◎ゲームレポート(2014.06.22)

★第1試合 ●中央大学10-17近畿大学○
 中央大キックで試合が開始。両チーム共にRBがディフェンスを振り切る力強い走りを見せて着実にダウンを更新するも、なかなかタッチダウンには繋がらない。中央大は近畿大のファンブルボールを抑えて敵陣ゴール前12ヤードから攻撃権を獲得すると、ランでTDを狙う。しかし近畿大ディフェンスが意地を見せ、中央大の先制点をFGに抑える。第2Qは、互いのDLが健闘し、ボールキャリアーへの鋭いタックルでランを封じ込める。中盤、中央大RB#33佐久間が43ヤードの独走TDを見せるも、反則で取り消しとなり3-0で前半終了。後半に入ると、近畿大はオプションプレーを中心に攻撃。これが功を奏し、QB#18小林のキープで大きくゲインするなど、中央大ディフェンスを苦しめる。勢いに乗る近畿大はFGを決めて同点とするが、中央大オフェンスも第4Qで近畿大ディフェンスの隙を突いて約30ヤードのパスを投じ、ランアフターキャッチでTD。しかし中央大ディフェンスはまたしても近畿大の巧みなオプションプレーに翻弄され、試合残り3分でTDを許し同点となる。このまま同点決着かと思われたが、試合時間残り1分を切ったところで近畿大が執念のTD。中央大も敵陣ゴール前5ヤードまで攻め入るも阻止され、近畿大が逆転勝利を収めた。

★第2試合 
N-WAR-S2014(エリア・7人制オールスターゲーム)
①○CENTRAL 14-0 NORTH●
 CENTRALは、最初のキックオフからトリックプレーを見せ、相手を翻弄。NORTHは、1プレー目からにインターセプトされるなど攻撃は思うように行かず。モメンタムを掴んだNORTHは、最後にTDを決め14-0で勝利した。
②●CENTRAL 7-15 SOUTH○
 SOUTHがキックオフでオンサイドを蹴り攻撃権を得ると、直後のプレーで約30ヤードのロングパスを決め、その勢いのままTDを決める。CENTRALもディフェンスで粘るが、SOUTHはじりじりとゲインし、再度TDを奪うと2ポイントコンバージョンを決め突き放す。CENTRALは残り1分を切って得点したが、QBサックやパスカットなどアグレッシブなディフェンスを展開したSOUTHに軍配が上がった。
③○SOUTH 5-0 NORTH●
 互いにディフェンスが健闘し、無得点のまま攻守交替を繰り返す。キッキングのポジショニングが上手く行かずゴールに近づくことさえできない戦いが続いたが、残り1分を切ったところでNORTHがパントのスナップミスで痛恨のセイフティ。ラスト1秒でSOUTHがFGを決め、5-0で勝利。
④△NORTH 0-0 CENTRAL△
 思うようにパスが通らず、両チームともモメンタムを掴めないまま時間が進む。中盤、NORTHがファンブルしたボールをSOUTHがリカバーするが、直後のオフェンスでこのチャンスを生かし切れない。NORTHは、試合終了間際に約20ヤードのFGにトライするものの失敗。両チーム無得点で試合終了となった。
⑤○NORTH 7-6 SOUTH●
 開始早々SOUTHがファンブル。これをリカバーしモメンタムを掴んだNORTHが勢いそのままにTD。対するSOUTHも要所でパスを決めて敵陣まで攻め入り、TDパスを決めて2ptコンバージョンを試みるが失敗。1点差でNORTHが勝利した。
⑥△CENTRAL 0-0 SOUTH△
 最終ラウンドも、両校のディフェンスが健闘し、ランプレーがなかなか出ないまま攻守交替が続く。残り2分を切ったところでSOUTHが約35ヤードからのFGを試みるが、CENTRALがこれをブロックで阻止。0-0の引き分けで試合終了となった。






◎ゲームレポート(2014.06.15)

