◎ゲームレポート(2016.06.26)

★第1試合 ●NORTH(北地区選抜)14-20SOUTH(南地区選抜)○
 最初に攻撃権を得たSOUTHはスペシャルプレーも使い果敢に敵陣に攻め込むが、NORTHCB#81坂本のパスインターセプトにより攻守交替。しかしすぐにSOUTHもインターセプトで攻撃権を奪い返すと、ランプレーで着実に前進し、TB#4伊藤のランで先制タッチダウン。対するNORTHは、CB#81坂本の2度目のインターセプトで流れを掴むと、RB#42末吉のランプレーで敵陣に攻め込む。ゴール前23ヤードからのパスをTE#19市野沢がキャッチし、そのままSOUTHのディフェンスをかわしてタッチダウン。TFPも決め、NORTHが1点リードで前半終了。後半に入っても勢いの止まらないNORTHはランとパスを織り交ぜたプレーでゴール前まで攻め込み、RB#42末吉の力強い走りによって追加点をあげる。SOUTHは敵陣24ヤード地点まで前進し得点のチャンスを掴むが、ファンブルで攻撃権を奪われてしまう。しかしSOUTHのディフェンス陣が意地を見せ、NORTHにゲインを与えずパントに追い込む。SOUTHはパントブロックに成功し、敵陣24ヤードから攻撃開始。このチャンスを活かし、リバースのスペシャルプレーでTB#4伊藤がタッチダウンを決め、TFPでは2ポイントコンバージョンを成功させて同点に追いつく。4Qに入ると両校守備陣の活躍が目立ち、得点に結びつけることができない。試合残り1分、SOUTHがTB#4伊藤の約30ヤードのロングゲインで敵陣まで攻め込むが、NORTHのディフェンス陣に阻まれ得点ならず。しかし試合残り時間3秒のラストプレーでNORTHがまさかのファンブル、SOUTHチームのDL#93小池がリカバーしそのまま独走タッチダウン。SOUTHチームが芸的な勝利を収めた。

★第2試合 ●学習院大学0-37甲南大学○
 先に流れを掴んだのは甲南大。RB#33木村の15ヤードのロングゲインに続き、TE#5米崎の20ヤードのパスキャッチで一気にゴール前まで前進すると、勢いそのままに先制タッチダウン。さらに甲南大ディフェンス陣も勢いに乗り、DB#23石井のインターセプトで攻撃権を奪う。追加点を狙う甲南大は、RB#29小泉のランでゴール前までボールを前進させ、ランで押し込みタッチダウン。対する学習院も相手のミスを誘い、QB#10東井のランで前進しようとするが、甲南大の堅いディフェンスに阻まれ得点につなげることができない。甲南大のは勢いとどまることを知らず、学習院ディフェンスを圧倒。さらに追加点をあげ、甲南大リードで前半終了。後半に入り、学習院はQB#1田中のランプレーでダウンを更新すると、RB#27鈴木の約25ヤードランのロングゲインで得点のチャンスを得るが、タッチダウンを狙ったロングパスを甲南大DB#14土井にインターセプトされ、得点ならず。攻撃権を得た甲南大は、35ヤードのロングパスでゴール前3ヤードに迫ると、TE#44行松がランで押し込み追加点を決める。学習院ディフェンスも意地を見せ、DL#78辻のロスタックルで甲南大オフェンスを圧倒するが、勢いの止まらない甲南大に追加点を奪われ、試合終了。甲南大が完封勝利を収めた。

★第3試合 ○明治大学36-7専修大学●
 専修大はランとパスを織り交ぜたプレーで前進するが、明治大ディフェンスの壁を崩すことができず攻守交替。対する明治大は、TE#92五十嵐の13ヤードのパスキャッチでゴール前14ヤードまでボールを進めるがタッチダウンには届かず、FGで先制。さらに次の攻撃シリーズで、QB#15阿江のラン、RB#33高松のパスキャッチで攻め込み、WR#11阪本のパスキャッチで追加点をあげる。追う専修大は、LB#3相原のロスタックルで明治大オフェンスを圧倒。次の攻撃シリーズでは前進できずパントとなるが、P#31佐藤のパントでゴール前3ヤードまでボールを戻す。明治大オフェンスはこのピンチをパスで回避しようとするが、専修大はLB#29橋本のインターセプトでゴール前3ヤードからの攻撃権を得ると、WR#11小堀へのパスでタッチダウン。前半終了間際、明治大は怒涛のパス攻撃で一気にゴール前まで攻め込むと、WR#7森平へのTDパスで追加点をあげ、前半を折り返す。後半開始早々、明治大はRB#17黒岩のランで流れを掴むと、WR#7森平のパスキャッチでTD、追加点をあげる。対する専修大も、DB#23原田のインターセプトで攻撃権を奪うが、明治大ディフェンスを攻略できず、得点につなげることができない。さらに明治大に追加点を許し、試合終了となった。





◎ゲームレポート(2016.06.19)

★第1試合 ○立教大学22-6東京工業大学●
 先に試合の流れを掴んだのは立教大。QB#16巽がハンドオフのフェイクから自分でスニーク。敵陣に侵入すると、最後はK#37細谷がFG成功で立教大が先制する。さらに次の攻撃シリーズで、RB#23杉山のランで着実にダウンを更新するとTDに結び付ける。対する東工大はDL#9小笠原の出足の鋭いタックルで相手のゲインを許さない。しかし、第2Q終了間際にもTDを立教大に献上して前半を17―0で終える。後半に入っても立教大ペースで試合が進む。自陣ゴール前から激しいプレッシャーで相手に襲い掛かると、セーフティーを奪う。さらにFGを成功させ、点差を広げていく。一矢報いたい東工大は第4Q。QB#6中條からWR#5三浦にパスを通しファーストダウンを獲得する。すると次のプレーでRB#20殿山へのスクリーンパスが決まる。そこから相手ディフェンスを寄せ付けず、一気に66ydを駆け抜けTD。反撃の狼煙を上げるが、ここで試合終了。22-6で立教大が勝利した。(立教スポーツ編集部:富田豪記)

