◎ゲームレポート(2015.10.31)

★第1試合 2部Bブロック ●桜美林大学9-12学習院大学○
 学習院は最初の攻撃からRB#27鈴木のランで確実に敵陣へと攻め込むと、ゴール前4ヤードからQB#1田中がフェイクを入れたラッシングで先制TDを決める。対する桜美林も中央へのランで敵陣奥深くまで攻め込むが、学習院の堅固なディフェンスに阻まれFGにて得点を挙げる。逆転を狙う桜美林だが、DB#29志賀のインターセプトで学習院がモメンタムを引き寄せると再び得点を挙げる。学習院がFG2本で6点を追加し、3-12で前半終了。後半に入ると桜美林が反撃を開始。RB#20清水のランを軸に学習院の敵陣まで果敢に攻めるが、学習院も簡単には通させない。拮抗状態が続くなか、DL#40関のQBサックで流れを取り戻した桜美林は再びラッシングで大きくゲイン。一気にゴール前へボールを進め、WR#19平澤がTDパスをキャッチし3点差に迫る。試合終了間際、学習院はDB#4佐生パスカット、DL#78辻のロスタックルが炸裂。逆転を狙う桜美林は最後の攻撃でロングパスを投じるが、惜しくもキャッチならず。学習院が逃げ切り初白星を挙げた。

★第2試合 1部BIG8 ○一橋大学38-6東海大学●
 一橋大はR#27猪狩が敵陣21ヤードまでリターンし、好位置から攻撃を開始。このチャンスを逃すことなく、QB#16長島が落ち着いてTDを決める。流れに乗る一橋大は、次の攻撃シリーズでも#21小野、#24高比良の両RBを巧みに使いながら徐々に敵陣へとボールを進め、最後は#21小野が追加点を挙げる。反撃のチャンスを狙う東海大だが、一橋大の堅い守備に阻まれ苦戦を強いられる。その間にも一橋大は#16長島が2本目のTDを挙げ、さらにDB#32小林のパントブロックによりゴール前2ヤードから攻撃権を得ると、ここも落ち着いて追加点を挙げる。後半、東海大は守備陣がプレッシャーをかけながら一橋大の攻撃を抑える。ディフェンス陣の勢いに押されたように、東海大オフェンスはQB#10下世と#8伊藤を入れ替えながらパスを通し、ついにゴール前へ。最後はWR#3堀へのTDパスで、今試合初得点を挙げる。だが一橋大はここから再び勢いを取り戻し、DL#71国武のQBサックが炸裂。さらに東海大がパントリターンにて痛恨のファンブルロスト、これを一橋大#21小野がファンブルリターンTDし追加点を奪う。東海大も諦めず、最後の攻撃でパスを投じるが、一橋大LB#7杉浦がインターセプト。一橋大は今季初勝利を飾った。

★第3試合 1部BIG8 ●東京大学8-10帝京大学○
 はじめに流れを掴んだのは帝京大。DB#7高橋がインターセプトを決めて流れを引き寄せると、2度目の攻撃シリーズにて33やードの先制FGを決める。対する東京大も果敢に攻め入るが、得点を狙える位置にまで攻め込むことができない。その隙を突くかのように、帝京大は再びDB#19山中のインターセプトでターンオーバー。しかし東京大は#88寒竹や#92原田らDL陣の活躍で帝京大の攻撃を抑え、追加点を許さない。前半残り2分、東京大はRB#21関野のラッシュによりじりじりと敵陣へボールを進めるが、帝京大LB#4手塚にインターセプトされチャンスを逃す。得点は0-3のまま前半が終了。迎えた後半戦、帝京大#4手塚が2本目のインターセプトで会場を沸かせるが、東京大も必死の守備で追加点を許さない。東京大は時間をかけながらじわじわと攻め、#21関野が見事逆転TD。さらにWR#13団栗へのパスで2ポイントコンバージョンを成功させる。5点差を追う帝京大は、東京大DB#29堀江のQBサックなどに苦しめられるも、パントで東京大のファンブルを誘うと、ボールを押さえて一気にゴール前からの攻撃権を得る。ここでまさかのファンブルロストで攻撃権は東京大に渡るが、帝京大は意地を見せてゲインを許さず、敵陣24ヤードから最後の攻撃のチャンスを得る。帝京大はこのチャンスを逃さず、RB#1有馬からのパスをWR#11金城がキャッチし逆転TD。試合残り2分を切り、東京大は猛攻撃を仕掛けるが、帝京大LB#56澄らのQBサックにより反撃を封じられ試合終了。帝京大が劇的な逆転勝利で4勝1敗とした。東京大は2勝3敗とあとがなくなった。

