2003年度



☆波木健太郎選手プロ決定(2004.3.24)

 フロリダ州タンパで、NFLELへの最終登録選手生き残りをかけたキャンプに参加している波木健太郎選手は、20日最終日で全てのメニューを終え、夕刻の発表待ちとなりました。所属するケルン・センチュリオンズは、この日午前8時30分からのベルリン・サンダーと練習試合を組まれ、波木選手は後半全てを指揮するチャンスに恵まれました。結果は2−8,15ヤード獲得、3インターセプトとプロの容赦無い洗礼を受けました。
 「あれは僕が悪いんです。投げては行けないところに投げてしまって」と反省する波木選手。
 発表は大学合格と同じ位緊張したとのことですが「無事合格」。
 4月3日開幕のNFLEL2004シーズンに、ドイツのケルン・センチュリオンズのQBとして Kentaro Namiki が登場します。
(工藤智子:フロリダ州クリアウオーター在住)



☆NFLヨーロッパリーグ挑戦・波木健太郎選手(2004.3.5)

 NFLEL初挑戦の波木健太郎(早稲田大学)が、他の日本人選手8名と共にフロリダ州タンパでのトレーニングキャンプに参加しています。所属チームはケルン・センチュリオンズでQB/WRとしての熾烈なロースター争いに加わっており、最終ロースターは3月20日のトレーニングキャンプ最終日に発表されます。
 チームの練習は、セントピーターズバーグ南端のBoca Ciega高校で朝8時半から行われています。チームのヘッドコーチ兼QBコーチのピーター・バースによると、波木選手の印象は「ケンタロウはとてもいい運動神経を備えている。動き、投げ、どれをとってもプラスの印象だ」とのこと。また、将来性については、「これから2、3年ヨーロッパで試合経験を積んでいけばNFLのスカウトたちの目を引くチャンスもあるだろう」。NFLELのディレクターのトニー・アレンも「波木はフットボールの天才だ」とタンパ在住の名コーチ、トム・プラットに語っていました。来週からは他チームとの練習試合も行われ、より実践的なサバイバルが始まります。

(工藤智子:フロリダ州クリアウォーター在住)



☆第7回指導者クリニックのお知らせ(2004.3.4)

 3月28日(日)、日本体育大学深沢校舎において第7回指導者クリニックを開催いたします。関東大学連盟では、3部以下の加盟校はこのクリニック受講または修了者のチーム登録が、リーグ戦参加の条件になっています。
 このクリニックは、2001年度から実施されているプログラムで「全てのチームの指導者が正しい知識と最低限の指導方法を習得すること」を目的としており、1ターム2年間・計4回のクリニックで安全対策、コンディショニング、ル−ル、戦略、練習方法などについて取り組みます。
 7回目となる今回は、以下の内容で行われます。
日時 2004年3月28日(日)
場所 日本体育大学 深沢校舎 世田谷区深沢7−1−1
参加費 1000円
内容 安全対策(講義)
10:30〜12:00
●ケガの管理体制を構築する
●重篤な外傷への意識と対策
講師:黒澤尚(順天堂大学教授)
フットボールの実践(講義)
 13:00〜14:30
●攻守の基本システム

●チームプレードリル
●ラン・パスドリル
●キッキングドリル
講師:1部校指導者
フットボールの実践(実技)
 14:30〜16:00
●攻守の基本システム

●チームプレードリル
●ラン・パスドリル
●キッキングドリル
講師:1部校指導者
その他 ・実技はグラウンドで行ないますので、ふさわしい服装(革靴等不可)でご出席下さい。
・昼食は各自でご用意下さい。
・駐車場の用意がありません。公共の交通機関をご利用下さい。
・不明な点は、関東大学連盟まで電話(0424-40-0881)かメールでお問い合わせ下さい。



☆アンチ・ドーピング講習会のお知らせ(2004.3.1)

 日本アメリカンフットボール協会では、2005年1月3日のライスボウルでのドーピングコントロールチェック導入を検討しています。(社会人においては12月のジャパン・エックス・ボウルからの導入が決定)
 アンチドーピングならびにドーピングコントロールに関する知識を深めていただく為に、下記の日程で講習会を実施する予定です。

アンチドーピング講習会
日程・場所 第1回 3月14日(日) 味の素スタジアム内 インタビュールーム 14時〜16時
第2回 7月10日(土) 場所:未定(東京都内)
講師 講師:日本アメリカンフットボール協会医科学委員会委員 川原貴先生
司会進行:日本アメリカンフットボール協会安全対策委員長 小林宏司
内容 第1回 ・ドーピングの問題点とドーピングコントロールの必要性
・禁止薬物リスト
・何に気をつけて、どうすればよいか
第2回 ・ドーピングコントロールの規則と手続き
参加費用 無料
申し込み 3月10日(水)までにこちらからお申し込み下さい。1チーム4名までとさせていただきます。
 上記以外の詳細は現時点では未定です。今後日本協会を中心に議論されますので、ホームページで経過報告をお知らせする予定です。



☆第8回アメリカンフットボール医科学研究会(2004.2.16)

 2月22日(日)、東海大学代々木校舎にて第8回アメリカンフットボール医科学研究会が開催されます。これから参加を申し込まれる方は、関東大学連盟事務局までメールにてご連絡下さい。
第8回日本アメリカンフットボール医科学研究会
主催 日本アメリカンフットボール協会
日時 2004年2月22日(日) 10:00〜17:00 (9時20分より受付開始)
場所 東海大学代々木校舎
 東京都渋谷区富ヶ谷2−28−4
 ●小田急線 代々木八幡駅/代々木上原駅より徒歩10分
 ●井の頭線 駒場東大前駅より徒歩12分
参加費 1000円
参加資格 加盟チームのドクター、トレーナー、フィジカルコーチの皆様
内容(予定) (a) 第2回アメリカンフットボール・ワールドカップ報告
(b) ワールドカップにおけるトレーナーの役割
(c) ワールドカップにおけるドクターの役割
(d) アンチ・ドーピング
(e) ラグビーのトレーニング
(f) 重大事故を起こさないために
その他 昼食をご持参下さい(近隣に購入できるところがありません)


