クラッシュボウル決勝 2005年12月4日(日) 味の素スタジアム | ||||||
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タレント集団法大に全員フットボール慶大が挑む 〜甲子園への切符はどちらに〜 3年連続で決勝進出を果たした法大。その原動力でありこの試合でもキーマンとなるのが、1000ヤードラッシャーに輝いたRB#29丸田だ。持ち前のスピードやブロッカーを巧みに使ってのカットバックでロングゲインを連発する。また、スターターに定着しパスレイティング1位となったQB#4菅原のパスも冴え渡り、1試合平均53点を叩き出した攻撃陣。しかし準決勝では総獲得ヤード186ヤード、14点に抑えられ、不完全燃焼の感がある。本来の攻撃ユニットの力を発揮できれば、リーグ戦同様の大量得点が期待できる。守備ではランストップには成功したが、206ヤードを奪われたパス守備に改善の余地がある。主将#9高橋らDL陣がフロントからプレッシャーをかけ、#33松田、#34樋田らDB陣の素早いカバーで対抗したい。 対する慶大は獲得ヤードは互角ながら、キッキングとターンオーバーを確実に得点へ繋いで勝利した。DB#19山中が2インターセプト、キッカーとしても3FGを成功させ、ビッグプレーメイカーとして大活躍した。QB#13青木の的確なパス、副将RB#2小川、#25岩田のランで爆発力はなくとも、チャンスを確実に得点へつなげる強かさで勝ち上がってきた。WR#80植松はレシーバーとしてもリターナーとしても秀逸で、準決勝では80ヤードのTDリターンで流れを呼び込んだ。経験不足が懸念されていた守備も、主将DL#9藤井を中心に全員の集まりでキャリアーを止め、リーグ2位の喪失ヤードを記録した。慶大守備が法大攻撃を抑えられれば、勝負の行方はわからなくなる。 いよいよ関東ナンバー1が決まるこの試合。法政が3年連続で勝利するか、古豪復活慶大が勝利するか。リーグ戦では法大に軍配が上がったが、スペシャルプレーでモメンタムを引き込むことが出来れば慶大にもチャンスはある。お互いの誇りをかけた勝敗の行方を見逃すな! 法政大学の紹介はこちら、慶應義塾大学大学の紹介はこちらから。 法政大学 → メインスタンド側、オレンジのジャージー 慶應義塾大学 → バックスタンド側、白のジャージー(チームカラーはネイビーブルー) |