★第1試合 ●学習院大学20-27甲南大学○
 今回で59回目を数える定期戦。先に敵陣に攻め入った甲南大がTB#25蒲生のランを中心に攻撃をしかけるが、学習院DT#72横田などのタックルに阻まれ得点には至らず。しかしモメンタムを掴んだ甲南大は、LB#41林のQBサックなどの好守備で学習院に攻撃の隙を与えず、勢いそのままに#25蒲生が巧みに相手ディフェンスをかわしTDを決める。続けてDB#8今井がインターセプトTDを成功させ、一気に点差を広げる。後半を迎え、学習大はWR#1中島へのパスやTB#22久保のランを中心に攻撃、TE#14金森へのロングパスを成功させてTDを奪う。この勢いに乗りたい学習院であったが、次の攻撃シリーズでまたもや甲南大#8今井にインターセプトTDを奪われてしまう。両チームともにファンブルリカバーやパスインターセプトによる攻守交替を繰り返す中、学習院はLB#33小嶋のファンブルリカバーで攻撃権を奪い、パスを軸にして敵陣深くまで攻め込み、#22久保が走りこみTD。更に学習院は試合終了3分前に続けてTDを決めると、加えて2ポイントコンバージョンを成功させ同点に追いつく。しかし残り30秒を切ったところで甲南大が執念のTDを奪い、27-20で接戦を制した。

★第2試合 
○横浜国立大学17-16東北大学●
 序盤、横国大はパスとランを織り交ぜたテンポの良い攻撃でゴール目前まで攻め込むがTDには至らず、FGで確実に先制点を挙げる。さらに横国大は、一度はファンブルで攻撃権を明け渡すものの、すかさずLB#51小林がパスインターセプトし、リターンTDを決める。勢いそのままにFB#20伊良皆の追加TDで点差を広げる。対する東北大は、RB#6若狭やRB#21青山のランを中心にダウンを更新し敵陣へ攻め込むが、横国大守備陣に阻まれ要所で攻めきれず、得点に繋げることができない。迎えた後半、東北大は着実にダウンを更新しゴール前まで攻め込みFGで今試合初得点を挙げる。さらに東北大は#20道元のパスインターセプトですぐに攻撃権を取りもどすと、横国大の守備に阻まれながらもWR#3長谷川の良パスキャッチなどでゲインを重ね、TDを決めて7点差に迫る。横国大守備陣も好プレーを見せリードを守るが、東北大はLB#45白石のQBサックで横国大をパントに追い込むと、ファンブルを見逃さずリカバー。東北大は敵陣からの攻撃で勢いそのままにTDを決め、1点差に迫る。東北大はすぐにパスインターセプトで攻撃権を奪うと次々にパスを成功させ猛攻撃をしかけるが、惜しくもタイムアップ。横国大が逃げ切り、接戦を制した。

★第3試合 
○防衛大学校20-13大東文化大学●
 序盤、両チームともに守備陣が好プレーを連発。ファンブルリカバーや大東大LB#46齋藤、防衛大DB#6宮崎のインターセプトなどで攻守交替を繰り返し、両者譲らず0-0のまま1Qが終了。2Qに入ると、大東大はWR#44高橋へのパスやRB#37山田のランで敵陣に攻め入るが、防衛大はLB#28田島などの活躍で得点を阻止。しかし大東大は#46齋藤のパスインターセプトで再び攻撃権を得ると、ランプレーを中心にヤードを進め、QB#7小原からTE#1山下へのパスで先制TD。後半に入ると、両チームとも敵陣へ攻め込むものの得点につなげられず膠着状態が続くが、防衛大RB#1小川が自陣25ヤード付近から守備を振りきりロングゲインTDを成功させ、同点に追いつく。しかし防衛大は痛恨の反則による罰退が重なりゴール前まで攻め込まれ、大東大はこのチャンスを逃さずTDを奪う。すると、対する防衛大もWR#86守住へのパスでTDを奪い返し、トライフォーポイントの差で防衛大が14-13で逆転。迎えた最終Q、大東大は敵陣でギャンブルに挑戦するもののあと一歩で失敗してしまい、さらに防衛大に追加のTDを許してしまう。試合終了間際に怒涛の攻撃をしかけるも得点ならず、防衛大に逆転勝ちを許した。





◎ゲームレポート(2014.06.08)

★第1試合 ○立教大学27-13同志社大学●
 降り続いた雨も収まり、立教大のキックオフで試合開始。序盤は攻守交代を繰り返し膠着したかに見えたが、同志社大がRB#35菅谷のランやWR#84光山へのパスを立て続けに成功させ先制TD、流れを変える。2Qに入っても同志社大の勢いは止まらず、得点を追加する。立教大はRB#25嶋田のランでのロングゲインから果敢に攻めるもTDには至らず、FGで点差を縮める。同志社大守備陣はDB#1北村のインターセプトなどの好プレーで優位を守り切り、6-13で前半を折り返す。迎えた後半、同志社大のパントを立教大WR#21鈴木が大きくリターン。ゴール前23ヤードからの攻撃権を獲得、チャンスを逃さずWR#12森田へのパスで同点TDを決める。ここでモメンタムをつかんだ立教は、QB#16瀬本のロングゲインからTDを獲得し逆転に成功。何とか点を取り返したい同志社はRB#10梅田の活躍でゲインを重ねTDを狙うも、立教大LB#45坂口のQBサックやDB#28松原のインターセプトに阻まれ、得点ならず。後半に流れを掴んだ立教大が、27-13で勝利した。