★第4試合 2部Bブロック ○成蹊大学14-9防衛大学校●
 防衛大は最初のシリーズでRB#25石渡のラッシングにより敵陣へと切り込むが、成蹊大#69吾妻のロスタックルなどで得点へとつなげられない。対する成蹊大は自陣9ヤードで痛恨のファンブル、防衛大にチャンスを与えてしまうが、守備陣が健闘し無得点に抑える。2Qに入っても両校苦しい展開が続くが、前半終了間際に防衛大が怒涛の攻撃を仕掛ける。QB#9寺坂のロングパスが通り、さらに成蹊大の反則によりボールはゴール前6ヤードへ。FGを成功させ、防衛大が3点を獲得して前半終了。後半に入ると、成蹊大が反撃を開始。時間を使いながらダウンを更新し、QB#7大澤からのTDパスをRB#24千代田がキャッチ、逆転に成功する。対する防衛大も反撃を狙うが、DL#9程田やLB#50田中のロスタックルに阻まれ、前へと進めない。成蹊大の勢いは衰えず、再び#24千代田が力強いラッシングでゴールへと果敢に攻めたて、4Q早々に追加点を挙げて防衛大を突き放す。防衛大はパス・ランともに攻撃を封じられるが、試合残り2分でインターセプトにより攻撃権を得る。最後の攻撃で、QB#7小林からTE#19中村へのTDパスが通り、5点差に迫る。防衛大は続くキックオフにてオンサイドキックを試みるが失敗し、そのままタイムアップ。成蹊大が4勝目を挙げた。





◎ゲームレポート(2015.10.25)

★第1試合 3部Cブロック ●大東文化大学0-21東京都市大学○
 試合開始直後、都市大が果敢にゲインし敵陣深くまで攻め入り先制点を奪う勢いを見せるが、大東大のDLが決死の守備で封じ込む。そして大東大もQB#12太田からWR#10水村へのロングパスを決めるなど着々と陣を進めるが、惜しくも得点には至らない。両者無得点のまま拮抗状態くが、前半残り3分を切ったところで、都市大のパントボールを大東大のリターナーがファンブル、都市大がボールをおさえて敵陣15ヤードからの攻撃権を獲得。好機を得た都市大はRB#30神山のランプレーで陣を進めると、#30神山のTDで先制点を挙げる。勢いづく都市大はさらに前半終了間際にもWR#25藤石がTDを挙げ、14-0で前半戦を折り返す。迎えた後半戦、巻き返しを図る大東大はランプレーを中心に敵陣深くまで攻め入るが、得点を挙げることが出来ない。一方の都市大は#30神山のランなどでゴール前まで陣を進めると、WR#23小林がTDパスをキャッチし追加点を挙げる。最終Q、大東大はロングパスを果敢に投じるが、都市大がインターセプトで封じ込める。その後、再び攻撃権を得た大東大は、慎重なパスプレーや#12太田のロングランでゴール前10ヤードまでボールを運ぶが、またも都市大LB#36上村にインターセプトを決められ好機を失う。その後得点は動かずタイムアップ。都市大が見事完封勝利を飾った。

★第2試合 3部Cブロック △埼玉大学7-7玉川大学△
 先に攻撃権を得た埼玉大がQB#31金澤のランを中心に一気にゲインすると、#31金澤が先制TD。第2Qに突入し、玉川大はランプレーでゲインを試みるが、埼玉大の守備陣に封じ込まれ、パントに追い込まれる。再び攻撃権を得た埼玉大は、RB#25鍋嶋と#31金澤の怒涛のラン攻撃で追加点を狙うが得点には至らず、7-0で前半戦を折り返す。後半に入り、埼玉大はパスプレーで陣を進めるが、DL陣の活躍に苦しめられる。さらに埼玉大のFGトライを玉川大LB#1久松がブロック、埼玉大の追加点を阻む。巻き返したい玉川大は粘り強く陣を進めるが、得点に繋げることが出来ない。埼玉大も玉川大の守備に苦闘し追加点には至らず、両者苦しい展開が続く。最終Q、玉川大はRB#22中村のロングランで一気に敵陣深くまで攻め入ると#22中村がTDを挙げ、同点に追いつく。試合終了間際、着実に陣を進める埼玉大は残り時間14秒でFGトライに挑むが、惜しくも失敗。7-7の同点で試合終了となった。

★第3試合 3部Aブロック ●創価大学9-35芝浦工業大学○
 芝工大はラン・パスを織り交ぜたプレーで着々とゲインし、QB#7赤崎が先制TDを挙げる。一方の創価大も、ランプレーを中心に一気に敵陣深くまで攻め込むが、あと一歩のところでディフェンス陣に阻まれ、さらにゴール前8ヤードで挑んだギャンブルに失敗。しかし、自陣深くから再び攻撃を始めた芝工大がセイフティを許し、創価大が2点獲得。その後得点は動かず、7-2で前半戦を折り返す。後半戦開始直後、芝工大がボールをファンブル、創価大がこれをリカバーし好位置からの攻撃権を得る。創価大は逆転を狙うが、芝工大の粘り強いディフェンス陣に阻まれなかなか陣を進められず、FGにも失敗。その後の創価大の攻撃で、芝工大LB#11松田がQBからボールを奪うと、そのままエンドゾーンへ走り込みTDを挙げる。その後も芝工大はQB#7赤崎などのロングゲインでゴール前5ヤードまで攻め込むと、QB#8横居のTDで追加点を挙げ、創価大を突き放す。最終Q、創価大は自陣深くからの攻撃権を得るが、セイフティを許し、更に点差を広げてしまう。その後も芝工大はWR#1黒田やRB#11松田のTDで順調に得点を重ねる。しかし、試合残り5分から創価大が怒涛の反撃に出る。ロングパスや#1のロングランにより一気にゴール前までボールを運び、WR#24中村のTDで7点を返す。しかし開いた点差は縮められず、35-9で芝工大が勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2015.10.24)

