◎秋までごきげんよう(2006.06.11)
関東学生連盟主催春季オープン戦『K-WARS
2006』の最終日は、この春シーズンを象徴するかのような冷たい雨の中で行われました。
お陰さまで4月からの10日間を無事に終えることができました。スタンドが改修工事中であったためにご来場いただいた皆様には大変ご不便をおかけしてしましいましたが、新スタンドが完成した今秋のリーグ戦では、これまで以上に大勢のお客様にお越しいただけると思います。
9月のアミノバイタルフィールドで皆様をお迎えするのを楽しみにしております。
★第1試合 ○一橋大学29−6東北大学●
東北大の好パントで自陣深くからの攻撃となった一橋大だったが、ラン、パスとテンポよく繋いで、最後はQB#18加藤がオプションキープで先制点を挙げる。続く東北大の攻撃をファンブルロストに仕留めるなど、前半だけでターンオーバーを4つ奪う。東北大もSF#32森本のインターセプト、DE#52石田のQBサックなど守備が奮闘するがなかなか得点につながらない。前半を13−0で折り返した後半、一橋大がRB#23鈴木のドローなどが随所で好ゲインを獲得し、着々と加点する。その一方で東北大はQB#18笠原のパスを中心に攻撃を組み立てるもレシーバー陣が捕球に苦しみ、第4QにWR#88萩山へのTDパスで6点を返すに留まった。
★第2試合 ●日本大学7−21中央大学○
第1Q最初の攻防は両チームFG失敗。得点が入ったのは第2Q、日本大RB#21金が左オープンを駆け抜けてTDを奪う。中央大も次の攻撃でロングドライブを展開、RB#3宮幸が押し込んで同点に追いつく。ここで中央大がオンサイドキックを成功させて流れを掴むと、QB#15井ヶ田が自らエンドゾーンへ飛び込み逆転する。後半に入り日本大はインターセプトからFGのチャンスを得るが、このキックは失敗。逆に中央大にTDを決められリードを広げられる。反撃の糸口を掴みたい日本大は、DB#3國司のインターセプトなどで守備が踏ん張るも攻撃が波に乗れない。得点はこのまま動かず、中央大が勝利した。
★第3試合 ●東海大学24−27武蔵工業大学○
武蔵工RB#1光武が1ヤードを押し込んで先制。東海大もすぐさまFGで得点するが、武蔵工WR#8伊藤にキックオフリターンTDを奪われてしまう。その後東海大はWR#80野口へのロングパス、RB#22藤井のランなどで3TDを追加し逆転に成功。24−13で前半を終了する。しかし後半最初のシリーズで武蔵工が反撃の狼煙となるTDを挙げると、以降は両チーム我慢の展開に持ち込まれる。この局面を打開したのは武蔵工だった。RB#1光武が今日3つめとなるTDで逆転に成功する。最後の攻撃で猛追した東海大だったが、最終プレーで武蔵工DL#93日月がQBを捕まえ、この試合に終止符を打った。
◎満員御礼(2006.06.04)
2週間ぶりのK-WARSです。今日は注目カード『日大−関学』の定期戦があった関係で、本当に大勢のお客様にご来場いただきました。
春のスタンド改修工事が大幅に遅れているために席数が不足し、本日はスタンド席に座れなかったお客様には芝生席でご覧いただくなどご不便をおかけしてしまいました。
★第1試合 ○神奈川大学27−17大東文化大学●
試合開始直後から大東大DB#4松井のFG、すぐに神奈川RB#39眞のTDと、点の獲り合いを予測させる試合展開となる。第2Qも大東大がWR#15角田のロングゲインをRB#22黒須がTDに結びつける。一方、巻き返しを図りたい神奈川は第3QでQB#7鎌田が自らボールをキープしてそのままTD、勝負は第4Qにもつれこむ。大東大の黒須が再びTDを決めるも、神奈川はLB#23有働、RB#18野口がTDを重ね、最終的に大東大を引き離した。
★第2試合 ○日本大学28−6関西学院大学●
両チーム共にパス攻撃を中心として試合を進める。関学大は日本大の好パントにより自陣3ヤードからの攻撃を強いられるも、QB#9三原を中心とした攻撃で19ヤードFGを決め先制。しかし日本大は前半終了間際にWR#1金井がエンドゾーンに駆け込み逆転。第3Q、日本大は自陣44ヤードからの攻撃で金井が関学大ディフェンスを抜き去りTD。第4Qにも、日本大はLB#88中谷のインターセプトによりチャンスを掴み、得点を重ねる。関学大は後半からQBを#13加納とし攻撃を組み立て再びFGを決めるが、直後のシリーズでまたも追加点を許してしまう。日本大のリードのまま試合終了となった。
