◎ゲームレポート:駒沢第2球技場(2013.09.29)
★第1試合 1部Aブロック ○日本体育大学33-0上智大学●
上智大がオンサイドキックを抑え、先制パンチをくらった日体大。流れは上智大かと思われたが、LB#18増山が相手の流れを断ち切る鋭いタックルでパントに追い込む。モメンタムを引き寄せた日体大はQB#16辻からWR#13川本へのパスを成功させ一気にゴール前まで攻め込むが、上智大守備が踏ん張り得点を許さない。いい流れのまま攻撃に入った上智大は、QB#6伊藤がボールを運ぶが、思うようにヤードを進める事が出来ず日体大の鉄壁な守備に捕まってしまう。日体大はその後も怒涛の攻撃を続け、19点リードで前半終了。迎えた後半、互いに反則を繰り返し悪い流れを中々断ち切る事が出来ない。そんな中、先に動き出したのは日体大。着実なボール運びをしていたが、RB#3山脇が相手をすり抜け40ヤードTDランを決め、会場を沸かせる。その後もK#12長尾が47ヤードFGを決めるなど流れは日体大モード。このまま終われない上智大は、試合残り4分から#16有田や#14菊池などのRB陣を筆頭に反撃開始。敵陣まで攻め込むものの、日体大DL#54山崎が止めのロスタックル。日体大が今季初完封勝利を収めた。
★第2試合 1部Aブロック ○早稲田大学34-0東京大学●
早稲田が序盤からたたみかける。第1Q開始直後、WR#17西川がQB#5木村からのパスをキャッチしTD。2連勝の勢いそのままに東京大から先制点を奪うと、その後もRB#23北條のランなど第1Qに3つのTDを集中させ20-0とリードを奪う。一方の東京大はランプレーを中心に攻撃を展開。RB#32藤田を起点に巧みに敵陣へと攻め込む。試合はその後も早稲田がRB#27向山、RB#28井上の2つのTDで14点を追加。スコアを34-0として、第3Qを終える。迎えた最終第4Q。東京大はロングパスが決まり、敵陣25ヤードからの攻撃。ランプレーを基盤にQB#12大槻のパス攻撃も織り交ぜ、ゴール前2ヤードからの好機を得る。ここでも#32藤田が攻撃の中心に。幾度となくランプレーを仕掛けるが早稲田DF陣の壁は破れず、得点とはならない。東京大はこのクオーターを無失点とDF面でも意地を見せたが、試合の流れを引き戻せず。序盤に点を重ね勢いに乗った早稲田が勝利を収めた。(早稲田スポーツ新聞会:鈴木皓)
★第3試合 1部Aブロック ○法政大学70-0一橋大学●
法政大のキックオフから始まった。前半は法政大が終始、流れを掴む展開となる。法政大は序盤からロングパスやRBの活躍により着実に敵陣に攻め込んでいく。攻め込んだ後はRB#30田邊がTDをしっかりと決め、一橋大に主導権を渡さず、第2Qを迎える。第2Qでも法政大の勢いは止まらず、トライフォーポイントでは果敢にツーポイントコンバージョンに挑む。1度目を決めたが、2度目の挑戦は一橋大が成功を許さず、法政大に追加点を与えない。後半に入ると、法政大は下級生を起用し、さらなる追加点を狙う。一橋大は前半ではなかなか更新できなかった1STダウンをランで更新し敵陣へ攻め込む。4THダウンでもギャンブルに挑戦する場面が多く見られ徐々に一橋大のペースを掴んでいく。第4QではQB#19平野がランや鋭いパスで活躍するものの法政大ディフェンス陣を前に得点には結びつかなかった。この試合は一橋大が惜しいところで得点を決めることができず、法政大は10TDを決め、70-0で法政大が勝利を収めた。(スポーツ法政新聞会:岩崎真、小林菜津美)
◎ゲームレポート:大井第2球技場(2013.09.28)
★第1試合 1部Bブロック ○中央大学31-10横浜国立大学●
