◎バーシティボウル(2007.12.24)

 今日が2007シーズンのアミノバイタルフィールド使用最後の日です。
 第18回バーシティボウルが行われました。これは関東と関西で相互開催している、2部と3部の選抜チームによるゲームで、スタンドは応援に駆けつけた学生達で埋めつくされ、沢山の横断幕が掛けられます。
 今日も冷たい木枯らしの中、学生達はチームメイトの学生生活最後の勇姿に熱い声援を送っていました。



★第1試合 バーシティボウル 関東3部選抜38−20関西Div.V選抜●
 関西はスペシャルプレイでWR#5尾崎(滋賀大)に先制のTDパスが決まる。さらに追加点を挙げた関西は、LB#51野村(阪南大)のインターセプトTDで関東を突き放す。なんとか反撃したい関東は、LB#22吉野(成城大)がファンブルリカバーTD、さらにオフェンスではWR#47(明学大)にTDパスが決まり本来の実力を見せはじめる。後半に入り、関東がDL#76亀山(埼玉大)のQBサックやパントブロックで相手の攻撃を防ぐと、TE#7白(新潟大)がTDを決めて逆転し、さらにRB#29蔵持(大東大)が81ヤードを走りきり突き放す。SS#80宮野鼻(千葉大)がオンサイドキックを決めて相手の追撃を許さず試合終了となった。

★第2試合 バーシティボウル 関東2部選抜52−0関西Div.U選抜●
 関東はRB#20篠(武蔵大)が立て続けに2本のTDランを決める。その後フィールドゴールとTDを1本ずつ決め、前半だけで大きく関西を突き放す。後半に入ると関西がDL#92江川(甲南大)のロスタックルなどで踏ん張るが、関東の勢いは止まらず、RB#28武居(青学大)の中央のランで追加点を挙げる。ディフェンスもLB#55板井(神奈川)のインターセプトなどで奮闘。オフェンスも手を緩めることなく、3本のTDを追加して関東の圧勝となった。




◎2007シーズン・ご声援ありがとうございました(2007.12.09)

 今日のアミノバイタルフィールドは凍るような冷たい風が吹き、昨日以上の寒さとなりました。
 入替戦2日目、真冬の寒さも吹き飛ばすような熱いゲームが繰り広げられ、選手達の気迫とスタンドの歓声で、会場は一日中熱気に包まれました。
 2007年度リーグ戦は本日をもって終了いたしました。暑い日も寒い日もご来場くださったお客様、運営にご協力くださった関係者の皆様、このアミノバイタルフィールド・レポートを毎週読んでくださった皆様、そして素晴らしいゲームを見せてくれた関東大学リーグの選手達に心から感謝いたします。



★第1試合 入替戦(2部−3部) ○宇都宮大学14−6横浜市立大学●
 序盤は横市大の守備陣がDB#25岡のロスタックルなどで勢いを見せつける。その後の攻撃ではRB#28菅野がブロッカーをうまく使ったランでゲインを重ね、最後はK#53福西のフィールドゴールが決まり先制。さらに福西は前半終了間際に46ヤードのフィールドゴールを決め、貴重な追加点を挙げる。後半に入ると宇都宮が2部校の意地を見せはじめ、テンポ良い攻撃を展開。RB#96田中の中央のランを軸に敵陣まで進み、TE#81吉村が右オープンを走りきり逆転のTDを決める。その後の攻撃でもRB#22館松が自陣からエンドゾーンまで駆け抜け、横市大を突き放す。横市大はパスで攻めるが、宇都宮の守備を崩すことはなく、悲願の2部昇格はならなかった。

★第2試合 入替戦(1部−2部) ○立教大学50−14東京工業大学●
 東工大がK#21和泉原の47ヤードフィールドゴールで先制。対する立教大はパスを中心に攻め、RB#29新が逆転のTDランを決め、その後の守備ではDB#28斎藤がインターセプトを決め、流れをものにする。嫌な流れを断ちたい東工大は、キックオフリターンでRB#18斉藤が敵陣深くまで持ち込み、最後はその斉藤が反撃のTDランを決めた。しかし後半に入っても立教大のペースで試合は進み、QB#13馬道がWR#88佐藤にパスを通し、追加点を挙げる。東工大は1部校相手になかなか勝機を見出すことができず、立教大が3TDを追加して1部の座を守った。

