2008 CLASH BOWL 出場チーム紹介 日本大学 |
日本大学 | ||||||||||||||||
1940年(昭和15年)創部以来、関東大学リーグ優勝25回、甲子園ボウルは最多タイの5連覇を含め優勝20回(両校優勝含む)、日本選手権ライスボウルでは3連覇を含め4回の優勝を果たしている、日本のアメリカンフットボール界の雄である。 真紅の不死鳥をシンボルとして、数々の黄金時代を築き上げ、常に日本のアメリカンフットボールをリードしているチームである。2003年(平成15年)より篠竹前監督の後を継ぎ、第7代日本大学監督に内田正人監督が就任し、内田新体制がスタートし、大学からの大きな支援を得て部の組織改革に着手し、昨年は監督就任5年目でチームを17年ぶりに甲子園BOWLへ導いた。 現在、部員数は100名を超え、専用グラウンド(人工芝)・寮・トレーニング場・食事の面に至るまでの環境整備、プロコーチ採用、NFLとの提携など、競技力の向上、指導者・選手の育成に取り組み、不死鳥軍団を見事に蘇らせている。 内田 正人 監督 日本大学豊山高等学校を経て、1978年(昭和53年)日本大学卒業。大学時代はCとして活躍し最優秀攻撃ラインに選出や、国際試合出場メンバーにも選ばれた実力派だった。卒業後は日本大学職員として本部保健体育事務局に勤務し、コーチとして13度の関東大学リーグ制覇、9度の甲子園ボウル優勝、4度の日本選手権ライスボウル優勝に貢献した。監督就任の2003年(平成15年)にチーム2度目の入替え戦を経験。 チームの強化が大切である一方で、大きな夢を抱き、チャレンジできる人を育てることを目指している。また、U−19日本代表監督も務めるなど、日本のアメリカンフットボール界発展に全力を注いでいる。 「『剛毅果断』チームに関わる全員が,必ず勝つという堅く強い意志を持ち、思い切って事を行う姿勢を貫き通せば、自ずと結果も伴うと信じている。」 <今季の戦い> 7戦全勝で2年連続のクラッシュボウル進出を決めた日大。初戦の東海大戦で10TDを奪うなど盤石のスタートを切り、その後も危なげない試合運びで白星を重ね、王者の貫禄を見せつけた。 クラッシュボウル出場権をかけた最終節の早大戦では、QB#10山城がWR#22金井、WR#81中村へのパスを中心に、9回の試投を全て成功させ勝利に貢献し、怪我からの完全復活をアピールした。また、QBレイティングで関東リーグトップの成績を収め、パス成功率約75%の昨年の甲子園ボウル経験者QB#11平本や、ゴール前は確実にTDをものにし、チーム最多の10TDを記録したRB#39シオネなど強力な攻撃陣は、一試合平均48点という昨季以上の破壊力を見せつけた。 一方、平均失点10点以下の堅守を誇る守備陣は、最終節のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれたDL#90小宮や主将のLB#8長島、今春のU19で活躍したDB#7矢野ら各ポジションにスター選手を擁し、隙は見当たらない。今年も最強布陣でBブロック覇者法大を迎え撃つ。 <中心選手>
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