☆日本アメリカンフットボールの殿堂入り 功労者8氏が決定(2003.12.26)

 日本のアメリカンフットボールは、1934年(昭和9年)にポールラッシュ博士のご指導により、立教大学、明治大学、早稲田大学の3校にて東京学生連盟が発足して以来、今年度は70周年の節目に当たります。それを記念して、日本アメリカンフットボール協会では「アメリカンフットボール殿堂」に新たに、次の8名の方々の殿堂入りを決定しました。
 松本 瀧蔵 氏 (1901〜1958)
 小川 徳治 氏 (1905〜2001)
 服部 慎吾 氏 (1913〜1995)
 安藤 信和 氏 (1920〜)
 羽間 平安 氏 (1927〜)
 米田 満 氏 (1928〜)
 古川 明 氏 (1931〜)
 篠竹 幹夫 氏 (1932〜)

 1月3日のライスボウルのハーフタイムで、顕彰が行われる予定です。
【関東大学連盟関係者の方々の経歴】
松本 瀧蔵 氏
 1930年ハーバード大学留学、その後明治大学教授。1934年東京学生連盟結成にあたり、初代理事長のポールラッシュ氏を助け書記長に就任。審判としても活躍し、日本で最初の試合に先立つ10月25日、明治大−在日ハワイ二世軍の主審を務める。1942年、帰国したポールラッシュ氏の後を継ぎ、第2代の関東学生連盟の理事長に就任。1946年衆議院議員になり、国民協同党政調会長、片山内閣の外務政務次官、鳩山内閣の内閣官房副長官、岸内閣の外務政務次官を歴任。
小川 徳治 氏
 1934年、立教大学教授として立教大学アメリカンフットボール部部長に就任。同時にポールラッシュ氏とともに明治大学のアメリカンフットボール部の創部を支援。同年の東京学生連盟結成時に理事に就任。連盟創設期の防具の国産化を推進するとともに、連盟の総務担当として競技場の交渉と手配にあたるほか、経理も担当し実務的な連盟活動の推進者として貢献。1963年からの2年間、1969年からの2年間、2度の日本協会理事長。
服部 慎吾 氏
立教大学予科よりアメリカンフットボールを始め、センターとして活躍。1939年立教大学卒業後、1940年応召、札幌の歩兵部隊に従軍。終戦後、関東地区のアメリカンフットボールの復興に戦前の仲間とともに尽力。チームの再興、グラウンドの手配、防具の調達など、戦後再来日したポールラッシュ氏とともに運営の中心的存在。1948年、日本協会の再建に努力し、戦後初代の理事長に就任。以降、理事長として5年間活躍。戦前、戦後の記録の整理。
安藤 信和 氏
 1937年、立教大学予科入学後直ちにアメリカンフットボール部に入部。バックスとして活躍し1942年卒業。1952年関東大学連盟理事を経て、1954年から審判活動に従事。1960年に関東地区審判組織の部長となり、1964年日本審判協会設立とともに初代の理事長。この間、数多くのボウルゲームの主審を務めるとともに、審判組織の充実と公式規則の普及にあたる。1979年から14年間、日本協会理事長。1984年、ライスボウルの日本選手権化に貢献。現日本協会顧問。
篠竹 幹夫 氏
 高校時代ラグビー選手として活躍後、日本大学アメリカンフットボール部に入部。在学中の1955年、初優勝の原動力となる。日本大学助手補佐を皮切りに、1977年教授に就任し46年間教育者として貢献。卒業後、コーチに就任。、1959年に日本大学アメリカンフットボール部監督に就任し、独特の精神教育により、2003年3月までの44年間の監督在任期間中、290勝39敗4分け。数々の全日本学生チームの監督として指揮。関東大学リーグ優勝25回(最多)、甲子園ボウル優勝20回、日本選手権優勝4回(最多タイ)。



☆NFLヨーロッパリーグ トライアウト結果(2003.12.25)

 2004年度のNFLヨーロッパリーグに参加する日本人選手トライアウトが12月20日に行われ、その結果が22日発表されました。
 過去最多の9名の合格者の中には、関東大学リーグ所属の早稲田大学4年・波木健太郎選手(QB/WRとして選出)ら、2名の大学生も含まれています。
 関東大学リーグ出身選手では、安東純貴選手(新潟大→オービック・シーガルズ)、佐野忠也選手(日本大→鹿島ディアーズ)、小川道洋選手(帝京大→オンワードスカイラークス)の3名もそれぞれ合格しています。
 詳しくはNFLジャパンのホームページをご覧ください。。



☆第14回バーシティボウル(2003.12.16)

第14回バーシティボウル
開催日 12月23日(祝)
場所 大井第2球技場
対戦 11:30〜 関東3部オールスター VS 関西DivVオールスター
14:15〜 関東2部オールスター VS 関西DivUオールスター
入場料 当日1,200円 前売1,000円
 練習日程は、各メンバー表下をご覧下さい。見学自由です。



☆バーシティボウル関東2部オールスター(2003.12.1)

 12月23日(祝)の第14回バーシティボウルの関東2部オールスターチームが決まりました。その他詳細は決定次第お知らせ致します。



☆バーシティボウル関東3部オールスター(2003.11.28)

