2007 CLASH BOWL 出場チーム紹介 日本大学 |
日本大学 | ||||||||||||||||
1940年(昭和15年)創部以来、関東大学リーグ優勝29回、甲子園ボウルは最多タイの5連覇を含め優勝20回(両校優勝含む)、日本選手権ライスボウルでは3連覇を含め4回の優勝を果たしている、日本のアメリカンフットボール界の雄である。真紅の不死鳥をシンボルとして、数々の黄金時代を築き上げ、常に日本のアメリカンフットボールをリードしているチームである。 特に、1959年(昭和34年)から、2003年(平成15年)までの44年間にわたり、監督としてチームを常勝軍団に導いた篠竹幹夫監督の存在を忘れることはできない。篠竹監督は、日大フェニックスの象徴であり、同時に日本フットボール界の監督ともいうべき大きな存在であった。「犠牲・協同・闘争」の三大精神を柱に、サムライ精神を貫き、厳しくも愛ある指導で最強軍団を作り上げ、独自に考案したショットガン攻撃体型で、愛称「フェニックス」の名を全国に轟かせた。 内田 正人 監督 1978年(昭和53年)日本大学卒業。大学時代はCとして活躍し国際試合出場の経験もある。 卒業後は日本大学職員として本部保健体育事務局に勤務し、コーチとして12度の関東大学リーグ優勝、9度の甲子園ボウル優勝、4度の日本選手権ライスボウル優勝に貢献した。 2003年(平成15年)より篠竹監督の後を継ぎ、内田新体制がスタートし、大学からの大きな支援を得て部の組織改革に着手し見事なチームを完成させている。現在、コーチ15名、部員数は100名を超え、専用グラウンド(人工芝)、寮、トレーニング場,食事の面に至るまで、競技力の向上と選手の育成に日々邁進している。 今後は日本国内のみならず海外にも視野を向け、世界で通用する指導者・選手の育成を目指して行く。 「チームに関わる全員が、必ず優勝するという意志と覚悟を持ち『剛毅果断』というスローガンのもと、すべてのことに取り組んでいきたい。」 <今季の戦い> 7戦全勝で8年振りのクラッシュボウル進出を決めた日大。初戦の関院大戦では思うように攻撃を展開できず、チームに暗雲が垂れ込めた。しかし攻守とも隙のない布陣を有する日大は、試合を重ねるごとに調子を上げ、前評判通りの強さを発揮。レイティング1位のQB#10木村は、第4節の東大戦でWR#22松林へのパスを軸に、パス獲得369ヤード、7TDと日大ショットガン攻撃の威力を象徴する記録を残した。 ブロック優勝決定戦の慶大戦では、強力OL陣のブロックからRB#21金が5TDを挙げ、チームをクラッシュボウルへと導く活躍。またブロック最小失点を記録した守備陣はロスタックル1位のDL#90小宮やLB#8長島を中心に堅守を見せ付けた。 復活した不死鳥軍団、満を持して王者法大へと挑む。 <中心選手>
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