◎ゲームレポート(2014.06.07)

★第1試合 ○横浜国立大学19-7防衛大学校●
 激しい雨が降りしきる中、最初に流れを掴んだのは横国大。最初のシリーズでインターセプトを決め、勢いそのままにRB#20伊良皆が先制TD。その後も横国大は鉄壁の守備を見せセーフティーを誘い、点差を広げる。追う防衛大は、ファンブルリカバーを決めるなど守備陣が奮闘するが、思うように攻撃を展開出来ず得点には至らない。横国大はTB#27草野やWR#7常田の活躍で更に得点を加え、16点差で前半を折り返す。 後半開始早々、防衛大攻撃陣が意地を見せ、QB#9寺坂が一気にゴール前3ヤードまでボールを進めて着実にTD。しかし、次のシリーズでは横国大も粘りの攻撃でFGを決め、再び点差を広げる。ここから試合は膠着状態に入り、両者追加店のないまま試合終了。雨の影響でターンオーバーが繰り返される中、序盤のチャンスをしっかりものにした横国大が勝利を納めた。





◎ゲームレポート(2014.06.01)

★第1試合 ○日本大学79-3東京工業大学●
 開始早々日本大が先制TDを決めると、その後も次々と得点を量産し東工大を突き放す。東工大も必死のディフェンスで日本大のTDを抑え攻撃権を得るが、日本大LB#33趙が先ほどのシリーズで出来なかったTDを取り返すかのようにインターセプトからの得点を決める。東工大もQB#9柳の活躍で徐々にダウンを更新し敵陣まで進むもののTDには繋げられず、またもや日本大LB#44岩本がインターセプトから追加点を奪う。前半残りわずかで東工大は粘りのオフェンスを見せ、WR#83鳥居がロングパスをつなぎ一気に敵陣まで追い上げるが得点には至らない。後半、東工大は前半の勢いを残したまま長い攻撃を展開。RB#21保坂が速いランで次々とヤードを獲得していくが、ゴール前13ヤードでまたしても日本大にインターセプトされ、TDの機会を失う。攻守交代後、日本大は自陣20ヤード地点からRB#34高口の疾走ランでTDを決めるが、東工大も再びの長い攻撃でヤードをつめて試合は最終クォーターへ。東工大は終盤でインターセプトを成功させると、試合終了直前にLB#98谷口がFG、最後の粘りを見せつけた。





◎ゲームレポート(2014.05.25)

★第1試合 ○中央大学46-14東京大学●
 第1Q、中央大はTE#81木島がパスキャッチからディフェンス陣を押しのけ先制TD。そのままツーポイントコンバージョンを成功させ波に乗る。対する東京大はゴール前2ヤードにてLB#20中のインターセプトで中央大の勢いを止めるが、なかなかダウンを更新できない。2Q開始早々、中央大はWR#3松岡が20ヤード近いロングパスからのランで追加点。点差を広げられたくない東京大は徐々にヤードを進めるとTE#81岸本のTDで初得点を奪うが、これが中央大の勢いに火をつける。中央大はキックオフリターンでRB#19萩原がカバー陣を押しのけ、そのままTDを決めて前半終了。後半、着実にダウンを進めた中央大が追加点を決めるが、東京大も4Q開始直後にRB#35北岡が自陣5ヤードから敵陣22ヤードまで走りきり、ゴール前10ヤードにてWR#83野金がパスキャッチを成功。しかし、すぐさま中央大がTDを量産し得点を奪い返す。東京大はその後得点を得られず、46ー14で中央大が勝利した。