★第3試合 入替戦(1部−2部) ●筑波大学7−66駒澤大学○
 駒澤大がなんとか相手陣内まで攻め込み、QB#17正木のランでTDを挙げる。しばらく膠着状態が続くが、第2Qに入ると駒澤大の怒涛の攻撃が始まる。QB#13野村のキープで追加点を挙げると、その後立て続けに3TDを獲得し、筑波大を大きく突き放す。守備もDL#51山根がインターセプトするなど好調。後半に入り、なんとか追いつきたい筑波大だが、駒澤大の堅守をなかなか打ち破ることができない。逆に駒澤大はRB#45槙の74ヤードランTDを機にその後もTDを積み重ね、余裕の勝利で1部昇格を決めた。




◎涙の入替戦(2007.12.08)

 暖かな日差しの中で始まった一日でしたが、午後からは冷たい曇り空が広がり、夕方には小雨がパラつきました。
 今週末のアミノバイタルフィールドでは、2007年度入替戦が行われています。勝つも涙・負けるも涙の入替戦ですが、今日の3試合は全て下部リーグが勝利し、下位校が悲願の昇格を果たす結果となりました。



★第1試合 入替戦(2部−3部) ●創価大学0−13明治学院大学○
 前半はお互いに譲らず、しばし激しい攻防戦が続いた。創価大は相手のミスをついたファンブルリターンなど、随所で好プレーが見られるも、そのチャンスを活かすことができない。対する明学大は、自陣でパントを繰り返していたが、パスを多用して前進を図り、FGで先制する。後半でも明学大はパス攻撃を展開し、WR#10吉岡がTD、DB#31松本のファンブルリターンからFGにつなげ、創価大を突き放す。何とか追いつきたい創価大はRB#9岡部、#21伊藤のランでダウンを更新するも、明学大DB松本のインターセプトに阻まれ、エンドゾーンにボールを1度も運ぶことができずに試合終了となった。

★第2試合 入替戦(1部−2部) ●武蔵工業大学3−41東京学芸大学○
 学芸大は試合開始から積極的に攻撃を展開し、QB#5竹内が立て続けにTDを決め、武工大を突き放す。後を追うかたちとなった武工大は、RB#1光武のランでダウンを更新するも、FG1本にとどまる。後半ではテンポ良く前進し、QBサック、インターセプト量産と守備陣の活躍で相手にプレッシャーをかける場面も見られたが、学芸大との差を縮めることはできない。前半からリードしていた学芸大は、パントブロックでこぼれたボールをRB#99角がリターンTDするなど、さらに追加点をあげて勝利をものにした。学芸大は悲願の1部初昇格を果たした。

★第3試合 入替戦(1部−2部) ●横浜国立大学7−58東海大学○
 東海大はRB#2堀井、#41佐藤のランを中心にダウンを更新、FGで先制し、RB#27青沼らが次々に得点を重ね、横国大を寄せつけない。一方、横国大はファンブルなどのミスが目立ち、RB#29横川のランによるTDのみで前半を終了。後半に入っても、東海大の勢いは衰えることがなく、RB青沼らが追加点をあげていく。このままで終われない横国大はQB#4前崎がパスを試みるも、精彩を欠き、思うように攻撃を展開できない。その後も敵陣深くまで攻め込むが、最後のヤードが押し込めず、再びエンドゾーンにボールが届くことはなかった。




◎リーグ戦終了、ポストシーズンへ(2007.11.25)

 この季節にしては暖かな一日となった3連休最終日の今日、2007年度リーグ戦のレギュラーシーズンゲームが無事終了し、全ブロックの順位順列が決定しました。(星取表はこちら
 この結果により、入替戦と医科歯科優勝決定戦の組み合わせが全て決定しました。(試合日程はこちら
 来週12/2のクラッシュボウルはもちろん、今シーズンを締めくくるポストシーズンゲームを、どうぞお見逃しなく。



