◎ゲームレポート(2013.10.27)

★第1試合 1部Aブロック ●一橋大学10-16上智大学○
 第1Q中盤、上智大は確実なパスを武器にヤードを進めるとWR#18山下が先制TD、モメンタムを引き寄せる。対する一橋大もQB#19平野のラン等でゲインを試みるが、上智大ディフェンス陣に阻まれ流れを掴めない。第2Qに入っても上智大はWR#83島田やWR#10木俣へのパスを中心にドライブを進めるが、一橋大のセカンダリー陣が奮闘を見せ、上智大WR陣に粘り強いマンツーマンでパスを封じ込めにかかる。前半終盤、上智大のパスを一橋大SF#13三好がインターセプト、攻撃権を得た一橋大はK#23工藤の40ヤードにも及ぶFGを成功させる。後半に入ると、上智大はオプションプレーを織り交ぜ敵陣に攻め入り、約30ヤードのFGで追加点を奪う。対する一橋大は上智大ファンブルをリカバーし敵陣20ヤード付近からの攻撃権を得るが、4thダウンを止められ追加点を奪うことはできない。第4Q、上智大オフェンスは後半からパス攻撃にスクリーンを織り交ぜビッグゲインすると、FGを決める。しかし一橋大も自陣45ヤードからスペシャルプレーで、WR位置にセットしていたQB#16長島にパスが通ると、そのままサイドラインを駆け上がりTD、6点差に詰め寄る。逃げ切りたい上智大であったが、強い向かい風の影響かパスが通らず、攻撃権を奪われる。好チャンスを得た一橋大は、再びスペシャルプレーを織り交ぜロングゲイン、ゴール目前に迫るが、TDを狙って投じたパスを上智大DB#19草間がインターセプト。上智大は今シーズン初白星を獲得した。

★第2試合 1部Bブロック 
○日本大学48-0中央大学●
 全勝の日本大と1敗の中央大の試合は日本大のレシーブで始まった。第1Q、日本大はQB#19高橋(大産大附)からWR#22松尾へのロングパス2本を成功させ、TDを挙げる。トライフォーポイントも成功、7点を奪う。追いつきたい中央大はパスとランを絡めて進めていく。しかしQB#12佐藤の放ったパスを日本大LB#47佐藤が取り、インターセプト。これで勢いをつけた日本大はパスを中心に攻め、TDを獲得し、14-0とする。第2Q、日本大は第1Qのリズムをそのままに、ランも巧みに使いTDを奪う。21-0と中央大を突き放す。一方中央大は日本大ディフェンス陣の前にゲインを奪うことができない。そんな中、中央大の蹴ったパントを日本大WR#25西村が取りそのまま持っていく。トライフォーポイントは失敗したものの27-0として、点差をさらに広げていく。日本大の#19高橋から#22松尾へのパスを中央大ディフェンスは止められず、日本大は次々と1stダウンを更新していく。日本大はパスでTDを奪い、34-0と大差で前半を折り返す。第3Q、中央大はパスの成功、LB#53伴のQBサックで反撃ののろしを上げたかに見えた。しかし流れを作れず、パスを立て続けに決められ、TDを奪われる。41-0日本大に更なる失点を許してしまう。第4Q、日本大RB#34高口がダメ押しのTD、48-0。得点を奪いたい中央大は#12佐藤のパス、RB#35水野のランの成功で1stダウンを奪っていくがTDには結びつかず、試合終了。日本大は全勝で最終戦を迎える。(「中央大スポーツ」新聞部:櫻井勇輔)