★第2試合 
●一橋大学17-20大阪大学○
 前半、一橋大は着々とダウンを進めQB#19平野が先制TD。2Qに入り一橋大がギャンブルに失敗すると、大阪大はTB#33鈴木のランで次々にダウンを更新していき、最後はゴール前2ヤードからの#33鈴木のTDで同点に追いつく。その後の一橋大は大阪大DB#25宮﨑のパスカットに苦しめられるなど思うように進めないが、前半終了間際にFGを成功させる。後半に入っても両者譲らない展開は続くが、一橋大のファンブルボールを大阪大LB#2林がリカバーし、ゴール前20ヤードから攻撃開始。その勢いのまま一気に攻める大阪大を、一橋大はDB#43猪狩のパスカットやDE#5小川のQBサックなどでゴール前24ヤードまで押し戻すが、大阪大はFGを決めて逆転に成功。対する一橋大もQB#19平野のラン攻撃でヤードを重ね、TDで再びリードを奪う。しかし、ここからさらに大阪大がTDからのツーポイントコンバージョンを成功させて逆転し、3点差で大阪大が接戦を制した。

★第3試合 
○日本大学65-7駒澤大学●
 昨日の勝利の勢いをそのままに、日本大は開始早々から猛攻を見せる。ランとパスでダウンを連続で獲得するとWR#2ブロンソンがパスキャッチからのTDで先制点をあげる。その後もQB#10西澤やWR#25西村などがTDを奪い、追加点を量産する。反撃したい駒澤大は自陣30ヤード地点。RB#22神田が瞬足を生かし、相手ディフェンスの隙を突いた70ヤード独走TDを決める。しかし、日本大の攻撃の手が緩むことはない。反則による罰退が目立つものの、パス中心の攻めで確実にヤードを進め、得点を重ねる。前半だけで7つのTDを奪った日本大は後半も試合の主導権を握る。細かいパスで陣地を進めると、最後はFGで確実に点数を積み、点差を広げる。それでも駒澤大は、RB#26今田が自陣37ヤードからのロングパスをキャッチするなどチャンスを作る。しかし、そのチャンスを得点につなげられない。ランを軸に攻めたいが、日本大の厚いディフェンスを前に#22神田もゲインを奪えない苦しい展開が続く。4Q、日本大オフェンスはランも絡めた攻撃で敵陣深くまで攻め込むと、最後はQB#18高橋がダメ押しとなるTDを決める。試合終了間際にも敵陣20ヤードまで迫るがここは点数にはならなかったが、日本大が関東王者として実力の差を見せつけ、65-7で圧勝した。(駒大スポーツ:副嶋大悟)





◎ゲームレポート(2014.05.24)

★第1試合 ○日本大学85-0青山学院大学●
 日本大は最初のシリーズ、DB#16佐々木のインターセプトで流れを一気に掴むと、RB#21久保がTD。青学大もQB#7北村のランなどでヤードを進めるが、日本大の粘りの守備に遭いなかなかダウンを更新することが出来ない。日本大は#10西澤がボールを自陣からエンドゾーンまで素早いランで運ぶなど攻撃の手を緩めず、その後も毎シリーズ得点を加えるなど安定したプレイを見せ、51点差を付け前半を折り返す。後半に入っても日本大の攻撃は衰えず、追加点を奪い差を広げていく。青学大は3Q半分を過ぎたころ、敵陣26ヤードにてLB#54花上がインターセプトに成功するが、すぐに日本大のDL#95齋藤がQBサックで反撃に出る。青学大はこの流れに乗ることが出来ず、試合は一気に日本大の流れとなり、再び得点を量産。試合終了間際、日本大WR#29桑原がとどめのTDを決め、85-0で日本大が圧勝した。

★第2試合 
●立教大学24-51慶應義塾大学○
 先に試合の流れを掴んだのは慶應大。WR#19田邊がパスからのTDを決めて流れに乗る。対する立教大も着々とヤードを進め、ゴール前にてRB#30茂住が飛び込みのTDですぐに同点へ追いつく。しかし慶應大の勢いは止まらず、追加点を重ね点差を一気に広げる。立教大もFGを成功させるが、なかなかダウンを更新できない。後半に入ると立教大も怒涛の追い上げを見せる。ロングパスを成功させてヤードを進めながらTDを決めると、攻守交代後も立教大ОLB#45坂口がQBサックするなど慶應大のTDを抑える。4Q開始早々にも立教大は自陣38ヤードから#30茂住のランでTDを成功させるが、慶應大も取り返すようにTDを決め点差を広げる。試合残り3分、慶應大はLB#40小紫が敵陣3ヤードでインターセプトすると、RB#29李が最後のTDを決め24-51とし、勝利を飾った。





◎ゲームレポート(2014.05.18)

