◎激闘!バーシティボウル(2005.12.25)

 今日のアミノバイタルフィールドでは『第16回バーシティボウル』が行われました。これは、関東と関西で相互開催している2部と3部の選抜チームによる試合です。厳しい冬の寒さに負けないくらいの選手達の熱い闘志がスタンドまで届き、大勢の観客からの声援もまた選手達の力になっているようでした。見る者が思わず手に汗握る、オールスターゲームに相応しい試合が展開されました。
 また、第1試合には関東中学生アメリカンフットボール選手権が行われ、未来の名選手達が頼もしい姿を見せてくれました。
 今日で本年度のアミノバイタルフィールドレポートは終了です。2005年度関東大学リーグへのご声援、どうもありがとうございました。


★第1試合 関東中学生選手権 ●佼成学園ロータス0−42世田谷ブルーサンダース○
 第1Q中盤、QB#16小林がキーププレーで先制のTDを挙げる(TFP失敗)。次の佼成中の攻撃をDL#77山崎がインターセプト。これを得点につなげてリードを広げる。佼成中もTE#80鈴木をメインターゲットに攻撃を展開するも、世田谷守備を打ち破れない。前半で4TDを奪った世田谷は、後半もWR#88鈴木のリターンTDなどで着々と加点する。QB#10渡辺からWR#40山道へのロングパスなどで佼成中も反撃を図るが及ばず、世田谷が初優勝した。

★第2試合 バーシティボウル 関東3部選抜14−29関西ディビジョンV選抜○
 関東の第1プレー、DB#26辻邨がインターセプト。これをQB#13北川のTDランに繋げ関西が先制。これに対し、関東はRB#1加藤が左オープンを突いてTD。続くシリーズでQB#13池からWR#22黒柳へのTDパスで逆転し、前半を折り返す。第3Qには関西が7分余りを費やして敵陣14ヤードまで進むもここは得点ならず。第4Q、関西がRB#33宇田のTDランで同点に追いつくと、次の攻撃で関東がファンブルしたボールをLB#4真鍋がリカバリー。エンドゾーンまで一気に運び、関西が遂に逆転する。この後2回あった関東の攻撃を凌いだ関西に軍配が上がった。

★第3試合 バーシティボウル 関東2部選抜17−7関西ディビジョンU選抜●
 先制は関東、RB#35谷川が中央を突いてエンドゾーンに飛び込む。だがここから両チームにターンオーバーが続き、波に乗ることが出来ない。関西はRBを3人置いたフォーメーションを登場させるも得点には結びつかず。逆に関東はQB#20堤のランを軸にドライブ。堤が2ヤードを押し込みTD、前半終了直前にもFGで加点した関東が17−0で折り返す。後半巻き返しに出た関西は2度のギャンブルを成功させTDを奪う。次のシリーズでファンブルをリカバリーして攻撃権を得ると、敵陣2ヤードまで進攻。しかしここは関東DB#33江川がボールに飛びつきパスカット、関西の追加点を防ぐ。その後はリードを守りきった関東が勝利を手にした。




◎ご声援ありがとうございました(2005.12.11)

 2005年度リーグ戦最後となった今日のアミノバイタルフィールドでは、今シーズン一番の寒さの中で2部−3部の入替戦が行われました。来季2部リーグの切符を掴むための決死のプレーが随所に見られ、選手たちの気迫やスタンドの応援がフィールドを熱くさせていました。
 本日をもって今年度のリーグ戦は全て終了しました。今年から関東大学リーグのメイン会場として生まれ変わったアミノバイタルフィールドでは、毎週熱い戦いが繰り広げられ、選手達は心に残る沢山のプレーを見せてくれました。シーズン終了で引退となった4年生プレーヤーの皆さんは、フットボールファンとしていつかアミノバイタルフィールドに戻ってきてください。
 また、今シーズンご来場くださった大勢のお客様に心からお礼を申し上げます。



★第1試合 入替戦(2部A−3部A) ●新潟大学0−15拓殖大学○
 まずチャンスを掴んだのは新潟大だが、21ヤードのFGを失敗。その後はRB#40延本のランを軸に攻撃するも得点できず。第2Q終盤、拓殖大が36ヤードFGを狙うが失敗。前半は両チーム無得点で終える。後半に入り、拓殖大はTE#5山本へのパス、RB#10杉田へのパスでドライブ。最後は杉田が左オープンを駆け上がりTD(TFPはブロック)。続くシリーズでFGを決めると、山本へのTDパスがヒットしリードを広げる。新潟大はRB#21岩倉をQB起用し、パスで逆転を狙うも及ばず。拓殖大が悲願の2部昇格を決めた。