★第2試合 ○中央大学21-7東京学芸大学●
 学芸大のキックで試合開始。中央大がランプレーとパスプレーを交互に繰り出し、最後はWR#26野崎へのパスで先制TD。主導権を握った中央大は守備においてもDL#23佐藤がOLをかわして横パスをインターセプト、そこから一気にゴールへ走りインターセプトリターンTD。第2Qに入り、中央大はQB#12松井の落ち着いた判断でボールを運びゴール前3ヤードに迫るが、学芸大DB#34山口がインターセプトを決め追加点を阻止、会場を沸かせる。後半に入り、学芸大も得点を狙うものの自身の反則に苦しめられ、無得点で3Qが終わる。最終Qに入ると、学芸大は素早いランでゲインし、中央大の反則によりゴールまで1ヤードに迫ると、RB#28山中が飛び込んでTDを決める。さらに学芸大は追加点を狙うが、ファンブルボールを中央大にリカバーされ攻撃権を失う。中央大も試合終了間際にFGトライで得点を狙うが外れ、追加点ならず。21-7で、中央大の勝利で試合終了となった。

★第3試合 ●明治大学27-50国士舘大学○
 TOP8とBIG8の試合となった今試合は、国士舘のキックオフから始まった。リターンで明治大がゴール前6ヤードまで持っていくと、RB#25寒川が中央から左サイドへ駆け上がるTDで先制する。国士舘はQB#10古本がパスとランを交互に織り交ぜ明治大のディフェンスチームに的を絞らせずゲインしていくと、1Q残り6分53秒でWR#26天野が26ヤードのパスをキャッチし同点。さらにWR#16椿原が左サイドを突破してすぐさま逆転した。2Q開始直後にもTDを奪った国士舘。追う明治大もRB#32小泉がTDを奪ったが1TD差で前半を折り返す。後半開始直後、#16椿原がキックオフリターンTDで国士舘が突き放す。その後もQB#10古本が明治大ディフェンスチームを翻弄させるゲームメークを見せ、点差を広げていく。4Qに入ると明治大はパスを中心に攻撃を進める。10分10秒にQB#15阿江からWR#89福留へTDパスを通すと3分57秒にもWR#83伊藤へTDパスを通し最後の意地を見せた。だが、国士舘もTDランで着実に得点を奪うなどペースを明治大に与えず。27-50でBIG8の国士舘がTOP8の明治大に勝利を飾った。(明大スポーツ新聞部:常光純弘)

★第4試合 ●東海大学20-27桜美林大学○
 最初の攻撃シリーズ、東海大はQB#8伊藤の素早い判断でロングゲイン。しかし桜美林はDB#36濱野にインターセプトで攻撃権を奪うと、先制点となるFGを決める。流れを掴んだ桜美林は、第2Q序盤にRB#21石田が真ん中に切り込んでTD、追加点を奪う。対する東海大も、桜美林DL#58根本のQBサックなど素早いディフェンスに阻まれながらも少しずつゲインを重ね、RB#26徳田が懸命な走りを見せつけTD。後半、桜美林は敵陣25ヤード付近からのFGを決め、点差を広げる。追う東海大は果敢に攻め込み、#8伊藤からWR#80鈴木への40ヤードのロングパスを決めるが、ゴール手前でファンブルしチャンスを失う。桜美林は好機を活かし、ランでゲインを重ねRB#20清水が1ヤードを飛び込んでTDを決める。第4Qに入りと、東海大はLB#47黒崎のインターセプトで攻撃権を得ると、WR#3堀が華麗にパスをキャッチし追加点を挙げる。さらに試合残り2分を切り、東海大#8伊藤からのロングパスでゴール目前に迫ると、最後は#8伊藤が自ら走ってTD。2ポイントコンバージョンにチャレンジするが失敗に終わる。4Qに流れを掴んだ東海大が猛攻したものの、3Qまでの得点差に追いつけず、20-27で桜美林が勝利した。





◎ゲームレポート(2016.06.12)

★第1試合 ○帝京大学17-0関東学院大学●
 先に攻撃権を得た関東大はランとパスを織り交ぜたプレーでゲインするが、帝京大LB#52北野のサックなどに苦しめられる。攻守交代を繰り返した後、帝京大はWR#83坂本が42ydのロングパスキャッチで敵陣を割ると、K#33向田がFGで先制。対する関東大もRB#22菅原のランプレーを中心に陣を進めるが、帝京大LB#53蛭田のサックに苦しめられ得点には至らない。前半終了間際、帝京大は#83坂本、WR#11金城らへのパスを相次いで成功させ追加点を狙うが、惜しくもゴールには届かず前半戦終了。迎えた後半戦、帝京大はRB#2水尾のランを中心に陣を進めるが、関東大DB#11富田がインターセプト。この好機を活かしたい関東大であったが、帝京大守備陣はQBサックやロスタックルで関東大のゲインを阻み、さらにDB#13萩田のインターセプトで攻撃権を奪う。勢いづく帝京大はRB#20税所、WR#27高林らのランプレーでダウンを更新するが、得点には至らない。最終Q、帝京大はQB#10竹内からWR#23山川へのロングパスなどで陣を進めると、QB#1石井が自ら走りTDを挙げる。さらにLB#4手塚のインターセプトリターンTDで追加点。対する関東大も、#11富田がインターセプト、そのまま走り60yd返す。好位置から攻撃を再開した関東大はRB#22菅原のランを中心に攻め、ゴールまであと一歩とするが、帝京大DB#7高橋が見事なインターセプトで食い止め、見事完封勝利を挙げた。