★第1試合 ○日本大学82-0桜美林大学●
 試合最初のシリーズから日本大が猛攻撃。一気に敵陣までヤードを進め、RB#6田中のTDで先制点を挙げる。さらに攻撃の手を緩める事無くTDを量産。対する桜美林もQB#16夏山を中心とした攻撃で攻めるものの、なかなかダウンを更新することが出来ない。日本大はその後もパントリターンTDを二度決めるなど順調に得点を重ね、前半を47-0で折り返す。後半に入ると、桜美林RB#20清水が30ヤードを走るなど奮闘するものの、得点には至らない。日本大は守備でもDB#18鈴木のインターセプトやQBサックなど会場を沸かせるようなビッグプレイを繰り出す。一矢報いたい桜美林は、DB#27平山がインターセプトを決めて攻撃権を得ると、ランとパスを織り交ぜたプレーでヤードを進めるもののやはり得点に繋げる事は出来ない。終盤を迎えても尚攻めの姿勢を止めない日本大は最終スコアを82点とし、完封勝ちとなった。

★第2試合 
○立教大学17-6横浜国立大学●
 序盤から立教大が怒涛のラン攻撃。RB#30茂住がテンポよく敵陣まで攻め込むが、横国大LB#10宮﨑にインターセプトされてしまう。このチャンスを逃さず先制点を奪いたい横国大であったが、思うように得点に繋げる事が出来ない。自分達のテンポを取り戻し始めた立教大は、TE#82春木やWR#33久我へのパスを次々に成功させヤードを進め、最後は#30茂住がTD。勢いそのままに次のシリーズでも得点を挙げ、一気に横国大を引き離す。前半終了間際にはFGで更に3点を加え、17点差を付ける。第3Q開始早々に流れを掴んだのは横国大。WR#7常田がロングパスをキャッチし、モメンタムを引き寄せる。立教大も粘りの守備で応戦し、横国大をゴール前3ヤードのところで4thダウンまで追い込むが、ここは横国大の粘り勝ちで6点を返す。立教大はRB#29森井やQB#32田中のランで追加点を狙うが横国大の粘りの守備に阻まれ、試合は膠着状態のまま終盤へ。立教大はRB#25杉山やQB#95栗原の活躍でゲインを重ねるが、後半は得点のないまま17-6で試合終了となった。





◎ゲームレポート(2014.05.17)

★第1試合 ○早稲田大学23-16立命館大学●
 早大のキックで試合開始。両大学ともに最初のシリーズは無得点に終わる。先制は立命館。敵陣まで進むと、K#18栃尾がFGを決めて先制する。早稲田もすぐに反撃。RB#30吉原が密集に突っ込み、TDし逆転に成功する。さらに早稲田は得点を積み重ねる。2Q序盤にルーキーQB#11坂梨がオフェンスのリズムを作ると、最後は40ヤード超のFGをK#16佐藤が決めて追加点を挙げる。次のシリーズでも立命大陣30ヤード付近より坂梨からWR#13西川大へのTDパスが決まる。対する立命大もQB#4前田のエンジンがかかり始めたのか、パスをWRにヒット。反撃ののろしを挙げるパスTDをマークし、7点差に追い上げる。早稲田は前半終了直前にも、吉原へのこの日2つ目となるTDパスが決まり、23-9で前半を終える。迎えた後半、立命館が追い上げを開始する。20プレーを超えるロングドライブを成功させ、最後はRB#33長谷川が押し込みTD。ここから試合は両者ともに一歩も譲らぬ展開へ。4Q開始直後、早稲田は敵陣まで攻め込むも、痛恨のファンブルを喫し、追加点のチャンスを失ってしまう。相手のミスに付け込みたい立命館。QB#4前田がここでもパスを決め、レッドゾーンにまで攻め込むも、最後は4thダウンでのランを早稲田DL#99庭田が止め、立命館の反撃もここまで。その後は早稲田が残り時間を使いながらドライブを進め、試合終了。早稲田が23-16で立命館に初勝利を挙げた。(早稲田スポーツ新聞会:井上義之)





◎ゲームレポート(2014.05.11)

