◎2006年度リーグ戦にご声援ありがとうございました(2006.12.10)
入替戦二日目、今日が2006年リーグ戦の最終日です。凍りつくような冷たい風の吹きつける中、昨日同様3試合全てが最後の最後まで目が離せない緊迫した戦いとなり、選手達の気迫とスタンドの声援で会場は一日中熱気に包まれていました。
本日をもって2006年度のアミノバイタルフィールドでの日程は全て終了しました。暑い日も寒い日も試合会場にご来場くださったお客様、運営にご協力くださった関係者の皆様、このアミノバイタルフィールド・レポートを毎週読んでくださった皆様、そして素晴らしいゲームを見せてくれた関東大学リーグの選手達に心から感謝いたします。
★第1試合 入替戦(2部B−3部C) ●上智大学24−35駒澤大学○
試合開始直後の攻撃で、駒澤大RB/DL#44槙(登録は#45)が83ヤードを走り抜きTD。上智大は最初のシリーズをノーハドルで挑むも、ダウンを更新できずに攻守交替。第2Qに入りギャンブルを成功させた上智大は、FGで3点を返すに留まった。後半も上智大オフェンスのミスが続き駒澤大に点差を広げられるが、上智大は試合終了間際にWR#82上田へのロングパスが立て続けに成功し14点を獲得する。しかしここで試合は終了となり、駒澤大の2部昇格が決定した。
★第2試合 入替戦(1部B−2部B) ●神奈川大学7−15武蔵工業大学○
武蔵工はK#50瀧川の47ヤードFGで先制。その後は両者ダウンを更新できずにパントが続く。神奈川は第2Qに敵陣深くまで攻め込むもギャンブル失敗で得点に結びつけることができない。後半に入り反則に助けられた神奈川はRB#18野口が走り込んで逆転TD。しかし直後のシリーズで武蔵工WR#6渡部のパスがヒットし再び逆転、一進一退の状態が続く。試合時間が少なくなった神奈川は勝負に出るがミスが頻発し、武蔵工に追加点を許してしまう。逆転をかけた最後の攻撃もDB#3須貝のインターセプトに阻まれ試合終了。武蔵工は創部以来初の1部昇格を果たした。
★第3試合 入替戦(1部B−2部B) ○帝京大学21−17青山学院大学●
K#19河元のFGにより幸先の良いスタートを切った青学大は、前半終了間際にもショートパスを成功させて点差を広げる。帝京大はパスで安定したゲインができず、得点に繋げられない。第3Q、青学大がパントリターンのボールをファンブルし、それを帝京大OL#59堤が押さえる。これにより流れを引き寄せた帝京大はTE#88村山へのパスでTD。次の攻撃でもQB#9尾久のパスが冴え渡りついに逆転する。しかし、すぐさま青学大の反撃TDで競り合いが続く。残り3分12秒から始まった帝京大の攻撃はパスとギャンブル成功であっという間にゴール前まで迫り、最後はWR#11飯島がパスキャッチで逆転。青学大もパスで攻め込むが、DB#8佐藤のインターセプトで攻撃権を奪われ、1部昇格の夢は絶たれた。
◎涙の入替戦(2006.12.9)
朝から冷たい雨の降り続く今日は、まさに身を切られるような寒さの真冬の一日となりました。
今日・明日と各会場で入替戦が行われており、ここアミノバイタルフィールドでも下記の3試合が行われ会場は熱気に包まれました。
2006年シーズンの全てをかけた激しいぶつかり合いが繰り広げられ、勝者も敗者もタイムアップと同時に泣き崩れる試合ばかりとなりました。
★第1試合 入替戦(2部A−3部A) ○東京農業大学10−7国際基督教大学●
東農大の第1シリーズ、3回目のプレーでRB#29松尾がTDを決めるが、その後しばらくは膠着状態が続く。後半に入り、東農大の攻撃で基督教はRB#9宮尾がインターセプトを奪い攻撃権を得るがファンブルロストでチャンスを失い、逆に東農大にFGを奪われる。第4Qになると基督教はRB/DB#21須田がTDを返すが、3点差を埋めることができず。東農大が2部残留を決めた。