★第1試合 3部Bブロック ●高崎経済大学0-40首都大学東京○
 最初の高経大の攻撃シリーズで、首都大はDB#29帆苅のパスインターセプトで攻撃権を奪うと、ランとパスを織り交ぜた攻撃でロングドライブし、RB#8橋本のラッシングTDで先制。首都大は、その後もDL#73遠藤のQBサックやLB#21渡辺のインターセプトで高経大の攻撃を止め切る。2Qに入り、首都大がTE#31吉野へのプレーアクションパスでロングゲインし、そのまま追加点をあげる。高経大は反撃を試みるが、首都大の固い守備を前になかなか1stダウンを更新できない。一方モメンタムを掴んでいる首都大はその後も追加点を奪う。パスを通せず苦戦する高経大は、LB#69吉成のファンブルリターンで攻撃権を奪い返す場面も見られたが、得点にはつなげられず首都大リードで前半終了。後半開始に入っても、波に乗る首都大は順調に得点を重ねる。一矢報いたい高経大は、DL#99竹内のタックルで首都大のラン攻撃を封じると、#99竹内へのパスやRB#8田中のランを中心にゲインを重ね、ゴール目前へと迫る。しかし、TDを狙い投じたパスをインターセプトされ攻守交代。首都大はRB#12田渕へのTDパスを決め、点差を40とする。高経大もロングパスを通して敵陣へ攻め込み、QB#6野地のランなどで再び得点の好機を得るが、首都大LB#42高橋にパスインターセプトされまたも得点のチャンスを逃す。試合残り時間1分、高経大はロングゲインを狙いパス攻撃を試みるも、首都大がアグレッシブな守備で守り切り、完封勝利を収めた。





◎ゲームレポート(2015.10.18)

★第1試合 2部Bブロック ●上智大学10-39桜美林大学○
 1Q、順調に流れを掴んだ上智大はLBらの活躍で桜美林の最初のシリーズを抑えると、敵陣36ヤードという好位置からの攻撃でRB#14菊池がTDランを決め、先制点を挙げる。その後は一進一退の攻防が続くが、2Qに入ると桜美林が反撃を開始。怒涛のラン攻撃でダウンを更新し、RB#20清水が69ヤードのTDランを挙げる。TFPは失敗に終わるも、続く桜美林のキックで上智大のファンブルを誘い、攻撃権奪取に成功。このまま追加点を奪いに行くが、ここは上智大の守備DB#29伊藤がインターセプトでTDを防ぐ。しかし直後、上智大は痛恨のファンブルで桜美林にチャンスを与えてしまい、桜美林はFGにて逆転に成功。さらに桜美林は#20清水の怒涛のラン攻撃で追加点を挙げ、勢いづく。前半終了間際、じわじわと攻める上智大はなんとか敵陣へと入るとK#88平良が47ヤードFGトライを成功させ、桜美林が6点リードで前半を折り返す。後半に入っても桜美林大の勢いは衰えず、QB#5渡辺とWR#19平澤のホットラインで次々と上智大を追いつめ、順調に得点を重ね点差を広げる。反撃に転じたい上智大だがなかなかチャンスが生まれず、4Qに入っても桜美林はDB#21石田(堀越)のインターセプトやDL#54坂井がQBサックなど、ディフェンス陣がビッグプレーを連発。試合残り1分を切っても桜美林は攻撃の手を緩めず、RB#25御子柴がダメ押しのTDを挙げて試合終了。10-39で桜美林が勝利を飾った。

★第2試合 1部BIG8 ○立教大学39-10一橋大学●
 最初の攻撃権を得た一橋大はRB#21小野のロングゲインを生かし、敵陣10yまで進攻。WR#88吉川のFGで先制点を挙げる。対する立教大も順調にダウンを更新し敵陣へ。QB#18田中やRB#23杉山を始めとするオフェンスはモメンタムを引き寄せ、開始7分#23杉山がTD。第2Qに突入してもその勢いは衰えず、#18田中の43yにも及ぶランTDで得点差を広げる。反撃に出る一橋大に対し、立教大はDL#54牛山がファンブルリカバーを成功させるも、直後のシリーズでは一橋大DB#3池田がパスインターセプトを決めた。両者の攻守に乱れが出始めるが、続く攻撃で一橋大のパントを立教大DB#24内山がリターンTD。31-3と優勢で前半を折り返す。立教大の攻撃で開始した後半はQB#4荒川のプレーが光るも得点にはつながらず、両者拮抗した戦いが続く。しかし一橋大QB#10柴田の正確なパスやRB#20谷口の先を読んだランプレーでボールを運びゴール前1yへ。#20谷口は中央を狙わず、隙をついて外からTDを成功させた。対する立教大はRB#30林(立教新座)やWR#16巽(立教新座)といった新戦力の活躍で勢いを取り戻す。流れを継いだ#4荒川は自らのラッシングでTD。38-10と立大が勝利を収め、リーグ1位の座を守った。(立教大学体育会「立教スポーツ」編集部:伊藤太一)