★第2試合 入替戦(2部B−3部C) ●千葉商科大学0−54東洋大学○
 第1Q、東洋大は千葉商の攻撃をパントに追い込み、それをブロック。これを足がかりにTDを奪うと、RB#23加藤のラン、WR#80藤島(登録は13番)へのパスと立て続けにTDを挙げ、一気にモメンタムを握る。千葉商もショットガンからのQB#7吉岡のキープやTB#8鈴木へのピッチ、さらにはセットバックを使い分け突破を図るが、東洋大の堅い守りの前にドライブが続かない。後半にも追加点を上げ、試合を優位に運んだ東洋大。01年以来の2部昇格を果たした。




◎夢への挑戦(2005.12.10)

 今日のアミノバイタルフィールドでは、1部−2部の入替戦2試合が行われました。1部残留、又は昇格をかけた戦いだけあって、会場は白熱した雰囲気に包まれました。各校とも、遠方から応援に駆けつけたOBの方も沢山いらしたようです。
 また、場内FM『K-WAVE88.5』の放送を行いました。これはアメフトのルールや試合内容をより詳しく理解していただくためのものです。スタンドにはラジオを聞きながら観戦するお客様の姿が見受けられましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?


★第1試合 入替戦(1部A−2部A) ○関東学院大学28−20武蔵工業大学●
 先制点を挙げたのは武蔵工RB#29伊藤(義)。しかし関院大は第1Q終盤・第2Q序盤にTDを奪う。関院大リードで迎えた第3Q、武蔵工は50ヤード付近でギャンブルを成功させ、直後のプレーでWR#8伊藤(晋)が48ヤードパスキャッチを見せTD、同点に追いつく。第4Qに入り両校共にTDを決めるが、武蔵工はTFP失敗。逆転を狙い攻撃を仕掛けた武蔵工だったが、関院大DL#7早川にインターセプトTDを決められ点差は8点に。その後の武蔵工の攻撃も関院大LB#37明松のインターセプトにより芽を摘まれゲームセット。関院大は1部残留となり、武蔵工は昇格を果たせず。

★第2試合 入替戦(1部B−2部B) ●東海大学12−14帝京大学○
 前半第1シリーズ、東海大はRB#6宮地・RB#32藤巻のランなどでゲインを重ね、最後はRB#34佐々木がTD(TFP失敗)。その後前半は両校共に得点できず膠着状態が続く。後半に入り、帝京大は最初のシリーズで自陣30ヤードからパスとランを織り交ぜ敵陣に入り、QB#10大津がTD。次のシリーズで東海大もロングドライブの末、TDを決め(TFP失敗)、逆転。しかしその直後のシリーズで帝京大は素早い攻撃を仕掛け、TE#88村山がTDを返す。そして第4Q残り3分51秒からの東海大の攻撃、敵陣27ヤードまで攻め込むものの痛恨のギャンブル失敗。東海大は攻撃の機会を失い、そのまま試合終了。帝京大は2003年以来の1部復帰を果たした。




◎リーグ戦閉幕(2005.11.27)

 今日は暖かなフットボール日和で、リーグ戦を締めくくるにふさわしい一日となりました。爽やかな快晴の空の下、ここアミノバイタルフィールドではU部Aブロックの3試合が行われました。本日のU部リーグ最終戦の結果により、入替戦出場校が出揃いました。


★第1試合 2部A ●防衛大学校7−28武蔵工業大学○
 第1Qは両校共に攻め切れず無得点。試合が動いたのは第2Q終盤、武蔵工がLB#35鈴木のインターセプトにより攻撃のチャンスを得て先制のTDに結びつける。直後のシリーズで防衛大はWR#3竹内がナイスキャッチを見せ敵陣まで進むも時間切れ。第3Q最初のシリーズでは、武蔵工がエンドゾーン前の攻撃でファンブルするが、自チームWR#80堀がボールを抑えそのままTD。続いて武蔵工は2TDを追加。第4Qに入り防衛大はWR#6沢田が1TDを返し、その後もノーハドルで攻め込もうとするが武蔵工守備陣に抑えられる。武蔵工は勝利を納め、T部入替戦出場への望みを繋いだ。