★第2試合 入替戦(1部A−2部A) ○東京大学9−6東海大学●
東海大の試合開始のキックオフで、東海大はWR#80野口がボールをリカバーしK#91奈良橋のFGに繋げ先制。第2Qにも東海大のパントを東京大がファンブルし東海大RB#41佐藤が抑え、その後のプレーでFGを決める。東京大は第4QにギャンブルをRB#33前田のオプションで成功させ、QB#8長尾がTD。同点のまま残り2秒、東京大はDB#21神戸が勝ち越しのFGを決め勝利を手にした。東京大は1部残留が決定。
★第3試合 入替戦(1部A2部A) ○立教大学14(TB6点)−14(TB0点)東京学芸大学●(TB=タイブレーク)
第1Qは一進一退の攻防が続くが、第2Q中盤で立教大QB#13馬道がエンドゾーンに飛び込みTDを奪う。第3Qになると、学芸大K/P#22池永が同点のTDを決め、そして次のシリーズで立教大のパントを学芸大LB#49松下がブロック。学芸大は絶好のフィールドポジションを得て逆転。しかし立教大も果敢に攻め込み、残り時間1分16秒で同点とし、タイブレークに突入。タイブレーク1回目、先攻の立教大はRB#20後藤が押し込んでTDを決めるがTFPキック失敗。だが後攻の学芸大にファーストダウン獲得を許さず、立教大が勝利を収めて1部残留となった。
◎レギュラーシーズン終了(2006.11.26)
一日中曇り空に覆われた今日のアミノバイタルフィールドでは、昨日に続き2部リーグの最終節が行われました。
本日をもって2006年度リーグ戦のレギュラーシーズンの全ゲームが無事終了し、入替戦と医科歯科優勝決定戦の組合せが全て決まりました。(試合日程はこちら)
引き続き、この後のポストシーズンゲームにもご注目ください。
★第1試合 2部Aブロック △東京学芸大学9−9東京工業大学△
試合開始早々、学芸大はQB#5竹内からTE#89諸星へのパスが成功してTD。東工大はパス中心の攻撃で攻め込むものの、学芸大DB#32山田のインターセプトで得点のチャンスを逃す。続くシリーズで学芸大はK/P#22池永の好パントで東工大に自陣1ヤードからの攻撃を強いり、東工大RBをエンドゾーンで倒してセーフティー。東工大はパスとランでゴール前まで迫り、DB#29菊川が35ヤードのFGを成功させて9−3で前半を終了した。後半は東工大QB#4松尾のパスが絶好調で、次々とダウン更新を重ねてTD。しかし、TFPのキックは外して9−9の同点となった。試合終了間際に両者最後の踏ん張りを見せるが得点には結びつかず、同点のまま試合終了となった。
★第2試合 2部Aブロック ○東海大学13−0桜美林大学●
桜美林のオンサイドキックで始まった試合は、東海大が押さえて敵陣からの攻撃権を得る。RB#2中野やRB/K#17堀井のランでゴール前1ヤードに迫った東海大は、RB#41佐藤のダイブで先制。しかし、その後は両チームダウンを更新することができず、膠着状態が続く。第3Qもパントの蹴りあいが続くが、WR#11関川のパントリターンで敵陣14ヤードからの攻撃権を得、これをものにした東海大は再び佐藤が飛び込んでTD。そのまま流れは変わることなくタイムアップとなった。
★第3試合 2部Aブロック ○防衛大学校35−19東京農業大学●