★第3試合 1部Bブロック 
○明治大学20-7慶應義塾大学●
 試合序盤、慶應大のファンブルボールをリカバーし敵陣30ヤード付近からの攻撃権を得た明治大は、OL#57横田のブロックで開いたオープンをRB#25小形が抜け、先制TD。トライフォーポイントは失敗に終わるものの、モメンタムを引き寄せる。慶應大も負けじとパスを中心にドライブを続け、第1Q終盤にQB#18高木のスニークでTD。トライフォーポイントも決めて逆転。第2Q、慶應大はパス、明治大はランでお互いにロングドライブを続ける展開。ゴール前6ヤードまで攻め入った明治大は逆転を狙いFGトライ。しかしこれを慶應大#22松崎がブロック、明治大の逆転を許さない。慶應大オフェンスはさらなる追加点を狙い攻撃するも、明治大ディフェンスの奮闘にパントに抑えられる。追加点を挙げたい明治大は、#25小形が約50ヤードものビッグゲインを見せ流れを掴む。4thダウンまで抑えられる場面もあったが、スペシャルプレーで切り抜け、FGトライ。しかしまたもや慶應大がこれをブロックし、1点差で前半を折り返す。後半も慶應大はパスを中心に攻めるが、第3Q終盤に明治大DB#21松崎がインターセプト、攻守交代後の攻撃で約30ヤードのパスが決まり逆転に成功。第4Qに入っても明治大の勢いは止まらず、インサイドランを中心に敵陣ゴール前4ヤードまで攻め入ると#25小形がTD。明治大ディフェンスも奮闘し、マンツーマンディフェンスで慶應大のパス攻撃を封じ込める。慶應大は試合時間残り2分で攻撃権を得るが、ロングパスが決まらないまま試合終了。明治大は6戦全勝で最終節を迎えることとなった。





◎ゲームレポート(2013.10.26)

★第1試合 1部Aブロック ●東京大学0-14神奈川大学○
 強い風雨の中キックオフした第6節最初の試合は神奈川の攻撃からスタートしたが、これはパントに抑えられ攻守交代。東京大の攻撃が始まるかと思われたのも束の間、レシーバーがこぼしたボールを神奈川が押さえすぐに攻撃権を奪われてしまう。そして神奈川はこのチャンスを確実にものにし、QB#9中本が先制TD。その後も神奈川LB#43森本がインターセプトするなど神奈川ペースのまま前半を折り返す。後半に入ると東京大もDB#11玉田がインターセプトでボールを奪うなど反撃を図るが、直後に神奈川DB#2藤本にインターセプトをくらい再び奪い返され、なかなか流れを掴めない。そして神奈川#9中本からWR#81田中へのTDパスが決まり点差が広がる。東京大もWR#80上宮ら中心に攻め入るものの、神奈川の鉄壁の前に得点のチャンスすら与えられないまま試合終了。神奈川が今季2勝目を挙げた。

★第2試合 1部Aブロック 
○法政大学49-6日本体育大学●
 試合開始後1分、日体大RB#3山脇が常勝・法政大から先制TDを奪うことに成功しスタンドを大いに湧かせるが、法政大はすぐさま日体大のキックオフをRB#28戸田が敵陣深くまでリターンすると、RB#29笹尾が難なくTD。ここからQB#12鈴木らも勢いづきTDを量産。ハーフタイムまでに日体大に追加点を許さないまま5回のTDを獲得する。後半の日体大のキックオフでも法政大#7恒吉が96ヤードの超ロングリターンTDを見せ、相手を圧倒。日体大#3山脇も87ヤードのキックオフリターンで抗うものの、それ以上の得点は叶わず。法政大が連勝記録を伸ばした。

★第3試合 1部Aブロック 
●早稲田大学20-35立教大学○
 序盤から立教大のオフェンスが炸裂。ランとパスを使い分けるドライブでゴールまで近付き、RB#30茂住がTD。その後のキックオフを立教大が自ら押さえて再び攻撃権を得ると、またもや#30茂住が得点。早稲田に攻撃の機会を与えないまま第1Q終了。第2Qでも立教大の勢いは衰えることはなく、早稲田のスペシャルプレーを封じ再び2TDを奪い、28点差をつけたまま後半へ。後半に突入し、ここで遂に早稲田が反撃に出る。TB#28井上が立教守備陣をすり抜けゴール前10ヤード地点まで侵入、そのままRB#30吉原がTD。立教大の攻撃をパントに押さえ、#30吉原が再度ゴールラインを割り、14点差までに詰め寄る。第4Qに入ると立教大が再び流れを支配し、DB#28松原が早稲田のボールをインターセプトすると、#30茂住が運びTD。早稲田も巻き返しを図り、立教守備をかわしながらロングゲインを重ね、#28井上が試合残り12秒で追加点を獲得。しかし15点を返すには残り時間12秒はあまりにも短く、試合終了。立教大は1967年以来のシーズン5勝目を挙げた。