★第1試合 医科歯科1部Aブロック ○帝京大学医学部28−20東海大学医学部●
 帝京医のキックで始まった第1試合は、帝京医RB#3大熊がゴールラインをこえて先制した。それから両校とも守備が冴え帝京大はDB#10新津(登録はWR)がパスカットでギャンブルプレーを阻止、東海医DL#51森田がQBサックするなど譲らず、前半を終えた。後半に入ると試合展開が一転、点の取り合いになった。なかなか点差は縮まらなかったが東海医RB#1瀬田がTD、その後の2ポイントコンバージョンのプレイも成功させ一気に点差をつめる。しかしそこでタイムアップとなり、帝京医が勝利を収めた。

★第2試合 2部Aブロック ○東京学芸大学17−13東海大学●
 試合開始早々、東海大WR#81阿部がエンドゾーンに飛び込み得点。だが次のシリーズで学芸大がFGを決める。勢いづいた学芸大、守備陣が奮起して東海大の攻撃の芽をつぶすと、攻撃陣はそれに応えRB#39村上が逆転TD。一方の東海大も前半終了残り22秒で12ヤードから攻撃権を得るも、学芸大ディフェンスの前に得点を奪えない。学芸大リードのまま折り返した後半、学芸大に得点を許すもすぐに東海大はとりかえし、逆転のチャンスを窺う。その後東海大は随所で好プレーを見せるが得点にはいたらないまま、学芸大が勝利を収め入替戦への挑戦権を手にした。

★第3試合 2部Bブロック ●青山学院大学10−16神奈川大学○
 WR#11成木のロングゲインで敵陣深くからの攻撃権を手にした神奈川は、RB#18野口が先制TD。しかしその後神奈川はFGのチャンスを活かせず、青学大を突き放せない。一方の青学大はDB#40渡邊のインターセプトから流れをつかみ、ゴール前残り1ヤードでRB#21山口が押し込んで同点、そのまま後半を迎えた。その後、神奈川QB#17田中がエンドゾーン左奥に走り込みリードを奪う。青学大もゴール前まで攻め込んだが、神奈川守備を攻略できずFGにとどまる。勢いに乗る神奈川は青学大のミスを誘って追加点、さらに逆転の望みをかけた青学大のパスも神奈川DB#10鈴木がインターセプトし、神奈川が白星を手にしてリーグ戦を終えた。




◎お疲れさまでした(2007.11.24)

 昨日よりはずっと過ごしやすい暖かな一日となった今日、アミノバイタルフィールドではリーグ戦最終節のゲームが行われました。
 4年間の選手生活を終えた皆さん、選手を支えた学生スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。これからは、フットボールファンとしてぜひアミノバイタルフィールドに戻ってきてください。


★第1試合 1部Bブロック ○日本大学40−13中央大学●
 序盤から試合は日本大ペースで進み、開始早々にRB#30赤堀がランで押し込み、先制のTDを決める。中央大はQB#15井ヶ田のパスを中心に攻めるも、日本大のLB#44中谷にインターセプトTDされるなど相手の好守備に苦しむ。後半に入ると、日本大はオンサイドキックを成功させ、OL#75鈴木がそのまま走りきり追加点を挙げる。なんとか反撃したい中央大は井ヶ田からWR#2野崎へTDパスを2回成功させ抵抗を見せたが、日本大が前半のリードを守りきってリーグ戦全勝を収めた。

★第2試合 1部Bブロック ●慶應義塾大学31−34明治大学○
 慶應大がリズム良くゲインを重ね、最後はRB#2水谷のランで先制。対する明治大はランを中心に攻撃を組み立て、RB#33喜代吉のTDですぐさま同点とし、3点を奪われた後の攻撃ではRB#31小谷田が敵陣ゴールライン付近で押し込んで、逆転のTDを決める。しかし慶應大は負けずとWR#17笹谷がキックオフリターンTDを決め再び逆転。その後もシーソーゲームの白熱した展開が続き、第4Q残り5分では慶應大が3点のリード。明治大は慶應大の好守備に苦しむも、WR#9小薗がギャンブルプレーを成功させ、勝利に望みをつなぐ。そして喜代吉のランを中心に敵陣深くまで進み、最後はQB#16田中が自ら押し込んで、劇的な勝利を収めた。