★第3試合 1部BIG8 ○横浜国立大学15-12東海大学●
 試合開始早々、東海大WR#3堀がキックオフリターンTDを挙げて会場を沸かせる。続く横国大の攻撃を抑えるなど流れを掴んだかと思われた東海大だったが、パントリターンにてファンブルロスト。横国大はこの隙を突くかのように、RB#27草野が力強いランで一気に攻め込みTDを挙げ、さらにTFPと見せかけたスペシャルプレーでK#13岩崎が2Pコンバージョンを成功。しかしこれで東海大にも火が付き、RB#26徳田の活躍で果敢に攻め、K#7片山が44ヤードのFGを決めて逆転に成功する。対する横国大もQB#12福岡のパスとWR#26柘植のホットラインによるノーハドルオフェンスで攻め入ると、前半残り21秒で#26柘植がTDパスをキャッチし逆転。後半に入り、東海大LB#9菊谷のロスタックルが立て続けに炸裂。この勢いに乗り、東海大は次の攻撃でQB#10下世のパスでヤードを稼ぎ、FG成功で3点差に迫る。さらにDL#62石川の2本目のQBサックで、東海大守備陣はさらに勢いづく。しかしここからは両校苦しい展開となり、なかなか得点のチャンスが生まれない。横国大はエースRB#27草野を徹底的にマークされ、思うようにゲインできない。しかし横国大守備はLB#10宮崎のロスタックルで東海大にプレッシャーをかけると、はじかれたボールをDB#14正村がインターセプト。TDを奪いにかかるが、東海大#11菅谷に阻まれ得点ならず。東海大は最後の攻撃で必死にゴールを目指すが痛恨のファンブル、これを横国大LB#51小林が抑え、タイムアップ。横国大は東海大の追い上げを振り切り、2勝目を挙げた。





◎ゲームレポート(2015.10.17)

★第1試合 1部BIG8 ○拓殖大学14-10東京大学●
 序盤は守備陣が健闘し、両チームともなかなかダウンを更新できないなか、拓殖大はQB#9河西からWR#1小泉、RB#17新井へのパスで一気にゴール前へと攻め込む。しかし惜しくもFGをはずし、両チーム無得点のまま1Q終了。第2Q、東京大はDB#1船倉のパスインターセプトで攻撃権を奪うと、WR#7藤原へのパス、RB#21関野のランでゴール前へ。勢いそのまま#7藤原へTDパスを通し、先制点を挙げる。さらに東京大LB#44勝がファンブルリカバーし再びチャンスを得る。拓殖大はDB#2加藤のパスカットなどでエンドゾーンを守り切るが、東京大はFGを確実に決める。その後東大はDL#88寒竹のQBサックなどで拓殖大を無得点に抑え、前半終了。迎えた後半、反撃したい拓殖大は粘りのオフェンスでじわじわとゲインを重ねるも、東京大も負けじと要所でインターセプトを決めるなどチャンスを与えない。両チーム譲らず試合は膠着するが、拓殖大がTE#8八木の力強い走りでモメンタムを掴むと、4Q開始早々、勢いそのままTDパスを決め、3点差に迫る。東京大もランとパスを織り交ぜ攻撃するが、拓殖大守備の壁を崩すことができない。試合残り2分、拓殖大はQB#9河西やRB#3加藤のランなど怒涛の攻撃で立て続けにダウンを更新すると、残り45秒で#8八木がエンドゾーンに走り込みTD。そのまま逃げ切った拓殖大が勝利を収めた。

★第2試合 1部BIG8 ●駒澤大学3(TB3)-3(TB6)帝京大学○
 最初に攻撃権を得た駒澤大はランでテンポ良くゲインを重ねるも、帝京大DL#56澄のQBサックなどに苦しみ得点につなげられない。対する帝京大も、DB#19山中のパスインターセプトで攻撃権を奪い返すが、駒澤大LB#47平澤のタックルなどに阻まれ好機を逸す。両チーム守備陣が健闘する中、駒澤大は4thダウンギャンブルに成功すると、QB#4澁谷がWR#83古屋へのロングパスを通し、一気に敵陣へ。2Q開始直後にFGを決め先制する。負けじと帝京大もQB#9石井(1年・日体荏原)のランで攻め込み、FGに挑戦するが失敗。その後も帝京大はパスとランを織り交ぜて攻めるが、駒澤大の守備を崩せず、駒澤大3点リードで前半を折り返す。後半開始早々、帝京大WR#23山川がロングゲイン。そのまま#23山川が42ヤードのFGを決め、同点に追いつく。その後は両チーム譲らず拮抗するが、3Q終了間際、駒澤大RB#9二之方がビッグゲインし一気にゴール前10ヤードへ。駒澤大は勢いそのままに得点を狙うが、帝京大#19山中がパスインターセプトし守り切る。駒澤大は再び敵陣に攻め込むが帝京大守備陣がDL#66鹿子木のQBサックなどで粘り、FGトライするも失敗。対する帝京大攻撃もTDを狙いロングパスを投じるが、駒澤大DB#3のパスカットなどに阻まれ、試合はタイブレークにもつれ込む。先攻の駒澤大はFGを成功させたが、後攻の帝京大はWR#6新井のラッシングTDを成功させ、試合終了。帝京大が接戦を制した。