東農大は敵陣での第4ダウンでパントフェイク、RB#29松尾のランでダウンを更新。RB#27戸塚が押し込んで6点を獲得。防衛大は次の攻撃でQB#10畑山が自らのキープでTD。その後両チーム共に1TDを追加し、1点差のまま後半へ。東農大は後半最初の攻撃で、松尾が密集を突き抜けTD。しかし同点を狙った2ポイントコンバージョンは失敗。逆に防衛大WR#87桑原にスクリーンから独走を許し、リードを広げられてしまう。防衛大のパントリターンでのミスで東農大が攻撃を続行するも、防衛大#11西見にインターセプトされ得点を奪えず。防衛大は3勝で今シーズンを終えた。
◎いざポストシーズンへ(2006.11.25)
2部リーグの最終節が各会場で始まりました。今日のアミノバイタルフィールドは、この季節には特にありがたい、風のない一日となりました。
本日の結果を受けてブロックの順列と入替戦の組合せが次々と決まっていき、一般のお客様に混じって入替戦対戦予定校の選手達も熱心に勝敗の行方を見つめていました。
★第1試合 2部Bブロック ●上智大学0−7武蔵大学○
武蔵大レシーブで始まった第1試合。第1Qに上智大のファンブルを武蔵大LB#55柳澤が拾ってそのままエンドゾーンに走りこみ、先制した。第2Qで武蔵大のパントミスから敵陣44ヤードで攻撃権を得た上智大。WR#19長濱が17ヤードのパスをキャッチし更にチャンスを広げるが、FGは決まらず前半を無得点で終えた。第3Qに上智大は再度FGにトライするも得点にはつながらない。勝負の第4Q、武蔵大の柳澤がインターセプトを決め、絶好のフィールドポジションで攻撃陣にまわすも得点には至らず。逆にラスト5分、上智大がRB#96花澤のドライブで、敵陣2ヤードまで攻め込む。しかし武蔵大が奮起。守備陣が渾身のタックルでランナーを食い止め、武蔵大が逃げ切った。
★第2試合 2部Bブロック ●武蔵工業大学6−7学習院大学○
前半、両校ダウンを更新できず、パントを繰り返す。前半終了間際に武工大RB#29伊藤がロングゲイン。得点の機会を掴むも学習院LB#41小又に阻まれてTDには至らず。両校無得点のまま、前半を折り返した。後半も膠着状態は続き、勝敗は第4Qまでもつれこんだ。武工大RB#1光武のランで敵陣深くまで持ち込み、伊藤が得点を奪う。しかし、TFPは右にそれ、追加点を挙げることはできなかった。これに対し、学習院は、反則にも助けられダウンを更新するとラスト1分でRB#44川嵜がパスで同点、TFPも決め学習院が1点差で逆転勝利を収めた。
★第3試合 2部Bブロック ○国士舘大学17−7青山学院大学●
試合開始早々、国士舘が敵陣2ヤードまで攻め込む。しかし4thギャンブルは青学大守備陣に阻まれ、失敗に終わる。第1Qから第2Qにかけて国士舘DB#20尾野のインターセプトから始まった攻撃は、RB#1小野がランでつなぎ、RB#3前川がエンドゾーンでボールをキャッチした。一方の青学大もRB#1伊藤のラン、WR#23大貫のパスキャッチでダウンを更新するも、FGは右へ流れて得点ならず。再び得点が動いたのは第4Q、青学大DB#7太田のインターセプトから、伊東が同点のTD。しかし、次の攻撃で前川にロングゲインを許し、再び国士舘が追加点を挙げる。青学大の反撃を抑え、国士舘が白星を手にした。
◎クラッシュボウル進出チーム決定(2006.11.23)
朝から冷たい曇り空が広がった本日のアミノバイタルフィールドでは、1部リーグの最終戦が3試合行われました。
今日の第2・第3試合の直接対決でA・Bブロックいずれも決勝進出チームが決定するとあって本当に大勢のお客様にお越しいただき、1部リーグ最終節の今日が今シーズン最高の入場者数となりました(延べ4893名)。寒空の下ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