★第2試合 ●中央大学13-14東京大学○
 両者とも最初の攻撃が無得点に終わり攻撃権を得た東京大だが、ここでボールを渡すときにファンブルしてしまい中央大が敵陣21ヤードで攻撃権を奪う。東京大のディフェンスは2度のパスブロックを決めるなどゴール際で粘り、この攻撃はFGの3点にとどめる。続く東京大の攻撃でもファンブルで中央大が攻撃権を奪うが、FGがブロックされ得点できず。しかし中央大は東京大の攻撃を寄せ付けず、主導権を握り続ける。前半残り5分にハーフラインで攻撃権を得ると、東京大の反則もあって攻撃がつながり、最後はRB#44竹内が中央を駆け抜けてTDを奪う。後半に入っても、中央大はキック後のリターンがさえ敵陣での攻撃を展開。第3Q中盤にはWR#26野崎がパントリターンで敵陣22ヤードまで迫ると、そのままFGにつなげて13点差とする。東京大は直後の攻撃、WR#19野金がディフェンス2人に囲まれながらパスキャッチし初めて敵陣に攻め込む。QB#14荒川が自ら走るなど敵陣2ヤードまで進めるが、TDを狙ったギャンブルに失敗し得点できない。しかし第4Qに入ると東京大は要所でパスが決まり出し、次々と前進を重ねる。QBサックを食らった後に#19野金へのロングパスで1stdownを更新すると、直後にQB#16松下が自ら14ヤードを走りTD。さらに次の中央大の攻撃でDB#25甲斐がインターセプトを決め敵陣48ヤードで攻撃権を得ると、#19野金やRB#21関野へのパスが通り敵陣1ヤードに迫る。ここでまたも#16松下がディフェンスを飛び越えてTDを奪うと、キックも決まって残り39秒で東京大が逆転に成功。中央大もパスを投げ続けて敵陣26ヤードまで迫るが、逆転を懸けた43ヤードのFGは右にそれて失敗に終わり、東京大が14-13で勝利した。(東京大学新聞社:竹内暉英)

★第3試合 ○明治大学46-20拓殖大学●
 拓殖大のキックオフから始まった今試合。明治大RB♯39加藤がボールをキャッチすると、ディフェンス陣を次々とかわし、一気にエンドゾーンを駆け抜けキックオフリターンタッチダウンで先制する。その後も好調な明治大が試合開始5分以内で3度タッチダウン。ディフェンス陣の強固な守りで拓殖大にゲインをほとんど許さず、完全にペースを握った。続き第2Qでも開始早々QB♯15阿江が自らボールを持って走ると51ヤードのロングゲインでエンドゾーン間際まで持っていく。そこからFB♯45白井にパスを通すと、タッチダウンに成功。0―26と一気に差をつけた。しかし拓殖大も負けてはいられない。9分35秒にLB♯48前田が敵陣6ヤード地点でのインターセプトに成功するとそのままエンドラインを通り抜けタッチダウン。LB♯44前鶴も相手がファンブルしたボールをすかさず拾いタッチダウンを奪う好プレーを見せた。しかし第3Qに入ると明治大がその流れを断ち切り、追随を許さない猛攻で後半は主導権を決して渡さず。ゲームは20―46と明治大に軍配が上がった。(明大スポーツ新聞部:島村昭二)

★第4試合 ○立教大学17-7成城大学●
 序盤は両校とも守備陣が健闘し、膠着状態のまま第1Qを終える。2Qに入り、成城大は立教大のファンブルをリカバーし好位置から攻撃を開始、RB#26神龍らのランプレーを中心に敵陣深くまで攻め入るが、得点には至らず攻守交代。対する立教大はWR#13新毛のパスプレー、RB#38関戸のランプレーなどでじりじりとゲインするが、成城大守備陣に押され痛恨のファンブル。成城大LB#19高橋がこれをリカバーしゴール前までボールを運ぶと、次のプレーで先制TDを挙げる。さらにその後のキックを成城大が押さえ、敵陣19ydから攻撃開始。勢いに乗る成城大はQB#2齋藤からWR#1羽田へのロングパスを確実に決めるが、ファンブルで攻撃権を失う。立教大DB#8森上がこれをリカバーし、前半残り2分を切ったところで猛攻開始。#16巽やRB#30林のランプレー、さらにTE#49阿部のロングパスキャッチで敵陣深くまで切り込むと、#30林が飛び込みTDを決め、同点で前半終了。3Q、好位置から攻撃を始めた立教大は、ランプレーを中心にテンポよくゲインし、TDを挙げて逆転に成功。その後もFGで追加点を狙うが失敗、14-7で最終Qに突入する。再び攻撃を始めた立教大は、#16巽からWR#80河本へのロングパスでゴール前に迫ると、FGを成功させて成城大を突き放す。対する成城大は試合終盤まで健闘するが、立教大DE#92宗のQBサックなど好守備に苦しめられ追加点ならず。後半に流れを掴んだ立教大が勝利を飾った。





◎ゲームレポート(2016.06.05)

★第1試合 ○横浜国立大学17-10北海道大学●
 最初のシリーズ、横国大はRB#27草野のランプレー中心に攻め込むが、FGトライは失敗に終わる。しかし守備陣が北海道の攻撃を1シリーズに抑えると、この勢いに乗りオフェンスも本領を発揮。ランとパスを使い分けながらゴール前5ydまでボールを進め、北海道の堅固な守備に阻まれながらも先制のFGを成功させる。対する北海道はなかなかチャンスが生まれず苦戦するが、QB#10小原からRB#5伊藤へのパスが通り勢いに乗ると、WR#18梅原が横国大ディフェンスを振り切りTDを奪う。前半終了間際、横国大はQB#12福岡のキープやパスで追い上げると、残り5秒で#12福岡のロングパスをWR#26柘植がキャッチしTD、再びリードを奪う。後半に入ると北海道オフェンスのパスが安定しだし、#18梅原へのロングパスで一気にゴール前27ydまで前進。横国大はDLの要である#25原岡と#91能勢の活躍でTDは防いだが、北海道はFG成功により同点に追いつく。迎えた最終Q、横国大はDB#13岩﨑のインターセプトで北海道の攻撃をシャットアウト。ゴール前10ydからの攻撃権を奪取した横国大は、#26柘植が本日2本目のTDを決める。その後は両者一歩も譲らない展開が続き、北海道のチャンスは訪れないままタイムアップ。横国大が接戦を制した。