◎初夏のK-WARS(2006.05.21)
このところ雨続きのお天気でしたが、今日は久々に快晴の空の下で3試合が行われました。
風はあっても人工芝の上は結構な暑さで、高温を知らせるデジタルカメラの警告サインが点きっぱなしでした。ご観戦のお客様も、熱中症対策としてこまめな水分補給をお忘れなく。
★第1試合 ●神奈川大学0−13国士舘大学○
神奈川LB#51今成のファンブルリカバーなどで、第1Qは両チーム得点のチャンスが無かった。第2Qに神奈川はDB#4武田が50ヤードのFGを狙うも失敗。逆に前半終了1分前で神奈川は自陣ゴール前で痛恨のファンブル。このチャンスに国士舘RB#13加藤がエンドゾーン左に飛び込み先制のTDを挙げる。勢いに乗る国士舘は、後半最初の攻撃でもQB#8松山のパスが決まり追加点を奪う。追いかける神奈川は敵陣での攻撃でファンブルを犯すなどリズムに乗り切れない。終盤にWR#80西山へのロングパスなどで追撃するが及ばず、国士舘が逃げ切った。
★第2試合 ●日本体育大学3−24東海大学○
東海大はRB#17堀井のFGで先制。対する日体大はモーション、リバースを織り交ぜた攻撃を仕掛けるが突破口が開けない。逆に東海大QB#5尾形にTDを奪われてしまう。前半終了前に日体大は2度のFGのチャンスを得るが失敗、東海大リードで前半を折り返す。日体大は後半開始のキックオフでオンサイドを狙うも失敗、逆に東海大に得点を許してしまう。しかしWR#19新垣のキックリターンで一気に敵陣に入り、K#11西村のFGで得点する。しかしその後はインターセプトやギャンブル失敗で得点ならず。東海大RB#32田中がTDを奪った時点で勝負は決した。
★第3試合 ○立教大学27−21桃山学院大学
桃山大は立教大のパントのミスから得たチャンスに、RB#34菰口が右オープンを突いて先取点を奪う。対する立教大もランでTDを挙げ同点にする。追加点が欲しい桃山大はLB#42本間のインターセプトリターンTDで突き放す。第3Qにも得点を挙げた桃山大だが、ここから立教大が反撃。WR#81石井へのTDパス、LB#33中村がパントブロックして自らTD(TFP失敗)、1点差に詰め寄る。最後はQB#14田村が自らキープしてとどめのTD。熱戦に終止符を打った。
◎伝統の四大戦(2006.05.14)
この春は雨の週末が多いようです。今日のアミノバイタルフィールドでは、武蔵・成蹊・学習院・成城の4校による『第56回
四大戦』が行われました。これは、旧制高校時代から深いつながりのある前掲の四大学が、スポーツを通してその技術の向上や大学間の親睦・交流を深めるために始まった由緒ある大学行事だそうです。伝統校らしく大勢のOBの方が観戦されていましたが、お年を召した方でも現役選手以上に大きな声で檄を飛ばしていたのが印象的でした。
★第1試合 ●武蔵大学13−17成蹊大学○
第1Q、RB#34矢崎のTDで成蹊大が先制。第2Qでも成蹊大はFGを成功させ、武蔵大を突き放す。武蔵大もWR#11大岩のパスキャッチで7点を返すが、成蹊大OL#74原の度重なるパスカットで追加点のチャンスを逃す。第4Q、RB#21須磨のTDで武蔵大が逆転しそのまま試合終了かと思われたが、第4Q残り9秒で成蹊大WR#4大関へのパスが成功し再び逆転TD。成蹊大が感動的な勝利を収めた。
★第2試合 ○学習院大学42−7成城大学●
序盤から学習院ペースで試合が進み、SB#31伊藤、#6WR佐藤のTDが決まる。成城大は第2QでTE#40五十君、RB#21清水のロングパスキャッチも出るが、またも学習院WR#89増川がTDを決める。その後も学習院RB#26宮一、WR#11橋本とTDを決め、たたみかける。一方の成城大も第3QにWR#14明石がTD、LB#54広瀬のパスカット、#40五十君のファンブルリカバーなど好プレーを見せるが、学習院の勢いは止まらず、再びQB#12山田がTDを決めてそのまま試合終了。
◎初の試み(2006.05.07)
本日のアミノバイタルフィールドでは、関東医科歯科リーグにとっては初のオールスター戦が行われました。残念ながら雨の中での開催となってしまいましたが、ほぼ満席のスタンドからは1プレー毎に大歓声が上がっていました。授業や実習の関係で十分な練習期間はとれなかったものの、選手達はこの大会を通して他校選手との友情を深め、初めてのオールスター戦を存分に楽しんでいたようです。
