◎第20回バーシティボウル(2009.12.27)

 冬晴れの快晴の空の下、東西カレッジフットボール選抜対抗戦・バーシティボウルが行われました。今回は第20回の記念大会ということもあり、関東側のスタンドはチームメイトの応援に駆け付けた学生やOB達で埋めつくされ、色とりどりの横断幕が掛けられました。
 冷たい木枯らしの中、学生生活最後の勇姿に、スタンドからは熱い声援が送られました。


★第1試合 
関東3部選抜23−14関西Div.V選抜●
 試合開始間もなく、農工大K#8大渕がフィールドゴールを決め一気に勢いづく関東勢。途中大谷大QB#12中出に得点を許し逆転されるも、第2Qで大東大SS#26大石が作ったチャンスを上智大MLB#50河西が見事点へと繋ぎ、その後も創価大RB#9岡部がTDランを決めて、点差を広げていく。第3Qでは大谷大WR#12中出が決めたTDによりわずか2点差の窮地に追い込まれた関東。パス攻撃で攻め続けるが、関西陣はそれを許さない。しかし迎えた最終Q、首都大RB#2高橋がエンドゾーンに飛び込み、関西を引き離す。その後もインターセプトやサック等ディフェンスの好プレーで点を譲らぬまま逃げ切り、見事4年連続の勝利を飾った。

★第2試合 
関東2部選抜21−24関西Div.U選抜○
 最初に観客を沸かせたのは関東。基督教QB#16田村がランとパスを上手く使い分け、容赦なく相手陣地へと攻め込むと、桜美林FB#41江原がTD。その後しばらく両チームとも攻めあぐねる。関西は京産大RB#45大賀のランプレー等目立つものの、点には結びつけられない。後半戦は点の取り合いが続き、関西は和歌山DL#54高本のインターセプトTD、関東は神奈川TE#89森崎が見事ロングパスをキャッチして得点を決めるなど、ナイスプレーが炸裂した。関西に3点リードされていた関東は残り1分で一気に反撃を企てるも、ゴール目前で龍谷大DB#27瀧澤にインターセプトを許し、無念の敗退となった。





◎2部リーグ最終節(2009.11.29)

 今日で2部リーグのレギュラーシーズンが終了し、入替戦の組み合わせがすべて決定しました。
 明日はいよいよクラッシュボウル決勝です。お隣りの味の素スタジアムで皆様のお越しをお待ちしております。


★第1試合 2部Aブロック 
○東京都市大学35−6宇都宮大学●
 第1Q、QB#1宮川のパスを中心に攻撃を展開した都市大がRB#29村松のTDランで先制。第2Qにも2TDを加え、都市大優勢のまま前半を折り返す。後半に入っても都市大の勢いは止まらず、QB#1宮川からTE#89渡部への18ヤードTDパスで宇都宮を引き離す。宇都宮は第4QにもTDを許すも、試合終了間際にDB#23阿部のファンブルリターンTD、さらにその後のオンサイドキック成功と意地を見せた。勝利した都市大は1部リーグとの入替戦に臨む。

★第2試合 2部Aブロック 
○東京工業大学31−0防衛大学校●
 序盤は互いの守備が踏ん張り膠着状態が続く、試合が動いたのは第2Q、東工大がじわじわ相手ゴールライン手前まで攻め込むと、最後はRB#30矢島が押し込んで先制のTD。さらには前半終了間際にQB#4徳永のパスをWR#80戸田がエンドゾーン内でキャッチ成功、防衛大を引き離す。防衛大は後半に入ってもなかなか好機を見出すことができす、東工大がK#59和泉派の46ヤードフィールドゴール成功など17点を追加し、圧勝した。

★第3試合 2部Aブロック 
●駒澤大学6−21桜美林大学○
 K#7長谷川の2度のフィールドゴール成功で6点を獲得した駒澤大リードで前半を折り返す。しかし第3Q、桜美林の反撃が始まる。QB#17高橋からTE#88大橋へのTDパスが成功で逆転すると、さらには試合序盤から自らの走りでチームを牽引し続けたRB#3大淵のTDランが決まり駒澤大を引き離す。さらに第4QにはLB#88大橋のインターセプトTDで試合を決定づけ、2009シーズン最終戦を勝利で飾った。





◎3連休締めくくり(2009.11.23)