★第3試合 2部Bブロック ○東洋大学17−7東京工業大学●
 東洋大がQB#11高橋のパスとキープを多用した攻撃で敵陣まで進み、K#24岩崎のフィールドゴールで貴重な先制点を挙げる。第2Qにはスペシャルプレイで追加点を挙げ、さらにはRB#93加藤のランTDで東工大を突き放す。後半に入り、なんとか反撃したい東工大は、QB#18斉藤のパスと一年生のRB#20高橋のランを織り交ぜ、最後は高橋が押し込んでTDを決める。しかしその後は東洋大のDB#29田中にインターセプトされるなど、なかなか得点を挙げることができず試合終了となった。




◎歴史に残るゲーム(2007.11.23)

 一日中冷たい風が吹き荒れた今日のアミノバイタルフィールドでは、1部リーグAブロック優勝校を決定する注目のゲームが行われ、今季最高の来場者数を記録しました。
 注目の法政大学−早稲田大学は引き分けでタイムアップとなりタイブレイク(延長節)に突入、満員の観客の見守る中、延長5節目で勝敗を決するという歴史的な試合となりました。



★第1試合 1部Bブロック ○東京大学35−34立教大学●
 先行したのは東京大。ディフェンスの奮起から流れを呼び込み、RB#31星野が先制点を奪った。一方の立教大も、第2Q開始後すぐにRB#29新が東京大守備をかわしてエンドゾーンに飛び込んだが、その後東京大攻撃陣に2TDを許し、追いかける形で前半を終えた。後半、立教大はリズムよく得点を重ね同点に追いつく。東京大に再度エンドゾーンまでボールを運ばれるも、勢いの衰えない立教大はRB#2後藤がエンドゾーン内でパスキャッチ、しかしTFPはゴールポストの外へそれてしまう。その後、東京大はタイムコントロールをするも早々と立教大に攻撃権を与えてしまい、立教大QB#13馬道が逆転TD。なんとか入替戦を回避したい東京大は、試合終了まで残り7秒でWR#7和田が意地のパスキャッチ、再び逆転してタイムアップ。結局、立教大のはずしたTFPが勝負を分け、東京大が勝利し入替戦を逃れた。

★第2試合 1部Aブロック ○法政大学7(TB34点)−7(TB26点)早稲田大学●(TB=タイブレイク)
 試合開始から両校とも均衡状態が続く。早稲田は何度も敵陣深くまで攻め込むも、得点にはつなげられない。逆に法政大は第2Q、RB#29渓本のTDで均衡を破った。その後も堅固な法政大守備の前になかなか攻めきれない早稲田だったが、前半終了残り1分でWR#7田谷野が得点、同点に追いつき後半に入った。後半、法政大はゴール前へのパスを早稲田DB#11杉本にインターセプトされるなど、早稲田守備陣に阻まれ攻撃を思うように展開できない。一方の早稲田も好位置までボールを運び、FGの機会を手にするも追加点をあげることはできなかった。再び均衡状態が続き、試合はタイブレイクへ突入。どちらも譲らなかったが、5回目の攻撃で法政大が2ポイントコンバージョンをも成功させる。後がない早稲田はランで攻め込むもゴールラインは越えられず、Bブロック優勝は法政大が手にした。

★第3試合 1部Bブロック ●筑波大学7−54関東学院大学○
 第1Qから関院大が流れをつかみ、RB#34三國がゴールラインまで53ヤードを走りきり先制。その後も関院大ペースで試合は進み、第2QにはRB#1田浦のパスキャッチで追加点を挙げた。一方の筑波大も、第3Qになると徐々に自分たちのリズムを取り戻し、WR#88梅沢がギャンブルプレーを成功させてRB#32谷川(登録番号はなし)がランで得点。このまま勢いに乗りたい筑波大だったが、自陣深くでのパスを関東大DB#19細野にインターセプトされ、好位置からの関院大攻撃を止めることができないまま得点を許してしまう。すると再び関院大優位で試合が進み、その後はWR#11斉藤などが5TDを決めて試合終了。細野は1試合4インターセプトというリーグ戦新記録を達成、関院大が快勝を収めてシーズンを終えた。