◎ゲームレポート(2015.10.11)

★第1試合 3部Cブロック ●東京都市大学21-41東京理科大学○
 最初の攻撃シリーズで都市大のRB#6神山がTDを挙げ先制。対する理科大は好リターンにより敵陣23ヤードから攻撃を始めると、ランプレーでゲインしRB#23田崎がTD、同点に追いつく。その後ファンブルによるターンオーバーが相次ぐが、得点は動かず第2Qへ突入。再び攻撃権を得た理科大がQB#17小浦からRB#24依田、WR#7松村へのロングパスを決めて敵陣深くまで攻め込むと、#23田崎が守備陣をすり抜けTD。理科大はその後も#17小浦が50ヤード地点から投じたロングパスを#7松村がキャッチしTD。2TD差をつけて前半を折り返す。迎えた後半戦、巻き返しを図る都市大は徐々に陣を進めるが、理科大守備陣が追加点を許さない。一方、理科大はロングパスで一気にゲインすると、ランプレーでゴール前までボールを運び#23田崎がTD。第4Q、都市大はWR#23小林のロングランなどで順調に陣を進め、#23小林のTDで点差を縮める。しかし理科大の勢いは止まらず、DB#23田崎が都市大ディフェンスの隙を突く走りでTDを挙げる。追う都市大も#23小林のランプレーで60ヤードゲインしTDに成功するが、すぐに理科大DB#22村井のインターセプトTDで突き放され、試合終了。理科大が見事2連勝を飾った。

★第2試合 1部TOP8 ○日本大学75-14中央大学●
 試合開始早々、日本大は次々とパスを成功させ敵陣深くまで攻め入ると、QB#10西澤からWR#25西村へのTDパスで先制。対する中央大は自陣深くから攻撃を開始するが、すぐに日本大DB#3ビーティーのインターセプトTDで追加点を奪われる。勢いづく日本大はその後も#3ビーティーやLB#42楠井のインターセプトを連発させて反撃の隙をあたえず、更にTDを量産し中央大を突き放す。第2Q、中央大はランプレーで徐々に陣を進めていたが痛恨のファンブル、日本大DB#2下水流のリカバーにより再び攻撃権を失う。その後も日本大は#10西澤やRB#43竹内が追加点を挙げ、47-0で前半を折り返す。迎えた後半戦、中央大のボールを日本大#2下水流がインターセプトし、さらに追加点を挙げる。苦しい展開の続く中央大であったが、DB#20山田のインターセプトで流れが一転。敵陣35ヤードから攻撃を開始した中央大はパスを中心にゲインすると、QB#7加藤が自らボールを持ってエンドゾーンへ走り込み、初得点を挙げる。第4Qに入り、中央大はDB#36芦澤のパスカットなど粘り強い守備を見せるが、日本大はWR#81井ノ口へのTDパスで再び勢いづき、その後も順調に得点を重ねる。2ミニッツを切り、中央大はQB#13松岡が投じたロングパスをWR#4野崎がキャッチし2度目のTDを挙げる。中央大は後半から反撃を見せたが、日本大が大量得点を挙げて勝利を収めた。

★第3試合 1部TOP8 ○早稲田大学55-0専修大学●
 先に攻撃権を得た早稲田は、ラン・パスを織り交ぜたプレーでじりじりとヤードを進めると、FGで先制。その後もRB#22藤井のロングランでゴール前1ヤードまで攻め込むと、RB#30片岡がTD。対する専修大は鉄壁の早稲田守備陣を前にダウンを更新できず、更に早稲田が追加点を挙げて第1Q終了。第2Q、早稲田はRB#30片岡のランで40ヤード近くゲインすると、QB#12笹木が投じたTDパスをWR#85鈴木がキャッチ。巻き返したい専修大はじりじりと陣を進めるが、早稲田守備陣のQBサックやDB#31藤原のパスカットに苦闘し、パントに追い込まれる。その後両校の守備陣が健闘し流れが停滞するが、前半終了間際、早稲田が再び流れを引き寄せる。WR#1岡田へのパスが通りゴール前10ヤードまでボールを運ぶと、#30片岡が守備陣をすり抜けTD。専修大は無得点で前半を折り返す。後半に突入し、早稲田は前半の勢いそのままにヤードを進め、ゴール前7ヤードまで攻め込む。しかし専修大DB#23原田やLB#29橋本などのパスカットに苦しめられ、FGに留まる。再び攻撃権を得た専修大は、パスを次々と決めゴール目前まで攻めるが、早稲田の守備陣に封じ込まれて惜しくも得点ならず。最終Q、早稲田はWR#86佐藤がTDを挙げ、専修大をさらに突き放す。一矢報いたい専修大は自陣深くから果敢に挑むが、早稲田の好守備により一切陣が進まず、更にパントでボールをファンブルし早稲田に追加点を許す。専修大は2ミニッツを切ったところで最後の攻撃に出るが、得点には繋げられずタイムアップ。早稲田が完封勝利を飾った。