◎ゲームレポート(2013.10.20)

★第1試合 3部Aブロック ●横浜市立大学13-33創価大学○
 雨が降る中でのキックオフ。最初に攻撃権を得た創価大はファーストプレーのスナップをファンブル、横市大がリカバーし攻撃権を得るが、横市大もファンブルにより攻撃権を奪われる。流れを掴んだ創価大は、的確なリードブロックで開いた走路をRB#23川合とRB#5新宅が一気に駆け上がりロングゲイン、#5新宅のTDランで先制点を挙げる。横市大ディフェンスはDB#29大隅などのハードタックルで創価大オフェンスを食い止めにかかるが、前半残り3分を切ったところで創価大#5新宅が横市大ディフェンスを振りぬきTD、点差を広げる。横市大もRB#2土井の約60ヤードのビッグリターンで一気に敵陣15ヤード付近まで攻め入ると、その勢いのまま#2土井がゴールラインを割りTD。後半も雨のため、互いにランプレーのみの展開で、ターンオーバーを狙う激しい攻防が繰り広げられる。第3Q終盤、それまで順調にドライブしてきた創価大#5新宅が横市大ディフェンスを振り切るランでTD、横市大を引き離す。第4Qに入っても創価大の勢いは止まらず、LB#18高谷(青森県立三本木)のロスタックルなど安定感のあるブロックでゲインし追加点を挙げる。横市大も再度ビッグリターンで追加点を挙げ追い上げにかかるが、タイムアップ。創価大が開幕三連勝となった。

★第2試合 1部Bブロック 
○日本大学18-3慶應義塾大学●
 試合開始直後、日本大の攻撃2プレー目で慶應大DL#90金子がQBサック、ディフェンスの激しさを見せつける。さらに慶應大は、日本大のパントのスナップをファンブルをLB#4安藤が抑え、FGを決め先制点を挙げる。一方の日本大は1年RB#98竹内(大産大附)のインサイドランを中心にヤードを進め、RB#34高口のTDランで逆転に成功。第2Q、慶應大ディフェンスが激しくラッシュをかけるが、日本大は安定感のあるブロッキングで確実にヤードを進め、FGで点差を広げる。慶應大オフェンスはノーバック隊形からのプレーや早いタイミングのパスで攻めるものの得点には繋げられず、前半終了。第3Q中盤、日本大は約50ヤードのロングパスでTD、試合の流れを渡さない。慶應大は得意のパスを中心に、スクリーンプレーも織り交ぜて敵陣まで攻め入るが、日本大のDL#92松尾のロスタックルやラッシュに阻まれ敵陣深くまでボールを運べない。第4Qに入り、慶應大は時計を止めながらの攻撃を展開しダウンを更新するが、その後の攻撃ではパスが思うように決まらず悔しくも攻守交代。日本大は47ヤードのFGを決め、追加点を奪う。ラスト2ミニッツ、日本大は最後まで攻めの姿勢を見せたが得点には至らず。雨の中、終始激しい攻防を続けた両校であったが、要所でのプレーを確実に決めきった日本大が勝利を収めた。