決勝戦は昨年と同じ法政−慶應の対戦となりました。12月3日(日)は、アミノバイタルフィールド隣りの味の素スタジアムで皆様のお越しをお待ちしております。
★第1試合 1部Aブロック ○日本体育大学55−26立教大学●
日体大の第1シリーズ、RB#4濱田が63ヤードを走り抜け先制TDを奪う。その後日体大は3TD、立教大は1TDを獲得。立教大は前半終了間際、ゴール前5ヤードでの攻撃で一度は日体大DB#17染谷のロスタックルに阻まれるものの、次のプレーでTE#88佐藤へのTDパスがヒットし27−14で前半を折り返す。後半、立教大は第4QのDL#99高橋のパントブロックなど好守備を見せるが日体大の勢いは止まらず、次々と得点を奪われる。立教大はパスとランを織り交ぜ反撃を見せるものの及ばず、日体大が勝利を収め順列3位が確定。立教大は全敗でリーグ戦を終え、学芸大との入替戦に挑む。
★第2試合 1部Bブロック ○法政大学41−14早稲田大学●
最初のシリーズは両チームともに1ダウンを獲得できず攻守交替。法政大は#4菅原と#17小田の2QBを併用して敵陣深くまで攻め込むものの、早稲田LB#50浅野のインターセプトで得点のチャンスを逃す。一方早稲田は法政大守備陣を前にランもパスも封じ込められ、前に進むことができない。そんな中、法政大は正確なパスキャッチでジリジリとエンドゾーンへと近づき、RB#29丸田へのパスで先制TD。これによりリズムを掴んだ法政大は3シリーズ連続となるTDで早稲田を突き放して前半を折り返す。後半に入りパスを多投した早稲田は、法政大CB#35丸山のインターセプトを筆頭に3度のインターセプトでリズムを崩し、更なる追加点を許してしまう。このまま試合終了かと思われた第4Qに、早稲田はパスやランでゴール前4ヤードまで迫りRB#21前橋のランでTD。試合終了間際にもWR#1加藤の追加点で追いすがる。しかし前半の点差を埋めることはできず、法政大のクラッシュボウル進出を許した。
★第3試合 1部Aブロック ●明治大学7−14慶應義塾大学○
互角の戦いが続く中、第1Q中盤に明大WR#1西野がパントリターンで好フィールドポジションを獲得。敵陣36ヤードからの攻撃チャンスをものにしてRB#29米山がTDランで先制する。明大は第2Qにもゴールまで2ヤードへと迫るが、ピッチミスで攻守交替。追加点を得ることはできなかった。慶應大は続くシリーズで1ダウンを獲得できずにパントを行ったが、明治大選手に当たったボールを押さえて敵陣14ヤードからの攻撃権を再び獲得。RB#25岩田が飛び込んで同点へと追いつく。後半は一進一退の攻防が続くが、岩田の75ヤードランで慶應大が一気に流れを引き寄せる。しかし、ここから前へ進むことはできずFG体系となったが、ホルダー#10山本からK#19山中へのパスが成功して逆転TD。その後はパントの蹴り合いが続いて両者得点できぬまま試合が終了し、慶應大はこのスペシャルプレイが決勝点となった。
◎いよいよ最終節(2006.11.18)
冷え込みは週を追うごとに厳しくなり、スタンドでは暖かい飲み物を持参されるお客様が多く見受けられるようになってきました。
今週からは、各リーグの最終節の試合が行われています。いずれも12月の入替戦に関わる大事な試合であるため、一般のお客様に混じって別リーグの対戦予定校の選手達が熱心に観戦していました。
★第1試合 3部Bブロック ●獨協大学0−42産業能率大学○
