2010 CLASH BOWL

出場チーム紹介  小樽商科大学



小樽商科大学 トマホークス

 1977年創部の、北海道では歴史の古いチーム。
 1997年には初の2部降格を喫したが2000年には1部復活を果たし2001年から帰山監督を迎え現体制になった。2003年まで2度の入替戦に出ながらもなんとか残留、その後は3勝、4勝と着実に力をつけていき、2008年には同率優勝、昨シーズンは初の道内単独制覇を成し遂げた。
 学生数の少ない単科大学ながら勧誘活動には力を入れ、道内チームでは2番目に多い部員数を誇る。
 現役学生主体のチーム運営を基本とした方針を一貫し、今回3連覇、2年連続の全勝優勝でクラッシュボウルへと駒を進めてきた。


帰山 利文 監督
 1987年小樽商科大学卒業。学生時代は主にRBとしてプレイ、4年生の時に主将になり、総部員数14名、ほぼ全員がフル出場という危機的な状況の中2勝をもぎ取り1部存続を果たした。自身もLBを兼務しながらもRBでリーグラッシング記録を樹立、その後9年間破られることは無かった。
 卒業後は大手生命保険会社に勤務、30歳の時に脱サラをし札幌に戻り飲食業を自営する傍ら学生の練習に参加し、2001年に監督に就任することとなった。
 就任以来一貫して「勝つチームより強いチーム作り」「自分たちで考え行動する」「自分で自分の限界を決めない」をモットーに指導にあたっている。
【監督から一言】
「学生主体の運営で厳しいリーグ戦を闘い貫き連覇したその力で、昨年よりも進化した姿を見せてくれると信じている」


<今季の戦い>
 全勝で単独連覇を成し遂げた小樽商科大学が2年連続のクラッシュボウル準決勝への切符を手に入れた。
 今年の樽商大は選手50名を越える体制となり、昨年関東との試合を経験した選手達が着実に力を付けディフェンディングチャンピオンとしてリーグ戦に臨んだ。
 リーグ戦初戦の北星学園大学戦、続く北海学園大学戦は危なげない試合展開で勝利をつかんだが、3戦目の札幌学院大学戦では反則、ミスなどにより苦戦を強いられた。
 その後の札幌大学戦では相手の選手の少なさにも助けられたが何とか内容の伴った形で勝つことができ最終戦を迎えた。
 既に2敗を喫している北海道大学はオフェンス、ディフェンス共に対樽商大に向けて新たなシステムで挑んできた。ゲーム序盤は若干翻弄されペースをつかめなかった樽商大だったが、中盤以降は落ち着きを取り戻しゲームの主導権を握り、追いすがる北大を突き放し25−7で勝利、2年連続の全勝優勝となった。
 昨年の雪辱を果たすべく関東の雄に堂々と戦いを挑む。


<中心選手>
G#55  堂守 信孝 縦横無尽に動くラインのキーマン
DT#72 重清 達也 道内随一無敵の重戦車
RB#27 山口 慶 高アベレージを誇るランアタッカー
LB#53 對馬 吉伸 身体能力に長けたディフェンスの要
TE#81 岩崎 正志 K、Reとしても光るポイントゲッター
SS#38 関根 拓未 ラン、パスに柔軟に対応するマッスルマン
WR#17 佐々木 耕佑 ランにも期待できるロングヤーダー
DE#75 片岡 俊造 スピードが武器のQBクラッシャー
CB#8  土井川 億紀 進化を遂げるオープンサイドの砦




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