★第2試合 2部A ●桜美林大学7−49東京学芸大学○
 学芸大は第1シリーズでRB#7飯塚がキックオフリターンTDを決め先制し、さらに第1Q中にもう1TDを追加。桜美林は第1Q終盤に敵陣深くまで進むが学芸大#2太田のインターセプトにあい得点のチャンスを失う。第2Qも終始学芸大ペースで、3TDを挙げる。後半最初のシリーズで桜美林はWR#84松元が32ヤードパスキャッチでTDを返すが、学芸大の勢いは止まらず。合計得点7−49で試合を終えた。この試合の結果により桜美林は入替戦出場を逃し、ブロックで順列2位となった武蔵工の出場が決定した。

★第3試合 2部A ○東京大学44−6新潟大学●
 新潟大は試合開始直後のキックオフでいきなりオンサイドキックを成功させ攻撃権を得るが、すぐにパントに追い込まれる。第1Q中盤、東京大DB#21神戸が新潟大陣内でインターセプト。このプレーがFG成功に繋がった。東京大は第2Q最初のシリーズにもTDを決め、直後の新潟大の攻撃時にもLB#6菅がインターセプト。そこから得た攻撃で着実にゲインを重ね、TDに結びつけた。後半の第1シリーズ、新潟大はWR#11山崎の26ヤードランなどでエンドゾーン前3ヤードまで攻め込むが痛恨のギャンブル失敗。東京大がTDやFGで得点を重ね、新潟大はその合間に1TDを返すが追加得点はできず。東京大はT部リーグ昇格をリーグ全勝優勝で飾った。




◎涙の最終戦(2005.11.26)

 今週末のアミノバイタルフィールドは、リーグ戦最後となる2部リーグの最終節です。今日の3試合はいずれも逆転を繰り返す緊迫した展開となり、最終戦にふさわしい白熱した戦いでした。特に第3試合は、ブロック優勝=リーグ再編移行年によるT部リーグへの自動昇格が決まる一戦で、入場者も多く、注目度の高さが感じられました。神奈川大学は涙のカウントダウンでブロック優勝を飾り、創部以来初となる悲願のT部リーグ昇格を果たしました。


★第1試合 2部B ●青山学院大学35−39国士舘大学○
 国士舘のファーストシリーズ、RB#29前川のロングゲインを足掛かりに敵陣へ攻め込むと、36ヤードのFGを成功させ先制。直後のシリーズで青学大もすぐに反撃し、WR#5伊賀が高めのボールに飛びついて好捕、そのまま押し込んでTD。以降は青学大QB#14木村のパスと国士舘RB陣による点の取り合いになる。前半終了して35−17とリードした青学大だったが、後半国士舘が猛反撃。前川が2TDを挙げて3点差に詰め寄ると、試合終了残り4分で逆転のTDを奪って勝利した。

★第2試合 2部B ●上智大学20−29学習院大学○
 まずは上智大がラン攻撃を軸にドライブ、FGで先制する。対する学習院も2本のFGで逆転するが、さらに上智大もRB#44吉岡のオプションピッチからのTDとFGを決め前半を20−6とリードして終了。追い上げる学習院はRB#1藤間へのTDパス、DL#55千田のファンブルリカバリーをQB#20堤のTDランに繋げて試合をひっくり返す。再逆転を狙う上智大攻撃をインターセプトで断ち切り、勝ち星を挙げた。

★第3試合 2部B ○神奈川大学28−21帝京大学●
 神大はモーションマンへのハンドオフ・QBキープでドライブ、RB#1市村が密集を突き抜けTD。続くFGのチャンスはブロックされたものの、今度はRB#3貴田が押し込んで追加点を挙げる。帝京大もTE#88村山へのパスでTDを返すが、神大は前半終了間際にも得点して21−7で折り返す。後半ショートパス主体に切り替えた帝京大、QB#10大津が自らボールをキープして追撃のTD。しかし神大WR#13小掘川が、帝京大パスカバーを振り切り、エンドゾーンに飛び込んで突き放す。粘る帝京大は1TDを返すも反撃はここまで。神大がブロック優勝とT部昇格を決めた。




◎ついに決着、V部リーグ(2005.11.19)

 朝から爽やかな青空に恵まれましたが、風が非常に冷たく、特に日が暮れてからは真冬のような冷え込みでした。
 今日のアミノバイタルフィールドはV部リーグの最終節、白熱した闘いが繰り広げられました。このゲームで引退となった4年生選手達や、入替戦出場のためのプレーオフ進出を果たしたチームなど、様々な顔が見られました。