◎学生最後のゲーム(2007.11.18)

 今日もアミノバイタルフィールドでは、1部・3部リーグの最終戦が行われました。4年生の選手・スタッフたちには学生生活最後の試合です。試合を終えてからも、あちらこちらで、写真撮影をしたりチームメイトと話し込んだりする姿が見られました。


★第1試合 3部Dブロック △上智大学7−7埼玉大学△
 埼玉大はQB#4松原、#18崎本が交互に出場し、リズムよくゲインを重ねるが、上智大はLB#50齋藤(登録は#23)のファンブルフォースや、DB#11古川のインターセプトでその流れを断ち切る。その好守備に苦しむ埼玉大だが、その後のシリーズでWR#31福田へのロングパスが決まり、貴重な先制点を挙げる。後半に入り上智大がQB#18松村のランでTDを決め同点。そして試合終了間際、埼玉大は攻め込まれるも、LB#7中山のインターセプトで窮地を救い、同点のまま試合を終えた。

★第2試合 1部Aブロック ○日本体育大学23−10一橋大学●
 日体大WR#19新垣の90ヤードのキックオフリターンTDで試合は幕を開けた。その後、一橋大もすかさずK#14常木がFGを決め、日体大を追いかける。一橋大は勢いに乗るも、日体大守備セカンダリー陣の奮起により、思うように攻撃を展開できない。逆にK#11西村にFG、WR#85橋長にTDを許し、14点のビハインドで後半に突入。後半、一橋大はWR#2能登屋へのロングパスで敵陣深くで攻撃権を奪う。そしてWR#11淵がランでエンドゾーンに飛び込み、念願の追加点を挙げた。しかし、日体大はさらに点数を重ね、結局危なげない勝利を収めていた。日体大のK西村はリーグ戦シーズン最多タイ記録となる9回目のFGを成功させた。

★第3試合 3部Dブロック ○千葉大学29−0獨協大学●
 第1Qは、両チームとも思うように攻撃が機能せず得点を奪うことができない。しかし、千葉大はQB#8木原からWR#1山下へのロングパスTDを機に力の差を見せつけ始め、第2QにはWR#27斉藤らへのパスで獨協大を突き放すTDを決める。後半に入り、獨協大はRB#7池永、#22齋藤のラン攻撃を中心に反撃をするも最後まで得点を挙げることはできなかった。千葉大がさらに10点を追加し、リーグ戦全勝優勝を果たした。




◎リーグ戦最終節(2007.11.17)

 今週から各会場で秋季リーグ戦の最終節の試合が行われています。アミノバイタルフィールドでも、ほとんどのチームが試合後に記念撮影をしていました。
 各校から試合結果の連絡が入り、次々にブロックの順位順列が決定していきます(各ブロックの星取表はこちらです)。
 ポストシーズンゲームの出場校・組合せにもご注目ください。



★第1試合 3部Aブロック ●城西大学15−36高千穂大学○
 第1Qはお互い譲らず、両校とも得点には至らない。第2Qに入ると、テンポ良く前進をした高千穂はWR#11渡辺が先制点TD。しかし、その直後の攻撃で、城西大RB#36小泉のランで逆転されてしまう。追いかける高千穂は前半の残り時間僅かの所からロングパスでつなぎ、QB#10水内がエンドゾーンに走り込んで再びリード、後半へと折り返す。第3Qでも高千穂の勢いは衰えることがなく、RB#34(登録は#21)秋山のランを中心にダウンを更新し、次々に追加点を挙げていく。一方の城西大は、思うように攻撃を展開できずにパントを繰り返す。第4Qでは、城西大RB#33新井がパスでTDを決めるが、点差は縮まらない。その後の攻撃で自陣から必死にドライブするも、高千穂WR#19岩淵のインターセプトに阻まれて試合終了となった。