 12月23日(祝)大井第2球技場にて開催の「第14回バーシティボウル」の関東3部オールスターチームが決まりました。2部オールスターや練習日程等の詳細は、決定次第お知らせ致します。



☆強化委員会が発足しました(2003.7.29)

 28日、第1回強化委員会が開催されました。この委員会は加盟校の強化の施策を実施、検討していく為の委員会です。
 今回は、U−19代表チームの強化策、70周年記念事業、リーグ戦活性化等についての意見交換が行われました。
 強化委員会は以下のメンバーで組織されており、次回は9月12日に開催予定です。
【理事】 清水 裕司(強化普及指導部長)
伊関 哲三(副理事長)
前川 誠(専務理事)
西嶋 昭裕(強化普及指導部)
【委員】 阿部 重一(立教大学)
中澤 一成(東海大学)
藤野 雅博(日本体育大学)
内田 正人(日本大学)
清水 秀一(帝京大学)
濱部  昇(早稲田大学)
朝倉 孝雄(早稲田大学)
岡  潔(専修大学)
沢柳 利也(慶應義塾大学)
千葉 義之(慶應義塾大学)



☆NFLフラッグフットボール世界大会(2003.7.25)

 NFLでは、フラッグフットボールの世界規模での普及発展とともに、子供達に夢を提供することを目的として、毎年世界大会を開催しています。第4回目を迎える今年、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ヨーロッパ(3ヶ国)、タイ、韓国、そして日本の代表が東京に集結して世界大会が行われます。決勝は8月2日(土)、味の素スタジアム・アミノバイタルフィールドで開催されます。
 詳細は、第4回NFLフラッグフットボール・ワールドチャンピオンシップ事務局へお問い合わせ下さい。(電話:03−5114−3040、Eメール:flag@nfljapan.co.jp



☆広報委員会がスタートしました(2003.7.24)

 23日、広報委員会を開催し、マスメディアやファンへの対応などについて幅広く意見交換を行いました。
 なお、2003〜04年度の広報委員会は次のメンバーで組織されています。(随時募集中)
【理事】 須藤 茂(広報部長)
前川 誠(専務理事)
北川 雄一郎(広報部)
【委員】 岩瀬 孝文(立正大OB、同校監督)
木下 琢夫(千葉大OB、運営部記録委員兼務、審判)
八巻 明久(大東文化大OB、同校コーチ)
奥瀬 史郎(日大OB)
山同 真(慶応大OB、同校監督補佐)
渡部 滋之(一橋大OB、同校前監督)



☆第6回指導者クリニック開催(2003.7.8)

 7月6日(日)、日本体育大学深沢グラウンドにおいて第6回指導者クリニックが開催され、66校105名の指導者が参加しました。
 このクリニックは、2001年度から実施されているプログラムで「全てのチームの指導者が正しい知識と最低限の指導方法を習得すること」を目的としており、1ターム2年間・計4回のクリニックで安全対策、コンディショニング、ル−ル、戦略、練習方法などについて取り組みます。
 6回目となる今回は、以下の内容で行われました。また、今回新たに6名の方が指導者クリニック修了者として認定されました。

審判の役割
東俊(関東審判部)
基本練習(講義)
・練習日程の組み方
・ディフェンスの基本ドリル
・オフェンスの基本ドリル
藤野雅博(日本体育大学ヘッドコーチ)
岡潔(専修大学コーチ)
濱部昇(早稲田大学助監督)
基本練習(実技)
・ウォーミングアップについて
・ディフェンスの基本ドリル
・オフェンスの基本ドリル
北川浩(日本体育大学トレーナー)
岡潔(専修大学コーチ)
濱部昇(早稲田大学助監督)
本年度より、3部、エリアリーグ、医科歯科リーグのチームは、以下のいずれかがリーグ戦出場要件となっています。
 1.指導者クリニック修了者がチームに登録されていること。
 2.チームとして指導者のいずれかが必ず毎回の指導者クリニックを受講する。
 次回の指導者クリニック(第7回)は、2004年3月開催予定です。



☆第12回安全対策セミナー開催(2003.7.8)

 7月5日(土)、日比谷公会堂において第12回安全対策セミナーが開催されました。
 チーム指導者の他、各校3年生を中心とした約1200名の受講者は、連盟メディカル委員会委員による講義を受けました。
 講義内容と講師は以下の通りです。
スポーツ選手の栄養と食事 虎石真弥
office LAC-U スポーツ栄養アドバイザー
下肢の怪我とその予防 藤谷博人
聖マリアンナ医科大学スポーツ医学教室
頚の怪我とその予防 阿部均
北里研究所病院スポーツクリニック
頭部外傷とその予防 川又達朗
日本大学医学部脳神経外科
熱中症予防とドーピングコントロール 川原貴
国立スポーツ科学センター スポーツ医学研究部



☆ルールクリニック開催(2003.7.8)

 7月3日(木)、大井町きゅりあん(品川区立総合区民会館)において、2003年度ルールクリニックが開催されました。
 関東審判部から講師を迎え、実際のゲームビデオを教材に反則などについて具体的な解説がなされた他、今年のルール改正点についても説明がありました。

 クリニックの最後には、活発な質疑応答が交わされました。



☆『関係者用ページ』を設置しました(2003.7.2)

 関係者用ページを設けました。今後は、加盟校の皆様への連絡に使用します。利用に際して必要となる、学校別の「ユーザー名」と「パスワード」は、各校とも監督、評議員、学生委員、記録委員の4名に通知します。



☆札幌スズランボウル レポート(2003.7.2)