★第3試合 1部Bブロック 
○明治大学7-0中央大学●
 リーグ戦ここまで無敗同士の戦いとなった。豪雨の影響からか、両校ともランプレーで試合が進む。明治大は試合開始とともにオンサイドキックで奇襲をかけるが、中央大がしっかりキープする。第1Q、中央大はRB#28萩原のランプレーで前進するも、FGに失敗しチャンスを逃す。一方、明治大はランプレーで着実にボールを運び最後はRB#25小形が押し込みTDを決めて先制。さらにK#18橋本がトライフォーポイントのキックを決めて7-0とする。攻めたい中央大だが、ランプレーで前進するも決めきれずパントに追い込まれる展開が続く。明治大の反則からの攻守交代後、中央大はRB#6佐久間(中大附属)のランプレーやQB#12佐藤が自ら走るなど前進するも、ファーストダウンを獲得できず。その後両校とも、前進するもTDまでは決めきれない展開が続く。そして後半に入ると、明治大のディフェンスに苦しみ中央大はランプレーで攻められない。そんな中、終了2分前に中央大WR#89小林へのパスプレーや#28萩原のランプレーでボールを運び前進に成功した。最後のチャンスが訪れたかにみえたが、すぐさま明治大のDB#21松崎がインターセプトを成功させ、試合を決めた。明治大が無敗同士の対決を制して優勝戦線に乗り込んだ。(「中大スポーツ」新聞部:星太輔)





◎ゲームレポート(2013.10.19)

★第1試合 3部Dブロック ○国際基督教大学26-0亜細亜大学●
 最初に攻撃権を得たのは基督教。早いタイミングのパスを中心にテンポよく攻撃を展開する。第1Q終盤、約20ヤードのロングパスが決まり、一気に敵陣20ヤード付近まで攻め込む。ここでクォータータイムが入ったが、集中力を切らすことなく第1Qのその勢いのままTDを決め先制点を挙げる。基督教は、第2Q中盤にもWR#28朝日田の華麗なランアフターキャッチでディフェンス陣を抜き、追加点を挙げる。対する亜細亜はRB#33石井がインサイドを割るランでゲインを試みるも、なかなかゴールまでボールを運ぶことができないまま前半を折り返す。 後半開始直後、流れを掴み追いつきたい亜細亜であったがファーストプレーで惜しくもファンブル。これを基督教がリカバーし、攻撃権と流れが基督教に移ってしまう。このチャンスを基督教は逃さず、ロングパスを決めTD。亜細亜を引き離しにかかる。何としても得点を挙げたい亜細亜は、プレーアクションパスを中心としたオフェンスで基督教に立ち向かう。基督教のセカンダリー陣は上手くアジャストし、パス攻撃を封じるも、亜細亜QB#4佐藤がタックラーをかわしてゲインし、フィジカルの強さを見せつける。第4Q終盤、一矢報いたい亜細亜は、残り1分を切ったところで敵陣約30ヤード・3rdダウンロングのシチュエーションとなり、ここでスペシャルプレーを試みるものの失敗。26-0で試合終了となった。

★第2試合 1部Bブロック 
●専修大学9-12横浜国立大学○
 試合開始早々、横国大はFGで先制点を挙げる。このまま勢いにのりたい横国大であったが、専修大もリバースプレーなどで相手を翻弄し、確実に陣を進める。しかしここで専修大の勢いを断ち切るかのように横国大DB#25土橋がインターセプト。流れを掴んだかのように見えたが、負けじと専修大も直後のプレーでインターセプト。専修大オフェンス陣はこの好チャンスを逃さず、QB#9升川が自らボールを運びTD。第2Q終盤、横浜大の自陣15ヤード付近からの攻撃で、スナップされたボールはQBの頭上を越えセイフティとなり、専修大に追加点が入る。第3Q中盤、横国大ディフェンスはDL#91武田のQBサックでファンブルを誘い攻撃権を得ると、時間を使いながらドライブ。#3今野が約20ヤードのFGを決める。第4Qに入ると、専修大はWR#1梶川のパス、WR#80清水のランアフターキャッチでロングゲインを連発するが得点には繋がらない。試合終盤、攻撃権を得た横国大オフェンスはゴール前残り8ヤードまで攻め入りFGを成功させるが、ここで専修大に反則。横国大は試合時間残り6秒で敵陣2ヤードからの攻撃権を得る大チャンス。会場全員が固唾を飲んで見守る中、横国大オフェンスはRB#20伊良皆へのハンドオフフェイク後、QB#16立石が自らキープしTD。横国大はラスト2秒での大逆転を決め、貴重な一勝を挙げた。