 連休最終日の今日、雲ひとつない青空が広がったアミノバイタルフィールドでは、医科歯科リーグ3試合が行われました。
 来週末はいよいよ、28日(土)に2部リーグ最終節、29日(日)にクラッシュボウル決勝が開催されます。2009シーズンクライマックス、ぜひ試合会場で手に汗握る熱戦をお楽しみください。


★第1試合 医科歯科2部Bブロック 
●慶應義塾大学医学部3−7獨協医科大学○
 最初に得点をあげたのは慶應医。LB#87梶田のインターセプトで流れを作り、QB#1淵田自らのランプレー等で敵陣深くまでボールを進めると、30ydのフィールドゴールを決めて先制。しかし、後半に入ると獨協医の反撃が始まる。ダウン更新を繰り返しどんどん相手陣地へ攻め込むと、獨協医QB#7加藤の放ったWR#81山崎へのパスが得点へと繋がり、見事逆転に成功。このまま最後まで相手に得点を許すまいと、獨協医ディフェンス陣は自陣を必死で守り続ける。そして、試合終了間際に相手の猛攻を止める踏ん張りを見せ試合は終了。獨協医が見事勝利を収めた。

★第2試合 医科歯科1部 
○聖マリアンナ医科大学13−6日本大学医学部●
 前半は両校点の奪い合い。先制したのは聖マリ。試合開始わずか30秒で聖マリRB#13頌彦が53ydのTDランに成功。その後も聖マリWR#82森内が追加点をあげ差をつける。しかし、2Qでは日大医RB#32土橋がTDを奪い、すぐさま点差を縮める。後半に入っても日大医は果敢に攻め続け追加点を狙うが、ゴール前2ydを止められてからは、その勢いも止まってしまう。ここから試合は膠着し、ディフェンス陣の堅い守りが互いに得点を許さない。結局そのまま試合は終了となり、聖マリが逃げ切って勝利を手に入れた。

★第3試合 医科歯科2部Bブロック 
●東海大学医学部0−32日本大学歯学部○
 前半から日大歯ペース。最初の得点は日大歯RB#22徳永のランプレーによるもの。その後も日大歯は、前半だけで3本のTDを容赦なく奪い点を積み重ねていく。一方の東海医はなかなか流れを掴むことができず苦戦。後半開始間もなく日大歯WR#8沢田がキックオフリターンTDを決め、さらに東海医を突き放す。勢いの止まらない日大歯に対し、東海医は攻守共に調子が上がらない。東海医QB#16山田がラン、パスを使い分け攻撃展開を繰り広げるも、得点に繋げることができないまま時計は進み、試合は終了。日大歯の完封勝利となった。





◎ポストシーズンゲームへ(2009.11.22)

 昨日の青空から一転、凍りつくような曇り空の一日となった今日のアミノバイタルフィールドでは、医科歯科2部リーグとエリアリーグの計4試合が行われました。
 今週末がレギュラーシーズン最終節というリーグも多く、次々に各ブロックの順位順列が決まり、入替戦出場チームが決定していきます。(各ブロックの星取表はこちら、入替戦の組み合わせはこちらをご覧ください)
 来週11/29のクラッシュボウルはもちろん、今シーズンを締めくくるポストシーズンゲームにもどうぞご注目ください。


★第1試合 医科歯科2部Aブロック 
●鶴見大学歯学部0−7東邦大学医学部○
 試合は前半、東邦医がランプレーで確実にヤードを稼ぎ、ゴールライン間近までボールをテンポ良く運ぶと、東邦医RB#88妻田がTDランを決め先制する。対する鶴見歯は思うように攻められず、幾度もパントへと追いやられてしまう。守備一辺倒であった鶴見歯だが、後半に入るとWR#3阿見らのランや、QB#11大野のパスが通り始め、徐々に試合の流れを引き寄せていく。しかし鶴見歯が敵陣深くまで攻め込むと、それまで押されていた東邦医守備が奮起。東邦医DL#4大西らが激しいタックルを連発し、鶴見歯は得点に至ることができない。その後も東邦医は攻守共に隙のないプレーをみせ、見事完封勝利を手に入れた。