2003年6月22日(日) 13:00開始 15:18終了 天候:晴れ 会場:札幌市円山陸上競技場 観衆:1200

札幌スズランボウル 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
北海道大学 10
中央大学 21 42
得点経過 1Q=12分
チーム QTR 時間 PLAY PLAYERS YARDS TFP G/NG
中央 04:16 PASS #18宮下→#83吉田 35 #26岩城
中央 05:03 RUN #5成沢 #26岩城
北海道 11:50 FG #50浜村 41
中央 06:04 PASS #18宮下→#83吉田 #26岩城
北海道 11:01 RUN #30澤田 #50浜村
中央 01:08 PASS #18宮下→#9永田 50 #26岩城
中央 05:36 RUN #3宮幸 #26岩城
中央 11:08 PASS #18宮下→#85浜田 14 #26岩城

チーム記録 北海道大学 中央大学
(フィールドゴール)回数−成功 2−1 1−0
(反則)回数−喪失ヤード 9−62
3−10
(ファンブル)回数-喪失 3−2 3−3
ファーストダウン 8回(6−2−0) 21回(12−5−4)
(パス)試投−成功−INT
獲得ヤード
16−3−1
32
22−13−1
141
(ラッシュ)回数−獲得ヤード 41−141 43−224
攻撃回数−総獲得ヤード 57−173 65−365

個人記録(上位者)
中央大学
ラン 回数 ヤード
#3宮幸 22 119
#18宮下 47
レシーブ 回数 ヤード
#9永田 86
#83吉田
#7落合 18
パス ATT COMP INT YARDS
#18宮下 22 13 141
QBサック 回数 ヤード
#90小山
インターセプト 回数 ヤード
#26岩城
北海道大学
ラン 回数 ヤード
#30澤田 21 120
#28種市 13 23
レシーブ 回数 ヤード
#91信本 26
パス ATT COMP INT YARDS
#6梅原 32
インターセプト 回数 ヤード
#57岡田
表彰選手
ベストオフェンス賞 中央大学 TE #83 吉田雅一
ベストディフェンス 中央大学 DE #97 斉藤泰紀
敢闘賞 北海道大学 LB #57 岡田信輔
最優秀選手賞 中央大学 RB #3 宮幸崇

 第29回スズランボウルが、爽やかな晴天の円山競技場で行われました。関東が招待されるようになってからは5回目で、これまでの対戦成績は関東の3勝1敗です。
 円山競技場のある円山公園は市の中心部から20分ほどの好立地ながら、自然に恵まれた素晴らしい環境で、円山球場やテニスコートといったスポーツ施設のほか動物園とも隣接し、家族連れなどで賑わいを見せています。

第1試合 北星学園大学−北海道工業大学

中央大学 宮幸選手
 試合は序盤から中大のペース。巧みなボールコントロールでゲインを重ね、常に有利なフィールドポジションでゲームを支配した。
キッキングや要所の攻撃でミスも目立ったが、それ以上にミスを重ねた北大に助けられたという感じか。それでも、第4Qには、今年一番という暑さからか、スタミナと集中力の切れた北大から立て続けに3TDを奪い突き放した。
攻撃は新スタートQBの#18宮下(2年・中大附属)が、春の数ゲームを経て自信をつけ、落ち着いて指揮した。注目は新人離れした走りを披露したTBの#3宮幸(日大三)。スピードもさることながら、当たりの強さと確実なデイライトで、インサイド、オープンと走りまくる。22回のキャリーで119ヤードを稼ぎ出し、最優秀選手にも輝いた。秋に向けて即戦力なることは間違いなく、同じポジションで実績のある#5成沢(3年・中大附属)も大いに刺激されただろう。
守備は、北大の力強い攻撃ラインを前面に出したランプレーでドライブされるシーンもあったが、フロントを中心に健闘した。経験のある#95水上(4年・中大附属)、#90小山(3年・中大附属)の両DTが安定。DE#97斉藤(2年・函館中部)も再三良い動きを見せた。試合終盤は期待の新人#70李(日大三)、#93徳間(都立西)らも出場し、DL陣の層はさらに厚くなる。主力の入れ替わったDB陣のパス守備は守備機会が少なくこちらは未知数。

中央大学監督 仁木高樹
 春季の総決算というつもりで臨んだが、攻守とも詰めの甘さが出た。秋に向けての課題としたい。
 北大の印象は基本はよくできているし、モチベーションの高さも感じられた。ウチは2月から始動しているが、北大のグラウンドでの練習は4月からと聞いているので、その差が出たかなという感じ。
 この大会は刺激にもなるし、関東の代表として、また「中央大学のフットボール」を少しでも北海道の人たちに知ってもらえればと思っている。これだけの環境を整えてくれた北海道学連には敬意を表したい。
北海道大学監督 宗谷文俊
 冬から春にかけての練習環境の制約は、北海道で活動する以上は仕方のないことなので、言い訳にはならない。単純なミス、してはいけないミスが多く、このままでは絶対に勝つことはできない。
 関東のチームとの対戦では常に差を感じる。特にLBでその差を痛感することが多く、プレーリードの早さやパスカバーなど、勉強になる。ラインのスタートの早さも学びたい。

北海道大学主将 浜村憲
 中央大学は、昨年12月のシトロンボウルで対戦した明治大学同様、アグレッシブな部分を多く見せられた気がする。個人の力量としてはそれほどの差はないと感じているが、チームとしての完成度には相当の開きがあると思う。
 東北大が仙台グリーンボウルで東大を倒したのも意識の内にあった。最終的には関東に勝つことが目標だが、そのためにもまずリーグを勝ち抜き、東北代表も倒さなければ、関東のことをどうこう言っていられない。