★第3試合 1部Bブロック 
●関東学院大学7-33国士舘大学○
 試合開始早々、国士舘はRB#21中里が相手ディフェンスをかわし、サイドラインを一気に駆け上がりTD。関東大も負けじとゲインを狙うが、国士舘のは激しいラッシュで思うようにゲインできない。国士舘は勢いに乗ったまま敵陣1ヤードへパントを決め、そのままセイフティで追加点を挙げる。関東大ディフェンスは、LB#8石井の鋭いタックルなど奮闘を見せるも、FGを決められ点差を広げられる。関東大オフェンスは、インサイドランとオープンへのランをうまく織り交ぜ敵陣に攻め入るも、Deepへのパスが思うように決まらず、無得点のまま前半終了。後半に入ると、関東大QB#7石井が投げたボールがWR#10工藤に通りTD、国士舘を追い上げにかかる。対するの国士舘も力強いランでテンポよく敵陣に攻め入るが、関東大ディフェンスが奮闘を見せ、第3Q終盤まで激しい攻防が続く。第4Q、関東大はアンダーゾーンへのパスを中心に攻撃を繰り広げるが、なかなか流れをつかめない。QBスクランブルでゲインを試みるも、得点には繋がらず。国士舘大もランプレーでダウンを更新し続けるものの、関東大ディフェンスの奮闘によりゴールラインを割ることはできず、試合終了となった。





◎ゲームレポート:大井陸上競技場(2013.10.13)

★第1試合 1部Aブロック ○早稲田大学45-10日本体育大学●
 日体大のキックオフで試合開始。第1Q、まずは早稲田がRB#28井上のランでTDを獲得。4連勝の勢いそのままに7点を先制する。一方の日体大もすぐさま反撃。ランプレーを中心に敵陣まで攻め込むと、最後はK/P#12長尾がFGを決め3点を返す。第1Qを7-3で終え、迎えた第2Q。接戦の模様は一転し、一気に早稲田がたたみかける。まずは開始直後、RB#30吉原がTDを決め7点を追加。その後もLB#10西田のインターセプトリターンTDなど、このクオーターだけで4つのTDを奪いリードを広げる。追いすがりたい日体大はQB#16辻からのパスを織り交ぜ攻撃を展開。ディフェンス陣も機能し、第3Qを無失点に抑え流れをつくる。第4Q、LB#4池川のインターセプトを起点に敵陣18ヤードからの好機を得ると、QB#16辻からのパスをWR#87中野がキャッチしTD。第2Q以降久々の得点となったが、反撃もここまで。終了間際にもK/P#16佐藤のFGが飛び出すなどこのクオーターに10点を追加した早稲田が、45-10と大差で5連勝を果たした。(早稲田スポーツ新聞会:鈴木皓)

★第2試合 1部Aブロック 
○法政大学45-10立教大学●
 立教大のキックオフで始まったこの試合。前半、法政大のオフェンス陣の活躍で一方的に攻める展開となる。QB#4近藤のパスで1stダウンを更新し、着実に敵陣へと攻め込み、RB#32小山が前半2つのTDを決め、さらに法政大は2度のFGに挑戦し、2度目をしっかりと決め追加点を挙げる。立教大は流れを掴むことができず無失点のまま前半を終える。後半になると、立教大QB#18山本のパスで流れを掴み始める。第4Q開始直後#18山本の投じた40ヤードのロングパスをWR#17中山がキャッチし、ゴール前15ヤード地点まで攻め込む。しかし、法政大のディフェンスに阻まれ、4thダウンまで追い込まれる。ここで立教大がFGを決め法政大からこの試合初の得点を奪う。さらにRB#30茂住の活躍によって7点を返す。しかし法政大は後半に4つのTDを奪い立教大は法政大に追いつくことはできなかった。結果この試合45―10で法政大がリーグ戦5連勝目を挙げた。(スポーツ法政新聞会:岩崎真・小林菜津美)