第1Q序盤は横国大ペース。QB#16立石からTB#20伊良皆やWR#7常田への短いパスを使った攻撃を中心にゴールラインへ迫る。横国大はリカバーから前進すると、K#3今野のFGで先制する。対する中央大もRB#28萩原やRB#6佐久間の体の強さを活かしたランプレーで徐々にペースを掴む。そしてWR#89小林のTDが決まり同点とする。第2Qは中央大が反撃に出る。#28萩原のTDが決まると、ツーポイントコンバージョンを中央大は決めて8点獲得。更にK#4野崎の45ヤードを超えるFGが前半終了と同時に決まり横国大を突き放すことに成功する。しかし第3Q、横国大のパントに対してゴールライン手前で中央大が処理をミス。なんとか食い止めたかったが、#20伊良皆のTDで1TD差となる。そこから横国大は#16立石が自ら走るプレーを見せるなど同点に追いつくために攻勢にでる。だがその後は両校守備陣が奮闘。パントが続く接戦で時間が進む。そして、第4Q、少数メンバーで徐々に疲れの見えてきた横国大に対して、中央大QB#12佐藤からのパスが決まるようになる。序盤から見せてきたランプレーで2TDを決めて試合終了。最終結果、31−10のスコアで中央大が勝利した。(「中大スポーツ」新聞部:中村龍太朗)
★第2試合 1部Bブロック ○明治大学26-17専修大学●
第4Q開始直後に専修大グリーンマシーンQB#3大塚からWR#1梶川への35ヤードものTDパスを決められるなど、一時は1TD差に追い上げられるも、なんとか逃げ切った明治大グリフィンズが3勝目を手にした。明治大グリフィンズは第1Qに先制すると、第2Qにはランとパスを織り交ぜ、最後はRB#25小形の23ヤードのTDランで追加点を決める。その後も2つのFGで6点を追加すると、第3Qには専修大グリーンマシーンのキャッチミスにより敵陣4ヤードの地点という好位置で攻撃を再開する。最後はFB#99赤津が中央に突っ込む形でTD。見事ラッキーをものにした。その後は専修大グリーンマシーンのパス攻撃に苦しめられるも残り1秒で明治大グリフィンズがFGを決め、26—17で試合終了となった。 (明大スポーツ:関根里穂)
★第3試合 1部Bブロック ○日本大学96-7関東学院大学●
日本大が序盤からフルスロットルの攻撃態勢を見せる。関東大最初の攻撃でファンブルを誘い、ボールを拾った日本大FS#4下水流がそのままエンドゾーンまで走り抜け先制。その後も関東大の攻撃全てをパントに抑えつつも自身は猛攻を続け、第1Qで27点を獲得。第2Qでも日本大の勢いは留まることを知らず、QB#19高橋の指令のもと再度大量得点。RB#21原田のパントリターンTDなどで再び27点を追加した。対する関東大もLB#18鎌田がインターセプトするなど抵抗するが、なかなか得点のチャンスに繋げることはできない。このまま日本大が完封勝利を成し遂げるかと思われたが、第3Qで関東大が一矢報いる。副将WR#28佐藤が日本大のキックオフを捕え、そのまま独走リターンTD。日本大から今季初失点を奪う。この波に乗り反撃を開始したい関東大であったが、日本大はこれ以降の失点を許すことはなく、尚も続く大量得点で関東大を圧倒。関東王者奪還に向け、弾みをつけた。
◎ゲームレポート:大井第2球技場(2013.09.21)
★第1試合 1部Bブロック ○中央大学44-14専修大学●
中央大のキックオフで試合開始。先攻の専修大QB#9升川がパスを投げるが、中央大のLB#3向山がパスインターセプト。中央大に攻撃権が移ると、QB#12佐藤からWR#89小林へのパスが通り2つのTDを獲得する。第2Qでは、専修大#9升川がWR#15青木へのパスを成功させて敵陣へ進出するもファーストギャンブルに失敗する。中央大はパスを着実に通し、最後はRB#28萩原がTDを決めて締めくくった。第3Qでは、両校ともに攻めあぐねる。その中で、中央大のK#4野崎がフィールドゴールを決めた。一方で第4Qは点の取り合いとなった。中央大は、QB#13松井からのパスを受け、#28萩原が2つのTDを決めた。またRB#6佐久間もTDを決めて第4Qで計20得点とした。対して専修大も意地を見せる。#9升川からRB#2岸にロングパスが通り、TDを決めた。さらにQB#3大塚も試合終了間際に押し込んでTD。勢いに乗る専修大はオンサイドキックを試みるも、これは失敗。中央大が逃げきった。(「中大スポーツ」新聞部:星太輔)