獨協大は最初のシリーズで敵陣14ヤードまで攻め込むも、その後が続かず攻守交替。産能大は獨協大DL陣を前にランを進められず第1Qを終える。第2Qに入り、テンポ良くダウンを更新してリズムを作った産能大は、RB#5田中のパスキャッチで先制TD。後半開始直後のキックオフでは、産能大のリバースで再び田中がリターンTD。獨協大は敵陣20ヤード付近までボールを運ぶも、2シリーズ連続ギャンブル失敗で得点につなげられない。第4Qには産能大のオンサイドキックをWR#88森がおさえて再度攻撃権を獲得し、6TD目を決める。試合終了間際に獨協大QB#9塩澤からWR/LB#14井上(登録はLB#77)へのロングパスが通りゴール前7ヤードまで迫るが、ここでタイムアップ。産能大が獨協大を下して4勝目を手に入れた。
★第2試合 3部Aブロック ●新潟大学20−42大東文化大学○
新潟大は2度のギャンブル成功で敵陣20ヤードまで迫るが、FGは失敗して得点ならず。大東大はパスとランでゲインを重ね、RB#29蔵持のドローでTD。しかし、直後の攻撃で新潟大がギャンブルを成功させゴール前2ヤードへと迫り、最後はRB#40延本がエンドゾーンに飛び込む。逆転を懸けた2ポイントコンバージョンも成功し前半を折り返す。後半開始直後のキックオフでは、大東大RB#22黒須のリバースで再び逆転リターンTD。これにより勢いをつけた大東大は、第3Qに1TDを追加して点差を広げる。第4Qに入り新潟大もWR#81小林へのパスキャッチTD、試合終了間際には延本のキックオフリターンTDで最後の反撃を見せるが及ばず、大東大が勝利した。
★第3試合 1部Bブロック ●帝京大学6−21神奈川大学○
帝京大は#7大津と#9尾久の2QBを起用してパスでダウンを更新。WR/FS#11飯島が26ヤードのFGを成功させて先制する。しかし、直後のシリーズで神奈川はゲインを重ねてゴール前に迫り、WR#27渡辺のランで逆転。しかしTFPは成功せず6点に留まる。追いかける帝京大はRB#25石崎のランで再び敵陣深くまで攻め込むが、そこから前には進めずにFG。これも成功させて同点とし、一進一退の状態が続く。前半終了間際、帝京大の反則に助けられた神奈川は追加点を挙げて一歩リード。後半に入り、神奈川LB#23有働のQBサックを皮切りに神奈川守備陣が活躍。帝京大に追加点のチャンスを与えない。残り時間が少ない帝京大は、ギャンブルで望みをかけるが失敗。神奈川は敵陣17ヤードからの攻撃をものにして点差を広げる。試合終了間際の帝京大の攻撃も、神奈川DB#24宮根のインターセプトでターンオーバー。そのまま試合終了となった。
◎冬の到来(2006.11.12)
昨日とは打って変わった気持ちの良い青空が広がり暖かくなるかと思いきや、今日は一日中木枯らしが吹き荒れました。
酷暑の中開幕したシーズンですが、今日の冷たい風に、もう冬はすぐそこまで来ていることを実感させられました。
アミノバイタルフィールドの冬は本当に冷えます。今後ご来場予定のお客様は、くれぐれも防寒のご用意をお忘れなく。
★第1試合 2部Aブロック ○東京工業大学13−9創価大学●
第1Q、東工大は2回目の攻撃でRB#18斉藤がTDを決め先制。創価大は第2Q、RB#3小堺が39ヤードを走り抜けエンドゾーン手前までボールを運ぶが、ギャンブル失敗で得点できず。しかしその後WR#9丸岡の好パントにより東工大をセーフティに追い込む。第3Q、創価大はWR/DB#25繁田の45ヤードパスキャッチによりTDを奪い逆転するものの、第4Qに東工大に再び得点を奪われ13−9とする。創価大は試合終了間際に再逆転を狙い、敵陣12ヤード地点からギャンブルに挑むが失敗に終わりゲームセット。東工大が勝利を収めた。
★第2試合 2部Bブロック ○上智大学23−7拓殖大学●
