2002 CLASH BOWL チーム紹介 専修大学 |
専修大学 | ||||||||||||||||
1963年に同好会として発足、65年連盟加盟。 81年には1部へ昇格し、翌82年いきなりブロック1位。その後現在まで1部上位校として定着。日大が昨季入替戦に回ったことにより、2部との入替戦経験がない唯一のチームに。91年、初戦の東大戦を落としたことにより「背水の陣」で臨んだその後の戦いは、ブロックでは躍進目覚しい法政を下し、決勝ではライスボウル3連覇中の日大に逆転勝利と、「絶対不利」の下馬評を見事覆し、甲子園ボウル初出場を果たした。 関東屈指のスピードを誇り、個々の運動能力は関東でも随一。少数精鋭のチームで、11年ぶりの「甲子園ボウル出場」と初の「学生日本一」を目標に掲げる。 平野 恭雄 監督 法政第二高校時代からアメフトを始め、専修大学時代にはQBとして活躍。4年次には副将を務め、チームをまとめ上げる才能を発揮する。 93年に近藤前監督の後を受け就任。選手との信頼関係を第一と考え、香山ヘッドコーチらとともに、常にスピード感溢れるプレーを追求し、今日のチームを築き上げる。今季はさらに、甲子園ボウル出場時の中心メンバーで、Xリーグの強豪・富士通で経験を積んだ岡コーチを迎え、守備の再強化にも成功した。 現在までに、6度のプレーオフ出場、1回の決勝進出。 <今季の戦い> 春季、法政を破ったこともあり、高い前評判を受け、シーズンを迎えた。 初戦の筑波、次の帝京は安定した守備で危なげなく退けた。 第3戦の慶応戦ではエンジンがかかるのが遅く思わぬ苦戦を強いられたが、終わってみれば、小島がランとレシーブで370ヤード稼ぐ活躍もあり、圧勝。 第4戦は鬼門の早大戦。相手ミスから得たチャンスで先制するも、攻撃は小島のランが封じられ、守備も早大QB波木のオプションに全く対応できず、点差は広がる一方。敗戦濃厚かと思われた第4Q、QB久野が復調、勝負どころでパスを決め、工藤、小島も前半の借りを返すようなランを展開、何と20点差をひっくり返す3TDの大逆転劇を演じた。 東海との第5戦も接戦となったが、相手のミスにも救われ、僅差の逃げ切り勝ちで全勝を守った。最終戦を待たずに2位以上が確定。 最終戦では、既にクラッシュボウル出場が決まっていたが、高いモチベーションを維持し、むしろプレーオフがかかって負けられない日体を上回った。相手が得意とする乱打戦となったが、力ずくでねじ伏せた。 接戦続きの中盤戦以降を全てものにした勝負強さが光った。全勝優勝は創部以来初で、現行方式になってからは3年連続6回目の準決勝出場を果たした。 <チーム記録>
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