2009 CLASH BOWL 出場チーム紹介 早稲田大学 |
早稲田大学 ビッグべアーズ | ||||||||||||||||
日本のフットボール誕生と同時に産声をあげ、今年で75年目のシーズンを迎えた。 2002年に、創部後初めて東西学生王座決定戦「甲子園ボウル」の舞台に立ったが、06年はブロック2位、一昨年も宿敵法政と史上最長の延長戦の末に惜敗し、昨年は日本大学との全勝対決に臨むも敗退と、いずれも不本意な成績でシーズンを終えている。 今年こそ目標の「日本一」に向けて、ビッグベアーズはThe Great Challenge(偉大なる挑戦)に邁進する。 朝倉 孝雄 監督 早稲田大学高等学院でフットボールを始め、3年時、主将として創部初の全国高校選手権クリスマスボウル優勝に導く。大学入学後はLBとして活躍し、日本代表にも選ばれる。主将を務めた4年時は当時ライスボウル2連覇中の日大と死闘を繰り広げるも21−28で惜敗。卒業後はアサヒビールシルバースター、東京三菱銀行でプレーし、3度のライスボウル優勝を経験。 2001年、マサチューセッツ州立大学院に留学し、スポーツ経営学修士課程を修了。02年に同部守備アドバイザーに就任し、初の甲子園ボウル出場に貢献。03年はヘッドコーチ、04年に監督に昇格した。チーム歴代監督の中で最高の勝率を誇る。 本場アメリカの強豪USC(南カリフォルニア大)とのフットボールプログラムの提携、小中学生向けのフラッグフットボールスクール開校に携わるなど、フットボールの強化と普及振興を兼ねた施策にも精力的に取り組む。 【監督から一言】 「目標は日本一。一戦一戦を大事に、最高の準備をして、粘り強く戦いたい」 <今季の戦い> 4年ぶりのクラッシュボウル出場を果たした早大。しかしそれまでの道のりは決して楽なものではなかった。 初戦の立大戦で辛勝するも、第2節の国士舘戦でまさかの敗北。第5節の専大戦ではタイブレイクにもつれ込み、次節の中大戦は3点差まで追いつめられるなど苦しい戦いが続いた。それでもなんとか一敗を死守、そしてブロック優勝をかけた最終節の日大戦。3点ビハインドで迎えた第3Q、今季リーグ戦尻上がりに調子を取り戻した不動のエースRB#33末吉がTDランで逆転に成功すると、今季インターセプト記録1位のDB#33坂梨のインターセプトTDで突き放した。その後の日大の猛攻を主将のDB#25面篠ら今季最少総失点の守備陣が気迫のディフェンスでリードを守りきり、下馬評を覆す大きな一勝を手に入れた。 リーグ序盤のまさかの敗戦から這い上がり、最後まで闘志を切らさずプレーし続けた早稲田魂に早大スタンドからは絶え間ない拍手が送られた。 <中心選手>
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