★第2試合 3部Bブロック ●拓殖大学0−28大東文化大学○
 最初の攻撃は両校とも守備陣の奮起で相手を前進させずにパントに持ち込ませたが、その後、大東大RB#29蔵持がランで先制のTDを決める。拓殖大はRB#3村岡を起用した攻撃を中心に展開し、敵陣深くまで攻め込むが、FGを失敗してしまう。その後の攻撃で大東大が追加点をあげ、前半が終了。後半でも拓殖大が自陣からのパントを繰り返す中、大東大はWR#49大熊がエンドゾーンへボールを運び、拓殖大を突き放す。拓殖大はDB#17木村のインターセプトで流れをつかみたいところだったが、ファンブルなどのミスが目立ち、得点することができない。大東大のRB蔵持が決定点となるTDを決め、勝利をものにした。

★第3試合 3部Cブロック ○国際基督教大学41−0産業能率大学●
 産能大は攻撃のチャンスをなかなか活かすことができず、パントに追い込まれる。パスを中心に攻撃を展開していた基督教は、QB#18岡上がQBキープで、WR#25安孫子がパスで得点し、後半へと折り返す。後半最初の攻撃で、基督教QB岡上が追加点を挙げると、何とか追いつきたい産能大はRB#40加賀のギャンブルプレー、DL#78田中のファンブルリターンも見られたが、得点に結びつけることができない。LB#8印田のインターセプトからチャンスを得た基督教は、さらに得点を追加。このままでは終われない産能大はパスを多用し、前進を試みるも、ボールがエンドゾーンに届くことはなかった。




◎決勝進出チーム決定(2007.11.11)

 今日のアミノバイタルフィールドでは、1部Bブロック優勝校が決定する注目のカードを含む3試合が行われ、今シーズン一番の入場者数を記録しました。
 本日の結果により、日本大学のブロック1位が確定し、決勝のクラッシュボウルに駒を進めることになりました。
 次週からは最終節となり、全ての順位・順列が確定します。決定的瞬間をどうぞお見逃しなく。



★第1試合 2部Bブロック ○宇都宮大学7−0成蹊大学●
 序盤成蹊大がDL#65田島のQBサックなどでディフェンスが奮闘するも、宇都宮はRB#22館松のランを中心に攻め、最後はQB#12杉本がキープで先制のTDを挙げる。その後のディフェンスでは攻め込まれる場面も見られたが、LB#37森山のパスカットやファンブルリカバーで反撃を許さない。後半に入り、成蹊大はRB#20時岡のランを中心に攻め込み、P#21並木のパント体系からのギャンブルプレイが成功するなど良い流れを掴む。しかしその流れを宇都宮がDB#10井口のインターセプトで断ち、勝利をものにした。尚、本日結果により宇都宮はBブロック最下位を回避した。

★第2試合 1部Bブロック ●慶應義塾大学24−48日本大学○
 前半開始5分で日本大RB#21金がランで先制。直後のシリーズで慶應大は、日本大の反則によるダウン更新で再び攻撃のチャンスを得ると、QB#13青木(洋)が日本大守備陣をかわしてエンドゾーンへ飛び込んで逆転に成功。慶應大は、キックオフリターン直後の日本大のシリーズで得点を許すが、WR#87中村へのパスで再びリードする。しかし日本大は金のランで再度突き放し、前半終了。激しい点の取り合いが予想された後半、日本大が優位に試合を運び金やWR#22松林へのパスと、慶應大守備陣を翻弄。これに後押しされた日本大守備陣も奮起し、慶應大攻撃にダウンを更新させない。一矢報いたい慶應大は、DL#51芦名がファンブルロストを得点につなげるも逆転に至らず。Bブロック優勝決定戦は日本大に軍配があがった。

★第3試合 1部Bブロック ●関東学院大学20−30立教大学○
 立教大がQB#13馬道のパスとキープを中心に攻撃を組み立て、第2QにWR#1岡田へのロングパスが通り先制のTDを挙げる。その後ディフェンスはDB#5北村のインターセプトなどで奮闘するが、関東大は前半終了間際にRB#34三國のロングランTDを決め逆転する。後半に入り、立教大のパスがリズム良く決まり、最後はRB#29新のランなど2TDで関東大を突き放す。関東大はその後4点差に詰め寄るも再び2TDを許してしまう。試合終了間際に三國が今日3本目のTDを決めるが反撃はそこまでとなった。立教大は次節勝利すれば入替戦出場を免れる。