★第1試合 ○武蔵大学58-28成蹊大学●
 伝統の四大戦。序盤成蹊大はRB#24千代田のランを中心に大きくヤードを進めるが、武蔵大は得点を阻止し攻撃権を奪取。しかし武蔵大はここで痛恨のファンブル。成蹊大LB#47酒井がすかさずこれをリカバーし、WR#10石井へのパスでゴール前へと攻め込み先制TD。対する武蔵大も猛攻撃を開始し、SE#83森山、TE#81福井へのパスやRB#99吉川のランでゲインを重ね、7点を返し同点に追いつく。しかし成蹊大はパスとランを織り交ぜるバランスの良い攻撃で再びTDを獲得。両チームともにゆずらず攻守交代を繰り返す中、33ヤードのFGを成功させて流れに乗った武蔵大がTDで追加点を挙げ、17-14で前半を折り返す。追いつきたい成蹊大は、武蔵大LB#2小林の鋭いタックルに阻まれながらも、FL#10藤へのパスで後半早々逆転TD。更にFS#22島貫のインターセプトで流れを引き寄せ、再度TDを決める。成蹊大が引き離したかに見えたものの、武蔵大は67ヤードTDパスキャッチを境に流れを掴み、CB#26内海のファンブルリターンTDなど怒涛の攻撃で得点を重ね、勝利を収めた。

★第2試合 
●学習院大学21-28成城大学○
 学習院のキックで試合開始。序盤は両チームともに守備陣が健闘し、膠着状態のまま1Qを終える。2Qに入り、流れを変えたのは成城大。SF#18榎本のインターセプトでターンオーバー、RB#24浦住のランでゴール前まで攻め込みTD。対する学習院は、RB#10金子の約50ヤードのキックリターンで一気に敵陣に攻め入ると強気のパスでゲインを狙うが、要所でつなぐことができない。再び攻撃権を得た成城大は着実にヤードを進めてFGを狙うが、そのボールをブロック、キャッチした学習院#29志賀が独走TD。7-7の同点とし、試合は振り出しに戻る。学習院守はDB#7宮田やLB#92高橋ら守備陣が鋭いタックルを決め応戦するが、成城大が#24浦住のランを中心にゲインを重ね、TDを決める。後半を迎えても成城大の勢いは止まらず追加点を奪うが、最終Q学習院は#10金子やWR#6齋藤、WR#1中島へのパスを続けて成功させ、パントフォーメーションからのランで攻め込みTD。更に終了間際にもファンブルリカバーで攻撃権を奪取しパスを繋いでTDを決めるが、成城大が逃げ切り試合終了となった。





◎ゲームレポート(2014.05.10)

★第1試合 ●明治学院大学14-17東京学芸大学○
 第1Q、学芸大はランを中心にじりじりと敵陣まで攻め入ると、RB#20木本のインサイドランで先制点を挙げ、流れを掴む。対する明学大は、ボールキャリアーを散らし相手に的を絞らせない攻撃で敵陣20ヤード付近まで攻め入ると、最後はオプションプレーでピッチを受けたRB#7杉田が学芸大ディフェンスを突破しTD、同点に並ぶ。第2Q後半は互いにディフェンスが検討。残り6秒で学芸大が約30ヤードのFGを決め、学芸大リードで前半終了。後半に入っても両校ディフェンスの勢いは止まらず、学芸大は明学大オフェンスの要であるオープンへのオプションプレーを封じ込める。明学大はインサイドがあいたところを見逃さず、RBが積極的にインサイドを割るプレーを展開するも得点には繋がらず。迎えた最終Q、ここまでインサイドランを中心に攻めてきた明学大は、オープンへのオプションプレーを展開しロングゲイン。一気に敵陣1ヤードまで攻め入ると、勢いそのままに逆転TDを奪う。試合時間残り4分で攻撃権を得た学芸大は、時間を使いながらじりじりと陣を進めると、残り45秒で奥へのパスが決まりTD。明学大も残り15秒で執念のTDパスを投じるが、あえなくインターセプト。学芸大が勝利を収めた。