◎ゲームレポート:駒沢第2球技場(2013.10.12)

★第1試合 2部Aブロック ●東洋大学20-48武蔵大学○
 東洋大のキックで試合開始。レシーブの武蔵大が流れを掴み、最初のドライブでパントに追い込まれたものの、次の攻撃ではロングパスで敵陣まで攻め入るとWR#2小林が先制TD。しかし東洋大もすぐに気持ちを切り替え、キックオフリターンでDB#24堰合が残り30ヤード地点までボールを運ぶとWR#15新川が仕返しTD、同点に並ぶ。その後追加点をいち早く奪ったのは武蔵大。東洋大の取りこぼしを奪い好位置からのスタートを得た武蔵大はFGで3点獲得。その後もペースを乱されることなくWR#87大橋が2連続TDなど、どんどん東洋大を引き離していく。東洋大も負けじとFGを重ねて差を埋めるも、攻勢を崩さない武蔵大の前になかなか追いつくことができない。最終Qでも東洋大はTDを決めているが、開いた点差は埋め切ることができず、そのままタイムアップを迎えた。

★第2試合 2部Aブロック 
○駒澤大学24-0明治学院大学●
 駒澤大が試合開始早々に先制点を獲得。QB#12石井がゴール前1ヤードまで独走し、RB#22神田が堅実にゴールラインを割る。その後も明学大のファンブルを誘いボールを奪うなど、駒澤大に追い風が吹く。明学大はQB#5斎藤の司令の下突破口を見出そうとするも、駒澤ディフェンス陣は得点を許さない。後半に突入しても依然として流れは駒澤大のまま。明学大の攻撃を封じたまま、K#99近藤による30ヤード超えのFGやTB#33二之方のTDで完全に突き放し、完封勝利を果たした。

★第3試合 2部Aブロック 
○学習院大学31-20成蹊大学●
 学習院K#43林がFGを成功させまず3点を獲得。その次の成蹊攻撃陣からDB#7宮田がボールを奪い2度目の攻撃のチャンスを得るが、今回は成蹊大守備陣に止められパントに留まる。対する成蹊大は、DL#91吾妻のQBサックが炸裂し学習院オフェンスを沈めると、その後の攻撃でWR#2中山がロングパスを捕らえ敵陣14ヤードまで攻め込み、再び#2中山自身の手で逆転TD。このまま成蹊大ペースかと思われたが、学習院が反撃の狼煙を上げる。エースRB#28和田を中心とする攻撃陣が爆発、第2Qで2TDを決め逆転し返すと、第3Qでも2TDと、瞬く間に31-7にまで点差を開げる。ここで踏ん張りたい成蹊大は試合残り1秒のところで#2中山がTDを決めるが、点差は埋められず試合終了。学習院が3つめの白星を掴んだ。





◎ゲームレポート:大井第2球技場(2013.10.06)

★第1試合 1部Aブロック ○立教大学44-0上智大学●
 立教大ホームカミングデーゲームとして会場の熱気も高まる中始まった第1試合。観客の声援を受け、立教大は序盤から激しく攻める。得意のラン攻撃を中心に敵陣深くまで攻めると、早々にFGで先制。さらにWR#7小川がTDパスを成功させると、その直後のキックオフにてファンブルリカバーした立教大が、好位置から攻撃を開始。追加点を挙げて一気に相手を引き離す。一方の上智大は、ランを中心に敵陣10ヤードまで攻め入り、パスでTDを狙うものの、連続でパス防御を受け得点には至らない。第2Q、立教大はエースRB#30茂住が俊足を活かし一気にゴール前まで攻めると、最後はRB#1田草川が駆け抜けTDを決める。追いつきたい上智大は、QB#7松間からWR#10木俣へのパスが立て続けに決まり、再び敵陣深くまでボールを運ぶものの得点には至らず、24-0で前半を折り返す。後半に入っても、立教大の勢いは止まらない。層の厚いRB陣に加え、安定したパッシングで多彩な攻撃を見せ相手守備を翻弄する。テンポよくダウンを更新していき、第3QでRB#25嶋田のTDパスを含む2TDを加えた。一方なんとか得点を挙げ一矢報いたい上智大は、パス攻撃で果敢に攻める。しかしながら、相手DL陣の激しいラッシュを受け思うような攻撃が出来ず、1ヤードを残した4thダウンギャンブルも失敗に終わる。攻撃の手を緩めない立教大は、試合残り2分から攻撃を開始すると、残り1秒でダメ押しのFGを決め試合終了。始終攻めの姿勢を崩さなかった立教大が5TD3FGで完封勝利を果たした。

