った早稲田だったが、直後の攻撃で横国大はWR#8松本へのパスなどでダウンを更新。35ヤードのFGを決めて追いすがる。第3Q、横国大はおよそ7分を費やし敵陣16ヤードまで進むも、ギャンブル失敗で得点には結びつかず。試合終了間際にRB#26橋詰のダイブで1TDを返すが及ばず、早稲田が4連勝を決めた。




◎秋は深く、ゲームは熱く(2006.10.09)


 今日も気持ちよく晴れ上がり、絶好のフットボール日和となりました。本日のアミノバイタルフィールドでは午前中に調布市主催のイベントが開催されたため、午後の2試合のみを行いました。
 ここのところ最後の試合になるとすっかり冷え込むようになって秋の深まりを感じますが、それを忘れそうなほどの白熱した戦いが今日も繰り広げられ、観客席は大興奮に包まれました。
 連休の3日間は無事終了しました。ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。今週末もいくつかのイベントを実施いたしましたが、なかでも場内FM放送については今後さらに充実させ、今後アミノバイタルフィールドでの1部リーグの全試合を放送していく予定でおります。次回ご来場予定のお客様は、是非FM受信機をご持参ください。



★第1試合 1部Aブロック ○日本体育大学44−7関東学院大学●
 第1Qは両校共に1TDを決める。第2Q、関東大はLB#45中山がインターセプトを奪い、敵陣34ヤードからの攻撃権を得る。しかし日体大は関東大がファンブルしたボールをLB#37北守がリカバーしピンチを凌ぎ、RB#4濱田のTDに繋げる。関東大守備はLB#9萩野がロスタックルを奪うなど活躍を見せるものの、日体大攻撃を止められず得点を追加される。第3Q、関東大は度重なるファンブルロストにより攻撃のリズムが作り出せない。逆に日体大は攻撃・守備共に好調、4つ目の白星を得た。

★第2試合 1部Aブロック ○慶應義塾大学10−8一橋大学●
 第1Q、一橋大は2回目のシリーズでパントに追い込まれるが、WR#11淵がエンドゾーン内でリターナーをタックルしてセーフティで先制。一方、慶應大もQB#13青木がボールをキープし、50ヤードのTDラン。後半、DB#19山中がFGを決めてリードを広げる。試合時間残り3分、一橋大は最後の攻撃を開始。残り49秒でRB#20渡辺(裕)が慶應大守備の隙を突き、エンドゾーン左隅に飛び込み2点差に迫る。同点をかけた2点トライのパスは慶應大LB#40金城にカットされ、一歩及ばず。慶應大は4連勝を飾った。




◎風を制する(2006.10.08)

 3連休中日の本日、雲ひとつない快晴ながら今シーズン一番の強風が吹き荒れたアミノバイタルフィールドでは、1部リーグの3試合が行われました。
 突風が一日中続いてご来場のお客様にもご不便をおかけしましたが、試合が天候の影響を強く受けるという点はフットボールの醍醐味のひとつでもあると言えます。今日はいつも以上にボールの行方から目が離せない一日でした。



★第1試合 1部Bブロック ○専修大学28−0帝京大学●
 最初にチャンスを得たのは帝京大。専修大のパントのミスから39ヤードのFGを狙うが、強風に阻まれ失敗。第2Q終盤に今度は専修大がFGのチャンスを得るが、これも失敗。前半は両チーム無得点に終わった。試合が動いたのは後半開始のキックオフ。帝京大リターナーがファンブルしたボールを、専修大DB#20石川が押さえ攻撃権を奪取。RB#2立花が先制のTDを奪う。これで勢いに乗った専修大はこの後3シリーズ連続でTDを挙げ、試合を決定づけた。帝京大もLB#2新潟のQBサックなどで追いすがるが、流れを呼び戻せず。専修大が完封で勝利した。

★第2試合 1部Aブロック ●立教大学21−41東京大学○
 前半第2シリーズ、東京大は自陣から着実にゲインを重ね、QB#8長尾がボールをキープしたままTDを決め先制。その後東京大は前半の間に2TDを追加する。立教大はTE#88佐藤(圭)をメインターゲットとして敵陣まで攻め込むが、東京大LB#52菅のロスタックルやギャンブル失敗により得点できず。後半に入ると、立教大はRB#28渡辺などがTDを奪うものの、守備が東京大RB#39瀬戸の走りを止めることができない。立教大の追い上げは届かず、東京大が今季初勝利を挙げた。

★第3試合 1部Aブロック ○明治大学23−0筑波大学●
 明治大は第1QにRB#29米山のランを1年生K喜代吉のFGで10点を獲得。筑波大はモーションを多用し、RB#2吉津のランを軸に攻撃を仕掛ける。しかしダウン更新2回と苦しめられる。第4Qに再び喜代吉のFGで追加点を挙げ、リードを広げた明治大。筑波大はQBに#4土屋を起用し、パスを多投するも明治大DB#27中澤のインターセプトなどに阻まれてしまう。その後も得点を加えた明治大が3勝目を挙げた。