★第2試合 医科歯科2部Aブロック 
○北里大学医学部28−0神奈川歯科大学●
 試合は、北里医が最初の攻撃プレーでTDを決め勢いに乗る。第2Q、リードを奪った北里医はインターセプトから得たチャンスをTE#89志村のTDへと繋げ、さらに点差を広げていく。北里医の攻撃は緩むことなく続き、更に得点を重ね第3Qへ。これまで今一つリズムを掴めていなかった神奈歯は、パスプレーでロングゲインを試みるも、北里医守備陣に阻まれ得点をあげることができない。一矢報いたい神奈歯は第4Qに、RB#33井出らのランで時間をじっくり使いながら敵陣へ押し進んでいく。しかし最後まで北里医守備を崩すことができず、試合終了となった。

★第3試合 エリアCブロック 
○山梨大学10−0横浜商科大学●
 前半は互いに一歩も譲らず、一進一退の攻防が続く。試合が動き始めたのは後半、それまでの膠着状態から一変し、山梨大が主導権を握りはじめる。相手の隙を逃さず、敵陣にて攻撃のチャンスを得た山梨大は、FGでリードを奪う。対して横浜商は、QB#1安藤が自らのランで山梨大守備へ挑むが、決め手に欠け得点に繋げることができない。追加点を狙う山梨大は、RB#28高田のランで一気にゲインに成功すると、そのままRB#8杉山がTD。10点差を追う横浜商は、ノーハドルで山梨大に襲いかかるが及ばず、逆に攻撃権を明け渡してしまう。そのまま時間が過ぎ、最後まで攻め続けた山梨大が勝利を飾り、入替戦出場権を勝ち取った。

★第4試合 エリアCブロック 
○明星大学18−16東京工科大学●
 第1Q、明星大がRB#28名嘉眞らのランプレーでドライブを続け、最後はQB#1黒尾がエンドゾーン内へ走り抜け先制する。しかし、すぐさま東工科RB#36大舘がサイドラインを駆け上がり独走のTD、巻き返しを計る。第2Qに、明星大は追加点を奪いリードを広げるも、追いかける東工科がFGと、第3Qに#36大舘の本日2本目となるTDランで逆転に成功する。劣勢に立たされた明星大だがK#14鈴木のFGで再びリードを奪うと、第4Q、東工科の猛攻を凌ぎ接戦を制した。





◎3部リーグ最終節(2009.11.21)

 最高のお天気に恵まれた3連休初日の今日、アミノバイタルフィールドでは3部リーグ最終節の試合が行われました。4年生にとっては、今日が学生生活最後の試合です。試合を終えてからも、あちらこちらで、記念撮影をしたりチームメイトと話し込んだりする姿が見られました。


★第1試合 3部Aブロック 
●千葉大学7−24創価大学○
 試合開始早々RB#9岡部のTDランで先制した創価大は、K#22坂元のフィールドゴールで追加点、さらにDB#6繁田のインターセプトで守備からもチームを盛り上げる。対する千葉大は第3Q、RB#20工藤が中央突破で33ヤードのゲイン、その後の攻撃で右オープンをまくりTDランを決める。しかし創価大が第4Q、大半のプレーをRB#9岡部のランに預けて前進、試合残り約2分30秒、その岡部自らエンドゾーンへ走り込み、千葉大を突き放す。創価大が最終戦を勝利で飾った。

★第2試合 3部Bブロック 
○埼玉大学35−10横浜市立大学●
 3点を先制された埼玉大は第1Q終盤、DB#85加藤のインターセプトで攻撃権を得ると果敢に攻めたて、4thダウンギャンブルからRB#49古田の46ヤードTDランで逆転に成功。さらにはQB#81伊藤からWR#85加藤への59ヤードTDパスで引き離す。劣勢の横市大は、QB#2西本のパスとRB#4石井のランを使い分けて敵陣深くまで攻め、WR#44谷田のTDレシーブで点差を縮める。後半に入り一進一退の攻防が続く中突入した第4Q、相手のタックルをものともせず守備網から抜け出した埼玉大RB#23北島が47ヤードを走りきり、横市大を突き放す。試合はその後も埼玉大優勢で、2TDを追加して試合終了となった。