★第2試合 ○桜美林大学47-7防衛大学校●
 最初のシリーズ、桜美林は敵陣36ydの好位置からの攻撃権を得るが、RB#20清水のランプレーでダウンを更新するものの立て続けの反則に苦しむ。しかし司令塔QB#7吉田が落ち着いたパスを決め、先制TD。流れを掴んだ桜美林は1Qに再びTD、防衛大を突き放す。2Qに入ると、防衛大はこれまでの流れを断ち切るかのようにRB#25石渡とRB#1西村のラッシュで敵陣へと攻め入る。さらにQB#7小林の横パスをキャッチした#1西村が一気にゴール前へ走り、最後は#7小林が桜美林のディフェンスをかわしてTD。この勢いのまま防衛大は追加点を狙うが、桜美林DL#40関のQBサックなどに阻まれ前半が終了。後半開始早々、桜美林#20清水がキックオフリターンTDで会場を沸かせるが、反則にてTDは無効となる。しかし勢いをつけた桜美林は再びの攻撃で#7吉田のパスが次々と決まりダウンを更新。最後はRB#30高橋(1年・昭和第一)がTDを決め、再び防衛大を突き放す。4Qに入っても、勢いの止まらない桜美林は#20清水のラッシュで追加点を奪い、守備では防衛大の4thダウンギャンブルをDB#32甲良が防ぐなど、攻守ともに勢いを増していく。対する防衛大はパスが通らず苦戦するが、LB#41廣瀬がインターセプトで攻撃権を奪取。得点のチャンスを得るが、桜美林の堅い防御に阻まれ前進ならず。その後も桜美林は順調に得点を重ね、4Qで4TDを挙げ、快勝した。





◎ゲームレポート(2016.05.29)

★第1試合 ○立教大学10-7同志社大学●
 前半は両校ともランプレーでゲインしていくが、鋭いディフェンスの活躍によりパントが続き、一歩も譲らない展開となる。後半に入ると、同志社はRB#14坂井のランで着実にボールを運び、RB#17金澤のロングランでTD。4Qに入ると立教大QB#16巽のロングパスをWR#80河本が華麗にキャッチ。ダウン更新ならず4thダウンのパントを蹴るが、同志社のヘルメットに当たり、立教大は再び攻撃権を得る。RB#23杉山のTDランで同点に追いついた立教大は、その後の攻撃で逆転を狙い4thダウンでギャンブルを仕掛けるが、同志社のディフェンスに阻まれる。試合終了間際、再び試合の流れを掴んだ立教大は、またも#80河本がロングパスをゴール手前でキャッチ。FGを決めて逆転に成功、最後に粘りを見せた立教大が10-7で勝利を飾った。

★第2試合 ●明治大学25-27関西学院大学○
 1Q、関学大はK#1西岡のFGで先制。さらにLB#44松本のQBサックが決まり再び攻撃権を得ると、RB#22加藤のTDランで試合の主導権を握る。さらに関学大WR#88亀山へのロングパスがヒット、WR#1前田へのTDパスが決まる。対する明治大も反撃を開始、2Q後半からランプレーとパスプレーを組み合わせながら徐々にゲインを重ね、残り1ヤードをRB#9福田が飛び込みTD。後半に入ると関学大はランで前進、RB#3野々垣が飛び込みTDを決める。対する明治大は関学大の好ディフェンスにも果敢に攻め、ランプレーを重ねRB#9福田がTD。最終Q、明治大はDL#91金子のサックで流れを掴むと、続く攻撃では#9福田がフィールドを駆け抜けTD。ツーポイントコンバージョンを決めて逆転に成功する。関学大は明治大の粘り強いディフェンスに拒まれながらも前進、最後にK#1西岡のFGで逆転を決め勝利を挙げた。

★第1試合 ○防衛大学校49-30大東文化大学●
 先制点を挙げたのは防衛大。QB#1が西村のナイスランげ大きくゲイン、さらにランプレーで試合の流れを掴んでTD。その後も防衛大は得点を重ね、点差を広げていく。大東大は反撃のチャンスを狙うが、防衛大の素早いディフェンスに阻まれゴールに近づくことができない。それでも大東大は前進を試みるが、自身の反則に苦しめられ前半終了。後半に入ると、大東大が反撃を開始する。QB#12太田がランでゲインを重ね、WR#11笹崎へのパスでTD。その後は互いに点の取り合いとなるが、前半に大きく開いた得点差に大東大は追いつけず、49-30で試合終了となった。





◎ゲームレポート(2016.05.28)

★第1試合 ○成蹊大学8-7武蔵大学●
 試合開始から両チームともミスが目立ち、思うように前進することができない。成蹊大が自陣10ヤードでファンブル、武蔵大がゴール前3ヤードでリカバーし先制のチャンスを掴む。しかし成蹊大DL#79大山の力強いタックルが炸裂し、ゴール前3ヤードのピンチを回避する。その後は両チームとも一歩も譲らない展開に。成蹊大は一気に敵陣に攻め込もうと20ヤードのロングパスを試みるが、武蔵大DB大熊#27のサイドライン際でのインターセプトにより形勢逆転。しかしここで前半終了。無得点のまま迎えた後半、武蔵大はDB#26内海のインターセプトで一気に敵陣へと進み、さらにTB#4小林の力強い走りでゴール前17ヤードに迫る。しかし、成蹊大ディフェンスの2連続QBサックにより攻守交替。成蹊大オフェンスもRB#14奥村のランで果敢に攻め入るが、武蔵大ディフェンスに阻まれる。4Qに入り、一進一退の空気を断ち切ったのは武蔵大。WR#1岡田のパスキャッチによって着実にゴール前へと攻め込み、TB#4小林のランで先制TD。対する成蹊大もLB#52本村のQBサックで流れを掴むと、続く攻撃でWR#80箕浦がロングパスをキャッチ。さらに成蹊大はRB#24千代田の力強い走りで一気に敵陣へと攻め込み、試合時間残り25秒でWR#10石井へのパスが通りタッチダウン。その後のTFPでは2度のディレイオブゲームにより10ヤード罰退するも、2ポイントコンバージョンを決めて逆転。成蹊大が接戦を制した。