前半第2シリーズ、上智大はQB#5服部のキーププレーで敵陣深くまで攻め込むがギャンブル失敗。しかし上智大は次のシリーズで拓殖大のパントをブロックしセーフティを奪う。その後も上智大は第1Qの間に1TDを決め、9−0で前半を折り返す。第3Qには拓殖大がランとパスを織り交ぜた攻撃で着実に前進し、最後はSB/DB#27神田がエンドゾーンへと飛び込む。拓殖大はRB/LB#34大庭のQBサック・ロスタックルにより上智大攻撃を封じようと試みるが、第4Qにも上智大に得点を追加され万事休す。上智大が勝利した。
★第3試合 2部Bブロック ●武蔵大学10−14宇都宮大学○
武蔵大は第1Q、パスを主体とし攻撃を組み立てWR#11大岩がTDを奪う。第2Qにも武蔵大は48ヤードのFGを成功させ3点を追加。一方、宇都宮は武蔵大LB#55柳澤のロスタックルにより思うように攻撃できない。しかし後半、宇都宮の怒涛の反撃が始まる。第3Q、宇都宮はRB#22館松の46ヤードゲインでTE/DL#40福井のTDに繋げる。第4Qに入っても勢いの衰えない宇都宮は1TDを追加し逆転。武蔵大の最後の追い上げも及ばず、宇都宮が逆転勝利を収めた。
◎ひさびさに雨(2006.11.11)
先週までは汗ばむほどのお天気に恵まれてきた今年のリーグ戦ですが、今日は朝からこの時季らしい冷たい雨が降る一日となりました。
冷たい空気が身に沁みる、まさに晩秋となりましたが、リーグ戦は週を追うごとにヒートアップしています。本日の2部リーグの試合結果により、2部リーグからの1部−2部入替戦出場校が出揃いました。(順位順列は未定)
雨の中熱心なご声援をくださった皆様、どうもありがとうございました。
★第1試合 2部Aブロック ○東京学芸大学28−7東洋大学●
学芸大はRB#1松並のランで先制TD。東洋大は、K/DB#24岩崎のインターセプトやOL/DL#53斉藤のQBサックなど守備陣が奮闘するが、攻撃のリズムを作れず前半を通して無得点。東洋大の攻撃で始まった第3Qも、開始早々ファンブルし攻守交替。学芸大はこのチャンスをものにして得点を重ねる。第4Qに入っても勢いの止まらない学芸大は、DB#23酒井のインターセプトリターンTDで東洋大を突き放すが、直後のシリーズで東洋大WR#83藤島がパスキャッチの後TD。最後の反撃もここまでで、学芸大が6勝目を手にした。
★第2試合 2部Aブロック ○東海大学38−0防衛大学校●
パントの蹴り合いが続きながらも東海大のペースで始まった第1Qは、RB/K#17堀井のTDで東海大が一歩リード。第2Qに入り防衛大LB#9中原のインターセプトで、敵陣22ヤードからの攻撃権を得るもこれを活かせず攻守交替する。続く東海大の攻撃で堀井がロングゲイン。一気に敵陣まで攻め込み、最後はRB#2中野が飛び込んでTD。後半も波に乗れない防衛大は最初のシリーズでファンブル。東海大はこれを得点につなげて引き離す。防衛大は#1中畑と#10畑山の二人のQBを起用し、シフトやモーションで突破口を探すが、最後まで攻撃がうまく機能せず試合終了となった。
★第3試合 2部Aブロック ●桜美林大学14−22東京農業大学○
第1Q、桜美林はランとパスで次々とダウンを更新し、RB#34鈴木のダイブで先制点を挙げる。しかし直後のキックオフで、東農大RB#25平野に敵陣26ヤードまで攻め込まれ、RB#29松尾のTDで同点に追いつかれる。その後は両者一歩も引かないまま第4Qに突入したが、その沈黙を破ったのは桜美林だった。東農大のファンブルしたボールをLB#39辻がおさえて攻守交替した桜美林は、再び鈴木が61ヤードを走り切りTD。しかし、追いかける東農大はギャンブル成功などで前進。エンドゾーンまでボールを運び1点差まで迫る。逆転を狙った2ポイントコンバージョンも松尾のランで成功し、ついに東農大が逆転した。終了間際にも得点を加えた東農大は、今季初白星を飾った。