★第2試合 
○慶應義塾大学40-0防衛大学校●
 防衛大のキックオフにより試合開始。ノーハドルでテンポよく陣を進める慶應大は、オプションフェイクのリバースプレーで、WR#7志水にボールが渡るとそのままゴールに駆け込み先制TD。試合の流れを掴む。対する防衛大はパスで食らいつくも、慶應大DL陣の激しいラッシュやブリッツに苦戦する。流れを掴みたい防衛大であったが、自陣深くからの攻撃でファンブルをしてしまい、これをすかさず慶應大がリカバー。ゴール前3ヤードから攻撃権を得た慶應大は、RB#39國府谷が中央の穴を走り追加点を挙げる。対する防衛大も慶應大の隙を見逃さず、LB#98原岡がファンブルリターンで攻撃権を奪取。しかしこのチャンスを得点に繋げることはできず、20-0で前半を折り返す。後半開始2分、防衛大は慶應大にセイフティを許し、立ち上がりから苦戦。前半の勢いそのままに攻撃を展開する慶應大は、QB#31加藤自らキープして独走TD。さらには2ptコンバージョンも成功させ、点差を30点に広げる。一矢報いたい防衛大は、QB#9寺坂が自らキープしディフェンスをかわしてゲイン。一気に敵陣1ヤードまで攻め込みTDを決めるかと思われたが、慶應大ディフェンスはそれを許さず、ロスタックルを決める。防衛大はランとパスを織り交ぜ攻撃するが、慶應大ディフェンスに阻まれ得点ならず。試合終了15秒前に慶應大は#31加藤のキープでダメ押しのTDを決め、完封勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2014.05.05)

★第1試合 ○医科歯科A選抜28-7医科歯科B選抜●
 B選抜のキックで試合開始。A選抜は1プレー目からスペシャルプレー、その後もノーハドルでテンポよく攻撃をすすめB選抜を翻弄。B選抜の意表をつき、自陣37ヤード地点からTE#81三輪(慶應医4年)が走りTD。対するB選抜も、敵陣30ヤード地点からTB#21木村(東大医6年)へのパスでゴール直前まで進みTD、試合をふりだしに戻す。その後も互いのディフェンスが健闘し、A選抜LB#11笠原(埼玉医4年)のインターセプトや、B選抜DT#52今村(日大医5年)のハードなタックルなど好プレーが多発。繰り返される攻守交替で会場は湧き上がるものの得点には繋がらず、7-7で前半を折り返す。後半開始早々、A選抜はWR#81森内(聖マリ4年)からWR#28鎌田(慈恵会5年)へのパスでTD。流れに乗ったA選抜は、ワイルドキャットのフォーメーションからQB#1樋口(慈恵会6年)と#81森内がインサイドランでテンポ良くゲインしそのままTD、トライフォーポイントも決めて点差を14点に広げる。B選抜もパス中心で攻撃を進めるが、A選抜ディフェンスに阻まれ、思うように得点に繋げられない。B選抜は試合終了10秒前にLB#44狩野(昭和大2年)がインターセプトして食らいつくも、惜しくもタイムアップ。A選抜が28-7で勝利した。





◎ゲームレポート(2014.05.04)

★第1試合 ○明治大学34-7専修大学●
 序盤から両者守備陣が奮闘し、中々得点を挙げる事が出来ない。第1Q、先にチャンスを掴んだのは明治大。QB#15廣瀬が自らボールを持って専修大守備陣をすり抜けて敵陣まで攻め込み、FGで先制点を挙げる。その後試合は再び膠着状態となるが、この状態を先に抜け出したのはまたも明治大。FB#99赤津がヤードを進めると、勢いそのままに#15廣瀬からWR#16岩下のパスを成功させてTD。押され気味の専修大は、キックオフリターンでRB#25内村が敵陣までボールを運ぶも、思うようにヤードを進める事が出来ない。明治大は尚も得点を追加し、専修大と24点差を付て前半を折り返す。後半に入り、専修大にチャンス到来。ダウンを次々と更新してエンドゾーン目前まで攻め寄るが、惜しくも得点に繋げる事は出来ない。続く専修大守備陣も奮闘し、DB#4飯塚がパスカットなどで明治大の流れを断ち切る。迎えた最終Q、明治大がゴール前4ヤードまで迫った危機的シチュエーションの中、専修大の鉄壁の守備が4thダウンまで相手を追い込む。しかし明治大は粘りの攻撃を見せ、追加点を挙げる。試合残り1分を切ったところで、未だ無得点の専修大攻撃陣が怒涛の反撃。QB#9升川から放たれたパスをWR#14荒井が華麗にキャッチしTD、7点を返す。勢いそのままに追加点を奪いたいところであったが、オンサイドキックを失敗し万事休す。明治大が勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2014.05.03)