◎ゲームレポート(2015.10.10)

★第1試合 3部Aブロック ●創価大学21-35電気通信大学○
 前半、電通大はRB#27高橋が自陣から80yd近くのランでゴールラインへ切り込み、流れを掴む。反則によりTDは無効になったものの、電通大はここで勢い衰えることなく、創価大のファンブルを誘い攻撃権を奪取。そのままゴール前へヤードを進め、QB#11岡田からWR#24上條へのパスでTD。守備でもDB#24上條がパスカットをするなど活躍を見せる。2Qに入っても電通大の勢いは止まらず、#27高橋が再び70yd近くのランで追加点を挙げる。3TD差をつけられた創価大だが、2ミニッツで反撃に転じる。QB#7稲葉のパスで徐々にダウンを更新し、最後はRB#10横藤田のTDで初得点を挙げる。このTDで創価大に火が付き、後半は激しい点の取り合いとなる。3Q、追加点を挙げた電通大に食らいつくように、創価大もLB#6國近が80yd越えのTDを挙げる。最終Q、電通大ディフェンス陣は#51梅原が本日2本目のQBサックを決めるなどビッグプレーを見せ大いに活躍。残り3分で創価大が最後の攻撃を仕掛けたが、電通大ディフェンスに阻まれ得点ならず。21-35で電通大が初勝利を収めた。

★第2試合 1部TOP8 ○法政大学42-14明治大学●
 法政大は最初のシリーズからQB#12鈴木の投じるパスで着実に攻め、先制点を獲得。追加点量産を狙うが、明治大LB#8氏家のQBサック、DL#90渡邊のパスラッシュのプレッシャーに押される。しかし法政大はLB#52早坂のインターセプトで敵陣24ヤードからの攻撃権を得ると、RB#21廣澤のラッシュでTDを挙げる。対する明治大もDB#23野口のキックオフリターンで好位置から攻撃権を得ると、じわじわとボールを進め、最後はRB#9福田(1年・日大三)によるランで見事TD。しかし法政大の勢いは止まらず、続く攻撃では#12鈴木のパスが炸裂。前半残り2分、巻き返しを図る明治大はインターセプトで攻撃権を奪うが、法政大ディフェンスの壁に阻まれチャンスをものにできない。迎えた後半、明治大は点差を広げまいと守備を一層固めるが、法政大のゲインを抑えることができない。法政大は#21廣澤が4本目のTDを決め勢いづくが、明治大もQB#18南のパスがTE#92五十嵐へ通り追加点を挙げる。4Qは両者譲らず、拮抗状態となる。法政大ディフェンスはQBサックやパスカットを連発するが、明治大も負けじとインターセプトを決め最後の攻撃を開始。果敢にゴールラインまで攻め入ると、ゴール前10ydで4thダウンギャンブルを選択。パスを投じるもあと一歩及ばず、最終Qは両校無得点でタイムアップ。42-14で法政大が4連勝を挙げた。

★第3試合 1部TOP8 ○慶應義塾大学37-25日本体育大学●
 先制したのは日体大。試合開始直後の攻撃シリーズで敵陣深くまで攻め込むと、RB#25仲林がTD。一方、3連勝中の慶應大は、K#11手塚のFGで反撃を開始すると、2Q最初の攻撃シリーズでRB#29李がタッチダウンを決め逆転に成功。しかし、試合の流れは定まらず、すぐさま日体大が敵陣19yrdまで攻め込む。再び日体大がリードするかと思われたが、DB#22松崎がパスをインターセプトし、そのまま敵陣49yrdへ。ピンチが一転してチャンスとなった慶應大は、着実に敵陣エンドゾーンへと迫り、QB#5小田のTDでリードを広げる。このまま試合の流れは慶應大が掴むかと思われたが、すぐさま日体大のK#12関根が55ヤードのFGを決め、反撃。僅差のまま前半が終了した。後半、最初に得点をあげたのは日体大だった。開始早々に敵陣4yrdまで攻め込むと、QB#16辻からWR#82武内(1年・八千代松陰)へのパスが決まりTD。逆転に成功する。しかし、慶應大も黙っていない。直後の攻撃シリーズで敵陣深くまで攻め込むと、RB#6田中がTD。再び慶應大がリードを奪う。一進一退の攻防が続くまま、試合は4Qへ。試合の流れを決定づけるであろう次の得点を奪ったのは、慶應大だった。4Q最初の攻撃シリーズで#5小田からWR#80今沢へのパスが決まりTD。追いすがりたい日体大は、RB#10北詰がTDを決めるものの、その後慶應大RB#6田中のTDを許し万事休す。慶應大が4連勝を飾った。(慶應スポーツ新聞会:布寺智裕)