◎満員御礼(2006.11.05)
3連休最終日のアミノバイタルフィールドは、注目カードの法政大学−日本大学が第2試合に組まれていたため、今シーズン初の満席となりました。
1部リーグのブロック優勝は、ABブロックいずれも最終節の直接対決(Aブロック:明治−慶應義塾、Bブロック:法政−早稲田)に持ち越されることになりました。最終節をどうぞお楽しみに。
★第1試合 3部Dブロック ●首都大学東京21−43成蹊大学○
前半、成蹊大RB#22田中がランでTDを決めると、WR#4大関、RB#25御園生が順調に得点を重ねた。一方、なかなかダウンを更新できない首都大。守備で粘りを見せ、L#57横山がQBサックするなど流れを引き寄せる。後半になると、首都大WR#8森田がエンドゾーン内でパスキャッチ。これを受けて守備陣が奮起。ゴール手前で森田がインターセプトをし、成蹊大のTDチャンスをつぶす。しかし、追い上げもここまで。成蹊大が勝利を収め、3部Dブロック1位が確定した。
★第2試合 1部Bブロック ○法政大学35−13日本大学●
序盤は、両校均衡を保ったが、日本大攻撃を法政大SF#9香川がエンドゾーンでインターセプトすると、次の攻撃でRB#29丸田が91ヤードを走り切りTD。対する日本大はRB#21金が得点を決めるが、2ポイントコンバージョンは失敗に終わる。中盤は両校パスカット、ロスタックルと一歩も譲らない。法政大LB#47内村のQBサック、日本大LB#88中谷のインターセプトとターンオーバーを繰り返すが、得点にはつながらず。終盤に法政大WR#84吉田がその均衡を破りTD。その後、日本大の金が65ヤードを走り切り、一矢報いるも及ばず。法政大が全勝を守り、クラッシュボウルをかけて最終戦に臨む。
★第3試合 1部Bブロック ●早稲田大学14−31専修大学○
前半、専修大WR#80木原がブロッカーをうまく使い、パントリターンTDで先制。その5分後にRB#4礒邊がパスで追加点を挙げ、早稲田にたたみかける。一方早稲田もRB#21前橋を中心にゲインを獲得し、得点を挙げる。早稲田は、前半終了2分前に7点差まで詰め寄るも、その後は専修大K#7青木のFG、RB#2立花のキックオフリターンTDでさらに点差を広げられてしまう。LB#42田嶋、50浅野のロスタックルと堅守を見せた早稲田。しかし点差は縮まらず、専修大が得意のキッキングゲームでアップセットを演じた。
◎リーグ戦は混戦模様(2006.11.04)
本日のアミノバイタルフィールドでは、昨日に引き続き1部リーグ第6節の3試合が行われました。
本日の結果を受け、プレーオフ出場チーム決定は最終節までもつれ込むことになりました。決定方法に関する事務局へのお問い合わせも随分と増えてきたようです。(順位順列決定方法につきましてはこちらをご覧ください)
決定的瞬間を見逃されませんよう、是非リーグ戦会場にご来場ください。
★第1試合 ○横浜国立大学29−27神奈川大学●
横国大WR#8松本のキックオフリターンTDで試合の幕が開いた。FGで追加点を加えた横国大だが、直後に神奈川もTDを決める。しかしPATで横国大DB#28安永にリターンを許し、リズムに乗り切れない。この後、2TDを加えた横国大が26−6とリードして前半終了。しかし神奈川の後半最初の攻撃で、WR#13小掘川へのTDパスがヒット。これで流れを掴んだ神奈川がQB#7鎌田のランで2シリーズ連続のTD、逆転に成功する。粘りを見せる横国大は、DB#19千島がパントをブロック、自陣48ヤードから最後の攻撃をスタートさせる。TE#80河原へのパスで敵陣に入った横国大。最終プレーで千島が33ヤードのFGトライを成功させ、試合終了。劇的な幕切れで横国大が2勝目を手にした。