★第2試合 ○成城大学25-0学習院大学●
 成城大はRB#26神とRB#29松本のランで確実にボールを運び、ランプレーで押し込み先制TD。このまま成城大は流れに乗り、学習院のオフェンス陣にダウン更新を許さない。パントリターンでは学習院のカバー陣の隙を突き、成城大WR#1羽田がビッグリターンを決める。さらに追加点を狙い果敢に攻め入るが、学習院LB#54秋澤にQBサックを決められ、FGの3点追加で留まる。一矢報いたい学習院もDB#8中山の2度のインターセプトで流れを変えようとするが、成城大オフェンスの勢いは止まらない。成城大は前半終了間際にFGで追加点をあげ、13-0で前半終了。後半に入り、学習院も点差を縮めようとTB#27鈴木のランで攻めるが、成城大ディフェンスを突破することができない。成城大も前半の勢いは見られずこのまま試合終了かと思われたが、試合時間残り1分でWR#1羽田へのTDパスで追加点を奪うと、さらに勢いそのままにLB#15佐藤がファンブルリカバータッチダウン。成城大が完封勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2016.05.22)

★第1試合 ○専修大学14-0一橋大学●
 専修大はランプレーでダウンを更新、RB#25内村が先制TDを挙げる。対する一橋大もRB#86谷口のランを中心に陣を進めるが専修大LB#5石川らのタックルに抑え込まれてしまう。再び攻撃を開始した専修大がRB#28藪野らのランで敵陣を割ったところで第1Q終了。しかし第2Qに突入すると、一橋大DB#28池田がパスインターセプトし専修大の勢いを抑える。守備陣が活躍したものの、続く攻撃ではチャンスを活かしきれない一橋大に対し、専修大も#28池田のタックルやLB#40丸山のQBサックなど一橋大好守備に苦戦を強いられ、7-0で前半終了。後半戦、専修大はQB#12田熊、QB#18原らの走りで敵陣深くまでボールを運ぶが、一橋大LB#13小野にインターセプトされ攻撃権を奪われる。対する一橋大も専修大DL#50蛭田らの好守備に苦戦し、攻守交代が続く。最終Qに入り、DB#17田邊のインターセプトでゴール前の好位置から攻撃を再開した専修大は、勢いそのままに#25内村がTD。何とか得点を挙げたい一橋大は、ラン・パスプレーで徐々にヤードを進めゴールまであと一歩に迫るが、専修大DB#23原田にインターセプトされ好機を失う。試合終了間際、一橋大はQB#1柴田からWR#87大塚へのロングパスで最後の追い上げをみせるが、得点ならずタイムアップ。専修大が見事完封勝利を飾った。

★第2試合 ○明治大学32-17立教大学●
 両チーム第1Qは得点につながらず、第2Qへ突入。開始直後立大はQB#15栗原からWR#13新毛への64ヤードにも及ぶパスTDを成功させる。しかし、続く立大のキックオフにて明大のリターナーがそのままTDし、すぐに同点となる。しばらく試合は拮抗するが、前半残り5秒となったところでゴール前6ヤードにまで迫っていた明大はWR#19山田がFGを決め、10―7で前半を終えた。後半戦始まって最初のシリーズにて立大は#37細谷がFGを決め、同点に追いつく。点差を広げたい明大、続く攻撃にてLB#8氏家がロングランし、TD。次のシリーズで立大はWR#17鈴木のパスキャッチによってTDを決め、17-17で第3Qを終えた。第4Q開始直後の攻撃にて、明大はロングゲインの末そのままTD。その後は一進一退の攻防が繰り広げられたが、第4Q終盤になったところで試合が動いた。着実に陣地を広げていた明大は、RB#25寒川のランプレーによってTD。そのまま流れをつくった明大が試合終了直前に32ヤードのFGを決め、17-32で明大の勝利となった。(立教大学体育会「立教スポーツ」編集部:清水千悠)





◎ゲームレポート(2016.05.21)

★第1試合 ○慶應義塾大学24-0横浜国立大学●
 前半は両校ターンオーバー続きの展開となる。最初の慶應の攻撃を横国大DB#14正村がインターセプトで防ぐが、続く横国大の攻撃では慶應大DB#13杉山がすぐさま攻撃権を奪取。しかし再び横国大DB#24坂田がインターセプト、流れを掴んだかに見えたが、ファンブルミスが重なり思うように攻めきれない。一方の慶應大はチャンスとばかりに敵陣へと一気に攻め込み、FGトライは失敗したものの、ファンブルリカバーにより再び攻撃権を得ると、でWR#96大嶋(1年・日大三)へのTDパスで先制点を決める。これで勢いに乗った慶應大はQB#15名倉のロングパスが炸裂、前半残り45秒にて追加点を挙げる。追う横国大は残り6秒で49ヤードFGトライに挑戦するが惜しくも外し、前半終了。後半に入っても慶應大の勢いは衰えず、RB#46浅井(1年・慶應義塾)のランや4thダウンのスペシャルプレーにて次々とダウンを更新し、30ヤードFGトライを成功させる。対する横国大は、攻撃では波に乗り切れないものの、守備においてはDL#91能勢やDL#25原岡らDL陣が活躍。守備の勢いに押された横国大オフェンスもQB#12福岡からWR#7土生へのロングパスで敵陣14ydまで攻め込むが、4thダウンギャンブルのパスが通らない。その直後、慶應大RB#31山本が61ヤードのTDランで24点差とする。最後まで横国大を無得点に抑えた慶應大が勝利を飾った。





◎ゲームレポート(2016.05.15)