北海道学生連盟副理事長 広川英人

 試合は完敗でした。パワーや技術の個人スキルの部分はもとよりチームとしてのプレーのスピード、成度でもまだまだ差がありました。戦術面でも春ですのであまり表面には出てきませんでしたが、個人の戦術に対する意識、理解でも学ぶべきものが多かったように思います。特に中央大のゲームに対する取り組みの意識の高さがうかがわれましたし、中央大のパワーのためか北大の精神的な忍耐力が後半になって切れてしまったように感じられたのは残念でした。これからもこうした交流戦を続け、北海道のレベルアップを目指していきたいと思います。



☆2003年度第2回評議員会(2003.7.1)

 6月27日(金)、秋葉原・ラジオ会館におきまして、2003年度第2回評議員会を行いました。以下の事項が審議、議決されました。
1.2002年度事業報告ならびに決算報告
 未処理損失の処理方法として、積立金の内の「専用グラウンド積立金」の一部を取り崩すことになりました。
当該未処理損失の額は、ここ数年の減価償却費を含む資産評価損計上額の総額を下回っており、キャッシュフローの視点からはむしろ好転しています。
2.除名
 埼玉工業大学(1978年加盟)、秀明大学(1994年加盟・当時「八千代国際大学」)、東京電機大学(1999年加盟)の3校は、2001年度からリーグ戦登録がなく、現在は解散の状態にあるため、除名となりました(規約35条、37条による)。これにより、連盟加盟チームは102チームとなります。
3.リーグ戦運営細則の変更
 登録資格に関して・・・
・「プロフットボールの所属選手となった者は、以降登録できない」を削除。
・「他大学から移籍した場合は、1年間登録できない」を削除。
・役員も選手同様、追加登録を認める。
などが変更になりました。
 また、人数下限に関して、「7人制は登録時10名以上(現行 『下限なし』)」とすることが次年度の予告として、また、「11人制は登録時20名以上(現行『16名以上』)」とすることを検討中である旨が、それぞれ報告されました。



☆各種クリニックを開催します(2003.6.30)

 今週は以下のクリニック、セミナーを開催します。いずれも加盟校を対象にしたものですが、一般の方でご関心をお持ちの方は連盟事務局までご連絡ください。
ルールクリニック
日時 7月3日(木) 19:00〜(受付18:30〜)
場所 大井町「きゅりあん」1階小ホール
テーマ ・公式規則改正の解説
・用具装具に関する説明
・質疑応答
講師 関東審判部
対象 加盟校指導者及び学生幹部
安全対策セミナー(第12回)
日時 7月5日(土) 13:00〜(受付12:30〜)
場所 日比谷公会堂
テーマ
(講師)
・食事と栄養 (Office LAC−U 虎石真弥・スポーツ栄養アドバイザー)
・下肢の怪我とその予防(聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座 藤谷博人・整形外科医)
・首の怪我とその予防(北里研究所病院スポーツクリニック 阿部均・整形外科医)
・頭部外傷とその予防(日本大学医学部 川又達朗・脳神経外科医)
・熱中症予防とドーピングコントロール(国立スポーツ科学センター 川原貴・内科医)
対象 加盟校の全3年生(義務)の他、指導者等
指導者クリニック(第6回)
日時 7月6日(日) 10:30〜(受付10:00〜)
場所 日本体育大学
テーマ ・審判の役割 審判クルーのメカニズム等
・基本練習 練習スケジュールのたて方等(講義)
・基本練習 基本ドリル等 (実技)
講師 関東審判部、1部校スタッフ
対象 加盟校の全指導者(3部、エリア、医科歯科の各リーグは義務)



☆「アスレティックトレーナー説明会」開催のお知らせ(2003.6.18)

 アスレティックトレーナー(AT)に関する説明会(主管:関東大学連盟)のご案内です。
 NATA(全米アスレティックトレーナーズ協会)公認トレーナーが、ATに関心のある学生を対象に、国内外での豊富な経験を通じたさまざまな情報提供や、質疑応答を行います。各校の医務担当者を始めとする学生トレーナーはもちろんのこと、マネージャーや選手の皆さんでも興味のある方はこの機会に参加してみてはどうでしょうか。(加盟校登録学生以外の方でも参加可能です)

主 催 有限会社アスレティック・リファレンス
日 時 6月21日(土)13時〜16時
(受付開始12:30)
場 所 味の素スタジアム内 インタビュールーム
参加費用 2000円(税込み)
申込方法 メール、FAX、電話にてアスレティックリファレンスに申し込み
athref@teglet.co.jp 電話:0463−59−6697 FAX:0463−59−6755
※メールかFAXの場合は、氏名・連絡先(電話番号orメールアドレス)をご記入下さい。
講 師 麻生敬(ATC)
 NATA 公認アスレティックトレーナー
 日体協認定アスレティックトレーナー
吉田早織(ATC、CSCS)
 NATA 公認アスレティックトレーナー
 NSCA(ナショナルストレングス&コンディショニング協会)
 公認ストレングス& コンディショニングスペシャリスト



☆仙台グリーンボウルレポート(2003.6.13)

2003年6月8日(日) 13:00開始 15:40終了 天候:晴れ 会場:仙台スタジアム 観衆800

仙台グリーンボウル 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東北大学 14 14 34
東京大学 13 20
得点経過 1Q=15分
チーム QTR 時間 PLAY PLAYERS YARDS TFP G/NG
東北 02:25 RUN #17佐藤 35 #21菅原
東北 10:58 RUN #17佐藤 77 #21菅原
東北 07:49 RUN #7堀田 #21菅原 NG
東北 02:04 RUN #7堀田 #21菅原
東大 04:47 RUN #32石津 #2伊藤
東大 06:06 RUN #32石津 #2伊藤 NG
東北 13:39 RUN #8後藤 #21菅原
東大 02:00 PASS #8安江→#12野村 30 #2伊藤