★第2試合 1部Aブロック 
○早稲田大学37-0一橋大学●
 第1Q開始直後、一気に試合が動く。先攻の早稲田がWR#19岡田のロングランでゴール手前まで詰め寄ると、QB#5木村からRB#43小童谷へのパスが通り先制。試合の主導権を握った早稲田は、K#17森のFGで追加点を挙げ一橋大を引き離す。一方の一橋大は、RB#21小野のラン攻撃を基盤に敵陣まで徐々に攻め入るが得点には結びつかない。第2Q、一橋大の反則でチャンスを広げた早稲田はK#16佐藤が約45ヤードのFGを決める。さらにQB#6笹木からWR#7脇屋へのロングパス、LB#5ケビンのパントブロックなどで得点を追加。早稲田の一方的な展開で前半を27-0で折り返した。なんとか攻撃の手口を見つけたい一橋大は第3Q後半、QB#19平野からWR#11東への約30ヤードのロングパスでたたみかける。敵陣12ヤードの好位置から第4Qの攻撃を開始するも、早稲田のDL#91早川のロスタックルを受け絶好のチャンスをものにできない。点差を広げ試合の行方を決定づけたい早稲田は、QB#10政本が約30ヤードを駆け抜け好機を得る。パスのキャッチミスが飛び出るが、FGを決め点差を広げた。一矢報いたい一橋大は、最後の攻撃で敵陣11ヤードまで詰め寄るも、反則が響きTDには届かず。着実に点数を重ねた早稲田が37-0で圧勝した。(早稲田スポーツ新聞会:依田)

★第3試合 1部Aブロック 
○日本体育大学16-3神奈川大学●
 第1Q、神奈川はQB#9中本の采配のもと、着実にダウンを更新。ゴールラインが近づいていたが、日体大LB#5川西がインターセプトで流れを食い止める。試合が動いたのは第2Q終盤。神奈川RB#23佐藤、WR#8里木が連続でロングゲインを奪い一気に敵陣深く攻め込むと、FGを確実に決めて先制点を奪う。その直後、日体大WR#13川本がパスを受けると、そのままエンドゾーンまで走りTD。すぐさま逆転し6-3で後半へ。第3Qは互いに得点を奪えず、第4Qを迎える。日体大はランを中心にヤードを稼ぎじわじわと神奈川を追いつめるが、神奈川はLB#37川上の鋭いタックルで、追加点を許さない。日体大のFG失敗で攻撃権を得た神奈川は、逆転を狙いゴールラインを目指すが、日体大は意地のQBサックで得点を許さない。守備に後押しを受けた日体大は、RB#3山脇がダイレクトスナップを受けると、そのまま相手守備を寄せ付けない独走でTDを挙げ、勝利をぐっと引き寄せる。神奈川は攻撃権を得るものの2度インターセプトを決められる等日体大の守備に阻まれ得点には至らない。日体大が最後のプレーでFGを決めて、試合終了。日体大は4連勝でリーグ戦後半に弾みをつけた。





◎ゲームレポート:駒沢第2球技場(2013.10.05)