★第1試合 ●一橋大学13-14大阪大学○
 大阪大はQB#8高田のランプレーとWR#82赤松のパスキャッチによって一気にゴール前まで攻め込み、TB#34林が先制TD。流れを掴んだ大阪大は、一橋大オフェンスにチャンスを与えることなく、再び攻撃権を獲得。パスとランを上手く利用してダウンを更新すると、WR#3西尾へのパスでゴール前2ヤードまで前進。そのままTB#34林のランで2度目のタッチダウンを奪う。対する一橋大も、DT#90黒野によるQBサックで大阪大オフェンスを圧倒すると、LB#50鈴木が敵陣10ヤード地点でファンブルリカバー。すぐにTB#86谷口の力強い走りでTDを奪い、反撃する。その後は両チームとも攻めきれず、大阪大リードのまま前半終了。後半は一橋大の攻撃で開始するが、大阪大のDL#92鹿田の豪快なタックルで9ヤードのロスタックル。攻撃を開始した大阪大も、一橋大LB#50鈴木のQBサックによって拒まれる。一橋大はTB#86谷口のパントリターンで敵陣まで一気に攻め込むと、そのままランプレーを重ねてゴール前6ヤードにボールを運び、WR#88吉川へのTDパスを決める。しかし一橋大はTFPを決められず、引き続き1点を追いかけることとなる。大阪大はこの1点を守りながらもさらに追加点を狙いパスを重ねるが、一橋大DB#6安井のパスカットにより攻守交替。一橋大は4度のパスを成功させ果敢に攻め入るがタッチダウンには届かず、試合終了間際にFGで逆転を狙うが、惜しくもゴールポストを逸れ試合終了。大阪大が接戦を制した。

★第2試合 ○日本大学62-0名城大学●
 名城大はTB#27近藤のランプレーによるロングゲインで流れを掴んだかに見えたが、日本大のディフェンスに捕まり攻守交替。攻撃権を得た日本大はWR#9クックへのロングパスで一気に敵陣へと攻め込むと、QB#10高橋のランでゴールに迫るが、タッチダウン目前にして名城大LB#47村崎やDL#90伊藤のタックルに苦しみ思うように進むことができない。しかしこのチャンスを逃したくない日本大はRB#5ウィリアムのパスとランを駆使し、タッチダウンで先制点を奪う。このまま日本大は流れに乗り、名城大オフェンスにダウン更新を与えず、RB#43竹内がタックルを受けながらも名城大ディフェンスを振り切り力強いタッチダウンを見せる。その後も得点を重ね、日本大優勢のまま前半終了。後半に入っても日本大の勢いは衰えることなく、タッチダウンを量産。一矢報いたい名城大は、TE#81早川へのロングパスキャッチを通して果敢に攻め込むが、日本大の強固なディフェンスに拒まれ得点ならず、そのまま試合終了。日本大が完封勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2016.05.14)

★第1試合 ○慶應義塾大学14-9東京学芸大学●
 1Q、慶應大はノーハドルオフェンスで素早い攻撃を見せると、4THダウンのパントフォーメーションからのフェイクでスペシャルプレーでWR#85松岡へのロングパスを決める。対する学芸大は、慶應大学の粘り強いディフェンスを破り、フィールドゴールを決める。さらに1Q終盤にDL#58振屋がQBサックを決め、学芸大学が流れを掴んだかと思われたが、慶應大の粘りのディフェンスにより得点につながらず前半終了。後半に入っても慶應大のディフェンスに拒まれるが、4Q中盤にゴール手前で学芸大DB#2田中がインターセプトからのTD。しかしすぐに慶應大もWR#80今沢へのロングパスでゲインし、そのままRB#31山本がタッチダウンを決めて逆転。14-9で慶應大が勝利した。

★第2試合 ○明治大学34-10駒澤大学●
 駒澤大のキックにより試合開始。駒澤大はDB#13岡田のインターセプトを転機に、RB#24末廣のナイスランでタッチダウンまであと一歩に迫るが、ゴール前1ヤードで痛恨のファンブル。攻守交代となりチャンスを得た明治大学は、QB#15阿江のパスを受けRB#17黒岩がフィールドを快走しTD。対する駒澤大も徐々にパスプレーで追い上げ、フィールドゴールを決める。第2Qに入ると、互いに反則に苦しむが、明治大が#17黒岩の華麗な走りでTD、追加点を挙げる。波に乗る明治大のオフェンスを駒澤大DL#92舟越がQBサックするが、明治大の勢いは止まらず、#17黒岩が再びTDを決め前半終了。後半に入り、試合の主導権を握る明治大は追加点を狙い大胆にギャンブルするが、失敗。そこからしばらく膠着状態が続く。駒澤大は#92舟越のQBサックで流れを取り戻したかに見えたが、明治大はフィールドゴールを決め点差を広げる。対する駒澤大も#24末廣とFB#19渡辺へのパスが決まり、ディフェンスを振り切りTD。2ミニッツに入り、明治大は追加点を狙い猛攻を見せるが、駒澤大は必死のディフェンスで食い止める。最終的に34-10で明治大が勝利した。

★第3試合 ●国士舘大学3-9神奈川大学○
 最初のシリーズは両校ディフェンスの活躍によりパントで終わる。二度目のパントリターンで神奈川のファンブルロストにより好機を得た国士舘は、順調にダウンを更新して2Q早々にはゴールライン目前へと迫る。神奈川の堅固なディフェンスに阻まれながら、FGにて先制。対する神奈川もQB#8船戸(1年・敬愛学園)の活躍でTDを狙える位置まで攻め入るが、FGトライを選択し前半は同点で終わる。後半に入ると、両校一歩も譲らず一進一退の展開が続く。国士舘はRB#21荒川とRB#32高橋らのランプレーでじわじわと攻めるが、40ydFGトライを外してしまう。この隙を狙うように、神奈川はRB#23佐藤とRB#22谷中田の力強いランでダウンを更新していく。最後は#8船戸のパスを#23佐藤がキャッチしTD、神奈川が逆転に成功する。国士舘も猛攻を見せるが、神奈川LB#47石鍋のディフェンスで押し戻されパントに追い込まれる。試合残り20秒、国士舘は再び攻撃権を得るがTDはかなわずタイムアップ。神奈川が逆転勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2016.05.08)