★第2試合 1部Bブロック ○明治大学23-6横浜国立大学●
第1Q、両校共にランを中心とした攻撃で攻めるが、なかなかダウンを更新することが出来ずパントの蹴り合いが続く。試合が動いたのは第2Q序盤。4thダウンギャンブルを成功させ流れを掴んだ明治大は、ゴールライン目前までボールを進めるとWR#7小谷田がTDを決め先制。さらに、得意のランに精度の高いパスを織り交ぜヤードを稼ぐと、最後はTE#4亀田がゴールラインを割り相手を引き離す。一方の横国大は、QB#16立石を中心に攻撃を仕掛けるが相手の守備に阻まれ、無得点のまま後半へ。第3Q、前半の勢いのまま明治大RB#1高橋が早々にTDを決める。対する横国大も守備陣が意地を見せ、DL陣のラッシュでQBにプレッシャーをかけ、明治大の流れを崩す。第4Q、守備陣の粘りに後押しを受けた横国大攻撃陣は、RB#89長崎やRB#20伊良皆へのパスでヤードを進めると、#16立石が65ヤードのTDランを決め待望の得点を挙げる。最後まで攻めの姿勢を見せた両校であったが、その後は得点が動かないまま試合終了。前半のリードを守った明治大が勝利を手にした。
★第3試合 1部Bブロック ○日本大学56-0国士舘大学●
試合開始早々、日本大が先制。パントをブロックし、こぼれたそのボールをリターンしたLB#5安田がゴールラインを割りTDを決めた。さらに第2Qに入ると、RB#98竹内がゴールライン残り2ヤードのところを押し込み、追加点を挙げる。これで流れに乗った日本大は、層の厚い攻撃陣を駆使し相手守備を翻弄、2TDを加え相手を突き放す。一方の国士舘は、RB#21中里が俊敏な走りを見せるもののなかなか敵陣深くまでボールを進めることが出来ない。前半終了間際、インターセプトで攻撃権を得た日本大がさらにTDを決め、35-0で前半を折り返す。第3Q序盤、日本大はRB#21原田等のパスプレーで敵陣へと攻め、最後はWR#22松尾のTDで追加点を挙げる。一矢報いたい国士舘は、WR#10大石や#21中里のロングゲインでテンポよくダウンを更新するが、日本大のQBサックが決まりゴールが遠のく。日本大は、第4Qになっても攻撃の手を緩めることはない。国士舘LB#5田中等が必死に食らいつくが、日本大は第4Q終盤に立て続けに2TDを奪い試合終了。強さを見せつけた日本大が56-0で完封勝利を収めた。
◎ゲームレポート:大井第2球技場(2013.09.14)
★第1試合 2部Aブロック ●東洋大学13-16成蹊大学○
初戦白星発進で波に乗る成蹊大のキックで試合開始。両校ランを中心とした攻撃を仕掛けるがなかなか得点に繋げることができず、第1Qは両校我慢の展開となる。試合が動いたのは第2Q。成蹊大RB陣が着実にヤードを進め、WR#7佐武がギャンブルの窮地でパスを決め流れを掴む。しかし東洋大はDB#24堰合の渾身のロスタックルで、FGのみの失点に抑える。さらに東洋大はRB#22鈴木が守備陣をすり抜ける素早いランでゴール前6ヤードまで攻め込むが、成蹊大鉄壁の守備に遭い、こちらもFGのみの得点で前半を折り返す。第3Q終了間際、東洋大RB#42山形が成蹊大守備陣から抜け出し一気に敵陣までボールを運ぶが、ここでの得点もFGに抑えられ6-3で最終Qを迎える。第4Q開始早々、成蹊大RB#28林が守備陣をすり抜け今試合初TDを決める。このまま逃げ切りたい成蹊大であったが、一瞬の隙を突かれ東洋大#22鈴木の40ヤードTDで逆転を許してしまう。勝負あったかと思われたが、ここから成蹊大が怒涛の猛反撃。テンポよく敵陣深くまで攻め込み#28林がゴールラインを割り、試合残り2分のところで逆転。攻守が交代しても勢いは収まらず、そのまま試合終了となった。成蹊大は上位校に2連勝し、秋季リーグ戦に弾みをつけた結果となった。。
★第2試合 1部Aブロック ○立教大学49-21一橋大学●