★第1試合 1部Bブロック ○慶應義塾大学49-13横浜国立大学●
 肌寒い雨の中でのキックオフとなったが、両チームの闘志は熱く、前半からビッグプレーが多発。慶應大は1stシリーズからテンポよく敵陣に攻め入ると、QB#18高木からWR#91田邊へのパスが決まり、先制TDを挙げる。勢いにのった慶應大はその後RB#29李が華麗なカットを切りながらのランでロングゲイン、追加点を挙げる。一方の横国大は、モーションを織り交ぜたWR#7常田のランで相手を翻弄しTD。負けじと、守備陣も第2Q終了間際の慶應大2ミニッツオフェンスに食らいつく。しかし慶應大にロングパスで追加得点を挙げられ前半終了。後半、慶應大は前半同様ロングパスが決まり、確実に得点に結びつける。しかし横国大もRB#20伊良皆がキックオフリターンでカバーチームをなぎ倒し、一気に敵陣10ヤード付近まで攻め込む。流れは横国大に傾いたかと思われたが、直後の攻撃でフォルススタートと痛恨のミスを犯し、FGに留まる。さらに、次のシリーズで慶應大オフェンスがファンブルしたボールを横国大DB#24渡辺がリカバー。このチャンスを得点に繋げ、必死に慶應大に食らいつく。しかし前半に大量得点をした慶應大が安定感のあるプレーを貫き、勝利を収めた。

★第2試合 1部Bブロック 
○明治大学20-12関東学院大学●
 明治大はランで敵陣まで確実に攻め入り、ゴール残り1ヤードまでボールを運ぶ。RB#1高橋がインサイドを割りTDしたように思えたが、関東大ディフェンス陣が1ヤードを守りきる大奮闘を見せて攻守交代。その後の攻撃で関東大オフェンスはダイレクトスナップなどでゲインを狙うも、雨の為ボールをファンブル。惜しくもチャンスを逃す。明治大はまたしても自陣35ヤードからラン攻撃で敵陣1ヤードまで攻め込むが、関東大は再び明治大オフェンスを止めきり意地を見せる。その後は明治大が2本のTD、関東大が前半残り1秒で約30ヤードのFGと、それぞれ得点を決め前半終了。後半、関東大はドロープレーやQBスクランブルでのロングゲインでオフェンス力も見せつけるが、明治大ディフェンスの激しいラッシュやパシュートで得点に繋げられない。明治大はロングパスで敵陣15ヤード付近まで攻め入り、後半先制TDを決めるが、一方の関東大も直後の攻撃でTDを挙げ、明治大に迫る。第4Q、両校共に奮闘を見せ、敵陣まで攻め入るが得点には至らずタイムアップ。悪天候でもロングパスを通し続けた明治大に軍配があがった。

★第3試合 1部Bブロック 
○中央大学24-0国士舘大学●
 小雨が降り続ける中行われた中央大と国士舘の一戦。第1Qの出だしは、両チームともに攻撃のきっかけを掴めず、パントが多く見られた。しかし、中央大はK#4野崎のFGから、徐々に勢いに乗ると、その後はQB#12佐藤からWR#24新城へのロングパスで敵陣6ヤードまで攻め込み、最後はRB#6佐久間が押し込んでTD。第2Qに入っても中央大は2つのTDを決め、差を広げる。反撃したい国士舘はロングパスを試みるも失敗。前半を24-0で折り返す。後半に入り、国士舘はDB#22筒井が相手パスをインターセプトし、そのあとに続きたかったが、なかなか前へボールを進めない。QB#15古川がランで進んだり、試合終了間際にインターセプトをしてチャンスを作るも、そのあと逆に中央大にインターセプトを取られ、試合終了。第3、4Qは何とか中央大を0点に抑えたが、点を奪うことはできず、24-0で中央大が勝利した。(「中大スポーツ」新聞部:萩田悠平)





2013年秋季リーグ戦9月
2013年春季オープン戦
2012年度秋季リーグ戦
2012年度春季オープン戦
2011年度秋季リーグ戦
2011年度春季オープン戦
2010年度秋季リーグ戦
2010年度春季オープン戦
2009年度秋季リーグ戦
2009年度春季オープン戦
2008年度秋季リーグ戦
2008年度春季オープン戦
2007年度秋季リーグ戦
2007年度春季オープン戦
2006年度秋季リーグ戦
2006年度春季オープン戦
2005年度秋季