★第1試合 ●横浜国立大学9-13神戸大学○
 先制したのは横国大。RB#23信原のランで徐々にゲインすると、QB#12福岡からWR#7土生へのロングパスで一気に陣を進めると、神戸大守備陣にラン攻撃を封じ込まれ苦しみながらも、K#13岩崎がFGを決める。対する神戸大もRB#22中平のスピードあるランで果敢にゲインを狙うが、横国大守備陣に阻まれ得点に至らない。第2Q、FGで追加点を挙げた横国大は、その後もDB#24坂田がインターセプトを決め、神戸大に攻撃の隙をあたえない。横国大リードで迎えた後半戦、RB#27草野や#23信原らの確実なランプレーで敵陣を割ると、本日3度目のFGを決める。勢いに乗る横国大が#27草野のロングランで一気に敵陣深くまで攻め込んだところで第3Q終了。最終Qに突入すると、神戸大DB#18田中が見事なQBサックで横国大の追加点を阻止し、意地を見せる。神戸大は攻撃権を取り戻すが、すぐさま横国大LB#5石田がインターセプト。両校のディフェンス陣が活躍し一進一退の苦しい展開が続くが、4Q中盤、神戸大はランとパスを織り交ぜたプレーでじりじりとゲインし、WR#19岸岡がTDを挙げ2点差に迫る。横国大もLB#25原岡のQBサックなど粘りづよい守備をみせるが、勢いづく神戸大はランプレーで再び陣を進めると、#12福嶋の投じたTDパスをWR#11金岡がエンドゾーンでキャッチし逆転に成功する。その後も神戸大CB#15林がインターセプトで横国大の最後のチャンスを潰し、試合終了。終盤に流れを掴んだ神戸大が見事な逆転勝利を飾った。

★第2試合 ●早稲田大学9-17立命館大学○
 第1Q、早稲田のパントスペシャル失敗から、立命館は敵陣36ヤードから攻撃を始める。ここからRB#32西村のランやパスでダウンを更新すると、最後はRB#27田中がTDを決める。早稲田も相手の反則を皮切りに攻め込み、一度はQBサックを浴び、パントに終わるものの、ゴール前4ヤードまで陣地を回復。続く立命館の攻撃でファンブルリカバーから敵陣からの攻撃権を得る。このシリーズでK#16長谷川(1年・早稲田実業)がFGを決め、得点を7-3とした。その後は両者とも攻めきれず前半を終える。後半、立命館は早稲田のパスをDB#20村上がインターセプトすると、そのままTD。14-3と早稲田を引き離す。一方の早稲田もQB#12笹木のスクランブルで勢いに乗り、ランとパスを織り交ぜ連続でダウンを更新する。ゴール前残り3ヤードで、RB#36山崎がボールをねじ込み、TD。2ポイントコンバージョンは失敗し14-9とする。しかし立命館はRB#5森本がロングゲインでFG圏内に進み、このFGが決め17-9で試合を決定づける。早稲田は最後まで粘るも及ばず。17-9で立命館が勝利した。(早稲田スポーツ新聞会:井上陽介)





◎ゲームレポート(2016.05.05)

★第1試合 △一橋大学7-7上智大学△
 上智大のキックで試合開始。一橋大はWR#26蒔苗へのロングパスで一気に敵陣に攻め入るが、上智大の粘り強いディフェンスに阻まれ攻守交替。その後は両校一歩も譲らない展開が続くが、前半終盤に上智大がランプレーで果敢に攻め込み、RB#44吉光の素早い走りで先制タッチダウンを決める。後半に入り、一橋大守備陣が意地を見せて攻撃権を奪うと、上智大のタックルに苦しみながらも、TB#86谷口の力強い走りで同点タッチダウン。対する上智大も追加点を狙い奮闘するが、思うように攻撃が進まず同点のまま試合終了となった。

★第2試合 医科歯科オールスター戦 ●医科歯科A選抜7-17医科歯科B選抜○
 先に攻撃権を得たA選抜がRB#21廣瀬(北里医3年)のランプレーを中心にゲインし、ゴール前までボールを運ぶと、QB#6曽根(慶應医5年)が自らエンドゾーンを割り先制TDを挙げる。さらに追加点を狙うが、B選抜LB#11小林(明海歯5年)やDL#74神人(慈恵会5年)のロスタックルに阻まれ得点ならず。前半終了間際、B選抜はRB#21本間(慈恵会5年)のランやWR#12佐藤(獨協医5年)へのロングパスで敵陣深くまでボールを運ぶと、#12佐藤へのTDパスが決まり同点に並ぶ。対するA選抜もCB#18真鍋(慶應医3年)のインターセプトで追い上げをみせるが、好機を活かしきれず前半終了。同点で迎えた後半戦、B選抜はRB#21本間(慈恵会5年)のランプレーを中心にじりじりと陣を進めるが、A選抜はSF#24杉山(慶應医4年)のインターセプトで攻撃権を奪う。しかしB選抜のDL#74神人(慈恵会5年)のQBサックなどに苦しめられるなど、互いに拮抗する。好位置から攻撃を開始したB選抜は、#21本間やRB#23塚越(慈恵会5年)らのランでボールを運び、TE#85菅原(獨協医3年)へのパスが決まり、1TD差でリード。A選抜も反撃に出るが、B選抜の好守備に抑え込まれてしまう。最終Q開始早々、A選抜はLB#5前田(日大歯4年)のインターセプトで会場を湧かせるが、対するB選抜もLB#45森本(聖マリ6年)らのロスタックルで追加点を阻む。2ミニッツを切ったところでB選抜はFGによる追加点を奪い、A選抜を突き放す。試合終了間際、A選抜はWR#8古山(昭和医4年)のロングパスから怒涛の反撃に出るが、得点に繋げられずタイムアップ。B選抜が勝利を挙げた。





◎ゲームレポート(2016.04.24)