チーム記録 東北大学 東京大学
(フィールドゴール)回数−成功 1−0 0−0
(反則)回数−喪失ヤード 4−30 2−20
(ファンブル)回数-喪失 1−1 1−1
ファーストダウン 21回(14−6−1) 10回(4−6−0)
(パス)試投−成功−INT
獲得ヤード
10−7−1
91
27−11−2
145
(ラッシュ)回数−獲得ヤード 68−386 30−78
攻撃回数−総獲得ヤード 78−477 57−223

個人記録(上位者) 東京大学
ラン 回数 ヤード
#32石津 12 39
#8安江 10 31
レシーブ 回数 ヤード
#5菅 49
#7那須 37
#12野村 52
パス ATT COMP INT YARDS
#8安江 27 11 145
QBサック 回数 ヤード
#59多田
#4原澤
インターセプト 回数 ヤード
#21関 13
東北大学
ラン 回数 ヤード
#17佐藤 10 145
#33山崎 21 106
#7堀田 25 74
レシーブ 回数 ヤード
#6竹内 17
パス ATT COMP INT YARDS
#7堀田 10 91
QBサック 回数 ヤード
#9春日 16
インターセプト 回数 ヤード
#51山階 15
表彰選手
ベスト攻撃バック賞 東北大学 QB #7 堀田翼
ベスト攻撃ライン賞 東北大学 OL #66 上野琢磨
ベスト守備バック賞 東北大学 LB #51 山階慎太郎
ベスト守備ライン賞 東北大学 DL #78 東海林達弘
敢闘賞 東京大学 RB #32 石津顕太郎
敢闘賞 東京大学 OL #79 西村祥平
最優秀選手賞 東北大学 DE #9 春日政喜

 第7回仙台グリーンボウルは、Jリーグ・ベガルタ仙台のホームグラウンドでもある仙台スタジアムで開催されました。市中心部から地下鉄で約15分、泉中央駅から徒歩3分とのアクセスも良く、周辺も新しい公園に加え、いろいろなショップがオープンしてきて活気があり、環境もとても恵まれています。
 スタジアムがまたとても素晴らしく、見事に整備された天然芝のフィールドやロッカールームは選手にとってこの上ない環境です。スタンドもきれいでフィールドに近く臨場感があり、晴天のこの日は絶好のフットボール日和となりました。
 第1回大会の再戦となった今回。東北大は5月に筑波を下しており、決して油断することなく臨んだ東大だったが、結果は厳しいものとなった。
 第1Q、東北大RB#17佐藤の2本の独走TDにより完全にモメンタムを奪われた。対して東大は頼みのランプレーがほぼ完全に封じ込まれダウン更新もままならない。第2Qに入ってから、東北大QB#7堀田が要所でTE#6竹内へフェイクパスを決めるなど落ち着いた指揮でゲインを重ね、最後は自分で持ち込み早くも20−0の大量リードとなる。前半は一方的な東北大ペースのまま終わった。
 後半はビハインドの東大の攻撃から。反撃に出たい東大だったがあせりからか痛恨のインターセプトで攻撃権を奪われ、さらに得点差は広がる。その後、東北大のミスで得た敵陣1ヤード、21ヤードからの攻撃という2度の好機は着実にTDに結び付け、2TD差まで追い上げる。流れが傾きかけたところだが、自陣深くで東北大DE#9春日のハードタックルを受けた東大QB#8安江がファンブル、点差は再び20点に広がった。第4Qに入ってから、東大WR#12野村の2本目のレシーブでTDを奪い、再度2TD差まで詰め寄るが、時既に遅く、6年前の雪辱を期した東北大に逃げ切られた。
 東大は攻守にわたり、パワーとクイックネスを兼ね備えた東北大ラインにスクリメージ上をコントロールされ、最後までリズムをつかむことができなかった。関東は仙台グリーンボウル2連敗で、1部校が敗れたのは初めて。



東北大学 永野監督

 今春の照準としてきたこの試合に勝てて嬉しい。東大のゾーンブロックにうまく対応できたのが勝因だと思う。
4−3から5−2に変更した守備で一定の成果があったが、半面で不用意にパスを決められることも多く課題となった。 攻撃は個人技に頼っている面があるので、システムを再構築したい。T加藤(都立西)といった新人の活躍も収穫となった。
 秋は昨年逃したシトロンボウル(東日本学生王座決定戦)出場を目指す。 関東との対戦は大きな目標となっており、是非続けていってもらいたいし、できるだけ参加したい。「(東北や仙台に)来たい」と言ってくれるチームが出てきてくれると嬉しい。
東北大 春日主将
 対戦を楽しみにしていたが、関東1部校に勝てて率直に嬉しい。勝ったものの、東大からは昨年の防大以上に気持ちの強さを感じることができた。東大などの国立大の選手は、高校でのスポーツ経験など似通ったところも多く、自分も含めて選手皆、より強く意識していると思う。秋は東北リーグを勝ち抜き、北海道代表に昨年のリベンジを果たし、絶対シトロンボウルまで行きたい。そして勝ちたい。

東京大学 清水監督

 前回対戦の6年前と比べて想像以上のレベルアップに驚いた。東北大は関東リーグに入っても、中位につけるくらいの実力があるのではないか。

 スキルポジションに能力の高い選手が多いし、ラインも横の動きなどでかなりやられた。 ほぼベストのメンバーで戦ってこの結果は厳しいが収穫もあった。
 他地域の普及などに役にたつのであれば、このような大会にもできる限り協力していきたい。
東北学生連盟 笹生理事長
 昨年に続いて勝つことができ、多少なりともレベルアップできたかなと感じているが、決して「互角」とかそういうことではなく、試合に対する取り組み方など学ぶべきところはまだまだ多い。
 東北地区もやや停滞感があるので、モチベーションを維持していくためにも何としても続けて、良い形での交流となるようにしていきたい。