◎雨の中の熱戦(2007.11.10)

 今日は朝から冷たい雨が降り続き、リーグ戦終盤らしい寒い一日となりました。
 1部・2部の第6節の試合が行われ、ポストシーズンゲーム出場予定のチームが他リーグの試合を熱心にスカウティングする姿が目立つようになりました。
 明日は1部Bブロックのクラッシュボウル出場校が決定する注目のカード、慶應大−日本大が行われます。予報では雨もあがるようですので、ぜひアミノバイタルフィールドにお越しください。


★第1試合 2部Bブロック ○青山学院大学23−9東洋大学●
 前半開始直後、東洋大はLB#50杉田のファンブルリターンでチャンスを得ると、FGで先制する。その後、しばし膠着状態が続いたが、青学大のRB#21山口が中央に飛び込んで逆転のTD。さらにFGを成功させ、東洋大を突き放す。後半に入っても、青学大はRB#28武居のファンブルリターンからダウンを更新し、RB武居が追加点をあげる。後を追う東洋大は1TDを返し、DL#53斉藤のQBサックで青学大のペースを崩そうと試みるも振るわず、逆に青学大に得点されてしまう。試合終了間際に攻撃権を得た東洋大は自陣から必死にドライブするが、青学大LB#15坂木のインターセプトに阻まれ、試合終了となった。

★第2試合 1部Bブロック ○明治大学26−9中央大学●
 序盤から積極的に攻め込む明治大は、WR#9小薗へのロングパスでエンドゾーンに迫ると、RB#31小谷田が押し込んで先制のTD。安定したゲインを重ねる明治大は再び追加点を挙げて点差を広げる。しかし、直後に#42石井のキックオフリターンTDで中央大が反撃すると、その後は両者必死の攻防が続く。前半も残り少なくなったころ、明治大RB#23喜代吉(登録は#33)が70ヤードのTDランを決めてリードを広げるが、粘る中央大はDB#24伊藤がFGを成功させて折り返す。後半に入りテンポよく前進して攻め込む中央大だったが、明治大DB#27中澤のインターセプトで流れを断ち切られ、QB#16田中を中心としたランで追加点を奪われる。中央大はパスを中心にゴール前まで迫るが、ギャンブル失敗でチャンスを活かせず。明治大に勝利を引き渡した。

★第3試合 1部Bブロック ●筑波大学12−38東京大学○
 第1Qは両校ともに積極的に攻撃を展開したが、得点には至らない。第2QにQB#4土屋のキープを中心に敵陣深くまで前進した筑波大だったが、先制点となるはずのFGを失敗してしまう。対する東京大はQB#8長尾のキープなどでダウンを更新し、WR#19森田がパスで先制、続く攻撃でTE#9三品もパスでTDを決める。第3Qに入っても東京大の勢いは衰えることなく、WR森田がパントブロックからリターンし、TDに持ち込むなど、次々に追加点をあげる。一方、筑波大は攻撃のリズムを作ることができず、得点に結びつけられない。第4Qでパスを中心に攻め込んだ筑波大は、SB#11川崎、RB#20廣瀬がパスでエンドゾーンにボールを運んだが、点差を埋めることはできず、試合終了となった。




◎リーグ戦終盤へ(2007.11.04)

 今日のアミノバイタルフィールドでの関東大学のリーグ戦は第3試合の1ゲームのみでした。第1・第2試合は関東高校リーグの関東地区大会が行われたため、試合を終えた大勢の高校生プレイヤー達が第3試合の大学リーグの試合を観戦していました。
 他会場からも次々に各リーグの試合結果の連絡が入り、早々とポストシーズンゲーム出場を決めたチームもありますが、ほとんどのブロックは最終節までもつれ込むことになりそうです。(順位順列決定法はこちらをご覧ください)
 決定的瞬間を見逃されませんよう、ぜひリーグ戦会場にお越しください。