★第3試合 3部Cブロック 
●高千穂大学0−53千葉商科大学○
 千商大が最初のシリーズでQB#5沼野からWR#17斉藤へのTDパスを決め先制。LB#14吉田のインターセプトなど、守備陣も相手に得点を許さない。その後3TDを追加した千商大は前半終了間際にWR#12鈴木のTDレシーブで33点を獲得して前半を折り返す。これ以上得点を許したくない高千穂は、第3QをLB#57川口らの気迫のタックルにより無失点に抑える。オフェンスではRB#25濱野を中心に攻撃を展開するも得点には結びつかず。第4Q、また調子を取り戻した千商大は2TDを追加し、最後はQB#5沼野のQBキープTDで完封勝利を決め、シーズンを締めくくった。





◎2部リーグも大混戦(2009.11.15)

 今日はクラッシュボウル準決勝戦でしたが、ここアミノバイタルフィールドではエリアリーグと2部リーグの4試合が行われ、駒沢陸上に負けない盛り上がりを見せました。
 2部リーグの戦績も混沌としており、今日の結果を受け2部Aブロックの入替戦出場校決定は最終節にもつれ込むことになりました。(星取表はこちら)クラッシュボウル同様、こちらもぜひご注目ください。


★第1試合 エリアDブロック 
○帝京平成大学24−0千葉工業大学●
 ランを中心に攻撃を仕掛ける帝平大は、1Q後半RB#27平田のTDランで先制。2Qに入りさらに勢いを増す帝平大は、相手守備陣を俊敏にかわしRB#21長谷川が追加点を決める。対する千工大はRB#13稲生、QB#5小原のランで大きく前進するも点には繋がらず。3Q中盤帝平大はK#11強瀬のフィールドゴールが決まり点差を広げる。さらに、試合終了間際に帝平大DB強瀬がインターセプトTDで引き離し、シーズン最終戦を勝利で飾った。

★第2試合 エリアDブロック 
○神田外語大学34−17江戸川大学●
 入替戦出場をかけたエリアDブロック最終戦。先に点を決めたのは神外大。TE#5脇坂が相手守備の間をくぐり抜け見事TD。江戸川のK#70斎藤にフィールドゴールを許すも、すぐさま神外大RB#24新井、WR#1上野のTDで引き離す。追う江戸川はRB#5杉山がエンドゾーンへ駆け込み、必死に食らいつく。後半、杉山が決めたインターセプトから流れを掴んだ江戸川は、RB#13大久保が敵を振り切りTDに成功。しかし神外大がWR#11小林の2本のTDで圧倒し、入替戦出場の切符を手に入れた。

★第3試合 2部Aブロック 
△桜美林大学14−14防衛大学校△
 両校とも相手守備に苦戦し、膠着状態が続いた第1Q。続く第2Q、防衛大はLB#41長谷川、LB#28山谷が立て続けにQBサックを決めオフェンスへと繋ぐも、そのチャンスを生かせず。両校無得点のまま後半へ突入。防衛大はランを中心とした攻撃で敵陣まで攻め入り、RB#30岡原が悲願のTDを決めると、対する桜美林もすぐさまWR#7古田島が相手守備の隙をつきTDランに成功。第4Qに入り防衛大はRB#20白石が、桜美林はWR#81松本が得点を挙げ同点とする。決着をつけたい両校だったが時間は刻一刻と過ぎ、引き分けで試合は幕を閉じた。

★第4試合 2部Aブロック 
●東京都市大学17−24東洋大学○
 序盤から一気に敵陣まで踏み込んだ都市大であったが、TDを狙ったゴール前のパスを東洋大DB#17山崎がインターセプト。勢いに乗る東洋大はフィールドゴール、そしてWR#1近藤が得点を挙げ都市大を引き離す。都市大も負けじと攻撃を仕掛けK#50瀧川のフィールドゴール、RB#34松永のTDランで同点へと追いつく。しかしその直後東洋大WR#16川端がロングパスをキャッチ、そのままエンドゾーンまで走り再びリード。後半に入り、両校追加点のないまま迎えた第4Q、都市大が意地を見せ、松永の力強いランで再び同点へ。しかし試合終了間際、東洋大TE#91山田が新人離れした独走TDランで勝ち越し点を挙げ、今季4度目の勝利を収めた。





◎本日の第1・第3試合は中止となりました(2009.11.14)