第1Q立大は次々にシリーズを更新していき、先制点のTDを得る。その後も追加点を決め序盤から一橋大を引き離す。対する一橋大はQB#19平野やRB#29井上らのランプレーで陣地を獲得し続け、WR#3岡崎のTDで点差を縮める。第2Q残り1分を切ったところで、立教大DB#3山田のインターセプトで攻撃権を奪うと、すぐさまTDを決めたところで前半が終了。後半に入って早々、立教大RB#30茂住がキックリターンでそのままエンドゾーンまで走りぬき再びTDを決める。一橋大もRB#21小野がTDを決めるなど粘り強く追いかけるが、立大の得点には届かない。RB#25嶋田を中心にダウンを奪っていき、QB#18山本がTDを決め49-21に。その後一橋大が粘りを見せるも得点には届かず試合終了。立大が勝利を収めた。(「立教スポーツ」編集部:塩田将平)
★第3試合 1部Aブロック ○日本体育大学13-12東京大学●
最初のキックオフで日体大がオンサイドを決める波乱の幕開け。流れを掴んだ日体大は、ランとパスを織り交ぜてヤードを進めると、先制でFGを決め一歩リードする。対する東京大も負けじとDB#25吉田がインターセプトでモメンタムを引き寄せる、攻守交代するとテンポ良い攻撃で相手を翻弄しRB#32藤田がTDを挙げる。日体大もその後の失点の危機をLB#44池田のインターセプトなどで回避するものの、得点への機会がないまま追加点を許し、9点ビハインドのまま前半を折り返す。後半開始早々、最大の得点のチャンスを得た日体大はゴール前1ヤードまで迫るが、東京大の集まりの早い守備に阻まれFGのみの追加となる。逃げ切りたい東京大であったが、パントに追い込まれた状況でパントブロックに遭い、日体大LB#18増山がそのままゴールラインを割り逆転に成功する。1点を追う東京大は試合残り2分30秒から攻撃開始。WR#89中村へのパスを皮切りにヤードを進めるが、ここで日体大DB#23山口の渾身のインターセプトで試合終了。日体大が接戦を制した。
◎ゲームレポート:大井第2球技場(2013.09.08)
★第1試合 1部Aブロック ○慶應義塾大学28-0専修大学●
小雨が降る中でのキックオフとなった第一試合。試合開始早々、慶應大のRB#29李が専修大ディフェンスをすり抜けTD。これを機に試合の流れをつかみ、その後も2本のTDを決める。対する専修大はこの流れを断ち切ろうと、主将DL#50田所を始めとする専修大DL陣が激しいラッシュでQBへプレッシャーをかけるが、慶應大のボールコントロールにのまれ、なかなか流れを掴むことができないまま3TD差をつけられて前半を折り返す。後半に入ると専修大ディフェンスが奮闘を見せ、専修大DB#4飯塚、DB#27木崎のパスカットで慶應大オフェンスを食い止めにかかる。一方、専修大オフェンスはオプションプレーを中心にゲインを狙うが、慶應大DL#90金子、LB#44小柴のロスタックル、DL陣の激しいラッシュ、さらにはインターセプトに苦しめられ、得点を許されないまま試合終了となった。
★第2試合 1部Aブロック ○明治大学30-7国士舘大学●
序盤に均衡を破った明治大が開幕戦勝利を飾った。国士舘は試合開始のキックオフリターンが決まり、好位置で攻撃を開始。しかし、明治大DB#21松崎がインターセプトで流れを手中に収めると、WR#7小谷田のTDランで6点の先制を決める。対する国士舘も反撃に入りモメンタムを譲らせない。こちらもLB#52斉藤のインターセプトを足掛かりに、QB#15古川のTDランで逆転を果たす。第2Q残り2分には、明治大が4thダウンギャンブルを試みるも、これを国士舘は阻止。前半を折り返し、6-7と国士舘リードで後半を迎える。しかし終盤からは明治大が地力の差を見せつけた。第4QにFGで逆転を決めると、続くLB#5斉藤がインターセプトからそのままエンドゾーンまで運びTD。とどめはRB#99赤津のTDパスで、試合は30-7で決着。インターセプトが両チーム合計5本飛び出す波乱の展開を明治大が制した。中でも#21松崎が3つのインターセプトの活躍で勝利に大きく貢献した。(明大スポーツ:千島良太)
★第3試合 1部Aブロック ○日本大学41-0横浜国立大学●