★第4試合 3部Dブロック ●千葉大学28-35横浜市立大学○
 試合開始直後、横市大はキックオフリターンTDを決める。RB#1米田と#2秋元のラッシュで波に乗った横市大はTDを量産、千葉大に得点のチャンスを与えない。対する千葉大もパスカットなどで守備を固めるも、なかなか横市大の攻撃を抑えるられない。さらに横市大はDL#54松岡がQBサックを決めるなど守備でも活躍を見せ、28点の大差をつけて前半終了。後半に入ると、千葉大の反撃が始まる。最初のシリーズにてQB#9米田がトスしたボールをRB#18山中がロングパス、WR#2山崎が見事TDを決める。勢いづいた千葉大はDB#8大平のインターセプトで再び好機を得ると、#9米田の活躍でじわじわと敵陣へ。最後は#9米田がTDランを決める。反撃に出たい横市大だが、なかなかチャンスを掴めない。第4Q、千葉大は自陣からパスとランで着実にヤードを獲得。横市大守備も果敢にボールを獲りに行くもチャンスは生まれず、千葉大は隙を突くかのように#9米田からのパスでTD。勢いに乗る千葉大は横市大のゲインを許さず、再び攻撃を得ると追加点を挙げ、とうとう同点へ。両者苦しい展開のまま2ミニッツに入ると、横市大はQB#17森山のパスで大幅にゲインし、さらに千葉大の痛恨の反則により一気にゴール前3ydへ。その後難なくTDを挙げ逆転に成功した横市大が逃げ切り、接戦を制した。





◎ゲームレポート(2015.10.04)

★第1試合 2部Aブロック ●明治学院大学9-14成城大学○
 先に流れを掴んだのは明学大。成城大のパスを明学大LB#1吉田がキャッチしインターセプト。敵陣25ydからの攻撃権を得た明学大は、成城大のロスタックルに苦しみながらも、K#19藤倉がFGで先制する。対する成城大もランプレーを中心に確実にヤードを進めるとRB#21浦住がTDを挙げ、逆転に成功。その後明学大が再び攻撃権を得ると、QB#6染谷が自ら走るなどヤードを進めるが、罰退が重なり得点には至らない。対する成城大はQB#1栗田からWR#3羽田へのロングパスを成功させ一気に40ydゲイン、更に#1栗田が自らボールを持ち50yd走るとそのままTDを挙げる。前半終了間際、明学大は#6染谷からWR#88中後へのロングパスを成功させて敵陣深くまで攻め込み、FGを挙げる。後半に入ると、明学大はランプレーで敵陣深くまで攻め込み、再びFGを挙げて点差を縮める。その後は両者譲らず苦しい展開が続くが、4thダウンインチでギャンブルを選択した明学大がボールをファンブルし、成城大LB#49横谷がこれをリカバー。成城大攻撃陣は追加点を狙うが、明学大守備陣は隙のない決死の守備でこれを防御。試合残り3分、再び攻撃権を得た明学大は#6染谷がWR#81中村などへのロングパスを相次いで成功させ一気にヤードを稼ぐが、成城大LB#8藤本のインターセプトで逆転のチャンスを失う。守備を徹底した成城大が激戦を制した。

★第2試合 1部BIG8 ○拓殖大学17-14一橋大学●
 試合開始直後、一橋大ⅮB#3池田がインターセプトを決め、そのままエンドゾーンへ走り込みTD、先制点を挙げる。対する拓殖大は、一橋大守備の間をするすると抜けて陣を進めると、QB#9河西のロングパスをWR#17新井がキャッチし、そのままTD。第2Qに入ると、両者の好守備により試合の流れが停滞。前半終了間際、拓殖大は果敢にロングパスを投じるが、惜しいところで決まらない。得点は動かず、同点で前半戦を折り返す。迎えた後半戦、先に攻撃権を得た拓殖大はラン・パスプレーを使い分けて順調にゲインすると、#9河西の投じたパスをWR#1小泉がキャッチし追加点を挙げる。一方、好位置からの攻撃権を得た一橋大は敵陣深くまで攻め込むと、RB#24高比良が鉄壁の拓殖大守備陣をすり抜けTD。再び同点に追いつく。第4Qに入り、自陣深くから攻撃を始めた拓殖大がRB#10川口のランプレーを中心にゴール前まで攻め込み、FGを決める。追うい一橋大は着実に陣を進め敵陣へ入るが、拓殖大DB#2加藤にインターセプトを決められチャンスを失う。しかしその直後、一橋大はDB#32小林のインターセプトで再び好位置からの攻撃権を得る。このチャンスをものにしたい一橋大であったが、拓殖大の好守備は一切のゲインを許さず、リードを死守。拓殖大が見事接戦を制した。