 本日予定されておりました第1試合の東京学芸大学−筑波大学と、第3試合の神奈川大学−青山学院大学の試合は、所属選手のインフルエンザ感染のため東京学芸大学と青山学院大学からそれぞれ試合棄権の申し入れがあり、中止とさせていただきました。(この場合の試合棄権に関する措置についてはこちらをご覧ください)シーズンも佳境に入り、白熱したゲームを期待されたファンの皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。


★第2試合 2部Aブロック 
○駒澤大学17−10東京工業大学●
 4勝1敗と現在同率の両校。混戦している2部Aブロックであるだけに、この試合を制する者が入替戦出場に王手をかける事となる。試合が動いたのは第1Q後半。駒澤大K#7長谷川がFGを決めて先制。第2Qに突入しても勢いが止まらない駒澤大は司令塔QB#13野村を中心に前進し、TDへと繋げる。対する東工大は後半、K#59和泉原のFGが成功、そのまま主導権を握り第4Q開始直後にはQB#18斎藤のTDランで、同点へ。追いつかれた駒澤大はその後確実に陣地を広げていき、相手の隙をついた野村が見事TD。東工大は終盤果敢に攻めるも駒澤大DB#21藤川のインターセプトが決め手となり、あと一歩のところで勝利を逃した。





◎1部リーグ最終戦(2009.11.08)

 今日も暖かな秋晴れの一日となったアミノバイタルフィールドでは、1部リーグAブロックの最終節3試合が行われました。
 クラッシュボウル進出校を決する第3試合は予想以上の熾烈な戦いとなり、満席のスタンドからの大声援もあって、会場の熱気は最高潮に達しました。
 Aブロック優勝校となった法政大学は北海道代表の小樽商科大学と、昨日Bブロック優勝が決定した早稲田大学は東北代表の仙台大学と、11月15日(日)駒沢陸上競技場での準決勝で対戦します。


★第1試合 1部Aブロック 
●東海大学19−24東京大学○
 第1Q早々、東海大はRB#2堀井のTDランで先制するが、東京大はRB#33土井田が敵陣深くまで走り抜けると、チャンスを確実にものにしてQB#9木のキープによりTD。同点で迎えた第2Q、東海大はFGを成功させるが、東京大#9高木に本日2本目となるTDを決められてしまい、初めてリードを奪われる。その後東海大は再びFGを決めて1点差まで詰め寄る。後半戦に入ると、東京大が得点を重ね、優勢を保ったまま第4Qへ。5点差を追いかける東海大は試合終了間際、エンドライン間近までボールを進めるが、東京大DB#10玉川らのパスに対する素早い対応や、守備ライン陣の堅い守りを崩すことが出来ず、試合終了となった。

★第2試合 1部Aブロック 
●日本体育大学0−45慶應義塾大学○
 試合は、日体大がQB#5大瀧がランとパスを絶妙に使い分けゲインを繰り返していくが、今一つリズムを掴みきれず攻撃権を受け渡してしまう。対する慶應大は、DB#24瀧澤のインターセプトなど勢いに乗る守備陣に後押しされ、RB#26小平がTDランを決める。更に慶應大はRB#96藤本がゴール前1ヤードから東海大守備をものともせずTDランを奪いとり、点差を広げていく。後半に入っても慶應大の勢いは止まらず、追加点を重ねる。一矢報いたい日体大は、WR#18倉富らへのパスや、#5大瀧自らのランで敵陣へと攻め進めるが、得点には至らない。慶應大は試合終了間際にも得点を重ね、今季5勝目を勝ち取って有終の美を飾った。

★第3試合 1部Aブロック 
○法政大学35−28明治大学●
 Aブロック優勝校決定戦。開始早々ターンオーバーに成功した法政大がWR#81栗原へのTDパスを成功させて先制。明治大も負けじとRB#33喜代吉のTDランですぐさま同点とする。法政大はその後QB#4山口からWR#7宮本へのTDパス、さらに栗原への62ヤードTDパスで明治大を突き放す。その後両チーム1TDずつ追加して後半へ。明治大がオンサイドキック成功でモメンタムを引き寄せると、RB#5高松、RB#29小谷田のTDパスで追いつき、第4Qへと突入。法政大はRB#28堀のTDランで貴重な:追加点を挙げるが、試合残り5分からドライブを開始した明治大は、ノーハドルの攻撃を繰り返しじわじわとゴールラインに迫る。しかし法政大はこの試合苦しめられた明治大RB#33喜代吉のランを4thダウンで死守。激闘を制し、10年連続10回目のクラッシュボウル出場を果たした。