★第1試合 ●慶應義塾大学71-7駒澤大学○
 第1Q、慶應大はWR#81柴田のランで1stダウンを獲得するが、駒澤大SF#3青島の好ディフェンスでゴールを阻まれる。それでも慶應大のWR#80今沢がQB#12米内のパスをキャッチしゴール目前に迫ると、最後はRB#1國府谷がTDを決め先制に成功する。その後も慶應大はLB#18中野やDB#25松浦のインターセプトで好機をつくり、パスプレーを中心に得点を重ねる。対する駒澤大はLB#42岩下、LB#52阿部などの好ディフェンスで慶應大オフェンス陣をしのぐが、スナップミスやファンブルなどで得点につなげられず前半を終える。後半も慶應大の勢いは止まらず、ランプレーでゲインすると、パスプレーではロングパスを何度も成功させ、TDを決める。第3QではファンブルリカバーからWR#23中村がパスキャッチでTD。その3分後には再び今沢がTDで追加点を奪う。このまま慶應大が完封するかと思われたが、駒澤大は第4Q開始直後、QB#4澁谷のパスをWR#1高橋がキャッチしTDを決め、初得点を決める。しかしその直後、慶應大のLB#10弘世がキックオフリターンTDで得点を奪い返す。その後も慶應大がダメ押しのTDを決め、リードを広げる。反撃したい駒澤大だったがミスで好機を活かせず、最終的に71対7で慶應大が勝利した。(駒大スポーツ編集部:常木寛哉)

★第2試合 ○中央大学24-10近畿大学●
 初めに流れを掴んだのは近畿大。RB#17中川が敵陣へと切り込むと、29ydのFGトライを成功させる。対する中央大もRB#44竹内のランにてこちらもFGトライを成功させ同点に追いつく。その直後、近畿大WR#17中川が70yd以上のビッグリターンを見せるが得点ならず。続く中央大の攻撃を無得点に抑えると、近畿大はパントリターンで今度はゴール前1ヤードまで攻め込む。窮地に立たされた中央大だったが、ここでディフェンスが底力を見せて1ヤードを守り抜くと、続く攻撃でQB#11松岡とWR#16小林のコンビネーションパスが成功し一気に逆転TDを決める。 後半戦、近畿大は最初のシリーズでQB#8岡村のロングパスをWR#15小梶がキャッチしそのままエンドゾーンへ。同点に追いつかれた中央大は自陣から#44竹内のランと#11松岡のパスを巧みに使い分てじりじりと攻め入り、最後は#45小池のTDで追加点を挙げる。ディフェンス陣もDB#21芦澤のパスカットや、DB#7浅井がインターセプトTD、さらに近畿大の猛攻撃をDL#23佐藤のQBサックで抑え込む。最終Qは近畿大攻撃を無失点に抑え、24-10で中央大が勝利した。

★第3試合 ○日本大学73-6横浜国立大学●
 横国大は最初の攻撃シリーズで攻めきれずに攻守交替。日本大はパスとランを交互に織り交ぜて一気にゴール前まで攻め込むと、横国大のディフェンスの粘りに苦戦しながらもWR#11佐藤のパスキャッチで先制TD。その後も日本大はDB#1モーゼスのインターセプトでそのまま流れにのり、タッチダウンを重ねる。対する横国大は、ファンブルリカバーで攻撃権を奪うと敵陣35ヤードまで攻め込み、RB#27草野の力強い走りとWR#7土生のパスキャッチで初得点。横国大はさらなる追加点を狙うが、日本大ディフェンスは力強いラッシュとDB#35辻、DB#18米田のインターセプトから追加点を奪い、日本大が流れを掴んだまま後半戦へ。日本大は後半開始早々TDを奪うが、横国大ディフェンスも粘りを見せ、DL#91能勢のQBサックや、RB#43加藤の素早いタックルにより、前半のようには日本大オフェンスを進ませない。しかし横国大オフェンスも攻め切ることが出来ず、追加点を奪えない。勢いを取り戻した日本大は再び追加点を奪い、RB#3朝倉のタッチダウンで試合終了となった。





◎ゲームレポート(2016.04.23)

★第1試合 ○慶應義塾大学58-3一橋大学●
 K-WARS2016開幕戦となる試合は、開始早々慶應大DB#26池辺のインターセプトリターンTDで会場を沸かせる。一橋大も負けじとRB#34木村のランプレーとRB#86谷口のキャッチでじりじりと攻め、42ヤードFGトライを成功させる。点差を詰めたい一橋大であったが、慶應大はテンポの速いオフェンスで立て続けにパスを成功させ、RB#1國府谷のTDで追加点を奪う。さらに#26池辺の本日2回目のインターセプトで流れに乗る慶應大は、一橋大の攻撃をしっかり抑えTDを量産。前半は慶應大が5TDで試合を折り返す。後半に入っても慶應大の勢いは止まらず、WR#19田邊などの活躍でTDを確実に決めていく。さらに慶應大はWR#90福田がパントリターンでゴール目前までボールを運び、#1國府谷が得点。3Q終了時点で大差をつけてリードする。何としてもTDを奪いたい一橋大も、WR#20田口のランとパスキャッチで着実に敵陣へと攻め入ると、4thダウンギャンブルを仕掛けるが、慶應大DB#22詫間に抑えられ得点ならず。慶應大が大差で勝利を飾った。

★第2試合 ●青山学院大学21-28明治学院大学○
 両者一歩も譲らない展開が続いたが、青学大WR#22長谷川が相手の隙をついて先制TD。さらに明学大のファンブルを抑え再び攻撃権を得るが、対する明学大もインターセプトからの反撃でじわじわとダウンを重ねる。明学大は青学大LB#58中西のタックルに苦しみながらも、2Q早々WR#18堀田がTD。勢いに乗る明学大はさらにRB#21木村のTDで逆転に成功。対する青学大も、DB#14岡田のインターセプトリターンTDにて同点に追いつく。前半残り2分を切り、青学大の痛恨のファンブルロストにより、明学大は#21木村がTDを決めて7点差で前半終了。後半に入るとどちらも一歩譲らない展開が続くが、青学大がWR#16神津のTDで同点に追いつく。すると明学大も追い上げを見せ、3Q終了間際RB#22小峯によりTD。ここから、青学大が必死の反撃を開始。QB#7澁澤のパスとランプレーにより敵陣へと攻め込むが、ここで明学大DL#78月性のQBサックにより押し返される。2ミニッツに入り青学大は再び猛攻を開始、ゴールを狙いボールを進めるが、またしても明学大DB#99稲沢のインターセプトに阻まれタイムアップ。1TD差で明学大が勝利した。







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