★第1試合 3部D ●城西大学0−31駒澤大学○
 駒澤大は城西大最初の攻撃を3回で止めパントに追いやると、TBの位置に入った#13正木(登録#17)からWR#9大貫へのフリーフリッカーを成功させ、先制点を挙げる。続くシリーズではRB#28市川へのスクリーンで追加点を奪い、さらにFGを決めてモメンタムを掌握する。守勢に回っていた城西大は、リバースプレーを渾身のタックルでファンブルに仕留める。DL#90石川がリカバリーし流れを掴むかと思われたが、次のプレーで痛恨のファンブルロスト。後半も波に乗り切れない城西大を飲み込んだ駒澤大が、プレーオフ出場に望みをつなぐ勝利を挙げる。しかし同ブロック所属校の試合結果により、プレーオフ出場は果たせず。

★第2試合 3部A ●流通経済大学7−33拓殖大学○
 試合開始直後のシリーズで、まずは拓殖大RB#10杉田がTD。流経大もすぐさま反撃に出て、RB#22中澤がパスキャッチから一気に相手を振り切りTDを決める。だが試合の流れは徐々に拓殖大へ。前半で3TD1FGを決め、優位に試合を進める。守備陣も2本のインターセプトで流経大の攻撃の流れを断ち切り、第3QにFG、第4QにTDを加えた拓殖大が全勝でブロック1位・プレーオフ進出を決めた。#10杉田は今日4TDの活躍を見せた。

★第3試合 3部C ●国際基督教大学19−27明治学院大学○
 先制は基督教大。第1Q中盤にTB#21須田が50ヤードを走り抜けTD、次の攻撃時にもWR#22黒柳がギャンブルを成功させTDを決める。明学大の初得点は第2Q、#4大城のインターセプトから繋げたFG。さらに前半終了間際にもWR#84矢嶋がTDを決めるが、すぐ基督教大WR#25安孫子のキックオフリターンTDでまたもや突き放される。基督教大リードで前半を折り返したが、後半明学大がRB#21進藤のランを軸に反撃を開始。第3Q、進藤が1ヤードを押し込みTD、さらにFGを奪い逆転。第4QにもTDを決め、その後の基督教大の反撃を無得点に抑えて勝利を収めた。




◎悲喜こもごも(2005.11.13)

 リーグ戦も残り僅かとなってきました。最終戦を待たずに今シーズンのおおよその結果が出てきたチームも少なくありません。試合に勝利しても、他チームの試合結果によりリーグ昇格のチャンスが掴めなくなったチームも見られます。スタンドには、普段にも増して他校の勝敗の行方をを熱心に見まもる選手たちの姿がありました。


★第1試合 医科歯科1部A ●東京慈恵会医科大学12−15昭和大学○
 第1Q、昭和大が敵陣45ヤードからテンポ良くドライブを重ね、#2森脇のランで先制パンチをお見舞いする。慈恵会も応戦するが、昭和大の守備は固く得点には結びつかない。昭和大は第2・3QにFGを1本ずつ決め、0−13と突き放しにかかる。しかし4Q、慈恵会も反撃、ファンブルリカバーから得た好フィールドポジションを#24古川が走り抜きTD。残り5分を切りさらに1TDを加え12−13まで追い詰める。しかしオンサイドキックを失敗し流れが傾く。その後昭和大にセーフティを与えタイムアップ。

★第2試合 2部A ○防衛大学校54−0東京農業大学●
 前半、東農大は時間をかけボールを運ぶが、エンドゾーンまでは届かず、逆に防大は前半に#6沢田がキーとなりゲインを重ね連続TDを奪う。後半は#3竹内へのパスで細かく刻んでドライブ。#6沢田がまたもや2連続TD。続けざまに防大がロングパスをヒットさせ、続々と追加点を挙げる。東農大もインターセプトやロスタックルで応戦するが、防大の力の前に屈した。ブロック2位争いも熾烈を極めている。

★第3試合 2部A ○東京大学44−3桜美林大学●
 前半より東大は自分達のペースで試合を進める。桜美林のパントミスにより、敵陣深くからのシリーズをきっちりモノにし先制。続けて#84和田へのロングポストで追加点を挙げる。前半だけで21−3と大きく突き放した。後半もペースは変わらず守備も奮闘を見せる。DL#90小関がロスタックルでキャリアーを仕留め、LB陣の素早いリアクションも随所に見られ、3TD1FGを追加した。ブロック1位を掴み取った東大は、ブロック再編移行年により1年ぶりのT部昇格を果たした。




◎T部リーグ最終節、1日目(2005.11.12)