★第3試合 1部BIG8 ○駒澤大学30-13東海大学●
 序盤、東海大DL#62石川がファンブルリカバーで攻撃権を奪う。この波に乗りたい東海大であったがパスが通らず、チャンスをものにできない。その後もDB#25村松がインターセプトを決めるが、駒澤大守備陣に阻まれゲインならず。対する駒澤大もゲインを試みるが、東海大守備陣にランプレーを徹底的に抑え込まれ、苦闘する。拮抗状態が続いた第1Qは両者無得点で終了。第2Qに突入し、流れを掴んだのは駒澤大。DE#77伊藤がファンブルリカバーし攻撃権を奪うと、ラン・パスプレーともに難なく決めてゴール前までボールを運び、QB#4澁谷が先制TDを挙げる。東海大も巻き返したいを図るが、駒澤大DE#77伊藤のQBサックなどに苦しめられ、好機を逃す。その後も駒澤大はランプレーを中心にヤードを進め、#4澁谷からWR#1高橋へのロングパスが決まると、RB#24末廣のTDで追加点を挙げる。迎えた後半戦、駒澤大#77伊藤が東海大のボールをファンブルリカバーすると、そのままエンドゾーンへ持ち込みTD。最終Q、反撃に出たい東海大は敢にパスを投じるが、駒澤大ディフェンスに封じ込まれてしまう。しかしその後、駒澤大のファンブルで敵陣深くからの攻撃権を得た東海大は、WR#3堀のTDで初得点を挙げる。しかし、再び攻撃権を得た駒澤大もテンポよく陣を進め、TE#86勝俣が追加点を挙げ、東海大を突き放す。対する東海大も粘り強くヤードを進め、試合残り10秒でQB#8伊藤から#3堀へのTDで追加点を挙げる。東海大は終盤に巻き返しを見せたものの、終始試合の主導権を握った駒澤大が圧勝した。





◎ゲームレポート(2015.10.03)

★第1試合 1部BIG8 ○立教大学23-13東京大学●
 BIG8優勝候補の対決。立教大は最初のシリーズから走れるQB#18田中のランとパスを巧みに使いじわじわとゴール目前まで攻めるが、反則による罰退でTDならず。K#37細谷が落ち着いてFGを決め先制する。対する東京大も、慌てず冷静に反撃を開始。立教大のLB陣のパスラッシュに苦しみながらも徐々にダウンを更新し、2Q開始直後にエースQB#12大槻の20ydパスをWR#13団栗がキャッチしTD。巻き返しを狙う立教大は、前半終了間際に逆転を狙い猛攻撃。WR#21鈴木のラッシュでゴール前へ一気に攻め込み、残り13秒でRB#23杉山がTD。再びリードを奪い、10-6で前半を折り返す。後半に入ると立教大ディフェンスの勢いが増し、LB#59石崎のロスタックルにより東京大の最初の攻撃を抑えると、続く攻撃でも勢いそのままに#18田中の活躍で徐々にボールを進め、追加点を挙げる。東京大もすぐ反撃に出るが、立教大DB#8森上によるインターセプトで攻撃権を奪われてしまう。東京大はそのまま立教大に追加点を許してしまうが、QB#12大槻の活躍で再び息を吹きかえす。立て続けにパスを成功させ自らも走ってヤードを稼ぎ、RB#21関野が得点を挙げ10点差に迫る。この勢いのまま#12大槻とWR#7藤原のパスでさらに追い上げると思われたが、立教大LB#56星野のQBサックや、#8森上の本日2本目のインターセプトで最後の攻撃権を奪われ、試合終了。立教大が3勝目を挙げ、BIG8唯一の全勝チームとなった。

★第2試合 1部BIG8 ●横浜国立大学0-10帝京大学○
 帝京大のキックにより試合開始。互いに相手守備に苦しみ、なかなか敵陣に入ることができない。両校苦しい展開が続いたが、2Qに帝京大がQBを変え、RB#2水尾のランプレーで敵陣へ切り込み、最後も#2水尾のTDで先制点を挙げる。流れを掴んだ帝京大は、DL#56澄の活躍で横国大にゲインを許さず、続く攻撃でもじわじわと相手陣地を攻める。対する横国大もDB#24渡辺などの守備で必死の守りを見せるが、帝京大は前半終了直前に37ydのFGを成功させる。10点差で迎えた後半戦、横国大は帝京大の攻撃に翻弄され苦しみながらも、LB#10宮崎がエンドゾーン内でインターセプト。流れを引き寄せた横国大はQB#12福岡とWR#26柘植のパスで敵陣へとボールを進めるも、帝京大ディフェンスに阻まれ得点ならず。なんとか攻撃のチャンスを掴みたい横国大だが、なかなか好機が生まれない。その間にも帝京大QBの#1有馬、#9石井、#10竹内がかわるがわるパスを投げ、自らRBとして敵陣へと切り込み4thダウンを要所要所で決めるが、こちらも横国大のDL・LB陣に阻まれて得点へつなげることができない。試合残り1分を切り、横国大は最後の攻撃を仕掛けたる、痛恨のファンブルでタイムアップ。帝京大が苦しい戦いを制し、2勝目を挙げた。







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