☆早大QB波木選手 第2回W杯でドイツへ(2003.5.30)
 7月にドイツ・フランクフルト近郊で行われる第2回ワールドカップに、関東大学連盟所属校からは早稲田大学4年の波木健太郎選手(QB)が日本代表チームの一員として参加することになりました。
 45名の代表選手の中で、学生からは唯一の選出となっています。
 詳しくは・・・・
 日本社会人アメリカンフットボール協会
 国際アメリカンフットボール連盟
波木選手のコメント
「夢でもあった日本代表に選ばれて嬉しい。学生日本一を競うこととは違う格別のものがある。先輩の2人のQBは素晴らしいが、出場のチャンスが得られればミスをしないように一生懸命やる。今から走り回りたくてうずうずしているし、パスにも自信があるので通用するか試してみたい。相手はサイズもパワーもあると思うが、恐れずにスピード、クイックネスで対抗したい。この大会でさらに成長することができればと思う。」

【波木健太郎】
駒場学園から、2000年早稲田大学に入学。
2002年、チームを63年ぶりの関東大学リーグ優勝、初の東西大学王座決定戦・甲子園ボウルに導く。同年、連盟優秀選手賞、東京運動記者クラブ選出MVPなどを受賞。
1981年生まれ。185cm78kg。


☆仙台グリーンボウル、札幌スズランボウルについて(2003.5.29)

今年も関東大学連盟所属校が招待出場する『仙台グリーンボウル』、『札幌スズランボウル』が近づいてきましたので、ご案内いたします。

仙台グリーンボウル

主催 宮城県アメリカンフットボール協会・仙台放送
主管 東北学生アメリカンフットボール連盟
日時 2003年6月8日(日) 14:0013:00開始
場所 仙台スタジアム
対戦 東京大学ウォリアーズ−東北大学ホーネッツ

札幌スズランボウル

主催 北海道学生アメリカンフットボール連盟
日時 2003年6月22日(日) 13:00開始
場所 円山競技場
対戦 中央大学ラクーンズ−北海道大学ビッググリーン

 今年、両大会に出場することになった東京大学、中央大学は、ともに関東大学リーグでプレーオフ(現クラッシュボウル)に進出したこともある中核校ですが、対する東北大学、北海道大学ともそれぞれの地区で最多優勝を誇る強豪校で決して侮ることはできません。
 お近くのOB、関係者の方はもちろん、是非、お誘い合わせの上、ご来場ご声援くださいますようお願いいたします。
お問合せは各主催団体まで‥‥
・仙台グリーンボウル→東北学生アメリカンフットボール連盟
 TEL&FAX:022-276-1356
・札幌スズランボウル→北海道学生アメリカンフットボール連盟
 TEL&FAX:011-622-8572(平日17時〜19時、土曜13時〜17時)
 E-mail hafa@jade.dti.ne.jp

 なお、両ボウルゲームに関東大学連盟所属校が出場することになってからの戦績は以下のとおりです。


仙台グリーンボウルの戦績

1997年
6月29日(日)
仙台スタジアム 観衆:1100人
東京大学 35−21 東北大学
1998年
6月21日(日)
仙台スタジアム 観衆:950人
慶応義塾大学 31−20 東北大学
1999年
6月13日(日)
仙台スタジアム 観衆:800人
専修大学 19− 7 東北大学
2000年
6月11日(日)
仙台スタジアム 観衆:800人
中央大学 27−13 東北大学
2001年
6月10日(日)
仙台スタジアム 観衆:800人
関東学院大学 37−13 東北大学
2002年
6月30日(日)
シェルコム仙台 観衆:700人
防衛大学校 28−46 東北大学

札幌スズランボウルの戦績

1999年
6月6日(日)
厚岸公園競技場 観衆:300人
関東学院大学 13−12 北海道大学
2000年
6月11日(日)
円山競技場 観衆:300人
東海大学 33− 0 北海道大学
2001年
6月10日(日)
円山競技場 観衆:200人
防衛大学校 27−41 北海道大学
2002年
6月30日(日)
円山競技場 観衆:150人
山梨学院大学 30−29 北海道大学

 また、秋季リーグ戦の後には、東北地区と北海道地区の代表校同士による北日本大学王座決定戦『パインボウル』が行われ、この勝者と関東代表校が東日本大学王座決定戦『シトロンボウル』(日本学生アメリカンフットボール協会主催;毎年12月に東北または北海道で開催)で対戦することになっています。
 前回の第6回シトロンボウルでは明治大学が出場し、北海道大学に33−17で勝利しています。(2002年12月8日札幌ドーム)



☆フラッグフットボール大会運営ボランテイア募集(2003.5.26)

 関東大学連盟は、「NFLフラッグフットボール世界大会」及びそれに先立つ国内大会の運営に協力します。
 国内の各地区の大会は6月から行われ、出場選手の資格は12歳から14歳の男女です。英語、タイ語、韓国語、中国語、スペイン語等の外国語が堪能で国際交流に関心のある方、とにかく体力に自信のある方、マイクの前で喋りたい方、これを機会にフラッグフットボールをやってみたい方 などなど、動機は何でもOKです。事務局へ6月25日迄にお問い合せ下さい。この件に関するお問合せは連盟事務局までお願いします。
 なお、開催日程は次の通りです。

国内大会
開催日 7月12日、13日
会 場 都内近郊
募集人員 30名
世界大会
開催日 7月30日より8月2日迄
会 場 アミノバイタルフィールド(調布市)
募集人員 通訳・チームアテンド20名、運営30名