 今日はT部リーグ最終節3試合が行われました。早朝は雨が降っていましたが、試合開始の頃には晴れ間が見え、風は冷たいものの快晴のフットボール日和となりました。
 リーグ戦最終節ということで、今日の試合で4年生が引退というチームもあったようです。試合終了後にはあちらこちらで記念の写真撮影などが行われていました。


★第1試合 1部B ●横浜国立大学0−41慶應義塾大学○
 前半から慶大がペースを握る。慶大最初の攻撃では敵陣25ヤードという好ポジションからじりじりと攻め込み、RB#25岩田がTDを決め先制。前半は計4TD・1FGを奪った。第3Qに入り慶大はFGでまたもや追加点。第4QにもDB#15森のインターセプトで得たチャンスからRB#3佐藤が43ヤードの快走を見せTD。横国大は若手RB#29横川の成長が光るが得点には結びつかず。慶大が完封勝利を納めた。

★第2試合 1部A ●関東学院大学7−28立教大学○
 第1Qは一進一退の膠着状態。しかし第2Q、関院大RB#29三国が96ヤードパントリターンTDを決め均衡を崩す。後半に入ってからは立大が奮起し、第3Qの間にLB#25北村のインターセプトリターンTDを含む3TDを奪い逆転。また試合終了間際にもRB#22松下が22ヤードを走り切りTDを挙げダメ押し。立大が勝利し、関院大は入替戦出場が決まった。なお、立大#25北村はこの試合中に3回ものインターセプトを記録した。

★第3試合 1部A ○日本体育大学27−24明治大学●
 先制点を挙げたのは日体大。WR#19山内の巧みなパスキャッチとランでゲインを重ね、K#11西村が37ヤードFGを成功させた。しかし直後のシリーズで明大も#84阿部が22ヤードFGを返し同点とする。第2Qに入ってからも、明大がTDを奪うと直後に日体大もTDを返すという競り合いの状態。第3Qも両チーム共に1TDを決める。勝負が決まった第4Q、まずは日体大が28ヤードFG成功。次に明大RB#45山崎がTDし逆転。最後は日体大#19山内がTDを返し再逆転。接戦の末、日体大が勝利を収めた。




◎変わる天気と勝敗の行方(2005.11.06)

 本日はV部Dブロックの3試合が行われました。天候は朝から曇り空で肌寒く、午後からは雨が降り始めました。日ごとに暖かくなったり寒くなったりと、温度調節が難しくなっています。チームの方も観客の皆さんも風邪など引かないように気をつけていただきたいものです。

★第1試合 ●創価大学14−20高千穂大学○
 第1シリーズ、高千穂大はRB#28井出口のロングゲインで敵陣深くまで進むが、創価大LB#79丹下のロスタックルでパントに追い込まれる。試合が動いたのは第2Q、創価大RB#2島田が60ヤードを走りTD。高千穂大も直後のシリーズでWR#81秋山がキックオフリターンTDを決め、その後も1TDを追加し後半へ。勢いに乗る高千穂大は第3Q終盤にRB#28井出口がTD。創価大は第4QにWR#9丸岡が30ヤードパスキャッチでTDを返すが追撃及ばず。そのまま試合終了となった。

★第2試合 ○駒澤大学25−7埼玉大学●
 第1Q、埼玉大がDB#49山田のインターセプトにより流れを引き寄せようとするが得点には結びつかず。前半は両チーム共に得点が入らない。後半に入り、駒澤大QB#16大久保が右オープンを突き先制TD。その後も駒澤大は3TDを奪う。埼玉大はWR#15高橋が1TDを返すが、その後の攻撃で駒澤大守備陣にインターセプトを奪われ得点を挙げることができない。駒澤大はDB#27森嶋のダメ押しのTDで埼玉大を突き放し勝利を納めた。

★第3試合 ●城西大学8−14大東文化大学○
 第1Qはパントの応酬。第2Q終盤になって城西大は大東大のパントのキャッチミスからチャンスを得るが攻め切れずFG失敗。次のシリーズ、大東大は#7長谷川の32ヤードパスキャッチで一気にゴール前まで攻め込み、最後はWR#15角田がTD。第3Qには城西大が大東大のパントをブロックした。そのままDB#24植原がエンドゾーン内でボールをリカバーしTDを決め、TFPの2ポイントコンバージョンも成功させ逆転。しかし直後大東大WR#15角田がまたもやTDを奪い再逆転。そのまま大東大が逃げ切り勝利した。




◎アツい日(2005.11.05)