★第1試合 医科歯科リーグオールスター戦 ○Aブロック選抜 6−0 Bブロック選抜●
第1Q、Bブロック選抜は松本歯DL#59田口のインターセプトで50ヤード付近から攻撃のチャンスを掴むものの、すぐにパントに追い込まれる。その後インターセプトやファンブルにより攻守交代が続くが、Aブロックは慶應医QB#8岸野らが攻撃陣を立て直し、第2Qと第3Qに慈恵会K#9藤原がFGを成功させる。Bブロックは第4Qに獨協医WR#7加藤へのパスが成功し敵陣深くまで攻め込むも痛恨のファンブルロスト。そのまま試合終了となった。
◎春はのんびり(2006.05.05)
ウグイスの鳴き声も聞こえてくる爽やかな五月晴れの下、今日のアミノバイタルフィールドでは大東文化と神戸学院の交流戦が行われ、この第1試合だけが学生のゲームでした。いつもは夜までかかりますが、今日は第2試合の社会人チームのゲームを見ながらのんびり片付けをしました。ご来場のお客様もゆったりと観戦されていたようです。こんな春のオープン戦ならではの雰囲気もなかなか良いです。
★第1試合 ●大東文化大学7−13神戸学院大学○
第1Q神学大はQB#18内山のパスが成功して先制TD。神学大のペースで試合が進む中、大東大はDB#9吉田のインターセプトで追加点の危機を逃れたように思えた。しかしその直後再び神学大にインターセプトされ、点差を広げられてしまう。後半は膠着状態が続きそのまま試合終了かと思われたが、試合終了残り43秒で、神学大がファンブルをして攻守交替。大東大はこのチャンスを逃さずRB#29蔵持がTDするが、タイムアップで試合終了。逆転はかなわなかった。
◎アミノバイタルへようこそ(2006.05.04)
今日は関西から3校を迎え、定期戦3試合が行われました。大勢のお客様にご来場いただき、スタンドはほぼ満席でした。関西チームの皆様には遠方の慣れない会場でご不便をおかけしてしまいましたが、他地区からのチームをお迎えするのは嬉しいものです。今後もお客様と選手に優しい会場を目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
★第1試合 ●横浜国立大学13−59神戸大学○
第1Q、神戸大は次々とロングパスをヒットさせ先制TD。またRB#34宮路が76ヤードを走り切りTDを追加。第2Qに入り、神戸大はRB#1中井がTD、横国大もTB#29横川がTDを奪う。その後神戸大はRB#20竹内のキックオフリターンTD等で追加点を挙げていく。横国大は2人のQBを使い分け攻撃を組み立てるも得点には繋がらず、終了直前にSE#8松本がTDを返すがそのまま試合終了となった。
★第2試合 ○立教大学31−23同志社大学●
第1Qに立教大は同志社の好パントにより自陣からの攻撃を強いられ、同志社DE#53藤井にパントブロックを受けセーフティーとなる。しかし直後のシリーズで立教大LB#4横倉がインターセプトを奪いTDに繋げる。第2Q、同志社はWR#15中川がTDを奪うも、FGを返される。その後第4Qまでに両チーム2TDずつ追加。第4Qには同志社DB#19荒井・立教大DB#21瀬川のインター等で攻守交代が続くも、立教大がRB#3中山のTDで同志社を突き放し、逆転を許さなかった。
★第3試合 ●学習院大学14−42甲南大学○
試合開始早々、甲南大がTB#7金城のTDで先制。ラン・パスともに好調な甲南大は、第2QでもWR#80松岡へのパスが通り追加点を重ねる。反対に、学習院は強風の影響でミスが目立ち大量失点。RB#44川嵜が好走を見せるも、得点には結びつかず前半終了。第3Q学習院はパントを行ったが、甲南大のミスで再び攻撃のチャンスを獲得し、TDを奪う。試合終了残り1秒、WR#89増川がパスキャッチしてTDするも、前半での大量の得点差を埋めることは出来なかった。
◎強い日差しにご注意(2006.04.30)
ゴールデンウィーク最初の試合となった本日、先週とは打って変わった好天に恵まれた一日となりました。そのせいか今日はお子様連れのお客様が多く見受けられたようです。