◎クラッシュボウル出場校決定(2009.11.07)

 いよいよ1部リーグ最終節です。今日の1部Bブロックの3試合は、どの試合も最後まで目が離せない試合展開でした。
 特に第3試合の日本大学と早稲田大学の直接対決でのクラッシュボウル出場校決定戦は、手に汗握る熾烈な戦いとなりました。
 明日は1部Aブロックの法政大学と明治大学が直接対決でブロック優勝を争います。決定的瞬間を見逃されませんよう、ぜひアミノバイタルフィールドにお越しください。(試合開始時刻にご注意ください)


★第1試合 1部Bブロック 
○関東学院大学24−21帝京大学●
 入替戦出場の危機にさらされている両校。まずは帝京大がランで快調に陣地を広げ、RB#33伊藤のランで先制TD。対する関東大は、帝京大CB#22成毛にロングパスをインターセプトされるものの、主将OL/DL#59山崎がチームの大黒柱としての意地を見せて相手のファンブルをすかさずリカバーし、RB#33中島のTDで逆転に成功する。第2Qに入ると関東大ディフェンスが冴え渡り、帝京大に侵入させる隙を与えない。しかしその鉄壁を破ったのが帝京大WR#81田村。エンドゾーンで待ちかまえ、貴重な追加点を挙げる。第3Q巻き返しを図る関東大は、中島が相手ディフェンスを飛び越え点を挙げると、その後試合は混戦。最終Q、関東大WR#25大石が独走ランを決めて一気に帝京大を突き放すが、帝京大もLB#11山本が残り5分でパスインターからのTDを決め3点差に迫る。帝京大は追加点を狙うが、残り1分のところで関東大DB#26高津にインターセプトされ万事休す。関東大が勝利しリーグ戦を締めくくった。

★第2試合 1部Bブロック 
●専修大学9−14中央大学○
 両校共に熱い声援が飛び交う中始まった最終戦。前半戦最初に点を決めたのは専修大、ラン中心に攻め入りK#19榎田のFGが決まる。続く中央大は1Q終了間際QB#8木が約95ヤードに及ぶ最速ランを披露、1点リードして後半戦へ。後半戦は両校共に相手ディフェンスに苦戦し、なかなか点を挙げることができない。その状況を打破したのは中央大、QB#8木がエンドゾーンまで一気に駆け抜けTD。専修大はまたも榎田がFGを決めて差を縮めるが、中央大はDL#72中島の強烈なタックルが次々に決まり、専修大に反撃の隙を与えない。試合残り時間30秒で専修大に最後のチャンスが到来し確実にプレーを繋げていくが、中央大中島のQBサックが決め手となり中央大が勝利を決めた。

★第3試合 1部Bブロック 
●日本大学21−24早稲田大学○
 注目のBブロック優勝校決定戦。試合開始のオンサイドキック成功で攻撃権を得た早稲田だが、日本大LB#17モトゥのファンブルフォースを食らい、このチャンスをいかすことができない。その後互いの守備陣が譲らず3対3の同点で第2Qへ。日本大はQB#10平本のパス、RB#6松崎のランを中心にゲインを重ね、松崎がTDレシーブを決める。対する早稲田もRB#30末吉のランを軸に攻撃を展開し、QB#5井上からWR#80瀧へのロングパスTDを成功させ同点とする。2Q終了間際に日本大がFGを決め、3点リードで前半を折り返す。後半に入りしばらく膠着状態が続くが、早稲田QB#5芳賀が自陣から相手のプレッシャーを見事かわし、敵陣深くまでロングラン、そして末吉のTDランでこの試合初めてリードを奪う。さらにその後の日本大の攻撃をDB#33坂梨がインターセプトTD、点差を広げる。追い詰められた日本大はその後3点差まで追い詰めるが、早稲田守備が気迫のディフェンスで振り切り、4年ぶり5回目のクラッシュボウル出場権を手にした。





◎木枯らしのリーグ戦(2009.11.03)

 週末の温かさから一転、今日のアミノバイタルフィールドは冷たい木枯らしの吹く一日となりました。
 今日は医科歯科リーグを中心に4試合が行われました。普段は公共会場でのゲームが少ないリーグですが、各チームの応援席からはフィールドの選手達に熱い声援が送られていました。