 本日はV部リーグの2試合とT部リーグの試合が行われました。
快晴で気温も高く、お客様にも優しい試合日和となりました。フィールドではこれから先を占うようなアツい試合が展開されました。今後の試合結果に注目が集まりそうです。



★第1試合 ●横浜市立大学14−28成蹊大学○
 横市大のリターンから始まった第1Q。試合開始わずか18秒で、成蹊大LB#51太田がインターセプトで攻撃権を奪う。序盤好調の成蹊大。4thダウンでギャンブルを成功させそのままTDし先制。成蹊大は前半だけで3本のTDを奪う。第2Q中盤、横市大のエースRB#2加藤の自陣24ヤードからのランでTDで1本返し、前半を7−21で折り返す。後半に入り、横市大は、#2加藤へのスクリーンパスで反撃するが、成蹊大の守備陣の前に阻まれる。ラストシリーズに横市大がTDを決めるが及ばずゲームセット。成蹊大は初勝利を納めた。

★第2試合 ○明治学院大学37−7千葉大学●
 先制は千葉大。第1Qゴール前29ヤードからのシリーズをWR#27斉藤のランでTDを奪う。しかしここから火が着いた明学大。攻撃陣はすぐさまTDを返し、守備陣は#71金子、#77池田のDLコンビがロスタックルを連発。後半は明学ペース。RB#21進藤がシリーズ全ての7連続キャリーで44ヤードをドライブしTD。その後も攻撃軸のランプレーに要所でパスを絡め順調に追加点を挙げた。

★第3試合 ●関東学院大学0−17一橋大学○
 入替戦出場を賭け、共に背水の陣で臨んだ試合。1Qはジャブの応酬で決め手を欠くが、2Qに入りTE#89佐々へのパスとQB#16西村のランで一橋大がジワジワと前進。最後はキッチリFGを成功させ先制する。後半に入り、ペースを握り始めた一橋大。前半に引き続きランプレーでじわじわとゲインを重ね、4Qに入り84ヤードに8分34秒をかけるロングドライブで最後はRB#20渡辺が押し込んでTD。関東学院は守備が奮闘するも、攻撃陣のダウン更新が7回と精細を欠く。一橋大は終了間際にも追加点を挙げセーフティリードで決着。




◎いよいよ大詰め(2005.11.03)

 第1試合の間は日差しが見えていましたが、第3試合になると雨が降り始めました。冷たい空気が身に染みる季節です。
 今日はプレーオフ進出がかかった注目の試合で、アミノバイタルフィールドは満員御礼でした。今日の結果により、1部Bブロックは法政大学と慶應義塾大学のプレーオフ出場が決定しました。


★第1試合 1部B ●横浜国立大学10−73筑波大学○
 第1Q、横国大が筑波大のファンブルにより敵陣21ヤード地点からの攻撃権を得、FGで先制。しかし直後のシリーズで筑波大RB#9中野が数度に渡りダウンを更新し、最後は15ヤードを走りTD。第2Q序盤にもWR#7小山のパントリターンから生まれたチャンスでFGを奪う。筑波大は前半に合計4TD・1FGを決めた。横国大はRB#29横川が随所でナイスランを見せるが、筑波大守備陣に阻まれ後が続かず。第4QにQB#17中嶋が1TDを返すが、そのまま試合終了となった。

★第2試合 1部B ○専修大学10−7東海大学●
 第1Q開始直後、専大はLB#1村田のインターセプトによりチャンスを掴み、TE#82中村がTD。東海の反撃は第2Q。4thダウンでギャンブルを成功させドライブを継続、RB#6宮地がTDを奪い同点に追いつく。第3Q、東海大は27ヤードFGを試みるが失敗。逆に専大が41ヤードFGを成功させる。その後専大がペースを握り、そのまま逃げ切った。

★第3試合 1部B ○法政大学52−20日本大学●
 第1Qは拮抗した試合展開。日大RB#25小嶋が先制のTDを決めるとすぐ法大RB#29丸田がTDを返す。続けて法大は日大のパントをブロックし、それがセーフティーとなって2点追加。その後日大が12ヤードのFGを決め逆転する。第2Qは日大ペース。1TD・1FGを奪った。第3Q、法大は丸田のTDを皮切りに一気に自軍のペースに持ち込み、立て続けにTDを奪った。丸田はこの試合でラッシュ227ヤードを記録し合計985ヤード。1000ヤードラッシャーに王手をかけた。




2006年度秋季リーグ戦


2006年春季オープン戦


2005年10月


2005年9月