★第2試合 ○明治大学21−0日本体育大学●
前半は明治大DB#27中澤と日体大DB#2佐藤のインターセプトがあったものの、膠着状態が続き両者無得点で折り返す。後半に入り沈黙を破ったのは、明治大WR#4石井の44ヤードパスキャッチだった。これでゴール前6ヤードに迫った明治大は、RB#29米山のTDで先制。その後もWR#1西野のパントリターンTDなど、合計3TDを獲得し明治大が勝利した。
★第3試合 ○中央大学118−7帝京大学●
試合開始早々RB#3宮幸のTDで先制した中央大。その後も勢いを増す中央大は、ランやパスで次々とダウンを更新し、前半だけで9TDを挙げる。中央大のキックで始まった後半も、流れは変わらず帝京大を突き放した。第4Qの始めにDB#14伊與田のインターセプトで攻撃権を得た帝京大は、続くシリーズでQB#18田原からWR/FS#11飯島への65ヤードパスが成功しTD。7点を返すが反撃もここまでで、中央大が圧勝した。
◎勝負は最後までわからない(2006.11.03)
11月とは思えないような汗ばむほどの陽気となった3連休初日の本日、行われた3試合全てが最後の最後まで目が離せない僅差の戦いとなりました。
第3試合は同点でタイムアップとなったため、今季初の延長戦により勝敗を決しました。
今日からの3日間、アミノバイタルフィールドでは1部リーグABブロック第6節の全試合が行われます。リーグ戦も佳境に入り、いずれも見逃せない戦いになることは必至です。3連休は是非アミノバイタルフィールドにご来場ください。
★第1試合 1部Aブロック ○一橋大学17−14東京大学●
先制したのは東大。RB#32吉田が中央を突破しTD。負けじと一橋大RB#23鈴木、QB#18加藤が続けて得点を奪う。さらに第2QにK#24山縣のFGが決まり、前半は一橋大リードで折り返した。第3QDB#2刀田のインターセプトから流れを引き寄せた東大が、WR#35今川のリバースプレーでTD。しかし第4Qは両校とも要所でのパスをキャッチできず、試合終了。FGが勝利を分け、東大は黒星を喫した。
★第2試合 1部Aブロック ○慶應義塾大学35−28立教大学●
試合開始早々、エースRB#25岩田がランで、K#19山中のFGでと得点を重ね、立教大を突き放す。一方の立教大もパス攻撃を中心に敵陣に攻め込みRB#28渡辺がTD。しかし反則で流れをつかみきれず、なかなかダウンを更新できない。後半に入り、WR#81石井がエンドゾーンでパスキャッチ。これで波に乗った立教大はDB#11富澤がインターセプトし、RB#20後藤がランで得点をあげ、慶應大を追い詰める。しかし、後一歩及ばず、終わってみれば1TD差で慶應大が勝利を収めた。
★第3試合 1部Aブロック ○筑波大学14(TB7点)−14(TB6点)関東学院大学● (TB=タイブレーク)
前半第3シリーズ、筑波大はRB#49杉中のパスキャッチで攻撃の流れを掴み、QB#8佐々木がTDを決める。一方関東大は直後のシリーズでRB#29三国が29ヤードを走りエンドゾーン手前へボールを運び、QB#16中野がTD。しかし筑波大も第2Qに得点を追加し14−7で後半へ。第3Q、筑波大は関東大DL#93寺西のQBサックにあい思うように前進できず、FGが失敗に終わる。逆に第4Q、関東大WR#11斉藤が41ヤードをゲイン、2プレー後にTDに結びつけ、再び同点とする。そのまま両校共に得点を挙げられず、今季初の延長戦に突入。延長1回戦、先攻の筑波大の攻撃はWR#81清水がTDを奪い7点を獲得。後攻の関東大の攻撃はTDを決めるもTFPキック失敗。筑波大が接戦を制し2勝目を挙げた。。