★第1試合 医科歯科1部 
●日本大学医学部0−14東京大学医学部○
 1Qは両校パントを繰り返して得点には繋げられない。試合は2Qから動き出し、東大医RB#34大友のTDから一気に勢いづき日本医のFGをブロック、次いでQB#9尾崎も追加点をあげる。その後も相手に1点も許さないまま後半へ。後半に入ると試合は再び膠着。なんとか追いつこうと必死に攻める日大医は、QB#10藤井が自らボールを持って走るが、エンドゾーンまでは届かない。結局そのまま試合は終了、東大医が逃げきった。

★第2試合 医科歯科1部 
●帝京大学医学部0−3昭和大学○
 前半は、インターセプトやQBサック、パントブロックなどディフェンス陣の攻撃的なプレーで両校共に自陣を死守。得点は、昭和大のFGのみとなった。後半に入り、帝京医はWR#17鈴木のプレーで敵陣深くまで攻め込み、FGで得点を狙うも失敗。最大のチャンスを逃してしまう。最後まで粘り強く攻めるが得点には結びつかず、昭和大の勝利となった。

★第3試合 医科歯科1部 
○東京慈恵会医科大学15−7聖マリアンナ医科大学●
 1Qから激しい点の奪い合い。先制したのは聖マリRB#33宗友、しかしその後すぐに慈恵医QB#5合田が点を取り返し、さらに2ポイントコンバージョンを成功させ逆転。そしてもう1本聖マリからTDを奪い、点差を広げた。しかし2Q以降は両校目立った動きがしばらく見られず、試合に大きな流れを運ぶことができない。慈恵医に追いつこうと果敢に攻め続けた聖マリは、QB#1佐瀬のパスは比較的通っていたものの得点をあげられないままタイムアップ、勝利を逃してしまった。

★第4試合 エリアBブロック 
●東京経済大学10−18芝浦工業大学○
 最初の得点は、東経大のK#24神津のFG。その後2Q開始間もなく、芝工大K#15三村が34YDのFGを決めて同点に追いつく。勢いづいた芝工大は、3Qに入るとTDを決め、さらに点を重ねて逆転に成功。このまま逃げきりたい芝工大はディフェンス陣の踏ん張りに託したが、4Q開始3分半で東経大RB#45村島にTDを奪われてしまう。このまま同点で終わるかに見えたその時、芝工大QB#7の放ったパスを受け取ったWR#15三村がエンドゾーンまで一直線。逆転勝利を収めた。





◎ホームカミングデー(2009.11.01)

 突風が吹き荒れた今日のアミノバイタルフィールドでは、第1・第2試合は高校生の関東大会が行われ、大学は第3試合のみでした。
 今日の第3試合では東京大学がホームカミングデーを実施しました。コイントスや生演奏でのハーフタイムショーなど、いつも以上に熱の入った応援でスタンドは大いに沸きました。


★第3試合 1部Aブロック 
○東京大学41−21一橋大学●
 強風吹き荒れる中、先に風を味方につけたのは東京大。QB#16郷原が上手くボールを操って陣地を広げ、WR#32安達が得点へと繋げる。対する一橋大はラン攻撃を繰り広げるも思うように前進出来ず苦戦を余儀なくされる。さらに東京大はゴールエリアで待ちかまえたWR#89三上へのパスが決まりTD。第2QもRB#33土井田が持ち前の粘り強いランでフィールドを駆け抜け点を挙げる。一橋大もQB#17石下がランとパスを使い分けWR#11竹内がTDし、巻き返しを図る。後半戦、一橋大は、#17石下のパスが冴え渡り、約50ヤードに及ぶパスをWR#89四十物が見事キャッチ、その後もRB#21出原が追加点を挙げていく。しかし東京大も後半に3本のTDを決めてその差を広げ、試合終了。一橋大の入れ替え戦出場が決まった。








2009年度秋季リーグ戦10月

2009年度秋季リーグ戦9月

2009年度春季オープン戦

2008年度秋季リーグ戦

2008年度春季オープン戦

2007年度秋季リーグ戦


2007年度春季オープン戦

2006年度秋季リーグ戦

2006年度春季オープン戦

2005年度秋季