★第3試合 3部Bブロック ○電気通信大学27−20東京国際大学●
 電通大は試合の序盤から、インターセプト、ファンブルリターンをするなど守備陣が活躍し、FGで先制点をあげる。しかし、直後のキックオフで東国大が敵陣深くまでリターンし、RB#45大村が逆転TDを決める。電通大は再びFGを成功させ、同点として前半終了。後半に入ると、電通大はDB#20竹内のインターセプトTDを含む追加点を次々にあげ、東国大を突き放す。一方、東国大はRB大村がキックオフリターンTDを見せ、WR#1西山がパスをキャッチし、そのままエンドゾーンへボールを運び得点を挙げるが、電通大に追いつくことができない。試合終了間際に攻撃権を得た東国大は自陣から必死にドライブするも、電通大のDB#91泉のインターセプトに阻まれ、試合終了となった。




◎冬はすぐそこ(2007.11.03)

 今日も爽やかな秋晴れの空が広がったアミノバイタルフィールドですが、夕方からは冬の訪れが近いことを感じさせる冷え込みとなり、温かい飲み物が飛ぶように売れていました。
 今後、第3試合は確実に冷え込みます。ご来場予定のお客様は防寒対策を万全に、そしてぜひ連盟ドリンクスポットのホットドリンクで温まってください。


★第1試合 3部Aブロック ○明治学院大学28−14新潟大学●
 明学大はWR#24田口へのロングパスを成功させて先制すると、次のシリーズでもTE#5深澤が中央を走り込んで追加点を挙げる。新潟大はRB#25鎌田のランを多用して積極的に攻め込むが、ギャンブル失敗やパントが続き無得点で折り返す。後半に入り新潟大は敵陣深くまで攻め込むが、明学大の好守備によりギャンブルは失敗。逆に明学大TE#47西川へのパスで追加点を許してしまう。このまま明学大優勢で試合が展開されると思われたが、新潟大は第3Qの中盤にTE#83安田へのパスを成功させてゴール前に迫ると、鎌田が押し込んで反撃のTD。続く明学大の攻撃では再び追加点を許してしまうが、WR#80山神へのパスで再び点差を縮める。第4Qは両者互角の戦いが続くが、新潟大はこれ以上得点を挙げることができないまま試合終了。今日の勝利で2部との入替戦を決めた明学大に、観客席からは拍手が沸き起こった。

★第2試合 1部Aブロック ○専修大学21−7武蔵工業大学●
 試合開始早々、敵陣深くから攻撃権を得た専修大がRB#3藤田のランで先制。専修大は勢いに乗って好守をみせ、武工大攻撃陣をなかなか自陣に進ませない。そしてRB#35横山が中央をランで突破、試合を有利に運ぶ。一方の武工大は、序盤、専修大にペースを握られるもギャンブルプレーを阻止、徐々に流れを掴みWR#11名郷がパスでTD、逆転の可能性を残したまま後半に突入した。後半は両校守備が冴え、お互い得点を許さぬまま試合は均衡。武工大は敵陣20ヤード付近での得点のチャンスを手にするも、DL#56定方(登録は#90)のインターセプトなど専修大の厚い守備に阻まれ同点に追いつくことができない。逆に専修大は守備陣の作った勢いを攻撃陣が活かし、RB#23水田が駄目押しの得点。前半のリードを守りきった専修大が勝利を手にした。

★第3試合 1部Aブロック ●横浜国立大学21−24帝京大学○
 最初のシリーズで、横国大はRB#29横川のランを中心に敵陣まで攻めこみ、最後はWR#16茶谷がエンドゾーン内でパスキャッチ。守備でも横国大LB#44下川がインターセプトなどで帝京大攻撃の芽をつぶし、順調な滑り出しをみせた。対する帝京大は、QB#5サリバンのキープやRB#25石崎のランでヤードを稼ぎ、最後はWR#1星野へのパスで同点に追いつき流れを奪う。勢いに乗る帝京大はサリバンが中央をランで切り裂き、ゴールラインに飛び込んで逆転。しかし、次のシリーズで横国大QB#4前崎のTDにより再び同点、予断を許さない状況のまま前半が終了した。後半に入り帝京大はFGで横国大からリードを奪い、さらに第4Q残り約5分でRB#44常盤が得点して突き放す。横国大はFGなどの得点の機会をなかなか活かせず、横川がボールを押し込んで得点を返すも、試合終了。黒星を喫した横国大は、入替戦出場が決定した。








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