★第1試合 ○慶應義塾大学45-15日本体育大学●
 最初のシリーズから慶應攻撃陣が怒涛の攻撃。テンポ良くヤードを進め、QB#18高木からWR#16坂本へのパスを成功させて先制TDを奪う。勢いそのままに、慶應守備陣も攻めの姿勢でファンブルを誘うと、DB#22松崎がボールを抑えて攻守交代とする。追う日体大も守備側のQBサックで流れを掴み始めると、RB#3山脇やRB#25仲林などのランを中心とした攻撃でヤードを進めるが、得点に繋げることが出来ないまま前半終了。後半に入ると、日体大の攻撃陣が反撃を開始する。QB#14吉野からWR#13川本のパスで流れを掴み、4thダウンインチの状況から#25仲林がボールをエンドゾーンに運び7点を返す。日体大守備陣もゴールゾーンギリギリまで攻め込まれた状況で粘りのディフェンスを見せ相手の流れを断ち切ろうとするものの、ここ一歩を止める事が出来ない。最終Q、日体大#13川本が慶應大のDBとの1対1の勝負に競りがちTDを決め、2ポイントコンバージョンも成功させ8点を返すが反撃もここまで。試合残り10秒のところで慶應大がFGを決め、試合終了となった。

★第2試合 ○日本大学55-7京都大学●
 先に流れを掴んだのは日本大。一気に敵陣まで攻め込むと、RB#46竹内がゴールラインを割りTDを挙げる。勢いそのままに、守備でもLB#47佐藤のインターセプトで攻守交代とし、QB#10西澤が更に得点を加える。京都大も日本大の勢いに負けじと攻め気のパスを投じるもののインターセプトを量産され、前半で28点差をつけられてしまう。後半を迎えてもなお流れは日本大モードで、順調に得点を重ねていく。このまま終われない京都大は、敵陣に入って渾身のスペシャルプレーを見せる。QB#17林田からWRにトスされたボールをWR#8大工に投じてTD、今試合初得点を決めるが、反撃もここまで。日本大が怒涛の攻撃の末に55-7で勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2014.04.27)

★第1試合 ○横浜国立大学31-7神戸大学●
 K-WARS2014は、横国大のキックにより幕を開けた。序盤はどちらも譲らぬ状態で攻守交代を繰り返すが、横国大がQB#16立石からWR#7常田へのパスで猛攻撃を開始。立て続けにパスを成功させ、敵陣深くまで攻め込むと、最後はTE#4野口がエンドゾーンでボールをキャッチしTD、先制点を挙げる。対する神戸大もRB#22中平などのランで攻め込むが、思うようにヤードを進める事が出来ない。前半終了間近、横国大#4野口へのパスが通りゴール前までボールを運ぶが、ここは神戸大の意地の守備で得点には及ばなかった。後半を迎えてもなお、流れは横国大のまま。ランプレーとパスプレーを織り交ぜて得点を加え、神戸大を突き放していく。一矢報いたい神戸大は、DL#13村上がQBサックをするなど守備が底力を見せ、流れを引き寄せる。横国大を4thダウンまで追い詰めると、パントリターンでDB#23木下がボールをそのままエンドゾーンへ運び今試合初TD。この勢いのままに追加点を狙いたい神戸大であったが、インターセプトをされるなど再び流れを引き寄せる事が出来ない。一方の横国大は#7常田が次々とTDを挙げて神戸大を突き放し、31-7で勝利を収めた。

★第2試合 
●日本大学14-17関西学院大学○
 第47回目を迎えた定期戦。序盤、両校の好守備により思うようにヤードを進める事が出来ない。試合が動いたのは2Q。関学大が4thダウンギャンブルを抑え、勢いそのままに怒涛のパスプレイを繰り出す。#81水野や#84樋之本らWR陣が確実にヤードを進め、敵陣深くまで攻め込みWR#82横山がTD。対する日本大もRB#46橋本の力強いランにより4thダウンギャンブルを成功させるなど勝負強さを発揮させるが、ここぞという場面で痛恨の反則により得点に繋げる事が出来じ、試合は再び硬直状態に。我慢の前半は、関学大リードのまま折り返す。迎えた後半、関学大QB#17伊豆から#82横山へのロングパスを決めて一気に流れを引き寄せ、着実に得点を加える。その後もFGを決めて得点差を広げる。しかし、ここから日本大が猛反撃を開始。関学大得点後の初プレーでいきなりWR#83石毛がTD。次の攻撃、敵陣10ヤードまでボールを運ぶも関学大にボールを取られ反撃もここまでかと思われたが、試合残り1分を切った所で次々とWR#81井ノ口へのパスが通り得点を挙げると、3点差まで追い詰める。しかし、試合残り40秒で、勝負のオンサイドキックを試みるも失敗し、万事休す。わずか3点差を埋められず、日本大は惜敗を喫した。




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