◎3連休は飛田給へ(2006.10.07)

 昨日の土砂降りが嘘のように晴れ上がった本日のアミノバイタルフィールドでは、エリアリーグと3部リーグの試合が行われました。他会場でもリーグ戦が行われているためお客様は少なめでたが、チームOBや家族の方が熱心な声援を送っていました。
 今日からの3連休、お天気は心配なさそうです。各種イベントを企画して、皆様のご来場をお待ちしております。



★第1試合 エリアAブロック ○文教大学38−0日本工業大学●
 第1Q、文教大はRB/DB#36小西が47ヤードを走り切りTDを決める。対し日本工はQB/LB#61(登録は#7)原口がスピードを活かしロスタックルを奪うも文教大の勢いを止められず。文教大はパントブロックしたボールをRB/LB#3木暮がリカバーし、そのままTDを奪うなど得点を重ねる。後半も文教大がペースを握るが、試合終了間際、日本工WR#11平柳が一気に92ヤードをゲインし得点のチャンスを得る。しかし文教大WR/DB#11出家のインターセプトにより得点の機会を逃し、そのままゲームセット。文教大が勝利した。

★第2試合 3部Dブロック ○千葉商科大学98−10立正大学●
 第1シリーズ、千葉商はRB#8鈴木が自陣11ヤードからエンドゾーンへとフィールドを駆け抜けTD。立正大は第1Qの間にRB/P#7鈴木がFGを決めるものの、第2Qではファンブルしたボールを千葉商LB#42中川に奪われるなど、攻撃のリズムが作り出せない。一方千葉商は次々と得点を重ね、前半だけで56点を獲得する。後半に入り、立正大はWR#11光永が36ヤードのパスをキャッチしTDを決めるが、守備陣が失点を抑えることができない。千葉商は15回の攻撃シリーズ中14回をTDに結び付け、ゲームを制した。

★第3試合 3部Bブロック ○獨協大学17−8東京経済大学●
 第1Qは両チーム共に膠着状態が続く。第2Qになると、東経大はQB/DB#86恩田のインターセプトにより攻撃権を奪取するも、逆に獨協大RB/DB#22齊藤にインターセプトを奪われ攻撃の芽を摘まれる。試合が動いたのは第3Q中盤、獨協大QB#9塩澤がキーププレーでTDを決め、その後も1FG・1TDを追加する。東経大はWR/DB#15中村が着実にゲインを重ね、エンドゾーンに飛び込み初得点を挙げるが追撃はここまで。獨協大が勝利を収めた。




◎アップセットな一日(2006.10.01)

 月が替わって急に肌寒い雨の一日となった本日のアミノバイタルフィールドでは、3試合全て下位校が上位校に勝つ、いわゆるアップセットの結果となりました。
 本日の結果により、ブロック優勝争いはますます混沌としてきました。今後の勝敗からさらに目が離せなくなりそうです。



★第1試合 2部Aブロック ●東京農業大学15−28東洋大学○
 試合開始早々、東農大のファンブルを東洋大DB#41中田がリカバーTD。これで勢いに乗った東洋大は第1Q終了間際にも追加点を挙げる。一方、東農大は自陣深くからの攻撃が多く、苦戦を強いられる。後半、東農大WR#29松尾のパスキャッチでロングゲインしTDを返す。その後、東農大はダウンを更新するも東洋大守備の前にドライブが続かず。QB#7矢野が1TDを追加するにとどまった。

★第2試合 1部Aブロック ●立教大学13−28関東学院大学○
 両チームとも第1シリーズをTDに結びつける。その後はパントの蹴り合いになったが、前半終了間際にQB#10柴原がキーププレーから独走。リードを奪って前半を折り返す。後半開始2プレー目、関東大RB#29三国が左サイドラインを駆け上がり68ヤードの独走TD。追いかける立教大はWR#7上野、TE#88佐藤へのパスをヒットさせてゴール前に迫る。RB#20後藤が押し込んで得点を挙げるもTFPは失敗。8点差を追う試合終了2分前に敵陣20ヤードまで進むが、関東大DB#13鈴木にインターセプトを奪われ万事休す。関東大が貴重な1勝を手にした。

★第3試合 1部Aブロック ●明治大学0−20一橋大学○
 第1Qは一橋大がボールを支配してQB#18加藤がボールをキープ、RB#20渡辺(裕)が相手ディフェンスに突っ込んで、それぞれ得点を挙げる。明治大も守備から立て直し、敵陣でのギャンブルを2回阻止。第3Q、明治大はWR#23伊藤を中心にダウンを更新するもTDにはつながらない。逆にRB#2井口にFGを2本を決められ、試合は一橋ムードとなってしまう。そのまま明治大は流れを引き戻すことができずに試合終了。明治大は初黒星を喫した。





2006年11月・12月

2006年9月

2006年度春季オープン戦

2005年度のレポート