今日の試合では何度もウォータータイムアウトがとられました。風が強かったせいかあまり暑さは感じられませんでしたが、日差しは十分に強くなっています。水分補給はもちろん、特に女性のお客様は紫外線対策にくれぐれもご注意ください。
★第1試合 ○一橋大学42−7神奈川大学●
第1Q一橋大がFB#22宇野のランで先制。勢いにのった一橋大は、再び宇野がTDを挙げると、パスでも1TDを追加する。神奈川は攻守共にリズムがつかめず前半通じて無得点に終わる。後半開始2分、一橋大TE#89佐々がパスキャッチした後走りぬけTD、神奈川を突き放す。第4Q神奈川はロングパスを決めるも、直後のターンオーバーでチャンスを失う。神奈川はTB#1市村の74ヤードのロングゲインでTDを返すが力及ばず。一橋大が勝利した。
★第2試合 ○日本大学33−21専修大学
試合開始早々、専修大LB#5村田がQBサックを決める。日本大は嫌な雰囲気となるが、RB#4児玉、RB#21金のTDが決まる。専修大も第2Q開始直後にWR#3藤田が2回TDを決め、同点に追いつくも、第2Q終了直前に日本大が追加点を奪う。専修大は第3QにWR#80木原のTDで追いつくも、追撃はここまで。その後、日本大はK#80中村がFGを2回、金のTDがきまり、試合終了。日本大が勝利した。
◎まだまだ冷えます(2006.04.23)
今日は第1試合・第2試合が社会人リーグ、第3試合に学生の試合が行われました。夕方からは霧雨が降り、4月下旬とはいえかなりの冷え込みでした。
お天気の日でも、夜になるとこの辺りは気温がぐっと下がります。第3試合までご観戦予定のお客様は、防寒対策をお忘れなく。
★第3試合 ○中央大学28−7東京大学●
試合開始直後のシリーズで中央大は東京大LB#52菅にQBサックされるもドライブを続け、RB#3宮幸がTD。しかし第2Q終盤、東京大はCB#21神戸のインターセプトにより中央大の追加点のチャンスを潰す。後半に入り、再び勢いを取り戻した中央大はRB#3・RB#34永岡と続けてTDを決め、点差を広げた。東京大も第4QにQB#8長尾のTDで巻き返しを図るが、逆に中央大SB#2野崎にTDを決められ試合終了。中央大が勝利した。
◎春季オープン戦スタート&ただいま改修工事中(2006.04.16)
今日から、関東学生連盟主催の春季オープン戦『K−WARS
2006』がスタートしました。冬に逆戻りのような冷たい雨の中での開幕にもかかわらず、大勢のお客様にご来場いただきました。
現在、アミノバイタルフィールドはスタンドの改修工事を行っています。従来のものよりも高さのあるものに替えられ、席数は2000席から3000席に、またフィールドからの距離も近くなります。スタンドの工事はメインとバック片側ずつ行いますので、春のオープン戦の間は工事をしていない側のスタンドでご観戦いただくことになっております。ご来場の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
★第1試合 ○青山学院大学35−7明治学院大学●
試合開始直後、青学大はRB#1伊東の68ヤードランTDとRB#2荒木のTDにより14点を奪う。明学大もDB#4大城がインターセプトリターンTDを決め、1本差に。しかし青学大の勢いは止まらず、第2QにRB#1のTD、DB#7太田のインターセプトリターンTDによって14点を追加。その後しばらく膠着状態が続くが、第3Qの終了間際に青学大がさらにTDを決めた。その後両校に追加点はなく、35−7で試合終了となった。明学大はLB#5深澤のサック・DB#32尾形のタックル等で青学大オフェンスを苦しめるも力及ばず。
★第2試合 ●慶應義塾大学23−41日本大学○
第1Q、まずは日本大FL#1金井がTDを決める。その後のシリーズで慶應大は敵陣10ヤードまで攻め込むもFGに終わり、逆にその直後日本大SB#25小嶋にTDを奪われる。第2Qで日本大は2TD、慶應大は1FGを決め、6−27で前半終了。第3Qに入り、慶應大はRB#25岩田が75ヤードを走り切りTD。第4Q開始直後にもDB#24深田がインターセプト、それにより得た攻撃権でTE#89多田がTDを奪い逆転のチャンスを窺うが、日本大はFS#37大江のインターセプトリターンTDでダメ押しの追加点。慶應大は試合終了直前のFGを決めるに留まり、日本大が勝利を収めた。
2006年度秋季リーグ戦
2005年度のレポート