☆連盟事務局休業のお知らせ(2003.5.23)

 味の素スタジアムの館内点検に伴い、5月28日(水)と6月11日(水)は停電と給水停止のため事務所は休業とさせていただきます。
 振り替えは、6月7日(土)と14日(土)とさせていただきます。
 ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します。



☆日本大学・篠竹前監督に感謝状贈呈(2003.5.8)

 5月7日(水)、アルカディア市ヶ谷(私学会館)におきまして「日本大学アメリカンフットボール部篠竹幹夫監督退任の会」が行われ、総長を始めとした大学関係者の他、OBやフットボール関係者が全国から集いました。
 同氏の44年間の監督在任中における、関東大学リーグ優勝25回、甲子園ボウル優勝20回といった輝かしい戦績、ならびに関東選抜や日本学生代表チーム監督としての貢献など多大な功績に対し、連盟から感謝状を贈りました。
 また、大学側からは篠竹前監督の名誉監督就任の発表と、後任の内田正人監督(昨年までコーチ)の紹介がありました。



☆第2回ワールドカップ 日本代表候補に早大・波木選手(2003.5.2)

 今年7月、ドイツ・フランクフルトで行われる第2回ワールドカップの日本代表候補に、早稲田大学・波木健太郎選手(QB・4年)が選ばれました。
 学生からはただ一人の選出で、最終メンバーは5月下旬に発表される見通しです。日本が優勝を収めた4年前の1999年第1会大会(イタリア・パレルモ)でも、帝京大学・川瀬佳一選手(当時;現 学生援護会所属)が参加しており、2大会続けて関東大学連盟所属選手が選出されるか期待されます。
 詳細は日本社会人アメリカンフットボール協会ホームページをご覧ください。



☆2003年度公式規則変更内容予定報(2003.4.22)

 日本アメリカンフットボール協会競技規則委員会では、現在、2003年秋季公式戦から適用される公式規則の変更作業中です。正式には7月上旬に発表予定の2003年度公式規則内容決定報で公示されます。現在予定されている変更の主要項目は、以下の通りです。
※各々の解説の最後の( )内の英数字は、この変更が行われる予定の公式規則の主な「篇−章−条」を表します。

1.キックオフ時の計時開始の変更
☆従来、キックオフ時の計時開始は、通常ボールがキックされた時であり、前半・後半の残り2分のみボールがフィールド・オブ・プレーにおいて正当にタッチされた時であった。
★本年より、試合を通じて、キックオフ時の計時開始は、ボールがフィールド・オブ・プレーにおいて正当にタッチされた時に一本化された。
(3−2−5)
2.キックのレシーバーの保護期間の延長
☆従来、キックをキャッチしようとしているプレーヤーが妨害されずにキャッチする機会の保護は、キックがグラウンドにタッチするか、あるいはニュートラル・ゾーンを越えた地点でBチームのプレーヤーにタッチした時点で消滅していた。
★本年より、従来に加え、正当なフェヤーキャッチのシグナルが行われた場合、この保護はプレーヤーがボールにタッチした後、ボールをキャッチするか、あるいはボールがグラウンドにタッチするまでとなった。すなわち正当なフェヤーキャッチのシグナルをしてボールをマフしたプレーヤーは、ボールをキャッチするか、ボールがグラウンドにタッチするまで、引き続きボールをキャッチする機会の保護を受ける。
(6−5−1)
3.腰より下のブロックが禁止されるバックの位置の変更
☆従来、ニュートラル・ゾーンの手前およびニュートラル・ゾーンを越えて10ヤードまでの領域で、スナップ時のボールの方向に対して腰より下のブロックをしてはならない攻撃側のプレーヤーは、次のいずれかのプレーヤーであった。
1)スナップ時に攻撃側中央のラインマンからどの方向へも7ヤード以上離れて位置するプレーヤー(ラインマン、バックに関わらず)
2)スナップ時にモーションしているプレーヤー
★本年より、この制限を受ける攻撃側のプレーヤーは、次のいずれかのプレーヤーとなった。
1)スナップ時に攻撃側中央のラインマンからどの方向へも7ヤード以上離れて位置する攻撃側のラインマン
2)スナップ時にスナッパーから2番目のラインマンより外側に位置するバック
3)スナップ時にモーションしているプレーヤー
(9−1−2−e−1)
4.スポーツマンらしからぬ行為の罰則の変更
☆従来、タッチダウンのプレー中およびダウン後の得点したチームの相手側によるスポーツマンらしからぬ行為は、罰則をトライで施行した。
★本年より、このスポーツマンらしからぬ行為の反則はすべて、罰則をトライで施行するか、または次のキックオフで施行するかを被反則チームが選択できる。(例外:超過節)
(10−2−2−g)
5.パーソナル・ファウルの罰則の変更
☆従来、タッチダウン後でトライ前のパーソナル・ファウルは、罰則をトライで施行した。
★本年より、このタッチダウン後でトライ前のパーソナル・ファウルはすべて、罰則をトライで施行するか、または次のキックオフで施行するかを被反則チームが選択できる。(例外:超過節)
(10−2−2−g)



☆春季オープン戦試合結果携帯端末速報(2003.4.21)

 4月19日(土)より開始されました2003年度春季オープン戦試合結果速報に併せ、携帯端末による結果速報を再開致しました。アドレスは、NTTドコモ、au、Jフォンの各社とも共通で『 http://www.kcfa.jp/i 』 です。
 このホームページの試合結果速報同様、試合終了1時間以内には更新していきますので、こちらもどうぞご利用下さい。




2002年度までのINFORMATION