天候が回復しないまま迎えた第三試合。試合開始直後、日本大QB#19高橋が投じたパスを横国大DL#44仁平がインターセプト。横国大がモメンタムを引き寄せたように見えたが、敵陣に入ったところで今度は日本大がインターセプトを決め、主導権を奪う。その後悪天候の影響かファンブルが多発し、ターンオーバーが続く。前半の試合時間が残り5分をきったところで、雷により試合が30分間中断された。試合再開後、日本大がテンポよくヤードを進め、ゴール前2ヤードまで攻め込むと、RB#98竹内のダイブでTD。20対0で前半を折り返す。後半、横国大のパントを日本大DL#93江頭がブロックし、そのままリカバーTD。一矢報いたい横国大はRB#20伊良皆などのランでゲインを試みるが、日大ディフェンス陣の鉄壁に阻まれ、なかなかショートシチュエーションまでたどりつくことが出来ない。4Qの終盤、後がない横国大ディフェンスは、LB#11羽田野などの激しいタックルで日本大オフェンスに食らいつく。最後はゴールゾーンへのランを止め、意地を見せるもここでタイムアップ。悪天候の中での試合は日本大の完封勝利で幕を閉じた。
◎ゲームレポート(2013.09.07)
★第1試合 1部Aブロック ○中央大学80-0関東学院大学●
2013年度リーグ戦の1部リーグ初戦は、昨年3位の中央大と昨年6位の関東大の対戦。先攻の中央大RB#6佐久間が試合開始後56秒で先制点を掴み流れに乗ると、その後の関東大の攻撃をパントに抑え得点を量産。WR#89小林やWR#86木島らの働きで前半を折り返すまでに49点を奪う。対する関東大はDB#88阿部のインターセプトやP#25水野の敵陣1ヤードまでのパントで応戦するが、中央大の鉄壁に阻まれ得点することができない。後半に入っても堅実に点を重ねた中央大が最終得点80点を記録し、初戦白星を飾った。
★第2試合 1部Aブロック ○早稲田大学51-14神奈川大学●
第1Q、早稲田はパスとランを織り交ぜながら、敵陣深くまで攻め込むと、最後はFGを決め先制する。さらに次の攻撃シリーズでは、RB#28井上の81ヤードTDが飛び出し、追加点。その後も早稲田は各攻撃シリーズを確実に得点に繋げ、試合のモメンタムを掴んでいく。一方の神奈川もQB#9中本のパスを中心に攻撃を展開する。前半終了直前、残り時間が少ないながらも、敵陣まで攻め込むと、#9中本が放ったロングパスが主将WR#81田中にヒット。前半最後のプレーでTDを決め、試合は23-7で早稲田がリードしハーフタイムを迎えた。後半、早稲田はさらにリードを広げていく。メンバーが次々と変わる中、攻撃の手が緩むことはない。RB#23北條が48ヤードTDランなどで大活躍。第3Q終了直前に神奈川が7点を返すも、早稲田は第4QにもWR#1岡田へのTDパスが決まるなどして、最後は神奈川を突きはなした。試合は51-14で早稲田が勝利。ブロック優勝へ向けて好スタートを切った。(早稲田スポーツ新聞会:井上義之)
★第3試合 1部Aブロック ○法政大学79-7上智大学●
法政大対上智大の試合は、法政大K#6谷澤のキックで試合開始。法政大は上智大のファンブルをリカバーし、チャンスを作ると試合開始わずか25秒でWR#7恒吉が先制点をあげる。法政大はその後もQB#12鈴木のロングパスやRB#32小山のロングゲインなどで着実に得点をあげ上智大を引き離す。一方、上智大はQB#7松間の鋭いパスなどでファーストダウンを更新し前進するものの、法政大にパントに追い込まれ敵陣へ攻め込むことが出来ない。第3Q開始直後には上智大のキックオフを#7恒吉がキャッチするとそのまま90ヤードを駆け抜けTD。後半に入っても法政大の勢いは止まらない。ここまで無得点の上智大は第4Q、法政大のファンブルから敵陣16ヤードでチャンスを作ると、#7松間のパスをWR#10木俣がしっかりとキャッチしこの試合法政大から初得点をあげる。しかし、上智大は最後まで試合の主導権を奪う事が出来ず、この試合79対7で法政大が勝利した。(スポーツ法政新聞会:岩崎・小林)